「パチンコは物理」の流れを作ったDaiichi（大一商会）の一種二種混合機。

　まずは狭ーい釘の間を通して役物内へ。1/3で役物内の通過穴を通過して最終決戦へ。最後は中央のウニにはじかれつつVに入れば大当たり…という流れ。数字による抽選などはなく、役物通過についても1/3の穴通過。ウニとの勝負もしばき合いなのでホントに「物理」のみで勝負する台。

　実機は大当たりにつき出玉1200、4500、7000発の3種類が用意されている。とはいっても、出玉が異なるだけで基本的にやることは一緒。なお、グリパチでは4500Ver.となっており大当たりは2回が1セットとなる。

　デジタルなどの抽選を使わず、完全に「玉の動き」のみで勝負する台として近年では本機がおそらく最初ではないだろうか？この台のヒットにより、天龍∞、ライジンマン、沼など「物理で勝負」台が出ることに。

　とりあえず、実機はマジでうるさい。ボリューム下げろや。

　特徴的なのはパチンコ直撃券での挙動。直撃券では1/3の穴通過までしか保証されておらず、ウニとの勝負は運まかせ。はっきり、使うべきではない。何をもって直撃なのかと小一時間…（略
　ノンストは大当たり後も停止しなくなる。パチンコではどの台もスロと違い「大当たり終了後にAUTO停止」となっている。本機は大当たり2回が1セットとなっているため、注意が必要。ノンスト使わないと1回目終了後にAUTOが切れるため、2回目を丸々放棄する。
　破壊は穴通過の確率上昇。やっぱりウニは運任せ。使うかどうかは個人の感想…と言ったところ。

　本機は旧UIのため、マイレコ非対応機種となっている。

　本機は1回で確変カウント2回とちょっと特殊な当たり方をするため、それを利用することはできそうな感じもするが...大当たり4回1セットの天龍∞もあるため、ならそっちでよくね？ってなる。ちょっと影は薄くなりそう。

　色々苦情的な文章になったが、実際打ってみるとホントに楽しい。昔の「一発台」にかなり近い感じかと思う。液晶でガチャガチャやってドーンってなってハズレ…な昨今の台なんかより、こんなシンプルな作りで面白い台作れるんだなと感心する。
　とりあえず、中央のウニ欲しい。割とマジで。


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