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運用に関する画像資料、新発見資料に関しては、記事巨大化による携帯端末での表示漏れを防ぐ為、「シルフィード(画像資料) 」【VF-7 image archive】可変制空・中戦闘機に記事を移動させました。
VF-7 シルフィード(画像資料) 【VF-7 sylphide, sylpheed Image Archive】 |
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ロボテック:アカデミーより、不鮮明ながら試作機 

高アスペクト比かつ翼幅荷重(よくふくかじゅう、span loading)を小さくする設計は、高速性能や加速性能には劣るものの、遷音速域での運動性に優れる事で、重心から離れた位置にエルロンを配する事ができるため、エルロンの効きがよくなり横転性能が向上するという利点がある。
横転性能を重視し、翼幅荷重を低くする(主翼の大アスペクトレシオ化)設計に努め、エルロンの効きがよい事は、 エルロンを小面積化ないし小角度にしてもよいため、旋回時の空気抵抗を小さくし、旋回率を高める効果がある。
前世紀の川崎重工業に所属する、土井 武夫らが開発した 三式戦闘機「飛燕」は、こういった観点から翼幅荷重を小さくする設計に努めていた。
このような特性は艦上戦闘機に求められる、良好な離着艦能力、すなわち低速時の着艦進入安定性や、着艦失敗時の復航に際しての迅速な操縦に対する機体の追随という点で艦上戦闘機への改設計に有利だった。
従来の資料に於いて、「首輪」が複輪(ダブル)の機体が存在するとだけ記載された派生型が、実は艦艇で運用する艦上「可変戦闘機」型であることが明らかになりつつある。
当初、空軍の完全な陸上基地運用に割り切ることで設計されたシルフ(女性名詞『シルフィード』の短縮形愛称)であったが、初代VF-1 バルキリー、 VF-4 ライトニングが艦上戦闘機としてあらかじめ設計されていたが為に顕在化(けんざいか)しなかっただけで、このような専用設計機の登場は、本来新規の艦上戦闘機の開発を必要とした。
遠征艦隊軍のレギオスは、小型過ぎる上に翼面荷重が異様に高く、空母着艦には高迎角が必要にも関わらず僅かな迎角で尾部接地し、三点接地が不可能な最悪の選択のデルタ翼型や、常時稼動(補助的用途とはいえ)の重力制御装置のエネルギー消費の激しさによる異様に短いプロトカルチャー (資源)交換間隔、大気圏内性能が VF-4 ライトニングより低い為に、改設計そのものが不可能で、新規設計の方がまだましとされ、海軍の艦上戦闘機の要求を満たさない為に除外され、いずれにせよ、遠征艦隊軍に対する海軍の面子もあり採用の意図は無かった。
一方で新規開発する時間や予算(海上空母の6割が先の大戦で喪失し、母艦再建が優先で搭載機体開発まで手が空かない)もなく、VF-7D、F-207D(いずれも複座型)を母体にした、VF-7N、F-207N、が改設計されたという。
これらはプロメテウス級・第5番艦CVS-105『セレス』【Ceres】ほか4隻に搭載するために総数120機と交代予備の20機が必要となり、改設計に当たっては、協力先のノースロップ・グラマンだけでは力不足で、艦上機設計に経験の深いヴォート・エアクラフト・インダストリーズの引退した設計者にまで協力を仰いだという。
この改設計経緯はフランス海軍に於いてダッソー・ブレゲー社のラファール・M型【Rafale】が就役するまでの長期間、クレマンソー級航空母艦で運用可能な艦上戦闘機として活躍した F-8E (FN):クルセイダー【Crusader】 の改造・就役経緯と似た経緯を辿った。
艦上機の着艦には高度な技術が必要とされることから、単座型に先行して複座型が開発され、単座型の1年前に就役し空母航空団の搭乗員の転換訓練の任務に就いた。
その一方で当初から艦上可変戦闘機として設計されていないことから、着艦の衝撃で可変システムに障害が発生し、整備員、特に可変システムの整備責任を担う機付長*1 に苦労を掛けることとなった。
当初、空軍の完全な陸上基地運用に割り切ることで設計されたシルフ(女性名詞『シルフィード』の短縮形愛称)であったが、初代VF-1 バルキリー、 VF-4 ライトニングが艦上戦闘機としてあらかじめ設計されていたが為に顕在化(けんざいか)しなかっただけで、このような専用設計機の登場は、本来新規の艦上戦闘機の開発を必要とした。
遠征艦隊軍のレギオスは、小型過ぎる上に翼面荷重が異様に高く、空母着艦には高迎角が必要にも関わらず僅かな迎角で尾部接地し、三点接地が不可能な最悪の選択のデルタ翼型や、常時稼動(補助的用途とはいえ)の重力制御装置のエネルギー消費の激しさによる異様に短いプロトカルチャー (資源)交換間隔、大気圏内性能が VF-4 ライトニングより低い為に、改設計そのものが不可能で、新規設計の方がまだましとされ、海軍の艦上戦闘機の要求を満たさない為に除外され、いずれにせよ、遠征艦隊軍に対する海軍の面子もあり採用の意図は無かった。
一方で新規開発する時間や予算(海上空母の6割が先の大戦で喪失し、母艦再建が優先で搭載機体開発まで手が空かない)もなく、VF-7D、F-207D(いずれも複座型)を母体にした、VF-7N、F-207N、が改設計されたという。
