ロボテック・クロニクル - インビッド

日本版設定

  • 原寸

目次【Index】

インビッドのテーマ



プラクシアンたちに捕獲されたインビッドの幹部

プラクシアン →(男性読者向けのアマゾネス 女性のみで構成される種族。

衛星ティロルプロトカルチャー (太古の異星人)末裔(まつえい)人類であるティロリアンとは別系統の人類の為ここに区分。平均身長2.5mの巨女【Giantess】)
捕獲されたインビッド生体(「ロボテック II:センチネルズ」ウォルトリップ兄弟の漫画版より)
自称  「インビッド有史以来、最初の科学者」  を名乗り、摂政「リージェント」の命令によって、二百年前の地球人の科学者のニコラ・テスラ【Никола Тесла】からとった「テスラ」【Tesla】の通り名*1を名乗り、ゴーサム可変戦闘デバイス【Gosamu】を開発した。

 「遠征艦隊軍」【 UEEF 】の最重要捕獲対象であった。


強制自白

人類間やヒューマノイド型異星人に対しては非人道的とされた「強制自白」(拷問含む)もインビッドに対しては敷居が低くなった模様。

影の年代記(シャドウ・クロニクル)」篇に於けるマーカス・ラッシュの「蟲ども」発言も、実姉「マレーン・ラッシュ」を失った悲しみを考えれば、当然、頷(うなづ)ける。

最もこれはインビッド側から人類や他のヒューマノイドをみても同様に感じられていたはずである。


漫画版に於けるハイドニット種族と「ノーザ種族」との外見の酷似

  • ノーザの一般・低階級の兵士。クリックにて原寸 1,369 pixel X 1,917 pixel に復帰します。

  1. トライ・チャージャー
  2. トライ・チャージャー (変形過程)
  3. ノーザ・レイカー

Palladium Books / Robotech ® RPG:Book No.05 " Invid Invasion"(改訂前)より

インビッドの原初地「オプテラ」【Optera】



 

侵略 (漫画版)本編より

  • 作戦説明(ブリーフィング)は 「オリヴィア・スタール」少佐が実施。 作戦の詳細はカーラ【Carla】3+1(隠しページ)の記事を参照のこと!

インビッドの原初の地(母星)「オプテラ」

惑星「Optera」(オプテラ)
インビッド原初の地(母星)

惑星「Optera」(オプテラ)


進化形態概念図

Regent( リージェント/摂政 )。

その名の通り、インビッドの女王「リージス【Regess/Regis】*2」の

摂政であった。

意見の相違から袂を分かち絶対君主を志向、ティロル【Tirol】本星

に侵攻を掛けた。

インビッド女王「Regess/Regis

IV. The Invid (インビッド)

【特性】

寿命不死(歳を取らない)
階級孵化したての幼生から統治者まで(女王インビッドと摂政

※ 他に労働インビッド、兵隊インビッドいずれも♀、種付用インビッド(♂)がある。
無性生物、但し必要に応じて雌雄同体。尚、労働階級、兵隊階級はこのような場合で「不妊」或いは「無性」である。

【起源惑星】


恒星スペクトル分類「G2V」型の「Tzuptum」恒星の周囲を軌道を描いて巡る惑星「Optera」の厚い大気に伴う湿地帯の湿った世界にて、インビッドは、生命を水晶の卵にしまわれる、スライム的な、ゲル(ゼラチン)状の物質から進化を始めた原形質の生物である。
G2Vスペクトル分類 で区分された恒星分類。

Gタイプ(Yellow、黄、5,300Kから6,000K)、高温な方から0〜9と番号が振られる内の2番目、V(主系列星と矮星)の略号。

インビッドは、Tirol(ティロル)帝国の「支配達(Masters)」の派遣した、

「惑星Optera(オプテラ)の原住生物を退去させて、落葉させよ!」

と命令されたゼントラーディ達が忠実に実行した枯葉作戦により、原初の母星を追われ、様々な星系を放浪した。 

その原住民 インビッド/Invid)を飢えるに任せ、これはティロル【Tirol】帝国が知る、最も大きな災いとなる紛争の1つを引き起こすことになった。

C.E.1450年頃、ほぼ同じ頃、灰から蘇る不死鳥のように、インビッド(Invid)が再出現し始め、帝国の力がそれらを捕らえることが可能になる前に、辺境の植民地を荒らして、フォールド・アウト(※)で逃走した。

