第二次地球奪還作戦に投入された
ガーフィッシュ級の遠距離高速輸送船の派生型である。
他に航宙団による用途別の派生級である第二航宙団の「シレイラ」級、第三航宙団の「アナコンダ」級があり、輸送専門に船体下部のコンテナ部を拡張した
マラソン級がある。
艦底部に3機の
シャドウ・ファイター(レギオス)をベータ・戦闘爆撃機(トレッド)込みの1ユニットで収納するコンテナを3つ持っている。(したがって、総計9ユニット搭載)
各種装備の仕様によりスカウト・クルーザー(斥候艦)・ライト・クルーザー(軽巡洋艦)・アサルト・トランスポート(高速突撃輸送艦)の目的別に分類されるが、基本形はあくまで輸送船であるため、武装は左右の船体スリットから発射されるミサイルと、艦底部コンテナの前に3連装ビーム砲塔が1基あるのみ。
このため後方からはもちろん、上部からの攻撃にも弱かったが、この時代になると幾らか改善されている。
本作においては、艦体が上下に割れて大型
シンクロ・キャノン【Disruptor 砲】を発射するという、艦体を上下又は左右に割って砲身とするという、
ティロリアン【Tirolian】(日本版定義での「
プロトカルチャー (太古の異星人)」末裔に当る)&ゼントラーディ艦に多く見られるコンセプトを受け継いだ主砲が加わった。
船体強度は幾分低下するが、補給の問題をある程度棚上げに出来る大規模艦隊戦では強力な火力を持って、相手より優位に立つことが出来る。
同型艦多数。
なお、
フォールド航法が可能な最小クラスの艦艇でもある。