Gphysライブラリマニュアル日本語版（非公式）

コンストラクタ

• Gridオブジェクト

軸の名前を返す。

• StringのArrayオブジェクト

処理中に失われた軸上の情報を返す。
例えば描画の注釈に便利(適用にはGGraphのコードを参照)。

• StringのArrayオブジェクト

Axisオブジェクトを返す。

• dim_or_dimname (String or Integer) : 軸の指定

• Axisオブジェクト

dimensionの整数ID（ゼロからカウント）を返す。

• dimname (String or Integer) : これが整数の場合、このメソッド自明

• Integerオブジェクト

座標系の名前 → 次元インデックス

• coordname (String) : 座標系の名前

• 座標系が存在する場合は次元インデックスを持つArrayオブジェクト（座標系が1次元の場合、配列の長さは1）
  • Arrayオブジェクト
  • Integerオブジェクト
  • nil

軸を設定する。

• dim_or_dimname (String or Integer) : 軸を指定
• ax (Axis) : 軸

• self

失われた軸上の情報を設定する

• self

既に存在する軸に失われた軸の情報を追加する。

• self

軸を消去する。

• at (String or Integer) : 軸を指定
• deleted_by (String or nil) : nilでない場合、内部のlost-axis情報に書き込まれる。このメソッドが実行されるメソッドの名前を挿入するのがベスト

• Gridオブジェクト

メモリ上に深いクローンを作成

• Gridオブジェクト

基本的にselfの軸のコピーを用いて2つの格子を結合するが、selfの中の軸の長さが1でその他の軸の長さのほうが長い場合は、他の軸が使われる。

• other (Grid)

• Gridオブジェクト

selfの形状を返す。

• IntegerのArrayオブジェクト

部分集合を返す。

• NArray#[]、NetCDFVar#[]等と同じ

• Gridオブジェクト

［］と同じだが、物理座標系によって部分集合を指定する。

• pattern 1: ［］と同様だが、1番目の引数は1番目の次元の部分集合を指定する
• pattern 2: Hashオブジェクト。キーは軸の名前。

• Pattern 1

gphys.cut(135.5,0..20.5,false)

• Pattern 2

gphys.cut({'lon'=>135.5,'lat'=>0..20})

• Arrayオブジェクト : [Gridオブジェクト, slicer]。slicerは（GPhys#cutで使うため、）varrayに対応する部分集合を作るために使われる配列

cutと同様だが、あらゆる次元（長さが1でも）も失わずに階数を維持する。

関連座標について切り取る。cutと同様だが、引数がHashオブジェクトのときはハッシュキーが関連座標の名前になる。

軸を置き換える。（新たなオブジェクトを返す）

• dim_or_dimname (String or Integer) : 軸の指定
• axis (Axis)

• Gridオブジェクト

転置する。

• dims (integers) : 例えば、2次元オブジェクトを転置するなら[1,0]、3次元オブジェクトならば、[1,0,2]、[2,1,0]など

• Gridオブジェクト