これらはプロメテウス級・第5番艦CVS-105『セレス』【Ceres】ほか4隻に搭載するために総数120機と交代予備の20機が必要となり、改設計に当たっては、協力先のノースロップ・グラマンだけでは力不足で、艦上機設計に経験の深いヴォート・エアクラフト・インダストリーズの引退した設計者にまで協力を仰いだという。
この改設計経緯はフランス海軍に於いてダッソー・ブレゲー社のラファール・M型【Rafale】が就役するまでの長期間、クレマンソー級航空母艦で運用可能な艦上戦闘機として活躍した F-8E (FN):クルセイダー【Crusader】 の改造・就役経緯と似た経緯を辿った。
艦上機の着艦には高度な技術が必要とされることから、単座型に先行して複座型が開発され、単座型の1年前に就役し空母航空団の搭乗員の転換訓練の任務に就いた。
その一方で当初から艦上可変戦闘機として設計されていないことから、着艦の衝撃で可変システムに障害が発生し、整備員、特に可変システムの整備責任を担う機付長*1 に苦労を掛けることとなった。

- 各飛行戦団は、以下の表に記載するように、国連部隊の所属に基づいて公式に指定された記章召喚名を持っています。
飛行戦隊 /軍区分 | 統合宇宙軍 | 統合海軍 | 統合宇宙海兵隊 | 統合空軍/州立軍) |
戦闘航空団 | SVF | VF | VMF | TFW |
攻撃航空団 | SVA | VFA | VMFA | TAW |
戦闘攻撃航空団 | SVAW | VAW | VMFA | TAW |
早期警戒管制航空団【AWACS】 | SVAW | VAW | VMFA | TAW |
電子戦闘航空団【EW】 | SVAQ | VAQ | VMAQ | TAQ |
偵察航空団 | SVQ | VQ | VMQ | TQ |
練習航空団 | SVT | VT | VMT | TW |
Each squadron/ Department of Defense has an insignia call name, although they also a have an official designation according to their United Nation Division affiliation as follows .
For example, the SVF-03 squadron might be commonly known a the Blue Liquor squadron.
For example, the SVF-03 squadron might be commonly known a the Blue Liquor squadron.
Squadron /Department of Defense | UN Spacy | UN Navy | UNSM | UNAF/UNSAF |
Fighter | SVF | VF | VMF | TFW |
Attacker | SVA | VFA | VMFA | TAW |
Fighter Attack | SVAW | VAW | VMFA | TAW |
Airborne Warning And Control , AWAC | SVAW | VAW | VMFA | TAW |
Electronic Warfare, EW | SVAQ | VAQ | VMAQ | TAQ |
Recon | SVQ | VQ | VMQ | TQ |
Training Wing | SVT | VT | VMT | TW |
【sylphide, sylpheed】
- "s" ylpheed の際は、ラテン語、あるいはフランス語の女性名詞の格変化(活用形)に従い、小文字「s」になる
A型 / C型 | 単座、全天候3形態可変戦闘機 |
B型 / D型 | 複座、全天候3形態可変戦闘機、兼 可変練習機 |
N型 | 単座、全天候3形態・艦上可変戦闘機機 |
ND型 | 複座、全天候3形態・艦上可変戦闘機、兼 可変練習機 |
設計 | 1: リージェ・インダストリー【Liège】。2:クラウス=マッファイ重工業 (1→ リベルテ・グロリエの合弁設立、旧「ダッソー・ブレゲー」植民星支社 ) |
設計協力 | ノースロップ・グラマン / ロッキード・マーティン エリダヌス合同企業体 |
製造 | クラウス=マッファイ重工業 (外宇宙艦隊向けの改装と生産は、設計協力の各企業体を通じて行われた。) |
主機開発 | ロールス・ロイス plc社 |
補助動力【APU】 | 中島航空宇宙発動機製造株式会社・大気圏内発動機開発部 |
- 【統合技術研究開発部 (特殊技術院)所属】:ジョルジュ・サリバン 【Georges Sullivan】、設計集団の指揮者である。

主発動機 (補助動力装置以外の「副機」無し) 
A / B 型 | 2基の ロールス・ロイス plc FF-3001 プロトカルチャー (資源)・核融合・ターボファン・エンジン 最大推力各131 kN. |
C / D 型 | 2基の ロールス・ロイス plc FF-3031 プロトカルチャー (資源)・核融合・ターボファン・エンジン 最大推力各146 kN. |