※フォールド航法による、超時空空間から通常空間への脱出を「フォールド・アウト」と呼ぶ。

フォールド・アウトをゼントラーディ語では「デフォールド」と呼称する。

なお、一足跳びに10キロパーセク以上を逃亡すると、アズシャール級の巨大なフォールド波探知アンテナを以てしても、その行方を追撃探知するのは容易では無かった。

→1キロパーセクは、1,000パーセク。1パーセク≒3,26光年。

辺境植民地の住民は動揺したけれども、この嫌がらせは帝国に対する重大な脅威では無かったが、それはゼントラーディの膨大な防衛艦隊の設立を要求した。

非常に迅速に、ゼントラーディ達は、インビッドらを惑星「Optera」から追放させるのに成功したが、インビッドがそれらの作戦の秘密基地として、ティロリアン【Tirolians】の影響圏外の新世界を自分のものにした後に、再びこれらの嫌がらせは続いた。

しかしインビッドは、大マゼラン星雲における新しい作戦基地が「支配達(Masters)」のフォールド検出用の探査機によって発見されたとき、大きな妨害に苦しんだ。

【インビッドの進化】


インビッドは進化し、最終的に2本足で直立歩行する人形生物もどきヒューマノイドと成った。

肉は未だナメクジ【Slugs】或いはスライム的に滑(ぬめ)っていて、たるんだ締まりの無い萎む風船のように現れている骨格部分に掛かっている。

インビッドの体液は緑である。
インビッドの最終的な進化は、2人の最高統治者、女王『リージス』【Regess / Regis】と、摂政「リージェント」【Regen】によって形成された。

インビッドは非科学的である。

全ての彼らの技術は「生命の花」から強力な果物を摂取した後に、宇宙意識の流れを利用すること(但し女王の自称)から来ている。

原形質状態のインビッドが使用する数個の兵器システムのうち、もっとも基本的な装甲服は「スカウト(偵察・警戒)騎ことイーガー」【Invid Scout】と呼ばれる。

基本的な戦闘ユニットは「トルーパー(騎馬巡査)の異名を持つ装甲騎『グラブ』」【Trooper】。
。 装甲強化されたそれはショック・トルーパー(突撃騎兵)の異名を持つイオン・プラズマ加粒子砲付グラブ【Invid Armored Shocktrooper】。

最も強力なインビッドの機体は「ゴーサム]【GOSAMU INVID OVERLORD】」、又は「ゴース」【Ghoth INVID Royal Command Battroid】。

進化したインビッドの装甲服として機能するものは「エンフォーサー(執行者)【Enforcer】(別名:メイラー(頬骨)【aka. Malar 発音 [ máylər ]】)と呼ばれる。

体色、或いは体長と体重に於ける小さい分散(通常体長の2インチ≒50.8mm、及び体重の5ポンド≒2.268kg)を除いて、全てのインビッドが非常に少ない変化を伴うクローンであると考えられている。
インビッドには6種(段階)の形態がある。 各型は、インビッド女王が信じている「最終的な状態」に向かう、彼女が具体化する進化段階である。


第1段階型:


真実の付属物ではなく天然のままの水かき【web】を備えた身のある甲殻類【Crustaecean】と大差ないものである。
それは、評価可能な属性を持っていることに辛うじてて相応しい。
第1段階は、初期型の彼らの戦闘機械「スカウト(偵察・警戒)騎ことイーガー」【Invid Scout】、或いは巣【Hive】深部の栄養素プールの中でのみ遭遇する。


第2段階型:


2本の指と対置可能な親指*3を持つ二足動物のナメクジ【Slugs】を想起させる形態である。
それらは、人類と等価な属性を持っているという評価に辛うじて相応しい。
それは、それらが実際に人間の水準の知能を備えることを可能にする、詳述すべきそれらの注意と一途さだけである。

これらのインビッドもまた、第1段階型の様に、初期型の彼らの戦闘機械「スカウト(偵察・警戒)騎ことイーガー」【Invid Scout】 等)、或いは巣【Hhive】深部の栄養素プールの中でのみ遭遇するだけである。

第3段階型:

この段階型のインビッドは実際かなり有能である。
それは、より大きな自律、及びより発達した知能と、それらが機能することを許す、女王インビッドへの縮小された連結(リンク)機能である。

第3段階型インビッドは、明白も形作られた4本指の「手」と、大きな3本(時に4本)の足指を持つ脚を持っていた。

それは、滅多に彼らの機体の外で遭遇しない。(地球の大気成分が彼等の生存に適しないので)

第4段階型:

