VF-7 シルフィード(画像資料) 【VF-7 sylphide, sylpheed Image Archive】 |
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飛行戦隊 /軍区分 | 統合宇宙軍 | 統合海軍 | 統合宇宙海兵隊 | 統合空軍/州立軍) |
戦闘航空団 | SVF | VF | VMF | TFW |
攻撃航空団 | SVA | VFA | VMFA | TAW |
戦闘攻撃航空団 | SVAW | VAW | VMFA | TAW |
早期警戒管制航空団【AWACS】 | SVAW | VAW | VMFA | TAW |
電子戦闘航空団【EW】 | SVAQ | VAQ | VMAQ | TAQ |
偵察航空団 | SVQ | VQ | VMQ | TQ |
練習航空団 | SVT | VT | VMT | TW |
Squadron /Department of Defense | UN Spacy | UN Navy | UNSM | UNAF/UNSAF |
Fighter | SVF | VF | VMF | TFW |
Attacker | SVA | VFA | VMFA | TAW |
Fighter Attack | SVAW | VAW | VMFA | TAW |
Airborne Warning And Control , AWAC | SVAW | VAW | VMFA | TAW |
Electronic Warfare, EW | SVAQ | VAQ | VMAQ | TAQ |
Recon | SVQ | VQ | VMQ | TQ |
Training Wing | SVT | VT | VMT | TW |
A型 / C型 | 単座、全天候3形態可変戦闘機 |
B型 / D型 | 複座、全天候3形態可変戦闘機、兼 可変練習機 |
N型 | 単座、全天候3形態・艦上可変戦闘機機 |
ND型 | 複座、全天候3形態・艦上可変戦闘機、兼 可変練習機 |
設計 | 1: リージェ・インダストリー【Liège】。2:クラウス=マッファイ重工業 (1→ リベルテ・グロリエの合弁設立、旧「ダッソー・ブレゲー」植民星支社 ) |
設計協力 | ノースロップ・グラマン / ロッキード・マーティン エリダヌス合同企業体 |
製造 | クラウス=マッファイ重工業 (外宇宙艦隊向けの改装と生産は、設計協力の各企業体を通じて行われた。) |
主機開発 | ロールス・ロイス plc社 |
補助動力【APU】 | 中島航空宇宙発動機製造株式会社・大気圏内発動機開発部 |
A / B 型 | 2基の ロールス・ロイス plc FF-3001 プロトカルチャー (資源)・核融合・ターボファン・エンジン 最大推力各131 kN. |
C / D 型 | 2基の ロールス・ロイス plc FF-3031 プロトカルチャー (資源)・核融合・ターボファン・エンジン 最大推力各146 kN. |
補助動力【APU】 | 中島航空宇宙発動機製造株式会社 NBS-2-APU×1基 (NBS-2をAPU兼用にしたもの) |
その他 | 全環境での機動と 高度/姿勢調節および安定用に組合わせた、小型反応スラスターおよび姿勢制御ジャイロを装備。 |
画像は、非可変 F-207 A/B/T (別名:VF-7 Easy)の 「ロールス・ロイス plc FF-3001 プロトカルチャー (資源)・核融合・ タービン・エンジン」であるが、可変戦闘機版 VF-7 初期型 (A型 / C型)も、 基本的にエンジンは同一であり、但し推力偏向ノズルが価格低減の為に、 足として機能する形状と強度になっていない点が違うのみである。 |
種別 | 2本の小型プロトカルチャー (資源) 電池・エネルガイザー 【energizer】。 |
反応剤容量 | 16本のプロトカルチャー (資源) 標準キャニスター(小缶)。 |
反応物質量 | 9.8リットルの 融合エンジン用のD20(重水) 反応物質。 |
最大速度 | マッハ 4.10 (気温:零下65度・高度20,000m。注:慣性&反重力システム起動無しでの実測。) |
海面速度 | マッハ 1.45 (気温:摂氏31度の高温時) |
軌道進出速度 | ブースターによる 9,100 kph の速度で高度 45km に進出(※) |
失速速度 | 198kph(水平飛行無負荷時、VTOL効果外で) |
初期上昇率 | 毎分 48,000 m 以上 (オーバーブースト上昇時) |
実用上昇限度 | 40km(40,000m → 軌道進出でない場合) |
最大速度 | 650 kph(最良高度での最良実測値。於 高度3,600m) |
失速速度 | 0km (VTOL) |
実用上昇限度 | 21,000m |
典型的総デルタ-V値 | 4.1kps(内部反応剤のみ) |
宇宙空間追加増槽 | 宇宙空間用に追加「デルタ-v」(2.2kps)の為の プロペラント増槽を装備可能。 |
戦闘行動半径 (宇宙空間) | 総合 デルタ- v 値 4.9 kps. |