補助動力【APU】 | 中島航空宇宙発動機製造株式会社 NBS-2-APU×1基 (NBS-2をAPU兼用にしたもの) |
その他 | 全環境での機動と 高度/姿勢調節および安定用に組合わせた、小型反応スラスターおよび姿勢制御ジャイロを装備。 |
画像は、非可変 F-207 A/B/T (別名:VF-7 Easy)の 「ロールス・ロイス plc FF-3001 プロトカルチャー (資源)・核融合・ タービン・エンジン」であるが、可変戦闘機版 VF-7 初期型 (A型 / C型)も、 基本的にエンジンは同一であり、但し推力偏向ノズルが価格低減の為に、 足として機能する形状と強度になっていない点が違うのみである。 |
種別 | 2本の小型プロトカルチャー (資源) 電池・エネルガイザー 【energizer】。 |
反応剤容量 | 16本のプロトカルチャー (資源) 標準キャニスター(小缶)。 |
反応物質量 | 9.8リットルの 融合エンジン用のD20(重水) 反応物質。 |
最大速度 | マッハ 4.10 (気温:零下65度・高度20,000m。注:慣性&反重力システム起動無しでの実測。) |
海面速度 | マッハ 1.45 (気温:摂氏31度の高温時) |
軌道進出速度 | ブースターによる 9,100 kph の速度で高度 45km に進出(※) |
失速速度 | 198kph(水平飛行無負荷時、VTOL効果外で) |
初期上昇率 | 毎分 48,000 m 以上 (オーバーブースト上昇時) |
実用上昇限度 | 40km(40,000m → 軌道進出でない場合) |
- ※ミサイル・コンテナ未装備が前提。
B. ガウォーク形態 
最大速度 | 650 kph(最良高度での最良実測値。於 高度3,600m) |
失速速度 | 0km (VTOL) |
実用上昇限度 | 21,000m |
【C型以降の後期型仕様。腕部の動作自由度が向上したが、空力特性悪化の為、移動速度は低下した】

C. バトロイド形態 
典型的総デルタ-V値 | 4.1kps(内部反応剤のみ) |
宇宙空間追加増槽 | 宇宙空間用に追加「デルタ-v」(2.2kps)の為の プロペラント増槽を装備可能。 |
戦闘行動半径 (宇宙空間) | 総合 デルタ- v 値 4.9 kps. |
設計許容加速度(G範囲) | +15.0G / -5.6G (+9.5G 以降はコンピューター・オーバーライド時) |
反応剤供給間隔:(A/B型) | (A/B型):165時間、 (C/D型):250時間の運用毎に交換 。 |
- コンピューター・オーバーライド:機体や乗員の危険を考えてリミッターで制限されている限界を、コンピューターの制限設定を解除し乗り越える(override)こと。リミッター解除につき、安全性は保障されない。
ウェスティングハウス・エレクトリック社 APG-145 | X 波長帯(バンド)・パルス・ドップラー 【Pulse Doppler Radar】・全高度長距離球状探知&追跡レーダー。 特別な『ステルス』パッシブ・モード装備。 |
X帯域 | マイクロ波の帯域の一つ。 センチ波であるSHF帯《周波数: 3GHz〜30GHz、波長: 10cm〜1cm》の帯域と重複する部分がある。 その帯域は《周波数 8GHz〜12GHz、波長 2.5cm〜3.75cm 》。 衛星通信バンドでは、アップリンク 8GHz、ダウンリンク 7GHz。 |
パルス・ドップラー・レーダー (Pulse Doppler Radar) | レーダーが受信した信号にパルス連続処理とドップラー処理を加えるもので、ミキサーとバンドパス・フィルターを使用して目標物からの反射以外のものを排除するレーダー。地上や海面のクラッターなどを除去できる。 ドップラー技術を使用することで、目標の接近率を知ることもできる。 |
トムソン CSF ALQ-310 | 多帯域・インターリーブ/マルチ-モード機能(空対空と空対地の両モードの同時使用)、多スペクトル・パッシブ・センサーシステム。 球状(超水平線・超高感度探知・目標識別・比較と全高度でEM放射線のデータ保管を可能とした。 |
▽Electro-Magnetic radiation :平行電磁(EM)放射線
コーニンクレッカ・フィリップス・エレクトロニクス社「All-View II」 (大気圏内高速・バード・ストライク防護強化仕様) | 多波長・全方向・デジタルカメラ・システム。 中距離全姿勢、全帯域の赤外線画像及び可視光学画像・紫外線帯光学画像の探知および追尾(トラッキング)装置。 |
トムソン CSF LT-5 | 多波長・レーザー光波測距儀とレーザー目標指示装置(ディジネーター)。 |
【TEWS / Tactical Electronic Warfare System 】
・マルコーニ・レーダー警告受信装置(RWR)。 |
・オルデルフト(OlDelft)・赤外線警告受信装置(IRWR)。 |
・セレーニア・スカイ・ウォリア【Selenia Sky Warrior】 アクティブ・パッシブ・レーダー&センサー・ジャマー(妨害装置)。 |
・チャフ・ディスペンサー(散布器) |
・フレア放出器 |
- セレニア社は、イタリアの軍事電子機器製造企業。Selenia Industrie Elettroniche Associate S.p.A.