殆どのインビッドの現在の段階(ステージ)がこれである。
それは 並はずれた属性を備えた完全なヒューマノイドの形態である。

それは、高打撃兵器【High damage weapon】と耐弾道装甲【Ballistic armor】の利益なしで1対1で破るのが殆ど不可能である。

第4段階型インビッドは彼等の機体の外でも一般的に遭遇するが、(それでもなお地球の大気が彼等の生存にそれ程は相応しくないので)それは殆ど常に「Invid Enforcer 」外骨格装甲服を身に着けている。

第5段階型

:この型のインビッドは殆ど完璧で、緑の血液を持つことを除いては、通常の地球人類、又は衛星ティロル【Tirol】の主要文化支配民族「テイレシアン」【Tiresian】人類と識別不能である。

それらは
1.♀型(女性体)の為の殆ど全ての体長「5フィート6インチ」(152.4cm + 15.24cm=167.64cm)
と、体重「135ポンド」(61.24kg)

2.♂型(男性体)の為の体長「6フィート2インチ」(182.9cm + 5.08cm=187.98cm)と体重「210ポンド」(95.26kg)

を持つ。

彼らは、筋力で350〜400ポンド(158.76kg〜181.44kg)を平均的にベンチプレスして、知能でIQ指数で約190を平均し、迅速な、健康人の約2倍の走行速度、持久力に於いて容易に4分マイル(1,609.344 m ≒ 5,280 feet)を走ることが出来、そうして殆ど全てが多かれ少なかれ("one degree or another")途方も無いものである。

それらの発達した脳構造の為、彼等には、もう生来の女王インビッドとの生来的な連結(リンク)機能を持たず、この型のインビッドは時折一見アムネジア【Amnesia】のようにみえる何らかの「神経症」(nuerosis)を引き起こすように推察される。
Invid Princess Sera (Type:V)

インビッド王妃「シ・ラ」(第5進化形態)
ソルジー型インビッド【Solugi Invid / Human Invid 】

第6段階型

第六段階型は、基本的には女王リージス或いはアイシャことアリエル/エリアルの劣化コピーである。



インビッド女王「リージス」【Regess/Regis】 が占領軍を地球圏に送り返すことに決めたとき、彼女は深刻な問題に直面した;彼女が2つの場所に同時に存在することは、単純に不可能だった。

彼女の「啓蒙された進化」実験は彼女の完全な注意を要求しましたが、惑星「New Optera」上の食物供給問題は、彼女が、地球の一時的な再占拠が成功しているのを確実としなければならなかった。
そのうえ、地球の彼女の軍は第三次Robotech戦争の間に破壊された全ての巣【Hives】と防備を再建する何らかの方法を必要とした。


最終的に、彼女は決定に達して、人類と前大戦を生き残った精鋭の第五段階のインビッドを召集した
これらのインビッドは、地球の戦場で再三再四、自らの証明した、インビッド女王「リージス」【Regess/Regis】の最も強くて、最も利口で、最も忠実な臣下達だった。

これらのヒューマノイド型インビッドは、地球再占拠軍の指導集団であって、この結果として、インビッド女王「リージス」【Regess/Regis】は生命のより高次形態に彼らを進化させ、そして、彼らの各々に少量の彼女の『力』を下賜(かし)を為した。

これらの精鋭インビッドは、インビッド進化の最終的段階となった;第6段階インビッド。

第6段階インビッドは、外観上は完全にヒューマノイドで、第5段階のインビッドのように、しかし通常背が高く、僅かに機敏である。

最大の違いは切れ長の猫のような彼らの目にある。
彼らは常に非常に魅力的で、彼らの発展途上同胞と同様の淡いコーカサス人種様の皮膚及び肌色と長い髪を持つ。

しかし、これら新型インビッドの旧型との最大の相違は霊能力の存在であり、インビッド女王「リージス」【Regess/Regis】自身のそれらの能力と類似している。

本質的には、第6段階インビッドは、一般のインビッド種における、小型版のインビッド女王、或いは小型版のインビッド摂政と考えることができる。

個々に於いては、彼らの能力は信じられないほど印象的でないが、しかし彼らは協同連携して、インビッドと機体の「変成」、そしてインビッドの巣【Hive】と動力核【Power cores】を創造する魔術的な錬金術の能力を含むインビッド女王「リージス」【Regess / Regis】のそれらと等しい行為を行うことが可能である。

これらの新型インビッドは、摂政「リージェント」以来、最も知的でもあって、最も不正な存在でもあった。
彼らは、インビッドの宇宙空間用の巣【Space Hive】と新型インビッド戦闘騎の設計について考案を出した。

