MMD紳士動画製作wiki - ニコニコ動画


概要

動画に字幕コメントを流せるサービスで一大ブームを築いた。
MMD紳士動画はもちろんMMD文化自体、このサイト無しには花開かなかっただろう。

かつて一般アカウントでは低画質しか投稿できなかったが、2019年4月現在 プレミアムと同等の画質で投稿できる
(ちなみに複数のアカウント所持について原則的な制限は無く、メールアドレスを用意すれば新しいアカウントを作れる。)

高画質化の波に長らく取り残されていたが、ようやく重い腰をあげはじめたようだ。
動画を投稿する際はぜひ、高画質での投稿 の項を活用してほしい。

一方で性的コンテンツにより厳しくなり、R-18タグは広告できなくなった
niconico規約に抵触した場合、削除・視聴制限・アカウント規制などの対応がとられる。
内容に関しては規約違反への対応に、その判断基準に関しては ニコニコの削除基準 に詳しい。

ガチエロならIwara、収益化ならYoutubeやfantia、より多くの反応を望むならTwitterなど
他サービスを併用する形が主流となりつつある。

画質関連

高画質での投稿方法

以下は2020/03/17時点の内容です。

[高画質化の目安]
形式mp4形式へエンコードする
画面サイズ可能なら 1920x1080 以上
(もし無理でも1280x720以上は確保したい)
ビットレート可能な限り高く
(1080pで12Mbps以上、720pでも6Mbps以上、可能ならそれ以上を推奨)
動画時間30分59秒以内
(調整用の黒塗り画面を入れるなら20分ちょいまで
フレームレート30fps / 60fps
※再エンコードのbpsが30fpsは1〜4Mbps、60fpsは1〜6Mbpsと最大値がやや高い
音声適当に

画質が物足りない時は

  • 出力前の対応:「本動画時間20分まで+0.5倍分の黒画面」で本動画の実質ビットレートを増強可能。
     1080p30fps4M→6M?、1080p60fps6M→9M?
     →本動画の後ろ黒塗りの画面を繋げて動画時間を合計1.5倍に伸ばす。汎用的にできる対応だが、無駄に動画時間が伸びる欠点有り。
  • ※劣化出力対応:  動画のfps・フレームレートを下げる(画面1枚辺りの容量を上げる※現状では1080pの場合60fps出力の方が最大bpsは確保しやすい)
  • ※出力前の調整対応:動画自体を、画面・カメラを動かしすぎないように調整して作る。(画面内の動きを減らす)
  • ※出力前の調整対応:動画自体を、フェード系の効果を減らして作る。(フェード:ゆっくりと画面が透過して次の画面へ切り替わるやつ。暗転なども含む。)
→画面全体が動くと特に劣化しやすい。
 →カメラを動かすと背景まで動く=画面全体が動くため劣化が強くなる。ただしカメラを止めていても、画面内に動くものが多いと劣化する。
 →フェード系の効果も画面全体が動く処理=劣化が強くなる。クロスフェード・フェードイン・フェードアウト。

※720pの方が高画質にできたりしない?と思って720pで投稿してしまう人もいるが現状では1080pに対応させて投稿した方が高画質にしやすい。
調整用の黒塗り画面って今も有効なのかな?
(詳しい方加筆訂正お願いします)

エセ技術屋さんの画質確保に関するひとりごと 2020

新規格の解説

1.5GB再エンコード問題などからの簡易まとめ)
旧仕様のように「圧縮率を上げることで画質を保つ」ということはできなくなっていますので旧仕様のようなエンコードだと画質が更に悪化します。
新規格では「必ず再エンコード」
一定の条件で制作される再エンコード時の画質設定が決定される
条件を満たす中の最大画質で投稿するのが多分最良?
*1
※新規格では複数サイズの動画を生成しており視聴する環境によっては高画質規格の動画ではなく中〜低画質の動画を読み込むことがある