エリコン(Oerlikon) E-18-1 イオン・パルス砲 | 左右翼付け根に各1門(合計2門)。 これらの砲は 典型的には5MJのイオン破壊火球を射出する。砲は翼付根に位置し、戦闘機形態とガウォーク形態でのみ使用可能。 |
同 上 | バトロイド形態の「手首」に、それぞれA, B型で各1門(合計2門)、C, D型で各2門(合計4門)装着。 これらの砲は翼付根のものと同一のもので、「腕を展開した」ガウォーク形態とバトロイド形態で発火可能。 (YF-21と同じ発想で、基本的にガンポッドを使用しない。) |
ガンポッド方式の欠点 | ⇒ 固定武装と違い、機外への装備という形態から反動による振動が大きくなり、内蔵機銃に比較して、発射時に機のトリムを大きく変化させてしまう為、命中精度に劣る。 この問題は、30mm機関砲のような大口径火器において顕著に現れる。 また外装であるが故に、戦闘機のような高速機に於いては、深刻な空気抵抗を増加させてしまう。 更にパイロンを占有してしまうガンポッドは、当然ではあるが機外装備量の制約に繋がる。 |
![]() | |
4箇所のハード・ポイントは機体下部と、各左右の翼下に2基ずつ設置される。 利用可能搭載量は以下の通り。 |



各1本 | パイソン【Python】ミサイル | 射程75 km。速度マッハ3.0。 アクティブ&パッシブ・レーダー。 ホーム・オン・ジャム《ジャミング源へ向かって飛ぶ》「赤外線画像」【IIR】誘導複合型。 |
各1基 | カラパス・ミサイル・コンテナ | 3本のミサイル発射管同梱。 各2基のダイアモンドバック・ミサイル。 又はライトニング・ミサイル、 又は4本のハンマーヘッド・ミサイルを積載。 |
各1基 | 「MER」 【Multiple Ejector Rack】 | ランチャーには、各2本の「デリンジャー」(Derringer)ミサイル。 A型で70km、E/F型で130kmの射程を持ち、速度マッハ3.0。 光学・「赤外線画像」【IIR】・アクテイブ・レーダー・シーカーによる複合誘導である。 |
各1基 (過荷) | マーズ・ギャラント 【MARS GALLANT】社 GU-13 三連・35mmガンポッド | ![]() ×1門。ポッド内、分離不可能なバナナ形弾倉格納。 ガトリング型式での毎分2,000発の発射速度での一斉射撃が可能。 弾丸の総量は600発。 供弾は、タングステン・コーティングされた劣化ウランの 装弾筒付徹甲弾(そうだんとうつきてっこうだん)Armor Piercing Spin-Stabilized Discarding Sabot (APSSDS) ※ 徹甲榴弾〔High Explosive Armor Piercing (HEAP)〕 と曳光弾を一定割合で混合。 この火器はインビッドには効果的だが、それ以外には威力不足で、サザンクロス軍ではあまり使用されなかった。 またシルフィードのような大気圏内主用途の機体の場合、 付属のバナナ型弾倉はVFA-6「レギオス」の例を持ち出すまでもなく、 著しく空力特性を悪化させると共に、各種ハード・ポイントへ干渉する為取り外すことになるが、その為に、給弾数はポッド内の150発に制限されてしまう。 これは最大発射率で4秒、率を半分にした節約モードでも8秒で撃ちつくすことになり、 効果もアズシャール級などの大型ゾル艦船には薄いこともあって、殆ど使用されなかった。 |
各1基 (最大) | その他の軍装搭載量 | ECMポッド、カーゴポッド、又は偵察ポッド。 |
※徹甲榴弾:HE-AP(又はAPHE)弾の事。徹甲弾の内部に炸薬を入れたもので、敵の装甲を貫いてから内部で爆発する弾種。着弾から時間差で爆発させるため底部に信管を設けてある。WW2での艦船の主砲弾で、大口径砲では構造が簡素な割りには高性能だが、小型砲では炸薬の量が少なく、あまり効果的ではないため現在あまり使われない。但し航空用機関砲では未だ現役である。
赤外線画像 【IIR】 Imaging -Infra Red | 「目標捜索装置」(シーカー)が自動追尾対象を画像として捉える、赤外線ビデオカメラを使用した、赤外線画像式・自動追尾(≒ホーミング) 方式。 これはフレアなど航空機の形状をしていない赤外線源の妨害の影響を少なくすることができる。 電子技術の向上に伴って、検知距離は初期の2倍になり、欺瞞(フレア等)への耐性が高まり、かつ常温作動可能になって冷却不要となった。 最新型のオフボアサイト赤外線画像ミサイルR73 ARCHERなどは、 赤外線捜査追跡システム (Infra-red search and track system, IRST system。 「赤外線照準追尾システム」とも訳される ) を使った中間指令誘導を介在させることによって発射後ロック (LOAL) を可能にし、ミサイルシーカーの視野外(オフボアサイト)の目標、 つまり、 「前方から最大60度離れた『横に居る目標』も撃てる」 新世代の赤外線ミサイルである。 1985年にR73 ARCHERが出現し、ソ連崩壊後に旧東側諸国製ミサイルから入手した現物をテストした旧西側諸国関係者に衝撃を与えたと言う。 現在ではアメリカのAIM-9Xをはじめとする同種のミサイルが開発されて珍しいものではなくなり、徐々に普及してきている。 |
4本のパイソンミサイル。 |
→ 下記2種を選択又は混合装備。
コンテナ種別 | 基 数 | ミサイル種別&搭載本数 |
カラパス・ミサイル・コンテナ | ×2基 | 12本の「ダイアモンド・バック」ミサイル積載 |
同 上 | ×2基(左右各1基) | 24本の「ハンマーヘッド」ミサイル積載 |