そして、彼らは人間が彼らの仕事に干渉するのを防ぐ新しい計画を考え出して、絶えず作業中である。

残念なことに、第6段階型インビッドの進化は、彼らの精神的な安定性に若干の予想外の影響を及ぼした。

新型インビッドの殆どは、彼ら自身の下位段階インビッド(特に第5段階)より遥かに優れていると思われる。

彼らが見つからずに遣り遂せると考えるならば、若干の第5段階インビッドが彼らの上司を裏切ることを考えるかもしれない点で、このことは第6段階との2種のインビッド「種族」の間で多くの摩擦に通じた。

この優越感は、人間に関しては精神病に近似する。

第6段階インビッドは、よくても,せいぜい人類を自由または自治の権利に値しない、より劣った種族と考える。

最悪の場合で、若干の第6段階インビッドは、人間を害獣とみなし、重労働、研究実験と根絶だけが相応しいと看做(みな)す。

真社会性昆虫

正確には、摂政リージェントのようなオスアリもどきを除けば、真社会性 を持つ働きアリ、屈強な兵アリも実は不妊の雌である。

参考記事(ミツバチ)


例えば、ミツバチの働きバチは受精卵から発生する2倍体(2n)であり全てメスである。

通常メスの幼虫は主に花粉と蜂蜜を食べて育ち働きバチとなるが、働きバチの頭部から分泌されるローヤルゼリーのみで育てられたメスは交尾産卵能力を有する女王バチとなる。

オスは未受精卵から発生する1倍体(1n)であるが、巣の中では働き蜂に餌をもらう以外特に何もしない。
オスバチを指す英語「drone」は「なまけもの」の意味である。

オスは女王バチと交尾するため、晴天の日を選んで外に飛び立つ。オスバチは空中を集団で飛行し、その群れの中へ女王バチが飛び込んできて交尾を行う。

オスバチは交尾の際に腹部が破壊されるため交尾後死亡するが、女王バチは巣に帰還し産卵を開始する。
交尾できなかったオスも巣に戻るが、繁殖期が終わると働きバチに巣を追い出される等して死に絶える。

原典の定義


機甲創世記モスピーダ

本来は原形質的生物として出発して、初期の甲殻類を思わせる姿から、ナメクジ状の途中進化形態を通じて、地球侵攻後には、その環境に適応を重ねるうちに、人間と見分けの付かない形態へと進化(彼らの定義で)した。

真社会性昆虫などに見られるように女王と呼ばれる存在が全ての意志を決定し、「個」というものを持たない、つまり女王の意志はすなわち、その集団全体の意志となる。

作品中では母星は明らかにされず、第1話で登場した未知の惑星や地球も、女王の云う「宇宙意志」(インビッドに伝わる伝説の項を参照)に導かれた、よりよい進化の到達点を探す為に立ち寄った居留地(キャンプ地)の1つに過ぎないとされた。

地球の大気組成では生存することが出来ず、特に酸素に触れると、その浸透圧酸素の毒性により体液が沸騰蒸発してしまい、生存することが出来ない為に、人類と同様の体躯を備えた個体が登場するまではバトル・ウォーマーと人類側にコードネームで呼称される一種のパワードスーツを彼らの生活空間である巣【Hive】の外では常に身につけていた。

本来の作品コンセプトとしては、ファーストコンタクトSF作品、かつ地球が既に占領されているという作品の独自設定に基づき「理解の出来ない未知の存在」としてのみ描く予定であったがSF版「ノルマンディー上陸作戦」或いはロードムービー(旅物語)としての側面が加味されていくにつれ、好戦性を示す人間型インビッド「バットラー」や、第21話に登場した「レニーボーイ」のエピソードにみられるように人体実験などで居留先生物を強制的に供出するなどの演出が目立つようになる。

被・征服種族を使った進化の実験の例

 

殺しのアルペジオ

1984年2月26日原典初回放映
第21話 『殺しのアルペジオ』【Arpeggio of Murder】

 第三シーズン「新世代」第81話『殺し屋』【Hired Gun】正確には「拳銃を使うプロの殺し屋」を1語で指す言葉。『ダスティ・アイレス』(埃《ほこり》まみれのアイレス)【Dusty Ayles】は、日本版では、雨の日にしか暗殺をしないという 「レニ・ボーイ」【Rainy Boy】の通り名だった。




地球を占拠した女王「レフレス」の長とする本作品に登場する群体は、環境に適応する為に地球人と同じ「肉体」を持ったが為に、「個」の意思や感情により分裂・混乱するようになり、この状況と、地球を滅ぼしてでも「インビッド」を駆逐するという発想を持つ第三次奪還軍、引いては人類の行為に絶望して大量破壊兵器を女王の超自然的力を持って消去し、再び放浪の旅路へと出た。