設計許容加速度(G範囲) | +15.0G / -5.6G (+9.5G 以降はコンピューター・オーバーライド時) |
反応剤供給間隔:(A/B型) | (A/B型):165時間、 (C/D型):250時間の運用毎に交換 。 |
ウェスティングハウス・エレクトリック社 APG-145 | X 波長帯(バンド)・パルス・ドップラー 【Pulse Doppler Radar】・全高度長距離球状探知&追跡レーダー。 特別な『ステルス』パッシブ・モード装備。 |
X帯域 | マイクロ波の帯域の一つ。 センチ波であるSHF帯《周波数: 3GHz〜30GHz、波長: 10cm〜1cm》の帯域と重複する部分がある。 その帯域は《周波数 8GHz〜12GHz、波長 2.5cm〜3.75cm 》。 衛星通信バンドでは、アップリンク 8GHz、ダウンリンク 7GHz。 |
パルス・ドップラー・レーダー (Pulse Doppler Radar) | レーダーが受信した信号にパルス連続処理とドップラー処理を加えるもので、ミキサーとバンドパス・フィルターを使用して目標物からの反射以外のものを排除するレーダー。地上や海面のクラッターなどを除去できる。 ドップラー技術を使用することで、目標の接近率を知ることもできる。 |
トムソン CSF ALQ-310 | 多帯域・インターリーブ/マルチ-モード機能(空対空と空対地の両モードの同時使用)、多スペクトル・パッシブ・センサーシステム。 球状(超水平線・超高感度探知・目標識別・比較と全高度でEM放射線のデータ保管を可能とした。 |
コーニンクレッカ・フィリップス・エレクトロニクス社「All-View II」 (大気圏内高速・バード・ストライク防護強化仕様) | 多波長・全方向・デジタルカメラ・システム。 中距離全姿勢、全帯域の赤外線画像及び可視光学画像・紫外線帯光学画像の探知および追尾(トラッキング)装置。 |
トムソン CSF LT-5 | 多波長・レーザー光波測距儀とレーザー目標指示装置(ディジネーター)。 |
・マルコーニ・レーダー警告受信装置(RWR)。 |
・オルデルフト(OlDelft)・赤外線警告受信装置(IRWR)。 |
・セレーニア・スカイ・ウォリア【Selenia Sky Warrior】 アクティブ・パッシブ・レーダー&センサー・ジャマー(妨害装置)。 |
・チャフ・ディスペンサー(散布器) |
・フレア放出器 |
エリコン(Oerlikon) E-18-1 イオン・パルス砲 | 左右翼付け根に各1門(合計2門)。 これらの砲は 典型的には5MJのイオン破壊火球を射出する。砲は翼付根に位置し、戦闘機形態とガウォーク形態でのみ使用可能。 |
同 上 | バトロイド形態の「手首」に、それぞれA, B型で各1門(合計2門)、C, D型で各2門(合計4門)装着。 これらの砲は翼付根のものと同一のもので、「腕を展開した」ガウォーク形態とバトロイド形態で発火可能。 (YF-21と同じ発想で、基本的にガンポッドを使用しない。) |
ガンポッド方式の欠点 | ⇒ 固定武装と違い、機外への装備という形態から反動による振動が大きくなり、内蔵機銃に比較して、発射時に機のトリムを大きく変化させてしまう為、命中精度に劣る。 この問題は、30mm機関砲のような大口径火器において顕著に現れる。 また外装であるが故に、戦闘機のような高速機に於いては、深刻な空気抵抗を増加させてしまう。 更にパイロンを占有してしまうガンポッドは、当然ではあるが機外装備量の制約に繋がる。 |
4箇所のハード・ポイントは機体下部と、各左右の翼下に2基ずつ設置される。 利用可能搭載量は以下の通り。 |
各1本 | パイソン【Python】ミサイル | 射程75 km。速度マッハ3.0。 アクティブ&パッシブ・レーダー。 ホーム・オン・ジャム《ジャミング源へ向かって飛ぶ》「赤外線画像」【IIR】誘導複合型。 |
各1基 | カラパス・ミサイル・コンテナ | 3本のミサイル発射管同梱。 各2基のダイアモンドバック・ミサイル。 又はライトニング・ミサイル、 又は4本のハンマーヘッド・ミサイルを積載。 |
各1基 | 「MER」 【Multiple Ejector Rack】 | ランチャーには、各2本の「デリンジャー」(Derringer)ミサイル。 A型で70km、E/F型で130kmの射程を持ち、速度マッハ3.0。 光学・「赤外線画像」【IIR】・アクテイブ・レーダー・シーカーによる複合誘導である。 |
