フィンガー・フォーとは、現代ジェット戦闘機における編隊の組み方のひとつで、4機を1単位として編隊を組むものである。 戦闘機がプロペラ機の時代には、多数の機体で大編隊を組み、相手側を戦力的に圧倒する戦術が取られた。 その後、ジェット機が戦闘機の主流になった時代においては、ジェット機はプロペラ機より燃費が悪く、多数の機体で大編隊を繰り出すと大量の燃料を補給せねばならず、戦略上、燃料の補給が難しくなる。 そこで、ジェット機編隊を最小限度の4機で編成し、編隊単位でこまめに離発着させて作戦行動させる手法が取られるようになった。 燃費を常に意識して飛行せざるを得なかった化石燃料が過去の遺物となり、プロトカルチャー (資源)反射/反応炉によりエネルギー変換効率が劇的に向上した現代(西暦2066年)でも、4機を「一つの単位」とし、この単位の整数倍で編隊の全体を構成することが行われている。 |
上方向(↑)が進行方向で、上面から見た俯瞰図(ふかんず)とする。 |
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