イベント開始 | |
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ークッチャイナタウン 19:40 | |
トド松 | ジューシマツ兄さん遅いなあ・・・ |
大事な取引だって言ってたけど、 いつまで車の中で 待ってればいいのかな? | |
ここ看板とかネオンが派手で 一見、にぎやかだけど、 路地裏は普通に暗いからね? | |
あ〜あー!なんかこういう場所に 一人で待ってるのって、 ふっつうに怖いんっだよねーー!? | |
(ガチャッ!) わ!?黄色いチャイナ服の店員? | |
・・・ジューシマツ兄さん!? 何その格好!? | |
十四松 | トッティー!!!車出して!! はやく!! |
トド松 | わ?わかった!! (ブロォオオオオオウン! キキィイイイイ!) |
十四松 | 路地を抜けるまで逃げ切って! |
トド松 | ちょっ?誰か追って来てるの!? アチ!何これ餃子!? テイクアウト!?皿のまんま!? |
十四松 | あ!思わず持って来ちゃったね! 取引してた相手じゃない奴が、 乱入して来てー!あー!驚いたー! |
トド松 | ちょっと!?何あれ!! 正面の路地の出口の所に チャイナドレスの女が・・・!! |
宙に浮いたーーー!!? | |
十四松 | あーーーッ! 背中のロケットで飛んでんの!? いいなーー!あれーー! |
トド松 | (ドス!!!) はッ!?フロントガラス突き抜けて 何か撃ってきたよッ!? |
下を突っ切るしかない! 行くよ!? | |
十四松 | 路地抜けたら右に曲がって!!! |
トド松 | わかった! (キキィイイイイ!) |
ついて来るよーーーー!? こっちもすっごいスピード 出してるんだけどーー!? | |
十四松 | トッティー!!!! |
トド松 | なに!? |
十四松 | ターンして!!! |
トド松 | え!何そのボタン!? |
十四松 | 僕と数えて!いくよ!? ・・・1・・・2の・・・ (ウイイーーン・・・) |
トド松 | !? わかった!真後ろに向くんだね!? ハンドル切るよ!! |
・・・3!! サイドブレーキ!!ターーン!! (キキーーーーーッ!!) | |
十四松 | ロックオン!! 誘導ミサイル発射ーー!! |
トド松 | ちょっと!?誰がいつの間に 僕の車に勝手にそんな機能 つけてんだよーーーッ!? |
2ステージ目到達 | |
カラ松 | ・・・なんだ?花火か? |
チョロ松 | そっちのショーウィンドウ磨いた? 次、看板頼むね。 |
カラ松 | おい。 こんな時間に一つだけ花火って、 おかしくないか? |
チョロ松 | え?ああ・・・ クッチャイナタウンの方角だね。 お祭りとかじゃなくて? |
一松 | クッチャイナタウン・・・!? まさか・・・! |
カラ松 | 祭りの時期は終わっただろ。 どうした?イチマツ。 急に慌てて? |
一松 | 今、ジューシマツたちが・・・! |
(・・・カタカタカタ・・・) | |
チョロ松 | あ、レジから暗号が。 解読するね。 |
『ワンワン イマ カエル エージェント マスタード』 | |
今、帰るってさ。 | |
一松 | ふう・・・よかった無事か。 あれ使ったな。 教えてといてよかった。 |
チョロ松 | 無事に帰ってきてもらわないと。 あいつが作るチョコレートが、 うちで一番の売上だからねー! |
カラ松 | 独創的な花とスパイスの味6種類。 悔しいが、俺の芸術的な作品、 パッション・ド・カラマツを凌ぐ。 |
一松 | ん?あのクソ顔型チョコ? 俺が店番してる間、 売れた事一度も無いけど。 |
チョロ松 | アソートに入れたら、 時々単品で買う人出てきたよ。 味はなかなか情熱的で美味しいし。 |
カラ松 | フッ。感じたか俺のパッション! それこそが、人々が追い求める、 チョコレートの幻影・・・ |
チョロ松 | 世界中で突然、本物のカカオマツが 手に入らなくなってからの、 この空前のチョコブーム。 |
一松 | この謎を解く鍵が手に入ったんだ。 ついに動きがありそうだな。 |
おそ松 | 《みんな、下に集まってくれ。 新しいミッションだ》 |
チョロ松 | わかった。店、閉めるよ。 |
おそ松 | 《悪いね〜!戸締まり頼む! 2人とも無事に戻った。 重要な会議になるからな。》 |
