旧地球統合軍時代より発展してきた戦闘用
ガウォークは、西暦2050年代末からの統合軍分裂戦争で急成長をとげた後、2062年の時空混乱により一時的に技術大系が崩壊し、約5年間の停滞期を経験した。
その間にチラム新統合政府はムーのロボット社会との対立とエマーンとの通商和平条約締結に伴う反重力システム等の新技術の導入によって時空混乱世界に合わせた新しい兵器大系の開発に精力を注ぎ始めた。
地球兵器の発展型であるチラム軍兵器は、「戦闘デバイス」と総称され、『
AV-11D ブロンコ II』系の「脚」付き戦闘機に慣性制御を応用したもので
ガウォークと呼ばれる形態を基本とし、MBG-24
ナイキックを除き、基本的に腕を持たない。
イシュキック/イシュフォーン・シリーズは反重力システムを導入した第3世代の戦闘ガウォークで、第4世代の戦闘ガウォークはムーとの決戦兵器として、開発された「
ナイキック」に始まる。