小説家になろうにてココナッツ野山(たぴ岡)先生が連載中の小説「ギスギスオンライン」についてまとめるwikiです

概要

GGOを構成する要素のひとつ。GGOのあらゆる場面に見出される、個別の存在にそれぞれ異なった内容が適用され追加することも削除することも可能なルールのようなもの。職業などのゲームシステムからプレイヤーのアバターそのものまで、様々なものが戒律によって構成されている。
戒律には呪詛と祝福の二面性があると言われ、常にリスクとリターン、メリットとデメリットが隣合わせで存在している。強力なジョブには守らねば職を剥奪される決まりが多かったり、手の指を全て弾き飛ばす代わりに弾丸のような投球をすることができたりするのはこの戒律の作用。『HUNTER×HUNTER』の制約と誓約に例えられることも。

戒律は動く文字とも呼ばれ、これは一部のプレイヤーアビリティを発動させるときに身体に浮かび上がらせたり魔石の中心部に埋め込まれていたりする戒律を表記する文様に由来する名称である。
これらの文様は天使の用いた文字、象徴的な天使文字を発展させたものらしい。天使は直接思念を伝達できる【ささやき魔法】を使えるためか表音を表記する必要がなく、そのため天使文字とは我々の親しむ表音文字ではなく解釈付きの絵とも言える原始的な文字に近しいものであるようだ。

職業に関わる戒律

【強制執行】
【異教徒の粛清】
 
【勝利条件が追加されます】
【勝利条件:聖騎士の殺害】
【制限時間:39.89…88…87…】
【目標……】
 
【聖騎士】【ポチョ】【Level-12】
GGOの職業には行動ノルマや装備制限などの戒律があり、これを達成できなかった場合職を剥奪される。行動ノルマを期限内に達成できないときなどの特殊な条件時には強制執行が発動する。
上記の例の場合、killノルマの戒律【異教徒の粛清】を期間内に達成できなかった為、ペナルティとしてプレイヤー(ポチョ)の体を乗っ取って不足分のkill数を稼ぐため周囲のプレイヤーに見境なく襲いかかる。
そしてターゲットにされる可能性のある周囲のプレイヤーには死にたくなかったらコイツを倒せとアナウンスしてくれるというイヤなところで気配りの効いたシステムてある。

魔力としての戒律

普通のゲームで魔力やMPに当たるものはGGOでは戒律の縛りの強さになる。スキルを使用しすぎた場合自身を構成する戒律が弱まり、行動停止に陥る。マナポーションを使用すると戒律の縛りが強まるが使い過ぎると職ノルマの達成が困難となり、最終的には職を剥奪される。

生産職が扱う戒律

生産職は戒律を物体に刻むことができ、細工師は非生物、薬剤師は生物への戒律を扱う。鍛冶師と細工師の上級職であるデサントは装備に戒律を刻印することで特殊効果付きの装備をクラフトすることができる。クラフト技能のオリジナルであるョ%レ氏が得意とする玩具箱は戒律の極致であるらしい。

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