→ 下記3種を選択又は混合装備。
コンテナ種別 | 基 数 | ミサイル種別&搭載本数 |
カラパス・ミサイル・コンテナ | ×4基(左右各2基) | 12本の「ライトニング」ミサイル積載 |
同 上 | ×2基(左右各1基) | 6本の「ダイアモンド・バック」ミサイル積載 |
同 上 | ×2基(左右各1基) | 12本の「ハンマーヘッド」ミサイル積載 |
→ 下記3種を選択又は混合装備。
コンテナ種別 | 基 数 | ミサイル種別&搭載本数 |
‐ | ‐ | ×2本(左右各1本)の「パイソン」ミサイル懸架 |
カラパス・ミサイル・コンテナ | ×2基(左右各1基) | 6本の「ダイアモンド・バック」ミサイル積載 |
同 上 | ×2基(左右各1基) | 12本の「ハンマーヘッド」ミサイル積載 |
「シルフィード」の外皮は高度な複合チタン鋼合金から成り、小火器の発砲を止め、12.7mmの機関銃弾等のより重い歩兵火器からの優れた保護を規定し、更に軽装甲機動兵器に装備された、例えばゼントラーディの22.3mm榴弾(りゅうだん、High Explosive、HE)自動砲弾からの程よい幸甚力を有する。
しかしながら、より重い火器に対する抵抗力は際立って減少する。
しかしながら、より重い火器に対する抵抗力は際立って減少する。
シルフィード(=「風の妖精」の女性形、短縮形は「シルフ」)の名を持つ、戦略航空隊の可変中戦闘機。
一応宇宙空間での行動可能だが、装備の換装が必要であり、専ら大気圏内で使用され、ガウォーク及びバトロイドの3形態に変形可能。
なお本編ではファイター形態以外の描写はなされておらず、可変過程のデザインが完成しておらず、設定だけの存在の可能性がある。(後に海外でガウォーク → バトロイドの設定原稿が描かれた)
格闘に力点を置いた軽戦闘機(実質的には中戦闘機)の系譜だが、その一方で対艦攻撃を得意とし、中型対艦ミサイルを最大機体側面に2発づつ、合計4発も携行可能。
しかしながらゾル艦隊のアズシャール級の母艦攻撃に際しては、強力な力場防御幕(力場シールド)や物理装甲に阻まれ、全く歯が立たなかった。
なおこの攻撃は当初から高損耗率が予想された為、VF-7 Easy こと F-207(A/B型)が相当数混じっていたと思われるが、画面上からは判別出来ない。
大気圏内での運用を主な活動領域として設計されたにも関わらず、非変形の制空型簡易版(F-207A/B/T 別名 VF-7 Easy)を同じ生産工場内で同時並行生産可能な応用生産性の配慮は高く評価され、星間技術ネットワークにも基本設計データを登録され、このデータを利用した殖民星や艦隊を含めると生産機数はかなりの数になる。
なお本機は、天才設計技師と呼ばれたジョルジュ・サリバンが設計した機体の中でも円熟期の作であり、可変機構や(可変戦闘機にしては)空力的洗練が最も成功した機体であると本人が後年語っている。
一応宇宙空間での行動可能だが、装備の換装が必要であり、専ら大気圏内で使用され、ガウォーク及びバトロイドの3形態に変形可能。
なお本編ではファイター形態以外の描写はなされておらず、可変過程のデザインが完成しておらず、設定だけの存在の可能性がある。(後に海外でガウォーク → バトロイドの設定原稿が描かれた)
格闘に力点を置いた軽戦闘機(実質的には中戦闘機)の系譜だが、その一方で対艦攻撃を得意とし、中型対艦ミサイルを最大機体側面に2発づつ、合計4発も携行可能。
しかしながらゾル艦隊のアズシャール級の母艦攻撃に際しては、強力な力場防御幕(力場シールド)や物理装甲に阻まれ、全く歯が立たなかった。
なおこの攻撃は当初から高損耗率が予想された為、VF-7 Easy こと F-207(A/B型)が相当数混じっていたと思われるが、画面上からは判別出来ない。
大気圏内での運用を主な活動領域として設計されたにも関わらず、非変形の制空型簡易版(F-207A/B/T 別名 VF-7 Easy)を同じ生産工場内で同時並行生産可能な応用生産性の配慮は高く評価され、星間技術ネットワークにも基本設計データを登録され、このデータを利用した殖民星や艦隊を含めると生産機数はかなりの数になる。
なお本機は、天才設計技師と呼ばれたジョルジュ・サリバンが設計した機体の中でも円熟期の作であり、可変機構や(可変戦闘機にしては)空力的洗練が最も成功した機体であると本人が後年語っている。
なお、当時新進の機体設計者としてデビューした『ブランシュ・フォンテーヌ』【Blanche Fontaine】(女性)も『リージェ・インダストリー』側の協力設計者として翼平面形の検討に参加している。
詳細はヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-8 ローガン参照のこと。
詳細はヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-8 ローガン参照のこと。
機体自重が可変戦闘機にしては比較的軽量な為、 首脚のタイヤは単輪(シングル)である。 |
機体エンジンポッド部の収納庫から伸びる主脚。 対艦・装甲シャトル攻撃用の4本のパイソンミサイルの 内、右側の2本の一部が見える。 又ノズルは可変戦闘機の定番の上下二次元可変式の 処理である。 |
首脚裏側の緩衝装置等の詳細。 |
可変型 VF-7の複輪(ダブル)の首脚/主脚装置。 この作戦でのランディング・フリゲート及びアズシャール級 への攻撃は、後世の文書解析で全て単座型であったと 特定されたが、A型かC型かの特定は写真資料が散逸し 困難である。 |