カラ松 | フッ。チョコレート店が 軒を連ねるこの通りの、 何の変哲もない一軒。 |
ショコラブティック 『SIX SPICES』 (シックス・スパイセズ)。 | |
ここに、 女王陛下直属の、 謀報機関の本部があるとは・・・ | |
ノーバディ知る由もない。完璧だ。 ・・・・・・ おや、美しいレイディ。 | |
すまないが本日はもうクローズだ。 また明日・・・。 ・・・ハチの巣?どういう意味だ? | |
3ステージ目到達 | |
おそ松 | 諸君。これより重要な報告をする。 本物のカカオマツが、 世界中で入手できなくなり久しい。 |
カラ松 | それと共に、ある勢力が 台頭してきたのはご存じの通りだ。 |
チョロ松 | フラッグショコラ社だよね。 |
カラ松 | そうだ。 いまや世界中のチョコレート会社が |
フラッグショコラ社から、 原材料の代替カカオマツを 買っている。 | |
一松 | うちもね。異常気象が原因とか。 今じゃカカオマツ、 普通にもう手に入らないからね。 |
カラ松 | 一方で空前のチョコレートブーム! ブームはすっかり定着してしまい、 今やチョコレートは日常必須品だ。 |
トド松 | チョコを売ればとりあえず、 食べていける美味しい時代! ホント、いい時代になったよね! |
チョロ松 | でも、誰も代替カカオマツの、 材料も製造工程も知らない。 |
一松 | 限りなくブラックだね。 |
カラ松 | 一方で世界中の富裕層だけに、 本物だと言われる希少なショコラが 高値で売買されている情報もある。 |
チョロ松 | 絶対誰かボロ儲けしてそうだよね。 |
おそ松 | それだって本当に本物かどうか、 わからないって、思ってたよね? |
トド松 | 絶滅したんでしょ?あるわけ・・・ え!?まさか・・・ さっき僕が運んだのって・・・? |
十四松 | 僕が今日サンプルを手に入れた! |
チョロ松 | えーーー! 本当に本物だったの!? いったいどれだけの値段するんだ? |
カラ松 | 噂には聞いていたが真実とはな! ダイヤモンドよりも高級な、 本物のカカオマツ!情熱の源! |
トド松 | 待って?本物のカカオマツの力で、 もしかして、この新品人生とも、 おさらば出来るんじゃあ・・・! |
チョロ松 | ゴクリ。 |
一松 | ・・・・・・。 |
十四松 | ごくっ。 |
カラ松 | 待ったぁーーー!! 待ったぁーーー!ブラザーー!? |
おそ松 | え〜〜〜っ!? 今、ここで本気で戦おうとした? やめて!? |
一松 | いかん。気がついたら、 銃の安全装置を外してた。 ・・・え!?何?そのボタン!? |
十四松 | あ!衛生誘導レーザー砲の 照準ボタンだねーーー!? いやーーー!ついーーー! |
トッティ!?ガスマスクしてんの? なにそれ! 毒ガススプレーーーー!? | |
トド松 | ん!?ああ!いや!ゴキブリが! 気の生!気のせいだよ〜〜! |
え?チョロマツ兄さん!? 何?万年筆!? まさかこの建物の自爆装置!? | |
チョロ松 | え!?裏切り者が現れたら、 その場で決着をつけないと! 機密漏洩を防ぐ決まりだよ。 |
おそ松 | お前、自分が真っ先に 裏切るんじゃないだろうな? チョロマツゥ? |
チョロ松 | うるさいなぁ! そっちこそどうなんだよ? 自分はいっつも電話ばかりして。 |
本当に司令部と?いや二重スパイ? 店の売上で遊んだりしてないよね? あ!何!?電話機かまえてッ!? | |
おそ松 | 敵に当たった瞬間に電流が流れて、 爆発する黒電話だッ!へへ〜ッ! ん?てことはよ?え〜?お前さぁ! |
ただ世の中のノリに合わせて この店を構えてたと思ってんのぉ? こういう情報を入手する為よぉ! | |
決まってんでしょ〜!・・・あれ? カラ松?何ジュラルミンケース 抱え込んでんの!? | |
カラ松 | あ?ああ。 希少種に何かあってはと・・・ つい、な。フッ。 |
よし!みんなミッションだ。 本物のカカオマツの出所と、 暗躍する組織の正体をつかむぞ! | |
一松 | だから、 そのジュラルミンケース、置けよ。 エージェント・クソマツ。 |
4ステージ目到達 | |
おそ松 | よし、ミッションは把握したな? みんな!数日の内に南へ飛ぶぞ! 富豪の集まるパーティーの情報だ。 |
