概要 
EsuのサウンドデコーダLokSound V5 Microと、Open Soundの組み合わせにより、以前に比べ、自分で改造可能なDCCデコーダを安価に構築可能となっています。このボードはKatoのDE10(HO)向けに、LokSoundV5Micro（Next18)を付けることを想定したボードの製作方法をまとめたものです。
なお、サウンドデコーダとしてDE10（HO)に搭載を想定したものとしては永末システム様にDE33sx DE10Kがあります。本ボードに比べて、「ユーザーサポートが存在する」、「ボード製作時の高難易度はんだ付けがいらない」、「音声データは書き込み済み」、「改造記事が多い」、などのメリットがありますので、参考にしてください。
なお、サウンドデコーダとしてDE10（HO)に搭載を想定したものとしては永末システム様にDE33sx DE10Kがあります。本ボードに比べて、「ユーザーサポートが存在する」、「ボード製作時の高難易度はんだ付けがいらない」、「音声データは書き込み済み」、「改造記事が多い」、などのメリットがありますので、参考にしてください。
特徴
・ボードのはんだ付けはピン間0.5mmピッチ、ピン幅 0.25mmの表面実装のため、難易度は高い。
・OpenSoundのDE10を入れることができる。OpenSoundの書き込みは、自分でLokProgrammer環境を用意するか、お店などで書き込んでもらうか。
・EsuのLokProgrammerを使用することで、各種モーター、ライト、サウンドの制御と改造が可能。（ただし、ソフトは英語）
・（ハード的に）４つのテールライトの個別点灯が可能
・わからないことはデジタル鉄道模型フォーラムで質問可能。（誰かが答えてくれるかは保証はなし）
・OpenSoundのDE10を入れることができる。OpenSoundの書き込みは、自分でLokProgrammer環境を用意するか、お店などで書き込んでもらうか。
・EsuのLokProgrammerを使用することで、各種モーター、ライト、サウンドの制御と改造が可能。（ただし、ソフトは英語）
・（ハード的に）４つのテールライトの個別点灯が可能
・わからないことはデジタル鉄道模型フォーラムで質問可能。（誰かが答えてくれるかは保証はなし）
現状わかっている問題
・モーターの回転方向を想定と逆としてしまったため、ファンクションをすべて前後逆に変更すれば使える。こちらを参照。基板の作り直しはやらない予定。
→新基板作りました。モーターの回転方向はそのままで、H1,T1,A1,A2,A3,A4を入れ替えたので、OpenSoundのデータをそのまま使えます。多分。
→新基板作りました。モーターの回転方向はそのままで、H1,T1,A1,A2,A3,A4を入れ替えたので、OpenSoundのデータをそのまま使えます。多分。
頒布について
技術的ご質問について
・技術的なご質問は、デジタル鉄道模型フォーラムまでどうぞ。
参考ページについて
OpenSound とその修正
OpenSoundページよりDE10を選んで、LokProgrammerで書き込んでください。
書き込み方なども上記OpenSoundページより確認することが可能だと思います。
モーターの回転方向を想定と逆としてしまったため、ファンクションをすべて前後逆にしてDecoder書き込みします。こちらを参照。
→新基板作りました。モーターの回転方向はそのままで、H1,T1,A1,A2,A3,A4を入れ替えたので、OpenSoundのデータをそのまま使えます。多分。
書き込み方なども上記OpenSoundページより確認することが可能だと思います。
→新基板作りました。モーターの回転方向はそのままで、H1,T1,A1,A2,A3,A4を入れ替えたので、OpenSoundのデータをそのまま使えます。多分。
改造について
LokProgrammer上で、モーター、ライト、サウンドの中身や挙動を制御することが可能です。資料は英語などが多いと思いますが、Google翻訳で割と簡単に日本でも理解できるかもしれません。
工作方法
以下の写真のように実装する。
上側
下側
組み込み時
（画像クリックで大きくなる）
注意点として、