15話「Love story」/Robotech版 52. “Love Song”より。 可変型のシングル首脚/主脚の構造が分かる。 |
A,B型 | 単座・航空/準衛星軌道 多目的汎用迎撃戦闘機 |
T 型 | 複座・航空/準衛星軌道 多目的汎用迎撃戦闘&練習機 |
A型、B型いずれも可変機構と慣性・重力制御システム除去以外はVF-7に準ずる。T型はA型に準ず。 |
F-207A/B/T 性能値 (数値は単座後期型;B型のもの) | |
---|---|
最大速度 | マッハ 3.10 (高度15,000m) |
海面速度 | マッハ 1.05 (気温:摂氏31度) |
軌道進出速度 | ブースターによる9,100kphの速度で高度45kmに進出(※) |
失速速度 | 178kph(水平飛行無負荷時) |
初期上昇率 | 毎分 50,000m以上 (オーバーブースト上昇時) |
実用上昇限度 | 40km (40,000→軌道進出でない場合) |
- マスターファイル VF-7 シルフィードの該当項目を参照ください。
時代遅れとなったVF-1「バルキリー」の後継とされた、先進的で有能、かつ価額が比較的大量調達可能な安価な次期可変戦闘機計画の一応の終了は、3つ目の目標であった調達価格に問題を残しながらも、VF-4ライトニングの採用で一応の終了をみた。
次期・軽量・中規模・可変戦闘機計画 
地球統合軍は、競作の勝者を次期「艦隊防衛任務」用途にも使用可能な、汎用中型可変戦闘機として選定する意図で、要求に、より大量生産と大量調達に向くことを盛り込み、VF-4 ライトニングの後継機として、2つの幾分軽量な可変戦闘機計画が開始された。
⇒ Light-Weight Medium Variable Fighter project (≒ 軽量可変「中戦闘機」計画 )
この2つの設計が、VFA-6「レギオス」とVF-7「シルフィード」であった。
後者については当時、惑星リベルテ&グロリエ軍政府主導で設計された本機VF-7の設計データを星間技術ネットワークを通じて入手の上、ライセンス生産する意図を以て、これに宇宙空間用の改設計を施した VF-X-7を候補として競争試作を行ったが、結局宇宙空間での遠征艦隊防空の重責は VFA-6「レギオス」が担い、遠征艦隊軍【UEEF / 旧:REF】は、本機の改設計機体を採用しなかった。
しかしながら、より原型機に近い、つまりライセンス生産されたVF-7「シルフィード」を、本来の設計意図である大気圏内活動に沿った運用をする意図を以て、戦術空軍【TAF / Tactical Air Force】が採用する運びとなった。
これには以下の理由があった。
この欠陥は後に VFB-9/12トレッドの配備である程度は補われが、それはまた別の軍組織の話である。
最終的にVFA-6「レギオス」の、例えば GU-13ガンポッドの給弾や多数の内蔵ミサイル格納庫の扉の開閉展開に掛かる、当初の戦術空軍の期待値と異なる長い戦闘時の所要時間(各0.8秒/2秒〜4秒)は、VF-7「シルフィード」の新型の中・長距離ミサイルを搭載したコンテナを懸架可能な4基のハードポイントに較べて、その反応速度(0.3秒以内)や、大気圏内での高圧のジェット気流や水蒸気、氷雪に対する信頼性に著しく劣る疑念が試験の結果わかり、この信頼性改善の改装に伴う費用は、効果に見合わない無駄が生じることは明らかであった。
⇒ Light-Weight Medium Variable Fighter project (≒ 軽量可変「中戦闘機」計画 )
この2つの設計が、VFA-6「レギオス」とVF-7「シルフィード」であった。
後者については当時、惑星リベルテ&グロリエ軍政府主導で設計された本機VF-7の設計データを星間技術ネットワークを通じて入手の上、ライセンス生産する意図を以て、これに宇宙空間用の改設計を施した VF-X-7を候補として競争試作を行ったが、結局宇宙空間での遠征艦隊防空の重責は VFA-6「レギオス」が担い、遠征艦隊軍【UEEF / 旧:REF】は、本機の改設計機体を採用しなかった。
しかしながら、より原型機に近い、つまりライセンス生産されたVF-7「シルフィード」を、本来の設計意図である大気圏内活動に沿った運用をする意図を以て、戦術空軍【TAF / Tactical Air Force】が採用する運びとなった。
これには以下の理由があった。
- 深(外)宇宙遠征艦隊軍が、多数の VFA-6「レギオス」を採用することを決定した際に、地球圏に結び付いた戦術空軍の要求は、レギオスの空力的に不安定で反応剤消費の激しい設計上の選択と一致しなかった。
具体的には、戦術空軍【TAF】は VFA-6「レギオス」より重い対地ミサイルの運用能力を可能とするハードポイントの欠如を問題にした。
結局 VFA-6「レギオス」は、内蔵の短射程ミサイルの搭載数に一般的に依存する機体であり、当の設計指示者である「遠征艦隊」にすら、より長距離の射程を持つ他の機体の開発要求も示唆(しさ)された程のものであり、戦術空軍【TAF】にとって宇宙用装備を省いてもなお、空間戦闘に特化した設計は、大気圏内での運用には無駄が多すぎ、問題外であった。
この欠陥は後に VFB-9/12トレッドの配備である程度は補われが、それはまた別の軍組織の話である。
最終的にVFA-6「レギオス」の、例えば GU-13ガンポッドの給弾や多数の内蔵ミサイル格納庫の扉の開閉展開に掛かる、当初の戦術空軍の期待値と異なる長い戦闘時の所要時間(各0.8秒/2秒〜4秒)は、VF-7「シルフィード」の新型の中・長距離ミサイルを搭載したコンテナを懸架可能な4基のハードポイントに較べて、その反応速度(0.3秒以内)や、大気圏内での高圧のジェット気流や水蒸気、氷雪に対する信頼性に著しく劣る疑念が試験の結果わかり、この信頼性改善の改装に伴う費用は、効果に見合わない無駄が生じることは明らかであった。
