ロボテック・クロニクル - コズミック・ハープ

音声 【ファンによる同一曲のカバー】




ハープによる民族歌
音楽プロデューサー「アレグラ」(ムジエ)主催 の 器楽演奏コンサート
  1. 義勇兵達と生き残りのゾル人クローン達の為にプロデューサーでもある『アレグラ』〔ムジエ〕、そして『ムジカ』と『ボウイ』の三人の演奏家によって開催されたコンサート。
  2. 聴衆は意外にも旋律的な音楽により静められて、恐らくは、不確かな未来に直面した際に彼らに生きる力を与えるだろうか。

  • A concert is held by Allegra, Musica and Bowie for the Robotech defenders and the surviving clones. The audience are calmed by the strange, melodic music, perhaps giving them strength to face an uncertain future.

演奏の模様


別名、コズミック・ハープ ( Cosmic Harp )
ゾル人こと、衛星Tirol人類の支配的文化民族 『Tiresians』(テイレシアース) 側の言語での固有名称では;「デージ・ピセル」 ( Leve ficelle , ラテン語 "Leve" とフランス語 "Ficelle" の合成語で「光の弦」の意味 )
  • フィルム音声トラック上の聞き取りでの発音は「デージピセル」だが、原意上の発音は「リェーヴ・フィセル」
  • 原作:第12話「ロストメモリー」20分46秒付近の英語字幕より。


楽器用途定義

以下のように知られる心理戦装置
Psychological Warfare Apparatus, Also known as:

統計値
Statistics

演奏者:1人の音楽奏者(特有の一卵性三つ子の最上位者)。
Operators: 1 Muse (Head of particular triplet)

本編ではムジカ・ノヴァのみが取り上げられたが、当然ながら、『 Neuparszietsch 』( Capital Vessel → 「主力艦」と英語で翻訳される )アズシャール級の1隻に付き1組の奏者が乗艦しているので、他の奏者も存在すると推定される。
現実世界の一卵性三生児の例。

エリカ、ニコル、ジャクリン・ダーム
Erica, Nicole and Jaclyn Dahm)

【寸法】

全高約2m
全幅約1.2m
奥行き約1.5m
武装無(当然であるが)
Height2m
Width1.2m
Depth1.5m
Armamentnone (per se)

解説文章【日英対訳】

統合ロボット工学/科学のより突飛な発達の1つは、支配達による統制手段であった。

彼らのアンドロイド(含む情報担当ガイノイド)軍人とバイオロイドのクローン操縦士を静める(宥める)ように設計された「コズミック・ハープ」 ( Cosmic Harp / デージピセル ) は、一卵性3つ子の音楽奏者の主楽器だった。

Among the more bizarre outgrowths of Robotech science was the control methods of the Robotech Masters.

Designed to pacify their android soldiers and Bioroid pilots, the Cosmic Harp was the main instrument of a Muse Triplet.

器楽奏者である彼女等自身はコズミック・ハープ の女主の称号を与えられ、そして、彼女と他の2姉妹達は、クローン支配の為の階級制度(Clone Master caste) 、まさしく科学階級制度上のその一部であると考えられていた。

The operator herself was given the title Mistress of the Cosmic Harp and she and her sisters were considered part of the Clone Master caste (just above that of the Science caste).


それぞれの支配達の都市船(アズシャール級)は、1組の一卵性3つ子の音楽奏者と彼女らの楽器しか持たなかった。
彼女がメロディーを作成する為に特定のパターンで彼女の手の平がレーザ光線を遮る(横切る)だけであったので、完全に訓練された音楽奏者による楽器操作は比較的簡単であった。

Each of the city-ships of the Robotech Masters had but a single Muse Triplet and their instruments.

Operation by a fully trained Muse was relatively simple as she had to but move her hands across waves of light in certain patterns to create the melody.