コードネームは、いつも通り! ジューシマツチョコの名前な? 作戦中はコードネーム使用厳守! | |
十四松 | あいあい!僕、危険なマスタード! ねーー?このジェット燃料のタンク もっと強力なの詰めても大丈夫?? |
一松 | 6倍の圧力まで大丈夫なはず。 ・・・何すんの。 |
十四松 | うん、ちょっとーーー! |
チョロ松 | パーティーの日にちは?2月14日? バレンタインに店閉めてたら、 変だよね?僕だけ遅れて行こうか? |
カラ松 | バレンタイン? そういえばさっきの客、 |
店を閉めている所へ来て、 変わった事を言ってたな。 | |
トド松 | ふ〜ん、なんだって? |
カラ松 | セントバレンタインを待たなくても ハチの巣になるわねって。 |
チョロ松 | ハチの巣をつついたような騒ぎの 間違いじゃなくて? トップシーズンだから。 |
カラ松 | 明日またね。と言っていた。 可愛らしいレイディだ。また来たら 丁重にお相手して差し上げてくれ。 |
一松 | ・・・明日? ・・・・・・おい、今何時だ。 |
トド松 | えーと、 ・・・夜中の0時を回った所だよ。 |
(ガターーン) | |
チョロ松 | ・・・上で何か音が!? |
トド松 | ・・・なに?怖いよ? |
十四松 | ・・・モニター見て! 店の前にミニスカートの女の人が! |
一松 | あ、短い。 いや、そこじゃないか。 血のバレンタイン。不吉だな。 |
おそ松 | おい!エージェント・マロウ? さっきお前が言ってた女の人なの? 可愛いけど頭大丈夫?今何時よッ? |
カラ松 | 俺が行って話してみよう。 何か事情があるかもしれない。 |
チョロ松 | 心配だな。僕も行くよ。 万が一に備えて、僕らが上がったら 全部ロックかけて。 |
十四松 | オッケーーー!! 気を付けてね! |
5ステージ目到達 | |
カラ松 | やっぱりスカート短いな!? これではまる見え・・・ いや。・・・マドモアゼル。 |
確かに日付は替わったが、 店を開けるには、まだ早すぎる。 何かお困りの事でもあるのですか? | |
チョロ松 | え?うちの弟の事で困っている? 兄の間違いじゃなくて? |
カラ松 | クッ、どれが迷惑かけたんだ!? 数が多くてわからない・・・! 兄なら一人なんだが・・・ |
チョロ松 | あ!泣かないで! 店にあるチョコレートなら、 どれでもあげるから!ね!? |
え、ジュラルミンケースに 入ったチョコレート? そんなのあったかな? | |
カラ松 | ・・・!? しまった!! 伏せろーーーーーッ!!! |
(グラッタダダダダダダダッ!) | |
カラ松 | 早く!カウンターの下に!! |
チョロ松 | うわわわわ!なにッ?なんだよッ? 同業者の営業妨害かよッ!? なわけないよねーー!? |
普通ショコラティエは、 マシンガン持ってないよね!? | |
カラ松 | カウンターは鉄板入りだ。 しばらくは何とかなる。 一人じゃないな?車の脇に二人。 |
チョロ松 | 向かいの路地とビル屋上に二人。 さっき、よく撃たれなかったね? 消すのが目的じゃないのか? |
チッ!下に武器を取りに戻れたら。 この位の距離、 絶対外さないのに・・・! | |
カラ松 | 店の中に隠してある武器がある。 引出しの裏にライフル。小拳銃。 弾は棚の右から3番目の赤い箱だ。 |
チョロ松 | わかった!やってみる!・・・ おい!こっちも狙いはつけてるぞ! 目的は何だーー!? |
(グラダダダダダダダダダダッ!) うわ!!交渉する気全くないね? | |
カラ松 | 見せしめか。クソッ!箱を貸せ。 ローレル!階下を知られたくない。 レジスターから下に暗号打てるか? |
チョロ松 | あ!閃光弾・・・!? どうするの!?何て打てば!? |
カラ松 | 絶対ドアを開けるな。だ・・・! よし!眼を閉じて耳を塞げ!! ジュラルミンケースを死守しろ。 |
チョロ松 | 無茶だよ!? たった一人で、 敵を陽動するっていうの? |
カラ松 | フッ。俺はカラマツ・マツノ。 エージェント・マロウとして これでも危険な目には慣れっこだ。 |
見ろ!これが俺のパッショーーン! (ドォオオオオオオオオン!!!) | |
チョロ松 | (キーーーーーーーーン・・・) うわッ耳がツーンてする。ちょっ! え??救急車!?呼んでないのに? |