VF-7「シルフィード」は、明瞭な「VF-1 バルキリー」設計の影響を、機首と胴体前部とそれに続く主機関部と腕部の配置の特徴で示す。
更に一体化されたエンジン部と腕部には、VF-4A/B/C「サイレーン」や同VF-4D/S/G「ライトニングIII」の影響の残滓をみることが出来る。
その先代の、例えば有名な VF-1 バルキリー と比較して、本機はそれ以前の、つまりVF-1がそうであった「機体が最大速度に達するずっと以前に、ミサイル又はミサイルコンテナがパイロンから破損・脱落する」ことなく、VF-7 は最大速度を含む、全ての速度領域を通してミサイル・コンテナを装着したままの運用が可能である。
加えて言えば VF-7「シルフィード」は、ガンポッド、又は弾薬に依存する武器さえ、もはや携行しなかった。
用兵側の利点として、エンジンが後部を向いている戦闘機形態、或いはガウォーク形態における特定の飛行姿勢で VF-7 「シルフィード」のみが、この上記新型ミサイルを発射することが出来た。
更に一体化されたエンジン部と腕部には、VF-4A/B/C「サイレーン」や同VF-4D/S/G「ライトニングIII」の影響の残滓をみることが出来る。
その先代の、例えば有名な VF-1 バルキリー と比較して、本機はそれ以前の、つまりVF-1がそうであった「機体が最大速度に達するずっと以前に、ミサイル又はミサイルコンテナがパイロンから破損・脱落する」ことなく、VF-7 は最大速度を含む、全ての速度領域を通してミサイル・コンテナを装着したままの運用が可能である。
加えて言えば VF-7「シルフィード」は、ガンポッド、又は弾薬に依存する武器さえ、もはや携行しなかった。
用兵側の利点として、エンジンが後部を向いている戦闘機形態、或いはガウォーク形態における特定の飛行姿勢で VF-7 「シルフィード」のみが、この上記新型ミサイルを発射することが出来た。
こうしてVF-7「シルフィード」は2021年に統合軍の戦術空軍【Tacticl Air Force / TAF】に就役し、インビッド【Invid】侵入まで就役中だった。
また、本機は同時にサザンクロス軍の戦術空軍の主力・戦術可変戦闘機でもあった。
長年に亘って航空電子機器(アビオニクス)は定期的に更新された。
更に2026年には、追加の2門の固定砲とより強力な発動機による新派生型が、初期型の生産ラインを代替する形で入ってきた。
同時に旧型(A/B型)も2年以内に生産ラインに戻され、新型(C/D型)の標準仕様に改装された。
2種の派生型(バリエーション)は、武装上に於ける固定砲の差異と、FF-3001 が各エンジンにつき3つのサブ・ノズルを持つことで識別出来る。
更に識別し易い相違点として、FF-3031は4つのサブ・ノズルを持った。
また、本機は同時にサザンクロス軍の戦術空軍の主力・戦術可変戦闘機でもあった。
長年に亘って航空電子機器(アビオニクス)は定期的に更新された。
更に2026年には、追加の2門の固定砲とより強力な発動機による新派生型が、初期型の生産ラインを代替する形で入ってきた。
同時に旧型(A/B型)も2年以内に生産ラインに戻され、新型(C/D型)の標準仕様に改装された。
2種の派生型(バリエーション)は、武装上に於ける固定砲の差異と、FF-3001 が各エンジンにつき3つのサブ・ノズルを持つことで識別出来る。
更に識別し易い相違点として、FF-3031は4つのサブ・ノズルを持った。
2034年に更新が予定されていた次世代機の試作機「X-34」計画【VF-7「シルフィード」の企図された後継機設計】の発展には、第二次星間大戦が干渉した。
「X-34」の開発は、
この戦争の間、一時停止された。
しかし計画は再開されることは無く、2031年のインビッド侵攻により、この計画はその揺籃期のまま終了した。
この機体は、対ゾル人(プロトカルチャー (太古の異星人)の末裔)との戦闘には、余り効果的では無かった。
これはまず、発着基地が攻撃され続けていた事もあったが、その主な原因は、ランディング・フリゲート攻撃型が、全く規格外(クラスの違う)の性能であり、これに対抗可能な火器は、少なくとも通常弾頭で「航空機」に積載可能な種類のものでは、エネルギー力場を含む一次装甲に遮られて、外装に達することすら出来なかったことにある。
(各核弾頭・反応弾頭の使用は、彼らが市街地近郊上空を飛行戦域としたので使用許可されなかった。)
「X-34」の開発は、
- 既存の可変戦闘機の迅速な生産に集中するのと、
- 後に実戦で得られた戦訓を評価して、それらに新しい設計を取り込む為に、
この戦争の間、一時停止された。
しかし計画は再開されることは無く、2031年のインビッド侵攻により、この計画はその揺籃期のまま終了した。
この機体は、対ゾル人(プロトカルチャー (太古の異星人)の末裔)との戦闘には、余り効果的では無かった。
これはまず、発着基地が攻撃され続けていた事もあったが、その主な原因は、ランディング・フリゲート攻撃型が、全く規格外(クラスの違う)の性能であり、これに対抗可能な火器は、少なくとも通常弾頭で「航空機」に積載可能な種類のものでは、エネルギー力場を含む一次装甲に遮られて、外装に達することすら出来なかったことにある。
(各核弾頭・反応弾頭の使用は、彼らが市街地近郊上空を飛行戦域としたので使用許可されなかった。)
- シルフィード(画像資料)【VF-7 image archive】可変制空・中戦闘機

