
{va'e}は量を表す{ni}と相性がよくて、「◯段階評価でどれくらいか」というのを表す。PSは「x1 は段階 x2 上の段階位置 PAにある」
- le rozgu cu sofi'upano va'e lo ni xunre / あの薔薇は9/10レベルの赤さだ。(10段階評価で9点の赤さだ)

最後に、「まずはじめに」「次に」「第三に」といった談話系に近いものをやります。これは{PA mai}で言えるのだ。

文法的には心態詞と同じで、どんなところに置いてもOKだけど、まあ基本的には文頭だね。
- pamai / 第1に
- remai / 第2に
- romai / 最後に

もう少し大きな序列、たとえば「第3節」とか、を表すときは{PA mo'o}を使う。

と、ぐわあああっと見てたけど、姉ちゃん生きてる?

あ、おはよう

おはよう、じゃないし! え、返事無いと思ったら寝てたの?

そんなわけないじゃん!ちゃんと聞いてました!今回は数字の残りと、数字を伴う表現をやったんでしょ?

上手くまとめたね…。ま、そういうことです。ところで冒頭で言ったことだけど、「構文上許されるからといって、そのすべてに意味があるわけではない」。

ああ、それか。うーん。どういう意味?

たとえば、分数スラッシュの{fi'u}はPAだけど、{pafi'ufi'uparepifi'u}「1//12./」もPAと文法は同じなわけです。でも、この意味ってなんだろ?

あーなるほど。意味は…ないでしょ…? と、なるほどそういうことなのね。

ここはロジバンの面白いところでもあって、「構文的許容は必ずしも意味的許容ではない」。もちろん、今後数学用語としてそういう現在無意味な記号に意味を付与したりすることはあるかもね。そのためにも、無意味な記号列群は大事に取ってるわけ。

なるほどー。
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