コズミック・ハープ( Cosmic Harp ) 楽器解説:ハープ/Harp

ゾル人こと、衛星Tirol人類の支配的文化民族 『Tiresians』(テイレシアース) 側の言語での

固有名称「デージ・ピセル」(Deeji-Pisel) は、異性(男性)だけに効果を限定せず、同性(女性)

クローンに対する、ホルモン周期を理由とした、激しい感情の沈静化にも非常に効果があった。

彼ら戦士を監督するために、支配達は楽器から放射される可聴帯域周波数に応じた特別なサイバネティックス(自動制御学)を導入した。
In order to control their warriors, the Masters implanted special cybernetics that responded to the sonic frequencies emitted by the instruments.
※可聴周波数帯域とは人間の耳が聞き取れる周波数帯域のことで、20Hz〜15,000Hzないし20,000Hzまでといわれている。

しかし、個体差が非常に大きく、男よりも女性の帯域が一般的には広く、高齢者ほど高域が聞き取りにくくなる。

子供は20,000Hz以上最高域の24000Hzまで聞き取れる場合もある一方、成人は15,000Hzで聞こえなくなる場合があり、老年期には高域が10,000Hzまでになってしまうこともある。

都市船(アズシャール級)から放送されて、これらの「メロディー(旋律)」はランディング・フリゲートを通してバイオロイド 操縦士に中継された。

これらの周波数は、バイオロイド 操縦士の心を任務に集中したまま持続させ、望まれぬ刺激(そのような恐怖、或いは置換された爽快感)に取り乱さないようになることを許容して、都合の良い時(≒任意に)にそれらを取り入れることができるように、アドレナリン(興奮・ストレス増加作用)とセロトニン(精神安定・耐ストレス作用)の自然な機能を覆した。

Broadcast from the city-ship,these “melodies” were relayed through the landing craft to the Bioroid pilots.

These frequencies allowed for the Bioroid pilot’s mind to remain focused on the task and not become distracted by unwanted stimuli (such as fear or misplaced elation) and overrode the natural functions of adrenaline and serotonin so that they could be harvested at the opportune time.

この全く横柄な制御統制は、地球統合政府の中の意見の大半をバイオロイド操縦士が本質的には『活気づけられたゾンビである』という誤った結論に導くものであった。(本編第5話〜第9話参照

残念ながら、地球統合政府に関して、彼らの最も優れた精神はこの強力な兵器を否定するのに必要な正確なアルゴリズムを決して解明する(crack open≒「こじ開ける」の意訳)ことが出来なかった。

This all-assuming control is what lead many in the United Earth Forces to the erroneous conclusion that the Bioroid pilots were essentially animated zombies.

Unfortunately for the UEF, their best minds were never able to crack open the exact algorithms necessary to negate this potent weapon.

戦場の偶発事態を通して、彼等地球統合政府の兵士達は ランディング・フリゲートの艦載のクローン操縦士の統制制御機構が損傷し得ること、しかしこのことが通常、ゾル(Tirorian)支配達の軍隊の急速な、しかし組織化された後退に通じることを学んだ。

「超時空騎団サザンクロス(1984) 」本編 第1話〜第4話 参照 )

Through battlefield happenstance, their soldiers learned that the control mechanism on the landing craft could be damaged but this usually lead to a hasty , but organized, retreat by the Masters’ forces.

それらの第二次戦争の損失の原因の多くの中に、『人間らしい感情』による汚染による艦隊のコズミック・ハープ(デージピセル)の女主(称号) ムジカ・ノヴァ惑星グロリエに居座るサザンクロス軍への亡命があった。

Among many of the causes for their loss of the 2nd Robotech War was the defection of the
Fleet Mistress of the Cosmic Harp Musica due to contamination by human emotion.

彼女の総合的な指導(当時の奏者の内で最も秀でていて最も強力であった)が無かったならば、バイオロイドの下層クローン兵士(バイオ・ヒューマン)の多くが彼らの制御統制の多くを欠いていた。

Without her overall guidance (being the eldest and most powerful of the Muses at the time), many of the Bioroids lacked a great deal of their control.

クローン体の「ゾア・プライム」(Zor-Prime )かオリジナルの「ゾア・デリルダ」

(Zor Derelda) かは判然としないが、乳児期の画像データ。

成長期の情操育成の手段としても音楽・音感教育は重要であった。

新しい一卵性3生児の音楽奏者のクローニングと演奏能力の訓練熟成には、年単位のオーダー(期間)が掛かるので、(急速生長、或いは、捕獲、または再処理されたクローンと対照的に)それは支配達が、戦争を終わらせる為に間に合わせて、完全には立ち直ることが出来ない程のかなりの打撃であった。

As cloning and training a new Muse Triplet would have taken an order of years (as opposed to fast grown or captured/reprocessed clones) it was simply a blow that the Masters could not fully recover from in time to end the war.

他の構成楽器



《ムジエ/Musiere》【海外版:Allegra-Nova】のシタール

を想起させる弦楽器


《ムゼル/Muselle》 》【海外版:Octavia-Nova】の

ツィターを想起させる弦楽器



【関連項目】

【親項目】