最終更新: keisuketsushima 2012年01月30日(月) 16:46:47履歴
これは、電脳 ruby プロジェクトのGPhysの英文リファレンスマニュアルの非公式な日本語訳です。
GGraph : GPhys を使った可視化ライブラリはこちらです。
GGraph : GPhys を使った可視化ライブラリはこちらです。
一つのGPhysオブジェクトは以下のような構造を持ちます。
has 1 GPhys --------- 配列状データ (VArray) | has 1 --------- グリッド (Grid) | has rank ------------ 軸 (Axis) | has 1 -------- 1次元位置データ (VArray) | has 0.. -------- 付属データ (VArray)つまり、一つのGPhysオブジェクトは(VArrayクラスの)データと、(Gridクラスの)グリッドを含んでいます。グリッドは更に(Axisオブジェクトの)軸を含み、軸はVArrayオブジェクトを含んでいます(例えば、1次元格子点位置データなど)。GPhysを使用するためには、これらの4つのクラスを知ることが大切になります。
- class NumRu::VArray : 仮想配列クラス。(メモリあるいはファイル上の)様々なフォーマットやメディアの多次元データを保持する
- class NumRu::VArrayComposite : 複数のVArrayを"タイル状"にまとめるためのVArrayサブクラス
- class NumRu::Axis : 離散的な物理座標を担うクラス
- class NumRu::Grid : 物理量の離散化格子を担うクラス
- class NumRu::GPhys : GPhysクラスのコアパート
- 座標変換 : 座標変換のためのNumRu::GPhysクラスのエクステンション
- FFT? : 高速フーリエ変換とその応用のためのNumRu::GPhysクラスのエクステンション
- Derivativeライブラリ
- module NumRu::Derivative : NArrayオブジェクトの微分用モジュール関数
- module NumRu::GPhys::Derivative? : GPhysオブジェクトの微分用モジュール関数
- Derivativeライブラリについての数学的定義の紹介
- module NumRu::GPhys::EP_Flux? : Eliassen-Palmフラックスと関連する物理量(例えば残差循環とその質量流線関数)を導出するためのモジュール関数
- 補間 : 補間ライブラリ
- GAnalysis::Met : 気象学的解析ライブラリ
- class NumRu::UNumeric : 単位付き数値(数値と単位の組み合わせ)
- module NumRu::Derivative : NArrayを用いた微分用モジュール関数
- class NumRu::SubsetMapping? : 現在執筆中
- class NumRu::Attribute : NetCDFの属性値と互換性のあるハッシュクラス
- class NumRu::CoordMapping? :
- class NumRu::LinearCoordMapping? :
- class NumRu::GrADS_Gridded? : GrADSデータを扱うためのクラス
- class NumRu::Grib? : Gribデータセットのためのクラス
- class NumRu::GDir::HtDir? : "directory"のURLをディレクトリとして扱うためのクラス(GDirで使用).
- module NumRu::GPhys::IO : すべてのファイルタイプに対するGPhysファイルのIOモジュール
- module NumRu::GPhys::NetCDF_IO : NetCDFデータの入力/出力
- module NumRu::NetCDF_Conventions : NetCDF convention handler.
- module NumRu::NetCDF_Convention_Users_Guide
- module NumRu::NetCDF_Convention_Wind_Profiler
- module NumRu::GPhys::GrADS_IO : GrADSデータの入力/出力
- module NumRu::GPhys::Grib_IO : GribデータのIO.
以下を使用するためには、明示的にrequireをして下さい。
- module NumRu::GGraph :GPhysを用いた描画ライブラリ
- module NumRu::DCLExt :利便性向上のためにDCL関数の様々に組み合わせた関数の一覧
- class NumRu::GDir : GPhysでディレクトリとデータファイルを表すためのクラス
- irb start-up program gdir_connect_ftp-like : gdir_serverサーバと双方向接続するために必要なライブラリ
- grads2nc_with_gphys : GrADSフォーマットからNetCDFへのファイル変換
- gdir_server : フロントエンドにおけるGDir付属のdRubyサーバ
- gdir_client : irbを用いたgdir_serverのクライアント gdir_connect_ftp-like
- gpcat : 複数のNetCDFファイル中の変数を読み込み、まとめて一つのNetCDFファイルに書きこむ
- gpcut : GPhys変数の取り出し、切り取り、間引き
- gplist : 変数とその次元を出力
- gpmath : GPhys変数に数学関数を適用
- gpmaxmin : GPhys変数の最大値、最小値を出力
- gpprint : GPhys変数の値を出力
- gpview : 可視化(2D, 1D)
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