・U1の向きに気を付ける。「・」があるのが1ピン側
・LEDは四角のランドが＋側。元々のKatoのライト基板と逆と思われるので気を付けること。逆付けすると、点灯しない。最悪は壊れる。
・TOMA-RUNコンデンサも四角のランドがプラス側。電解コンデンサは逆付けして通電させると爆発するので、注意。
・スピーカーには極性はありません。
・その他の細かい注意は「参考ページに書いてある」私のBlogを見てください。
上側
下側
組み込み時
（画像クリックで大きくなる）
注意点として、
・U1の向きに気を付ける。「・」があるのが1ピン側
・LEDは四角のランドが＋側。元々のKatoのライト基板と逆と思われるので気を付けること。逆付けすると、点灯しない。最悪は壊れる。
・TOMA-RUNコンデンサも四角のランドがプラス側。電解コンデンサは逆付けして通電させると爆発するので、注意。
・スピーカーには極性はありません。
・その他の細かい注意は「参考ページに書いてある」私のBlogを見てください。
外観、入出力端子
大きさ
元のKatoのライト基板とほぼ同じ大きさです。
入出力端子
| 端子名 | 記号番号 | 説明 |
| スピーカー | SPK | 極性無し |
| トマランコンデンサ | TOMA-RUN | 四角いランドにプラス（リードの長い側）をつなぐ |
| ヘッドライト出力 | H1,T1 | 四角いランドにプラス（リードの長い側）をつなぐ |
| テールライト出力 | A1〜A4 | 四角いランドにプラスをつなぐ |
回路図
アートワーク
部品表
通販番号は秋月電子での番号。
参考 計 1267.2円
*1 複数個入りのため、実際はこの価格では買えないことに注意。
*2 お好きなものを選んでください。（加工すれば大きいものも入るかと思います）
*3 環境に合わせて、選んでください。（線路電圧が高い場合は耐圧の高いものに変更するなど）
（LEDの制限抵抗を470Ωとしておりましたが、1/10Wに対して流れすぎますので、1.2KΩに変更しました。少し暗くなりますが。）
| 記号 | 数値 | 単価 | 個数 | 通販コード | 品名 | 備考 |
| A1,2,3,4 | 赤色LED | 35 | 4 | I-09954 | 表面実装用赤色ＬＥＤ（リード付） | |
| D7 | 1N4007 | 10 | 1 | I-08332 | 汎用整流用ダイオード １０００Ｖ１Ａ １Ｎ４００７−Ｂ | |
| H1,T1 | 白色LED | 40 | 2 | I-06414 | 超高輝度３ｍｍウォームホワイトＬＥＤ ＯＳＭ５４Ｋ３１３１Ａ（１０個入） | *1 |
| Next18 | メス | 500 | 1 | - | DesktopStationショップでどうぞ | |
| R(A1〜T1) | 1.2k | 0.2 | 6 | R-06122 | チップ抵抗 １／１０Ｗ１．２ｋΩ （２５００個入） | *1 |
| R7 | 470 | 1 | 1 | R-25471 | カーボン抵抗（炭素皮膜抵抗） １／４Ｗ４７０Ω （１００本入） | *1 |
| SPK | 200 | 1 | - | - | 例えばnagoden配布スピーカー | *2 |
| TOMA-RUN0 | 25V 220uF | 20 | 1 | P-03179 | 電解コンデンサー２２０μＦ２５Ｖ８５℃ ルビコンＰＫ | *3 |
| U1 | SSM6N7002BFU | 15 | 1 | I-08465 | ＭＯＳＦＥＴ ＳＳＭ６Ｎ７００２ＢＦＵ （１０個入） | *1 |
| 基板 | - | 300 | 1 | - | 仮価格 |
参考 計 1267.2円
*1 複数個入りのため、実際はこの価格では買えないことに注意。
*2 お好きなものを選んでください。（加工すれば大きいものも入るかと思います）
*3 環境に合わせて、選んでください。（線路電圧が高い場合は耐圧の高いものに変更するなど）
（LEDの制限抵抗を470Ωとしておりましたが、1/10Wに対して流れすぎますので、1.2KΩに変更しました。少し暗くなりますが。）
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