チョロ松 | カラマツを無理やり乗せた!? ゆゆ、ゆゆゆ!? 誘拐されちゃったよーー!? |
6ステージ目到達 | |
ーアカツカホスピタル 10:26 | |
一松 | クソッ。手を焼かせやがって。 メガネをかけて・・・と。 どこの病室だ? |
おそ松 | 《こちらエージェント・ジーラ、 駐車場で待機中。 どう?見つかりそう!?》 |
一松 | あー。何とかなると思うよ。 とりあえず医者の格好してるから、 怪しまれずに、片っ端から探せる。 |
あ。発見。 見張りの気をそらせる? 3分あればいける。 | |
おそ松 | 《おまかせぇーッ!!よッ!》 |
《ガンッ!ビーッ!ビーッ! ビーッ!ビーッ!ビーッ!》 | |
《どう!?うまく気をそらせた? 今から建物正面へ回る。 正面から堂々と出ておいで〜!》 | |
一松 | 車の警報装置の音か!? なるほどさすが。 よし、今の内に・・・ |
おい。ボケマツ。ぶっ殺すぞ。 外でジーラが待ってる。 1分で支度だ。さっさと着替えろ。 | |
カラ松 | ・・・イチマツ!? お前が来ると思わなかったな。 |
一松 | しっ!盗聴器があるかもしれない。 ヤスミンだ。 |
カラ松 | 毒の投げキッスの女が現れて・・・ どんな尋問をされるかと思ったら、 病院のベッドに放置プレイだ・・・ |
一松 | 人質になんかなりやがってクソが。 ほら、ほどけたよ。さっさとしろ。 腕に包帯巻け。 |
カラ松 | バスケのユニフォーム!? これに着替えるのか? |
一松 | 出来るだけ入院患者に見えない方が 目立たないだろうが。 |
カラ松 | フッ。試合の途中で怪我をした バスケ選手という感じだな。 いいアイデアだ!よし、行くぞ。 |
一松 | 出て廊下の突き当たりを右だ。 その先が外来の正面出口だ。 レスキュー車に真っ直ぐ乗り込め! |
(ガチャッ) エージェント・ジーラ。 空港まで急いで。 | |
おそ松 | お〜〜!心配したよぉ!? |
カラ松 | 面倒かけたが、陽動作戦は成功だ。 例のケースは海の上だと言ったら、 連中め、すっ飛んで出ていったぞ。 |
おそ松 | あ〜ぁ!それで襲撃止んだんだぁ! ジュラルミンケースが無事だったのは お前のおかげだな!カラマツ? |
一松 | ここからは、 連中が気づくのも時間の問題だ。 |
十四松 | 《ヤスミン!大丈夫?》 |
一松 | エージェント・マスタード。 エージェント・マロウを確保した。 戻ったら機体最終チェックする。 |
おそ松 | 到着まで20分てとこかな? 行っくぜ〜〜! |
十四松 | 《わかったー!!待ってるよー!》 |
7ステージ目到達 | |
ーアカツカ空港 11:05 | |
トド松 | みんなシートベルト締めたー? 豪華なホテルのパーティが、 待ってるよ〜〜!楽しみィ〜! |
チョロ松 | って、もう滑走路走ってるし! すぐに離陸するつもりでしょ!? 誰だよ機長? |
十四松 | 《本日はプライベートジェットへの ご搭乗を頂き、 誠にありがとうございます。》 |
チョロ松 | え!?エージェント・マスタード? |
カラ松 | フッ。気取った声でアナウンス しているな。さすがマイブラザー ・・・やるじゃないか。 |
チョロ松 | いや、そういうことじゃくて! 他に副操縦士は?誰かいるの? いないよね。ここに5人いる。 |
十四松 | 《目的地までの時間は約10時間。 安全なフライトをお約束・・・ あ〜〜!もう離陸するね!!》 |
チョロ松 | (ゴオオオオオオオオオ) わあああーー!大丈夫なの? ななな、何焦ってんの?あいつ。 |
一松 | カカオの実を早く温かい所へ、 運んでやりたいって言ってた。 実も生きてるからね。 |
チョロ松 | 実?考えた事なかったな。 でも確かに聞いた事ある。 |
実の油脂が固まる気温の場所じゃ、 発芽出来ないんだってね。 | |
トド松 | へえ。自分の生きられる環境が わかってるんだ? ああ〜、僕たちどうなるんだろう。 |
チョロ松 | 戻っても店も壊されちゃったし。 結構がんばってたんだけど。 |
でもさ?大体バレンタインに、 チョコももらえない僕たちが チョコ売ってるのも不思議だよね! | |
トド松 | あのさあ?よく考えたら、 ショコラティエにチョコレートを プレゼントって、しにくくない? |