インビットに伝わる伝説

詳細はインビッドの哲学について記載した、「シャダウ」の記事を参照してください。

シャダウ 翔(かく)れば  闇と化し

レイトウ 翔(かく)れば  光の翼拡げん

宇宙に散りし子らよ  レイトウの誘う地へ向え

すなわち 進化せり

ロボテック・シリーズ の定義

新世代(ニュー・ジェネレーション)編

第三シーズン
【The New Generation】
ロボテック・シリーズにおける定義付けでは、インビッドは、G型主系列星恒星系恒星「ツプトゥム」【Tzuptum】を周回する惑星「オプテラ」(Optera)の不定形な原形質・生物として出発し、元来は好戦性を持たず比較的平和的な原生生物として暮らしていた。


日本版の第1話 『襲撃のプレリュード』に相当する " 61. The Invid Invasion " 冒頭で登場する未知の惑星を母星とし、この画像の惑星を母星と設定する事との整合性を図る為、日本版にある「地球型の大気組成では生存することが出来ない」という設定は無視され、バトル・ウォーマー環境服としての側面は無かったことにされ、単に彼らの貧弱な肉体的能力を埋め合わせるパワードスーツの意味にされている。



後に「ヴァリヴェール恒星系」【 Valivarre 】の衛星ティロルの雑多な種族中の主要な文化支配民族ゾル人人の科学者「ゾア・デリルダ【 Zor Derelda】)」が立ち寄り、生命の花からプロトカルチャー (資源)を抽出したことによって、一躍彼らの歴史上の著名人物となったが、一方でテイレシアース人支配者達から命令されたとはいえ、枯葉剤と遺伝子工学を駆使して製造した彼らのボディーガードたる巨人兵ゼントラーディ人を利用した、資源の強奪にも等しい回収作戦は女王「リージス」【Regis】の怒りを買い、以後長き歴史にわたってティロル人、更にはその資源を結果として利用する「ヴァリヴェール恒星系」の他の非人類型のヒューマノイド(「センチネルズ / Sentinels」と総称される。『プロトカルチャー中毒者達』(『プロトカルチャー・アディクツ【Protoculture Addicts / PA】』とも。*4に対する激しい敵愾心(てきがいしん)を植え付けた。


それまで「軍隊」を持たなかったインビッドは、この行為により、科学知識によらず、女王の超自然的な力である錬金術のような能力(女王の自称するところによれば「宇宙意志」)によってバトル・ウォーマー人類側にコードネームで呼称される兵器を産出し、ロボテック・シリーズに於いて、人類側とインビッドとの憎しみの連鎖に至る関係は、西洋的な原罪主義思想と連なり、一つの大きな主題(テーマ)となっている。


後になってその摂政Regent」で「女王の夫」を自称する暴虐な悪役「リージェント」によって物語世界の拡張【Expanded Universe】が図られ、日本版のシャダウとレイトウのインビッドの伝説をそのまま「シャダウ/シャドウ(影 / Shadow)とレイトウ / ライト(光 / Light)」に置き換えたゾロアスター教にも似た女王の哲学に基づいて、米国完全オリジナルの新作シャドウ・クロニクル【Robotech: The Shadow Chronicles】も制作された。

敢えて日本語に翻訳すればバトル・ウォーマーは「戦闘装甲服」、或いは「戦闘騎」とでも翻訳するのが適訳と思われます。
作劇上、進化を求め、独自の哲学(宗教?)を持つ、複雑な存在である女王リージスに対照的なリージェントという単純な絶対悪の存在が必要となった。


非ヒューマノイド型インビッドの最終・最大火力騎『ガーモ』


遠征艦隊軍からは エンフォーサー(死刑執行者)のコードネームで呼ばれる。その名の通りサイクロン(一般名称)では一対一では全く歯が立たず、可変戦闘機や対抗可能なベリテック地上車輌の支援が無い場合の歩兵の交戦は禁止された。


ゴースが登場するまでは最も高性能な『騎体』で、インビッドが変成(彼らは科学を持たず、全てが女王の錬金術的な超自然力によってその兵力を産出する)これまでの機動兵器(メカ)中で、機動力以外の能力、つまり火力と装甲に限っては現在でも劣る事が無い。



これ以降の記述はバトル・ウォーマーの記事をお読みください。

子記事

参考記事


・ 原解説(英語)

【関連項目】

【親項目】