最終更新: aichi_ero1 2015年03月05日(木) 06:00:23履歴
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解説『バイナリィランド』(BINARY LAND)は、ハドソンから発売されたパズルアクションゲーム。1983年にパソコンゲームが、1985年にファミリーコンピュータ版が発売された。携帯電話アプリとしてEZwebに移植されている。
2005年12月22日にはゲームボーイアドバンス用ソフト『ハドソンベストコレクションVol.4 謎解きコレクション』に、ファミコン版が『ナッツ&ミルク』『サラダの国のトマト姫』とともに収録された。2011年7月26日よりWiiのバーチャルコンソールで、2013年8月7日よりニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで配信開始。
概要
不思議の国バイナリィランドの鏡の迷宮に閉じこめられたペンギンのグリンとマロンを操作し、ゴールを目指す。
ゲームは全99面で、中央で二分割された画面の下の左と右にプレイヤーが操るペンギンがいる状態から始まり、ペンギンを画面上にある檻に入ったハートのある場所まで操り、二羽を同時のタイミングでハートに触れさせれば一面クリアとなる。
ただし、ペンギンは左右対称な動きをし、コントローラの右を押せば画面右側のペンギンは右に動くが画面左側のペンギンは左に動き、コントローラの左を押せば画面右側のペンギンは左に動くが画面左側のペンギンは右に動く。これに、左右画面で違う配置の障害物による迷路、ランダムな動きをする敵キャラクターなどが加わり、いかにして二匹のペンギンをゴールまで導くかを考えるパズル的要素も含まれている。
2羽がクモの巣にかかるか、片方が敵キャラと接触するとミスとなる。クモの巣やクモはスプレー(るんるんガス)で倒すことができるが、火の玉は無敵状態で無いと倒すことができない。
使われている音楽の原曲はエリック・サティの『ジュ・トゥ・ヴー』(あなたが欲しい)。
ちなみに、パソコン版ではグリンとマロンは人間の男の子と女の子のキャラクターであったが、ファミコン移植にあたって、ペンギンのキャラクターへ変更された。
アイテム一覧
ランダムに現れる。
指輪
- 500点
- 1000点
- 2000点
- 5000点
- 一定時間無敵
パネル一覧
ある障害物にスプレーをかけると特殊パネルに変わる。
蝋燭
- 1000点
- 3000点
- 5000点
- プレイヤーが一機増える
特殊キャラクター
鳥
- 画面上を飛び交い、触れると右画面のペンギンと左画面のペンギンが入れ替わる。
- 同社の『チャレンジャー』の敵キャラトリッペと酷似している
主なスタッフ
- PROGRAM:菊田昌昭
- GRAPHICS:菊田昌昭
- ADVISER:奥村恵
トリビア
タイトル画面にて両方のコントローラーのAとBを押しながらリセットすると、「KIKU MEGU LOVE STORY!」の隠しメッセージが出る。「KIKU」および「MEGU」は本作の製作者で、当時社内恋愛中であった。
「KIKU」「MEGU」ではない別のハドソン社員の結婚式で、式の引き出物としてこのソフトの限定版(「祝御結婚」のシールの貼られた金色のパッケージ)が列席者に配布された[1]。ただし元ハドソン社員の桜田名人によると、引き出物として数十本しか製造されていないにもかかわらず、中古市場に大量の贋作が出回っているという[2]。限定版はゲーム内のキャラクターが変更されているとのことだが、桜田名人は偽造防止のため詳細は明かせないとしている。なお、現物はまだ確認されていない[3]。
このソフトの限定版の存在について、元ハドソン社員の高橋名人も2008年9月1日付ブログでのコメント(2008年9月2日)内[4]で「存在を忘れていた」と語っている。
ファミリーコンピュータMagazine(徳間書店刊)の連載コーナー「ハイスコアルーム」内においてスコア捏造(偽造写真)による不正申請が発覚したが、不正の証拠として本作の画面写真が掲載された。その写真に写された得点は9999900点だが、仕様上は999900点までしかカウントされない(超えると0に戻る)ため、不正の動かぬ証拠となった。ただし、この申請者は他にも多数のゲームにおいて申請・掲載がされており、本作の画面写真が発覚の引き金となったのかは明らかにされていない。
プレイ動画
バイナリィランド
FC バイナリィランド プレイ動画1
binary land
実況プレイ動画
【単発実況】バイナリィランドをスタイリッシュにやってみた
おまけ
バイナリィランドCM 1985年
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