他の店のチョコ贈っても微妙だし。 僕たちますます遠のいてない? | |
一松 | ああああ!!それもそうだ!! もう廃業だ!!明日からこの仕事 やめる・・・!!! |
おそ松 | えぇーー!ねえぇ!? 店は重要な情報を手に入れる 糸口なんだよぉ? |
チョコレートの店は続ける。 大丈夫!戻る頃には、 前より綺麗になってる筈だからな? | |
安心しろよ。 エージェント・ローレル! | |
チョロ松 | 本当に?掃除した直後に メチャメチャにされて、 結構、頭にきたんだけどさあ! |
あと、誰かマスタードに、 ずーーっとモールス信号で ワンワンいうのやめてって言って! | |
トド松 | え?モールス信号の音なんかした? |
チョロ松 | 操縦室のドアの上のランプ! 点滅を条件反射で解読しちゃうから チカチカうるっさいんだよぉーー! |
8ステージ目到達 | |
ーゴールドフラッグホテル 翌日14:30 | |
カラ松 | フッ。客室階の廊下は静かだ。 |
今からパーティで見つけた、 フラッグショコラ社のレイディを 部屋にお招きするところだ。 | |
チョロ松 | 《こっちも問題ない。 今、エージェント・ジーラが ポーカーのテーブルについてる。 |
同じテーブルに青いドレスの ターゲットの女がいる。 タイミングが来たら知らせて。 | |
情報の入手頼むよ! 連絡を取らせないように 注意をそらさせるから。》 | |
カラ松 | エージェント・ジーラの出番か。 フッ・・・貴重だな。 |
チョロ松 | 《そういえば廊下に エージェント・ヤスミン いなかった? |
防犯カメラを切り替えたら、 そのフロアへ 行っている筈なんだけど? | |
カラ松 | ん?いないぞ。 いや待て。 ・・・部屋のベッドに誰かいる!? |
シーツの下に危険なレイディが お待ちかねかーー!? (バッ) | |
一松 | 何言ってる。ボケが。殺すぞ。 |
カラ松 | イチ・・・ エージェント・ヤスミン。 何してる。 |
一松 | さっさと縄を解け。 |
カラ松 | 自分でやったんじゃないのか。 |
一松 | クソッ。先回りされてた。脅しだ。 手を引けって事だろ。 ・・・ふう。 |
一松 | 何。そのオオカミの着ぐるみ。 |
カラ松 | 初対面のレイディにバスローブは、 露骨すぎではないかと思ってな。 ん〜? |
一松 | どう見ても変質者だろ。 |
カラ松 | そうか。改めよう。 借りは返したぞ。 |
エージェント・ローレル。 こちらマロウ。 | |
ヤスミンを確保した。気をつけろ。 敵にこちらの動きがバレている。 | |
チョロ松 | 《こちらは動きなし。時間は稼ぐ! マスタードと通信が途切れてる。 |
一松 | え!?本当? |
チョロ松 | 《いや。待って?これは暗号? 今、規則的な雑音が・・・ 解読する・・・。 |
ダイジョウブ モンダイナシ!? | |
大変だ!!まともな文章だ! 何かあったんだ!! | |
一松 | まともな文章!? まずい!!急がないと!! |
カラ松 | クッ!何号室だ?ここか? |
一松 | 開かない。クソッ!鍵壊すぞ!? (ダーーンッ!ダーーンッ!) ジューシマツーーーー!? |
カラ松 | あ!ベッドの上に・・・! ぜ、全身金色・・・!? |
十四松 | く、苦しいーーーー! 皮膚呼吸が出来ないーーーー! |
カラ松 | 落ち着け。 普通に口で息をしろ。 エージェント・マスタード。 |
十四松 | あ!本当だ。普通に息出来るわー。 |
一松 | あ・・・ああ良かった・・・ |
十四松 | さっきジューシマツって言った? ダメだよイチマツ兄さん! あ!僕も言っちゃった!あはは! |
カラ松 | 敵はどこへ行った?女か? |
十四松 | そう!すっごいオッパイの女の人! ゴージャスにしてあげるざんすって 体中に金粉塗られてーーー! |
くすぐったくて思わずタッ・・・! | |
一松 | それ以上言わなくていいから! 俺が見たのと同じ女だ。 どこに行ったかわかるか? |
十四松 | トッティの所じゃないかな!? 大変ーーーーッ!! トッティが危ない!! |
カラ松 | この部屋か?ドア蹴破るぞ!? 1、2、銃構えろ! |
一松 | わかってる。3! ああ!あれはーーー! ベッドの上に! |
カラ松 | ああ!?全身チョコレートで |
