Gphysライブラリマニュアル日本語版(非公式) - module NumRu::GPhys::Grib_IO
Gribフォーマットのデータの読み込みを補助します。
モジュール関数
is_a_Grib?(filename)
ファイルがGribファイルかどうか確かめる。
引数
filename
(String): 確かめるファイル
返り値
true/false
open(file, varname)
GribファイルからGPhysコンストラクタを実行する
引数
file
(Grib or String): 読み込むファイル。文字列の場合は、Gribファイルの名前(パス)でなければならない
varname
(String): ファイルの中にある、Gphysオブジェクトを構築するための変数の名前
返り値
GPhysオブジェクト
例
現在のディレクトリにtempというファイルがあり、それが変数"T”を含んでいるとする。以下はファイルの中の変数を表すGPhysオブジェクトを生成する。
require "numru/gphys" include GPhys temp = GPhys::Grib_IO.open("temp","T")
write(file, gphys, name_dummy=nil)
GPhysオブジェクトをGribファイルへと書きこむ。GPhysオブジェクト下にある全てのデータ(座標変数など)は自己記述的に書き込まれる。
引数
file
(Grib): 書き込むためのGribファイル。もちろん書き込み可能でなければならない
gphys
(GPhys): 書き込むGPhysオブジェクト
name_dummy
(nil) : このモジュールでは使用しない。他との一貫性のため
返り値
nil
var_names(file)
引数
file
(Grib or String): 文字列の場合は、Gribファイルの名前(パス)でなければならない
返り値
変数名 (Array): ファイルが持つ変数の名前を返す
var_names_except_coordinates(file)
var_names
と同じ。