概論

全体として、弾幕型、体当たり型、集中砲火型、持久型、乗り込み型などのタイプ別のエッセンスはそのまま応用できるが、コアが固定されているという点から「コアの位置で攻撃から逃げる」ことはできず、攻撃する側もどこを攻撃すべきかは明確になっている。
それゆえに、公式戦用に組まれた要塞は熾烈な攻撃と鉄壁の防御を備えているケースが多く、それらをいかに突破するかがポイントとなる。

また、上記に付随して、各タイプの複合型要塞を作るケースも多い。
集中砲火をする場合コアへの攻撃にターゲッティング要塞壁が必要なく、弾幕も必要以上にばらまかずにすむ。乗り込みもコア位置を気にしなくてすむため、第二第三の矢を用意する必要に迫られにくい。といったことから各攻撃手段にかかる費用は少なく済ませやすい。
逆に必要以上にコアへの攻撃だけを増やしたり不必要な角度に弾幕をばらまいたり1度の乗り込みに全額負担しても対策一つで無駄に終わりやすく、勝率は伸び悩む。
守る側は多様な攻撃に対策せねばならないため防御にもセンスが求められる。

攻撃方法

弾幕

ここでは弾幕を「敵の守りを崩す遠距離攻撃」と定義する(敵の攻撃を相殺したり、守りを崩したあとコアへの攻撃を兼任することもある)。
まず前提として、界玉で防がれる非爆発物、および爆風の小さすぎる飛玉、戦玉などは一部例外を除き「攻撃用としては」役に立たない(敵の攻撃を相殺する目的であれば弩による弾幕は有効、守りを突破できれば攻撃も兼ねることができる)。弾幕を張るのに使えるのは基本的に爆発物に限られる。
  • 砲玉
低速・高耐久の弾を発射。耐久力のぶんだけ深く刺さって爆裂するので、攻撃範囲・威力にも優れる印象も与える。
一方、爆発物を当てられると一撃で相殺されるため、発射速度や弾速で押し負けやすい。特に爆玉が苦手。
数を増やせば増やすほど守りが手薄になる。総じて攻撃向きの要塞に向く。
  • 爆玉(+パワー要塞壁)
新要素のパワー要塞壁により砲玉なみの射程で爆弾を投げつける。
連射速度と弾速は砲玉を上回るため、対策をしていない場合は極めて強力。値段も安く、質より量で勝負できる。そのため相殺力も高い。
しかし爆弾の耐久力が低いという欠点もある。弓や弾丸一つで爆裂するため、特に停玉+散玉を適切に置かれるとほとんど被害を与えられなくなってしまう
また、基本的にパワー要塞壁を利用しないといけないため、一カ所に固まりやすい。投げるタイミングが統一されやすく、流れ弾が少し当たると全滅ということもある。分散させるにはパワー要塞壁がまた必要になる。
  • 撃玉
直進する爆発物を発射。その弾道を活かし、ピンポイントで敵の弱点を突くことに長ける。
特に、界玉を置かれやすい土台や最上部に水平に置かれるとそれだけで守りを崩されかねない厄介な攻撃。
しかし爆玉同様、弾の耐久力がないため停玉+散玉に致命的に弱い

乗り込み

公式戦においてはコアが低い位置にあるため、乗り込みユニットがとりあえず土台に着地しても槍が届く
3種類の突撃要塞壁があるが、圧倒的に「速」の利用者が多い。
しかしただ突撃要塞壁「速」を置いただけの要塞に対しては対策(大抵は、並べた要塞壁)を施していることが多いため、何らかの手段で乗り込むタイミングを遅らせ、まず乗り込む準備を行うのが確実。
しかし乗り込むまでに時間がかかると相手が加速していた場合に乗り込む位置をずらされるため、そこも対策するなら乗り込む位置がずれても良いような構成が必要になる。
また、防御側も乗り込んできた玉を撃破する仕掛けを組んでいることが少なくなく、その対策も場合によっては必要。
それらの折り合いをどうつけるかが鍵となる。
他方で、コアではなく周辺ユニット(特に界玉や停玉などの防御ユニット)を倒す目的で乗り込ませることもあり、何をどう使うかはセンスが問われる。