十四松 | 塗り固められてるーーー!? |
一松 | し、死んでるのか!? |
トド松 | は?何言ってるの? 生きてるけど。 |
十四松 | 何してんのー!?楽しいのー!? |
トド松 | チョコレートの全身パックだよ。 フラッグショコラ社が コスメにも手を広げるんだってさ。 |
十四松 | 情報収集もちゃんとしてるー! |
トド松 | 内緒だけど特別に本物の カカオマツも入ってるざんすって 言ってたな。間違いないね! |
ダーク・ビターの100%黒だね。 専用プラントがあるらしいよ。 取引なら案内してもらえるかも。 | |
十四松 | ざんす? その人オッパイデッカい? |
トド松 | うん!すっごいミサイルみたいな 胸してた。さっき銃の音がしたら バスルームに隠れちゃって・・・ |
一松 | え! |
・・・・・・(ガチャ) | |
カラ松 | まずい!!伏せろ!! |
(ダダダダダダダダダッ!!) | |
トド松 | うわ!撃ってきたぞ!? あ!なにあれ!すごい!! |
カラ松 | 胸にマシンガンがついてるぞ!? フッ、俺が一線交えた中でも、 最も危険なレイディだぜ!! |
十四松 | オッパーーイ!! |
一松 | こっち!! 窓から屋根をつたって逃げるんだ! 他に逃げ道がない! |
チョロ松 | 《何の音!?撃ち合ってるの!? あ、まずい!ターゲットの気を そらさないと!》 |
おそ松 | 《お〜?やっと俺の出番? 見てろ〜!?全ッ部巻き上げて 丸裸にしてやるぜッ!?》 |
9ステージ目到達 | |
おそ松 | レイズだ。へっへぇ〜ん! ここまで勝負を引っ張ってきた 甲斐があったな? |
チョロ松 | どう?大丈夫なの? 向こうはまずい事になった。 出来るだけ時間を稼がないと。 |
おそ松 | わ〜ってるって。 大丈夫だって!ほら〜〜〜! |
チョロ松 | ・・・フルハウスで勝ち。 むこうは8のワンペアか。ふう。 |
おそ松 | チマチマ勝って巻き上げてるから、 だいぶ、ピリピリしてんぞぉ。 へっへっへ! |
チョロ松 | 少し勝たせた方がいいんじゃない? |
つまらなくなって、 いきなり切り上げられたら まずいよね? | |
おそ松 | うっるさいなぁ! 根こそぎ巻き上げて やるんだって! |
チョロ松 | 確率、15パーセント。下りて。 フォールド! |
おそ松 | レイズ! |
チョロ松 | なんで乗せんの!? 向こうのストレート。こっちの負け。 何やってんだよ!? |
おそ松 | 勝たせろって言ったのお前だろ? |
チョロ松 | え!今のわざと?別にあんなに 詰まなくても良くない? そんなに損しなくても良くない? |
おそ松 | わぁかったよ! じゃあ・・・怒り狂う程、 大負けさせてやるッ! |
チョロ松 | そんな思った通り勝ったり負けたり 出来るわけないよね! |
おそ松 | ・・・大きい勝負に出てきたな。 へへへ。オールインだ。 |
チョロ松 | 向こうもオールイン・・・ え?まずいよ!? ストレートフラッシュ!? |
おそ松 | もしカードを思い通りに出来たら? こっちはロイヤル・・・ ストレートフラッシュだよ? |
チョロ松 | わ!すごい!こっちの勝ちだ!! あ!ターゲットの女が立ったぞ? 相当カッカきてるよーーー!? |
おそ松 | あ!飛んだ! 回転巨乳アターックてか!!? うお!こんのぉ!やるかぁ!? |
チョロ松 | ああーーまずい!注目を浴びたら せっかくの作戦がパアになるよ!? そ、そうだ!ここのスロットを! |
片っ端から大当たりにしてやる!! こっちに注目しろーーー!! 777!よし次!777!次もー! | |
おそ松 | おい!何だよこれ!? すっごい当ててるじゃん!? 総額いくらあるのぉ?これ! |
チョロ松 | あ・・・さっきの女気絶してる!? |
おそ松 | お前のスロットに 周りが気を取られてる間に 靴で殴ったら気絶しちゃったよ? |
チョロ松 | あ、それ女が持ってた携帯!? プラントって番号がある! |
おそ松 | この番号の先、調べてもらってる。 メイグイ?衛星写真と座標で 場所わかればいいよね? |
トド松 | 《こちらエージェント・メイグイ 屋根の上で撃ち合いになってる! 敵のヘリがあるんだ・・・! |
あれが使えれば・・・! 距離次第だけど、 移動は出来ると思うよ!》 | |