オーストラリア・ビクトリア州 Precision Aerospace社 川崎ハ40ではなく、愛知アツタ21型入手、飛行可能な三式戦闘機「飛燕」を制作中
https://abpic.co.uk/pictures/view/1567818
各務原市/かかみがはら航空宇宙科学博物館/イベント開催情報
戦時中の戦闘機「飛燕(ひえん)」の初飛行から70周年を記念した特別展「飛燕の時代」が11日、各務原市の「かかみがはら航空宇宙科学博物館」で始まる。
飛燕は地元で生産されていた日本陸軍の戦闘機で、同館が開館15周年に合わせて企画。
協力した川崎重工業岐阜工場(各務原市)の社員も「地元で作られた名機をぜひ多くの人たちに見てほしい」と呼びかけている。(青山丈彦)
飛燕は太平洋戦争に実戦投入された「三式戦闘機」の愛称。
川崎航空機工業岐阜工場(現・川崎重工業岐阜工場)で設計、製造され、1941年12月12日には試作機の第1号が各務原飛行場(現・航空自衛隊岐阜基地)で試験飛行した。
エンジンは当時の国内では珍しい水冷式を搭載。 主流だった空冷式と比べると胴体が細長く、速度も速かったことから燕(つばめ)をイメージした愛称が付けられたという。
設計は多くの戦闘機を手掛けた同社の土井武夫さんで、約2800機が製造された。
企画展では、飛行する際の空気の流れを検証したミニチュア模型の写真や、エンジンが工場に届かずに約300機の飛燕が工場やその周辺に置かれていたことを記し
た資料、オーストラリアの航空機レプリカ製造会社が現在進めている飛燕の復元作業の写真など計33点を展示する。
川崎重工業の社員らでつくるグループ「K―VART」などが企画展に協力。 メンバーの小山澄人さん(40)(各務原市)は「地元で最も多く製造された航空機が飛燕。その美しい形を見てもらいたい」と話している。
来年1月9日まで開催。入館料が必要で、一般800円、60歳以上と高校生500円、小中学生300円。
火曜日休館。問い合わせは同博物館(058・386・8500)。
(2011年12月11日 読売新聞)
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格納庫から出される「飛燕」(各務原市提供) | 企画展の準備をする小山さん |
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飛燕は地元で生産されていた日本陸軍の戦闘機で、同館が開館15周年に合わせて企画。
協力した川崎重工業岐阜工場(各務原市)の社員も「地元で作られた名機をぜひ多くの人たちに見てほしい」と呼びかけている。(青山丈彦)
飛燕は太平洋戦争に実戦投入された「三式戦闘機」の愛称。
川崎航空機工業岐阜工場(現・川崎重工業岐阜工場)で設計、製造され、1941年12月12日には試作機の第1号が各務原飛行場(現・航空自衛隊岐阜基地)で試験飛行した。
エンジンは当時の国内では珍しい水冷式を搭載。 主流だった空冷式と比べると胴体が細長く、速度も速かったことから燕(つばめ)をイメージした愛称が付けられたという。
設計は多くの戦闘機を手掛けた同社の土井武夫さんで、約2800機が製造された。
企画展では、飛行する際の空気の流れを検証したミニチュア模型の写真や、エンジンが工場に届かずに約300機の飛燕が工場やその周辺に置かれていたことを記し
た資料、オーストラリアの航空機レプリカ製造会社が現在進めている飛燕の復元作業の写真など計33点を展示する。
川崎重工業の社員らでつくるグループ「K―VART」などが企画展に協力。 メンバーの小山澄人さん(40)(各務原市)は「地元で最も多く製造された航空機が飛燕。その美しい形を見てもらいたい」と話している。
来年1月9日まで開催。入館料が必要で、一般800円、60歳以上と高校生500円、小中学生300円。
火曜日休館。問い合わせは同博物館(058・386・8500)。
(2011年12月11日 読売新聞)
- 「キー60」
主務設計者土井 武夫(どい たけお) 
高アスペクト比かつ翼幅荷重(よくふくかじゅう、span loading)を小さくする設計は、高速性能や加速性能には劣るものの、遷音速域での運動性に優れる事で、重心から離れた位置にエルロンを配する事ができるため、エルロンの効きがよくなり横転性能が向上するという利点がある。
横転性能を重視し、翼幅荷重を低くする(主翼の大アスペクトレシオ化)設計に努め、エルロンの効きがよい事は、 エルロンを小面積化ないし小角度にしてもよいため、旋回時の空気抵抗を小さくし、旋回率を高める効果がある。
前世紀の三式戦闘機飛燕は、こういった観点から翼幅荷重を小さくする設計に努めていた。
このような特性は艦上戦闘機に求められる、良好な離着艦能力、すなわち低速時の着艦進入安定性や、着艦失敗時の復航に際しての迅速な操縦に対する機体の追随という点で艦上戦闘機への改設計に有利だった。
横転性能を重視し、翼幅荷重を低くする(主翼の大アスペクトレシオ化)設計に努め、エルロンの効きがよい事は、 エルロンを小面積化ないし小角度にしてもよいため、旋回時の空気抵抗を小さくし、旋回率を高める効果がある。
前世紀の三式戦闘機飛燕は、こういった観点から翼幅荷重を小さくする設計に努めていた。
このような特性は艦上戦闘機に求められる、良好な離着艦能力、すなわち低速時の着艦進入安定性や、着艦失敗時の復航に際しての迅速な操縦に対する機体の追随という点で艦上戦闘機への改設計に有利だった。
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