乳首を追加する方法 その2
お乳は有っても乳首が無いモデルってありますよね。そんな可哀想なモデルに乳首を作って差し上げたい。
実はお乳の先端をピンクに色付けするだけで結構それっぽくなるものです。
部分的に色塗りするだけで上のその1より簡単な方法です。
まずPMXEで先端のUV座標を調べ、次にペイントソフトでテクスチャファイルの該当箇所を色付けして終わりです。
<注意点>
ごっそりとお乳が無いモデルは対象になりません。ここで言う「お乳が無い」はみっぱいとか小さいとかペタンコとかの意味ではありません。
ごっそり無いと思ったら実はお乳が隠されていたってモデルも稀にあります。左の「小ネタ」も見て下さい。
<手順>
PMXEでの作業
- お乳に使われている材質を特定します。
- その材質の設定を表示してテクスチャファイルを特定します。(ファイル名を調べてメモる)
- お乳の先端の頂点を探しだし、その1点だけを選択します。(頂点1個)
- その頂点の設定(頂点タブ)を表示してUV座標を調べます。(UV座標をメモる)
変更箇所はありませんのでモデルファイルを保存する必要はありません。
先端があまり出っ張っていない丸いお乳の場合、可能なら先端(3.の頂点)を動かしチョット尖らせると良いかも知れません。無事色付けが出来たら検討してみましょう。
ペイントソフトでの作業
- テクスチャファイルを読み込みます。 事前にテクスチャファイルのバックアップをとっておく事。
- 画像全体のサイズを調べます。(画像サイズをメモる)
- 計算して目的座標を求めます。(目的座標をメモる) 座標は下の「座標の計算方法」で計算します。
- スポイトや色ピックアップツールで色を決めます。
- ペンや鉛筆ツールなどで目的の座標に色付けをします。
ペイントソフトの多くは座標表示機能があり大抵は一番上とか一番下に常時表示されてます。
どのくらいの大きさ(領域)を色付けすればいいのか?この件は、モデルの大きさはもちろんUVの塗り方やテクスチャの画像サイズも関係しますので、モデルによる/ケースバイケース/やってみないと分からない という事になります。
- 保存します。
座標の計算方法名称 | 横座標 | 縦座標 |
PMXEのUV | U | V |
画像サイズ | A | B |
目的座標 | x | y |
計算式 | x = A * U | y = B * V |
※目的座標は整数ですので、計算結果に小数点以下が含まれている場合は四捨五入して下さい。
※計算結果は何度も使用する可能性があるので記憶に頼らず必ずメモりましょう。
(計算例) x = A * U →→ 2048 * 0.52514 = 1075.48672 →→ 1075 ... x = 1075
MMDで確認
MMDでモデルを表示して出来栄えを確認して下さい。残念ながらMMDで表示しないとデキは確認できません。
色やサイズに問題がなければ完成です。
色やサイズが気に入らない場合は「ペイントソフトでの作業」を繰り返します。塗る場所が違うような場合には、計算ミスかUV座標メモるのをミスった等が考えられます。
残念ながら色やサイズが一発で上手くいく事はあまりないと思います。やり直しは当然と覚悟して下さい。(なのでテクスチャファイルのバックアップは必須)