10ステージ目到達 | |
カラ松 | 砂漠・・・! なぜスーツで砂漠に 来てるんだ俺たち・・・ |
トド松 | 仕方ないでしょ?衛星で調べたら、 目的のプラントが小さな砂漠地帯の この辺りだっていうんだから |
お金持ちとの商談にとりあえず スーツは基本でしょ?ふふっ、 マオカラー、よく似合ってるよ。 | |
カラ松 | ラ、ラクダ? ラクダがいるぞ? |
トド松 | ほら、ここだよ。わ、なんかスゴい。 テントの中に絨毯が敷いてある! あ!石油・・・王? |
カラ松 | 何て言ってるんだ。 ジュラルミンケースを見せるぞ? 通じたかな。 |
トド松 | 「今や本物のカカオマツが取れる、 黄金のカカオ豆は、 石油と同じ位高価なものです。」 |
だって。 | |
「でもその価値を労働力に還元して いない。フェアトレードで ないからフラッグ社はキライだ。」 | |
だってさ。 | |
カラ松 | 話が早いな。 フェアトレードを約束すると 言ってくれ。フッ。 |
トド松 | 「わかった。・・・喜んで!」 だって! プラントに案内してくれるって。 |
通路で繋がってるんだ。 うわ!すごい温度だね! | |
カラ松 | 室内とはいえ、 よく砂漠でこんな温度を 保ってるな。 |
トド松 | 何あれ? 小さいおじさんが たくさんいるよ? |
カラ松 | 楽しそうに踊ってるな。 英語じゃなさそうだ。 わかるか?メイグイ? |
トド松 | ヒジリサワ語をしゃべってる! ジュラルミンケースを渡して。 よろしく、だってさ? |
カラ松 | ふう、これで取引成立だな。 報告しよう。 エージェント・ジーラ? |
おそ松 | 《衛星からの映像を見てる。 まずいぞ。周りを囲まれてる!》 |
カラ松 | 何だって? |
十四松 | 《僕が行くよ!!待ってて!》 |
チョロ松 | 《あ!!何その装備! 宇宙服!?》 |
十四松 | 《(ゴゴゴゴゴゴオオオーー!)》 |
おそ松 | 《あーーー!!飛んだーーー!!》 |
一松 | 《空を見てて。エージェント・ マスタードが落ちてくる・・・ はずだ。》 |
トド松 | あ!・・・何か光った! |
カラ松 | おお!落下しながら、 プラント周辺の敵を攻撃してるぞ!? |
十四松 | (シュウウウウウウウ) 無事着地したあ。ふうー! だ、大丈夫ーーー!!? |
トド松 | うん!ありがとう!兄さん! 助かったーー! ヒジリサワ語、通じたよ! |
十四松 | ほんとーー!? あ、あの人たち? 僕たちと同じでみんな同じ顔だね! |
トド松 | 確かにーーーー! ふふふ! |
十四松 | はい、ここにサインしてください。 ボタンを押して、送金完了です! また来まーーーす!!ばいばーい! |
カラ松 | 手続きは終わったか。 ・・・さて、ジュウシマ〜ツ? どうやって帰ればいいんだ? |
十四松 | 2人とも、僕につかまって!! (ゴゴゴゴゴゴオオオーーーー!) |
トド松 | え!?このまま!? |
カラ松 | 待て!このまま行くのか!? |
十四松 | そう! |
トド松 | 僕たち宇宙服着てないよ!? |
十四松 | 宇宙マンと一緒だから、 大丈夫!! |
トド松 | え!宇宙マンて誰!? 怖いよ!? |
十四松 | 大丈夫ーーーー!宇宙までは、 行かないからーーーー! |
カラ松 | く、空気が!薄い!おい! ジューシマーーーツ!!? |
十四松 | 大丈夫!もう降りるよ! |
トド松 | ど、どこに!? |
十四松 | 海ーーーー!! |
トド松 | えーーーーーー!! |
カラ松 | フッ。ついにこの ウェットスーツが、 役に立つ時が来たようだな。 |
トド松 | えーーー!?ずっと着てたの!? バカなの!? わあーーアチチチチチチチチチチ! |
(ドッボーーーーーーーン!!! ・・・・・・) | |
全クリア | |
おそ松 | おつかれーッ! みんな、揃ったな? |
カラ松 | フッ。戻ったぜ。 |
トド松 | えーー、みんなクルーザーで、 マティーニ飲んでるの!? 僕たち損してない? |
チョロ松 | マネして作ってみたけど、 お前のマティーニの方が旨いね。 |
トド松 | おだてないで!?うれしいけど。 |
おそ松 | 司令部経由で、女王陛下から メッセージが届いてるぞ。 |
カラ松 | 女王陛下から・・・? |