乗り込みに向いたユニットは以下の通り。
なお、コアの位置が決まっているため、導玉や核玉は通常あまり意味がない。
  • 槍玉
土台からコアを叩ける唯一の格闘ユニット。爆発物を無傷で処理できるのも他にない特徴。2〜3体重ねると撃玉を完全に防げる。
また、その圧倒的リーチから他の格闘ユニットに対しても有利で、この玉をどう使うかは非常にセンスが光る部分。
  • 盾玉
防御側は簡易な乗り込み対策として殺玉を置いていることがあり、その対策として役立つ。斜め45度上向きが一般的。この角度なら、同じY座標から水平に撃たれた魔玉や弾丸も防げる。
  • 騎玉
槍玉3体+盾玉と等価だが、圧倒的な耐久力と攻撃速度、攻撃範囲が売りの玉。特に耐久力に期待して使う。槍玉では槍玉同士の競り合いになった場合に負けやすいが、騎玉なら攻撃速度と耐久力で押し勝つことも期待できる。上下の攻撃範囲があるのも槍玉にない利点。
コアへの攻撃用とする場合はコア(またはコア周辺の壁)に乗らなくてはならないため、確実に乗り込めるという自信のある乗り込みで使いたい。
  • 散玉
コアから離れた場所に乗り込んでも、采玉も位置の微調整も必要なくコアへ高めのダメージを与え続けられる。周辺の玉を撃ち落とす副次的効果もある。斜め45度では同じY座標の敵を攻撃できないので、330度ほどとやや前向きに置くと良い。しかし、コア周辺に停玉を発生させていると被害を与えられない弱点がある(弾丸を相殺されるのではなく、停玉を張られるとそれだけで弾の射程が激減して目の前で消滅する)。

集中砲火

ここでは、「コアに向けて直接攻撃を行うユニット」と定義する。
公式戦はコアの位置が固定なので、コアに載せたユニットから水平射撃をすればコアに当たる。この最も分かりやすい攻撃方法は通常界玉で防がれているため、ただの弾丸や爆発物は意味を成さない。そのために上記のような弾幕や乗り込みでコアをむき出しにするのである。
しかし、一部の玉で界玉を無視して攻撃することができ、大量配備で対策不足の要塞を瞬殺したり、少数配備でじわじわ削ったり攻撃ユニットを落とす効果を期待するのである。
以下のユニットが役立つ。
  • 忍玉
背面から攻撃することに変わりはない。しかし相手も承知のうえで耐玉、盾玉などを配置していることがある。なので、簡単な防御手段への対策を2つ紹介する。
1つは、パワー要塞壁に載せる方法。この要塞壁は忍玉にも効果があり、弾速が向上する。これにより、盾玉や界玉に正面からダメージを与えたり、結界すれすれのコアに結界を貫通してダメージを与えることが可能になる
もう1つは、射角を変える方法。あまりに角度を変えすぎると当たらなくなるのでごくわずかだけ変化をつける。すると、ぎりぎり盾玉で防がれていたものが要塞どうしの距離によって当たり始めたり、盾玉が乗ったブロックを粉砕したりといった効果を期待できる。
  • 貫玉
高額なうえに威力も低いが、あらゆる防御を貫通し、相殺以外では防げない弾。これも忍玉ほどではないが1度〜2度くらいの角度をつけた方が、別のY座標にいるユニットを倒す副次的効果が期待できる。
  • 裂玉(+パワー要塞壁)
炸裂前のグレネードを界玉の結界に当てると小弾が結界内部で炸裂し、広範囲に被害を及ぼす。コアへの攻撃力も高い。また、スマホ版で人気の停玉+散玉でも一撃当てただけでは炸裂するだけであり、炸裂した小弾が次のグレネードを守るなど非常に防ぎにくい攻撃。
  • 魔玉・射玉
弾幕によって相殺されない玉。界玉に防がれるが、界玉を倒したあとのとどめとして採用される。
機玉や導玉といった方法もあるが、相殺によって期待したダメージを与えられないケースが多い。