各1基 (過荷) | マーズ・ギャラント 【MARS GALLANT】社 GU-13 三連・35mmガンポッド | ×1門。ポッド内、分離不可能なバナナ形弾倉格納。 ガトリング型式での毎分2,000発の発射速度での一斉射撃が可能。 弾丸の総量は600発。 供弾は、タングステン・コーティングされた劣化ウランの 装弾筒付徹甲弾(そうだんとうつきてっこうだん)Armor Piercing Spin-Stabilized Discarding Sabot (APSSDS) ※ 徹甲榴弾〔High Explosive Armor Piercing (HEAP)〕 と曳光弾を一定割合で混合。 この火器はインビッドには効果的だが、それ以外には威力不足で、サザンクロス軍ではあまり使用されなかった。 またシルフィードのような大気圏内主用途の機体の場合、 付属のバナナ型弾倉はVFA-6「レギオス」の例を持ち出すまでもなく、 著しく空力特性を悪化させると共に、各種ハード・ポイントへ干渉する為取り外すことになるが、その為に、給弾数はポッド内の150発に制限されてしまう。 これは最大発射率で4秒、率を半分にした節約モードでも8秒で撃ちつくすことになり、 効果もアズシャール級などの大型ゾル艦船には薄いこともあって、殆ど使用されなかった。 |
各1基 (最大) | その他の軍装搭載量 | ECMポッド、カーゴポッド、又は偵察ポッド。 |
赤外線画像 【IIR】 Imaging -Infra Red | 「目標捜索装置」(シーカー)が自動追尾対象を画像として捉える、赤外線ビデオカメラを使用した、赤外線画像式・自動追尾(≒ホーミング) 方式。 これはフレアなど航空機の形状をしていない赤外線源の妨害の影響を少なくすることができる。 電子技術の向上に伴って、検知距離は初期の2倍になり、欺瞞(フレア等)への耐性が高まり、かつ常温作動可能になって冷却不要となった。 最新型のオフボアサイト赤外線画像ミサイルR73 ARCHERなどは、 赤外線捜査追跡システム (Infra-red search and track system, IRST system。 「赤外線照準追尾システム」とも訳される ) を使った中間指令誘導を介在させることによって発射後ロック (LOAL) を可能にし、ミサイルシーカーの視野外(オフボアサイト)の目標、 つまり、 「前方から最大60度離れた『横に居る目標』も撃てる」 新世代の赤外線ミサイルである。 1985年にR73 ARCHERが出現し、ソ連崩壊後に旧東側諸国製ミサイルから入手した現物をテストした旧西側諸国関係者に衝撃を与えたと言う。 現在ではアメリカのAIM-9Xをはじめとする同種のミサイルが開発されて珍しいものではなくなり、徐々に普及してきている。 |
4本のパイソンミサイル。 |
コンテナ種別 | 基 数 | ミサイル種別&搭載本数 |
カラパス・ミサイル・コンテナ | ×2基 | 12本の「ダイアモンド・バック」ミサイル積載 |
同 上 | ×2基(左右各1基) | 24本の「ハンマーヘッド」ミサイル積載 |
コンテナ種別 | 基 数 | ミサイル種別&搭載本数 |
カラパス・ミサイル・コンテナ | ×4基(左右各2基) | 12本の「ライトニング」ミサイル積載 |
同 上 | ×2基(左右各1基) | 6本の「ダイアモンド・バック」ミサイル積載 |
同 上 | ×2基(左右各1基) | 12本の「ハンマーヘッド」ミサイル積載 |
コンテナ種別 | 基 数 | ミサイル種別&搭載本数 |
‐ | ‐ | ×2本(左右各1本)の「パイソン」ミサイル懸架 |
カラパス・ミサイル・コンテナ | ×2基(左右各1基) | 6本の「ダイアモンド・バック」ミサイル積載 |
同 上 | ×2基(左右各1基) | 12本の「ハンマーヘッド」ミサイル積載 |
機体自重が可変戦闘機にしては比較的軽量な為、 首脚のタイヤは単輪(シングル)である。 |
機体エンジンポッド部の収納庫から伸びる主脚。 対艦・装甲シャトル攻撃用の4本のパイソンミサイルの 内、右側の2本の一部が見える。 又ノズルは可変戦闘機の定番の上下二次元可変式の 処理である。 |
首脚裏側の緩衝装置等の詳細。 |
可変型 VF-7の複輪(ダブル)の首脚/主脚装置。 この作戦でのランディング・フリゲート及びアズシャール級 への攻撃は、後世の文書解析で全て単座型であったと 特定されたが、A型かC型かの特定は写真資料が散逸し 困難である。 |
15話「Love story」/Robotech版 52. “Love Song”より。 可変型のシングル首脚/主脚の構造が分かる。 |
A,B型 | 単座・航空/準衛星軌道 多目的汎用迎撃戦闘機 |
T 型 | 複座・航空/準衛星軌道 多目的汎用迎撃戦闘&練習機 |
A型、B型いずれも可変機構と慣性・重力制御システム除去以外はVF-7に準ずる。T型はA型に準ず。 |
F-207A/B/T 性能値 (数値は単座後期型;B型のもの) | |
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最大速度 | マッハ 3.10 (高度15,000m) |
海面速度 | マッハ 1.05 (気温:摂氏31度) |
軌道進出速度 | ブースターによる9,100kphの速度で高度45kmに進出(※) |
失速速度 | 178kph(水平飛行無負荷時) |
初期上昇率 | 毎分 50,000m以上 (オーバーブースト上昇時) |
実用上昇限度 | 40km (40,000→軌道進出でない場合) |
格納庫から出される「飛燕」(各務原市提供) | 企画展の準備をする小山さん |
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