チョロ松 | わあ!本当に僕らの任務って 女王陛下からの任務だったんだね! |
一松 | 俺も騙されてるのかと思ってた。 |
十四松 | 僕、女王陛下知ってるよーー! 怖いけど優しいよーーー! |
トド松 | みんな!?そんな状態で よく任務こなしたよね!? 逆にスゴいよ兄さんたち! |
カラ松 | メッセージだ。流すぞ。 |
《ご苦労だったわね。ニートたち。 あいにくあなたたちが戻る頃、 私はワイキキの熱い砂の上。》 | |
一松 | ハワイ。 女王陛下、以外と庶民的なんだね。 |
《今回の任務の成功、 素晴らしい働きぶり、 心から褒めてあげたい。》 | |
チョロ松 | やった!認められたんだねー! 僕たち!!・・・グスッ! |
《これからもスパイとして学ぶ事。 そして私の為に働くのです。 まずは戻って休みなさい。 | |
梨を用意させておきましょう! これはその梨のホログラムです。》 | |
カラ松 | な、梨だと・・・!? 女王陛下・・・まさか?クッ、 ・・・ホログラムの梨・・・! |
トド松 | 梨だぁー!! ホログラムじゃ食べれないけどー! |
おそ松 | なしーーー!! ああ〜っ!食べたい! なしーー! |
一松 | なし・・・!? 何だこの無駄なハイテク。 |
チョロ松 | ナシーーー!? ちょっと!?お金の使い方、 間違ってない?現物送ってよ? |
十四松 | なーしッ!なーしッ! これ、たぶん爆発するよーー! 投げまーす!そーーれ!(ボーンッ) |
おそ松 | わ!ひぇ〜!あっぶねぇ〜!? 終わると爆発するんだったな。 ・・・さて諸君!次の任務だ! |
カラ松 | 戻って本物の梨を食べたらな。 フッ。わかっているさ。 悪の組織の黒幕を探す事。 |
チョロ松 | フラッグショコラ社の秘密を 全て調べ上げる事! |
一松 | いまだに バレンタインにチョコを貰えない 俺たちでもね。 |
十四松 | 忙しいから!僕たちーーー!! |
トド松 | そうそう!バレンタインにこんなに 働いてるんだよ〜〜? デートしてる時間なんか無いよ〜? |
おそ松 | 俺たちなら簡単だよなッ? |
カラ松 | フッ!追い求めるぜ。 本物の情熱のチョコレート・・・! チョコレートよ、永遠に! |
俺たちはN.E.E.T.! NEET in Education, Employment or Training。 | |
学び、働き、訓練された・・・ ニートだ! |
番号 | ステージ名 | 敵拠点体力 | 敵タイプ | 初回報酬 | 黄金の カカオ豆 | 奪ったへそくり | ||
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金 | 銀 | 銅 | ||||||
1 | ロウドー・ノオ | 2080 | 地上 | コイン×1000 | ×200 | ×977 | ×607 | ×451 |
2 | ニートより愛を込めて | 3770 | コイン×1000 | ×250 | ×1075 | ×704 | ×548 | |
3 | ゴールドウィンナー | 8840 | コイン×1000 | ×300 | ×1172 | ×802 | ×646 | |
4 | 女王の屁以下のニート | 15600 | コイン×1000 | ×350 | ×1270 | ×899 | ×743 | |
5 | 死ぬのはヤなのだ | 25740 | 地/空 | コイン×1000 | ×400 | ×1367 | ×997 | ×841 |
6 | 私を愛したニート | 37570 | コイン×1000 | ×450 | ×1465 | ×1094 | ×938 | |
7 | オタクパシー | 51090 | コイン×1000 | ×500 | ×1562 | ×1192 | ×1036 | |
8 | リビング・ダイニング | 76440 | コイン×1000 | ×550 | ×1660 | ×1289 | ×1133 | |
9 | ヒマ・エブリー・デイ | 106860 | コイン×1000 | ×600 | ×1757 | ×1387 | ×1231 | |
10 | クズノ・ロワイヤル | 149110 | ダイヤ×50 | ×700 | ×1952 | ×1582 | ×1426 |