体当たり

ジェットエンジン、ターボエンジンによる体当たりで圧殺する。
防御手段を講じないと攻撃に晒されてしまう(場合によっては攻撃の要のエンジンが破壊される)が、防御を増やすと推進力が落ちてしまう分かりやすいジレンマがある。
しかし「とりあえずジェットエンジン1つ」というやり方でも、土台下への潜り込みやコア乗り込みを妨害したり、遠めを狙った射撃を接近戦に持ち込んで無効化できる(自分は近距離を狙った攻撃に専念できる)といった利点があるため、資金に余裕があれば木製要塞壁をジェットエンジンにしてみるのも手(もちろん壊されにくい位置のもの)。
体当たり以外の攻撃手段に乏しい場合、よほどの推進力が無い限りまず長期戦になるため、繕玉や癒玉、ヒーリング要塞壁などの回復手段があると良い。
どんな守りを固めた要塞も体当たりで粉砕できるため、目的が分かりやすい。

防御手段

よく使われる玉

  • 界玉
非爆発物をほぼ100%遮断できるため大半の要塞に採用される。比較的、4体よりは3体のみを配置するケースが多い。
その理由として界玉本体の購入資金もさることながら、界玉が増えるほど「界玉の守り」にも資金を割かねばならないのが原因。爆発物の多い公式戦では界玉を単品で置くのはかなり危険である。
その3体をどう配置するかは個人差が出るところだが、X=0の上下に2体配置して忍玉を完全にシャットアウトし、残り1体を前方に配置してしっかり守るという構成が勝率が高い傾向にある。
前方に配置する界玉は、低く置くと乗り込みユニットに叩かれやすく、コアと同じ高度だと貫玉などに撃たれやすく、それより高いとコア下部が結界からハミ出すため、腕の見せ所となる。
  • 壁玉
公式戦ではコアへの攻撃が激しいため、壁玉だけに頼った防御は不安が残る。特に衝突時の怯みが深刻。高額なのもネック。
しかし展開さえしてしまえば爆発物、魔玉や裂玉を含んだ全ての飛び道具を遮断できるため依然として便利である。
基本的にはコア付近で使う。360度を守れる防御範囲を活かすなら自然とそうなる。コアより前に置くのは、敵の弾の着弾が早まることから考えても危険。
  • 停玉
スマホ版の新ユニット。
敵の弾速を遅くする。散玉は射程が設定されているためか、停玉に包まれただけでほとんど進まず消滅する。
散玉のような例外を除き、これ単体では玉を遅くする効果しかないため「敵の弾を迎撃しやすくする」目的で使う。特に、攻撃範囲と連射速度に優れた散玉との相性が非常に良く、効果的に配置された停玉+散玉はほとんどの攻撃を遮断する。
散玉を増やせばより迎撃力が増す。
また、壁玉と同じ発生頻度であるとともに、壁玉とは違い発動前の詠唱がないため、ダメージを受けても衝突しても次の瞬間には展開する。また、これも壁玉とは異なり結界は一瞬で最大範囲に展開されるので、最適な位置に2体置けばダメージを受けない限り一瞬も途切れない。
  • 耐玉
スマホ版の新ユニット。
通常、正面から1種類の攻撃しか来ないことはなく、仮にそうだったとしても耐玉が死なないだけで他のユニットや要塞壁やコアは被害を受けているケースが多い。
しかしコア背面は別で、ここには通常 忍玉の攻撃しか来ないため、忍玉対策として採用することができる。とはいえ守れるのはユニット1体ぶんと狭い範囲であり、忍玉が射角を変えていた場合全てを防ぐことができない。忍玉対策は可能な限り界玉を使いたい。
  • 盾玉
基本的には、要となるユニットやジェットエンジンを守るために使い、コアの守りとしてはあまり使わない(コアを非爆発物から守るなら界玉で包めば良い)。爆発物の多い公式戦では、やや価値が低下しているが、ピンポイントで役立ついぶし銀。
  • 査玉
爆発物の価値が向上している公式戦で密かに価値が増した玉。爆発物は通常、弾数が少ないため、このユニットにより弾幕をまとめて打ち落とされやすい。採用できれば安心感が増すありがたい玉だがやはり値段がネック。

