ョレの弟達。おそらく双子。マレの護衛ということになっているが仕事はほぼなく、現在はAI姉妹の飼い犬。細い方がプッチョでゴツい方がムッチョだが基本的にセットなので特に区別の必要はない。ムッチョは動物好きらしい。普段は黒服にサングラスとSPのような格好。瞳の色に表情が現れる％の血族にとってサングラスは効果的な装備である。
％の血族だが落ちこぼれとのことで％を名乗ることは許されない。この境遇からの自信の無さが％の血族らしからぬミスの多さに繋がっている。

プッチョの固有スキルである風速零下は凍る風を放つスキル。種族人間一人殺せない程の低威力だが魔石を凍らせるぐらいはできる。
ムッチョの迅速発破は細い電撃を飛ばすスキル。こちらも攻撃力は殆どなく、遠隔猫騙しにしかならない。
どちらのスキルも威力が低い代わりに出が速くマナの消費が小さいという特徴を持つ。これは万能だが出が遅いョレのクラフト技能の天敵と言えるスキルである。そのため兄の邪魔にならぬよう、弟達は敢えて落ちこぼれに甘んじることを選んだ。彼らのダメ人間っぷりを見る限り結果的にそうなっただけのような気もするが……。

262話『決戦！プクリ遺跡』

　ネフィリアの言うことを信じるなら、俺たちは思い違いしていたことになる。ウィルスのような魔法だからプッチョムッチョのゴミスキルは通用しなかったんだ。あいつらの魔法は誰かの命を奪うことができないようになっている。優しいスキルだ。それは、ひょっとしたらどんな魔法よりも価値があることなのかもしれない。

433話『【敗残兵】の復活』

　何故なら、味方に害を及ぼさないという特性は便利すぎて激しくリソースを食うからだ。仮にそのような特性を得たならば著しく威力が減衰して攻撃魔法の体裁を保てなくなる。

上記はプッチョムッチョのスキルのことだと思われる。クラフト技能の天敵のような性質は彼らのスキルの本質ではないようだ。双子が揃ってこのような破綻したスキルを発現させたのは何か理由があるのだろうか？

126話『先生救出大作戦』
127話『血の雨降って地固まる』
135話『ダメ人間の盛り合わせ』
136話『雷神と風神と』
137話『ココロのカタチ』
138話『GunS Guilds Online……』
139話『五限。体育』
140話『命の杯』
144話『創造』
145話『抱擁』
155話『第三章。ョ％レ氏の逆襲、完結』
156話『第四章、僕らの【勇者（ヒーロー）】』
157話『自由の翼』
161話『写るんDeath』
163話『短すぎた夏休み』
172話『電撃的サポート』
173話『二人の％』
180話『魔族の秘術』
190話『怪盗％の挑戦状！』
204話『カウントダウン』
215話『メイドイン敗残兵』
230話『バレンタイン・デイズ』
276話『ペタタマ殺害事件』
288話『ムキダシのコラボレーション』
316話『三和ゴッド』
331話『奇跡よ再び……！』
342話『月の雫』
346話『バイトリーダー』
413話『更なる旅路へ』
452話『君を離さない』
477話『路傍の聖剣 17.00』
520話『囚われの天使〜救出編〜』
533話『闇と魔を継ぐ者』
536話『GunS Guilds Online』
582話『迷える成人男性のお悩みを解決していくオンラインゲーム』
720話『試練の時』
753話『ナイツー』