※2017年12月11日から1080p画質対応のテストが始まり、後に一般会員向けにも実装。
 公式推奨フォーマット:1920x1080、24fps/30fps/60fps、12Mbps以上。参考
 視聴方法:HTML5版視聴ページで動画を表示し、設定ボタン(歯車マーク)から解像度を選択1080pに設定すると読み込める。
      →2019年4月現在は最初から1080pで表示されることがあるようになった。
※テストから仕様が少しずつ変わっており投稿ファイルのサイズ上限が3GBになったり、ビットレートが各種エンコードの条件から外れたりしている。


…どうしてこうなった…*2
1080p対応で以前よりマシになったが技術はどんどん進んでいる。超高画質を求めるならニコニコ動画より最高画質版を別のアップローダ・ストレージなどで配布するのが望ましい状態である。

旧仕様で閲覧する / 閲覧してもらう

導入については代表的なZenzawatch(ニコ百)などを参照

ニコニコは現在新仕様の動画データのサーバーと、旧仕様の動画データのサーバーは別々に管理されている。
そして新仕様になった今でも一応「旧仕様のデータサーバー」は稼働しており、新しい動画も旧仕様データサーバーにもアップされ、
一部プレイヤーでは旧仕様のデータサーバーの動画=「旧仕様の動画仕様(プレで対応規格100MB以下なら生ファイル)」を見ることができる

ただし旧仕様に合わせた動画は、新仕様とは相性が良くないため新仕様ではより一層画質が悪化してしまう点に注意。
また、旧仕様のサーバーがいつまで利用可能なのかについても不明。
(古い動画は旧仕様サーバーに残し続けるかもしれないが、新しい動画も旧仕様サーバーで管理し続けるのかは分からない。運営次第。)



規約と違反対応

niconico利用規約はこちら
実際の判断基準に関してはニコニコの削除基準に素晴らしいガイドがあります。

違反した場合、大きく分けて三つの対応がとられます。

削除の体制

「投稿直後に運営の確認が入り、あからさまに削除される動画は即削除」という体制に加えて、
通報を受けてると再判定を行い基準を満たせば削除する

視聴制限について

削除以外に運営側が「PCのブラウザ版以外からでは閲覧に制限をかける」設定が存在する。主に投稿直後に確認されるが判定はかなり不安定。

アカウント規制

削除直後の投稿不可、また性的な内容で短期間に何度も削除されると基本「無期限投稿禁止」となる。
ただ新しい動画投稿は別アカウントにする必要はあるが残った他の動画は基本残ったまま。
(※以前、かなり昔に酷い利用状況であった時には大規模なアカウント停止処分を行った例もある。
 極端に酷い違反だと判断された場合は一発アウトや、アカウントごと削除と言った恐れはある。)
異議申し立て
削除と視聴制限についてはそれぞれ異議申し立ては可能。

ただし削除に関しては削除するかどうかある程度基準があるようで、削除基準を満たしている場合ほぼ復帰できない。削除によるアカウント規制も事実上、解除できない。
反対に言えば削除基準を回避するよう工夫すれば、きわどい内容でも狙って生存させることが可能
目立ちながら生き残っている動画などを参考にすればそれなりに狙って生存させる事ができる。

一方、制限設定に関してはアバウトすぎるためか明らかに大丈夫であれば制限解除が可能な模様。

その他

特定の作者の動画をどうしても探したい

紳士動画制作者の中には 削除を逃れるためにタグを設定しなかったり、リストを公開してなかったりする方もいます。
またアカウントが削除されてしまったり、名前が変更されてしまっていたりするケースもあるでしょう。
そんな時は

  1. アカウント名や動画名などで検索し、まずはIDを調べます
    (https://www.nicovideo.jp/user/ 以降の八桁の数字です)
  2. ニコニコチャートでIDを選択して検索
動画自体も消えている場合は 動画名などでさらに再検索するともしかしたら見つかるかもしれません