乗り込み対策

いくら壁玉・停玉・界玉で弾丸を対策しても、直接攻撃されては防げない。
乗り込み対策の前提は「縦一列に並べた要塞壁で落とすこと」から始まる。コアに乗り込まれると非常に危険だし、コアに乗り込まれなくとも「どこに降りられるかわからない」という状況では対策が難しくなる。
その要塞壁だが、この配置がまず難しい。
要点を以下に挙げる。
  • どの壁を使うか
大雑把に、紙、木、石の3つ。鉄はさすがに乗り込み対策としては豪華すぎる(希に石壁も粉砕して乗り込むことを想定した要塞もある)。
当然、高いほど安全だが資金がかかるため、基本的にはコストパフォーマンスに優れた木を使う。
紙は、どうしても資金が工面できない時の手段として。矢1本で消えるのもさることながら、乗りこみに失敗してずり落ちる格闘ユニットが振り回した攻撃で全部消滅するのが危険。
  • 要塞壁を守るか
要塞壁が紙であっても、界玉の中にあれば非爆発物では破れないし、もっと内側なら爆発物からも紙を守れる。
しかし、界玉を増やすのが難しいのは前述の通り。3体の界玉の中に壁を設置するのもまた難しい。
  • 落とした敵ユニットをどうするか
首尾良く敵ユニットを壁に衝突させると、落下したユニットはその場で攻撃を開始する。つまり放っておけば周辺のユニットが倒されるし、采玉がいた場合は別の場所やコアへ被害をもたらし兼ねないので、何らかの手段で倒すことが必要になる。
最も簡単なのは、壁を最前列に並べ、落下したユニットを轢き殺すこと。しかし、上向きに攻撃する槍玉が轢き殺される前に土台に乗ったユニットへ被害をもたらすこともある。また、背面乗り込みや潜り込みを狙ったケースもある。こういった、地上へ落下したユニットは斜め下向きの槍玉で倒すのが確実だが、そのためだけに資金を使うのは…という場合はジェットエンジンも役立つ。緻密な計算で乗り込ませている要塞は、加速度次第で作戦が崩壊することがある。
あえて自軍要塞に乗せてから処理する手段もあり、地上に落とすより確実。
この場合は、敵ユニットを自軍要塞の土台ではなく要塞壁に乗るように落として、そこを上向きの槍玉などで突き殺す方法が効果的。乗り込んできたユニットは真横や斜め上には攻撃をしていても下方向へ攻撃していることは少ないため、1体でも勝てる。ただし倒すまでに上方向のユニットやコアに被害が出るので、耐久力の低い射撃ユニットが近くにいるなら槍玉を2〜3体に増やすことになる。
要塞壁に落下させるにあたり、その要塞壁を突撃要塞壁「速」にすることで、どんなユニットで攻撃するよりも早く追い返すことができる。自軍ユニットの乗り込みにも使えば一石二鳥の働きとなるが、Uターンした敵ユニットが自軍の乗り込みユニットを攻撃することがあるので注意。
また、別の方法として、殺玉を雇う方法もある。この場合は敵ユニットがどこに降りても攻撃してくれるのが利点。そこそこ攻撃力もあり1体でも仕事をしてくれる。しかしコア付近に上陸されると危険なことに変わりは無いため、対策の要塞壁はどの道必要になる。また、盾玉に対して無力なのが欠点。

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