ホイミンその4
最終更新: asahikun25 2011年03月26日(土) 03:07:31履歴
《アッサラームの街。劇場のバー》
「○○さん!にんげんのおどりこさんがたくさんおどってるね!」
「ベリーダンスはこの街の名物だからなぁ〜」
「にんげんのおとこのひとはダンスがすきなの?いっぱいみにきてるね」
「ボソッ…ダンスが好きっつーか…踊り子が好きなんだろ……」
「○○さん!ぼくもダンスできるんだよ!みて!」
【ホイミンはおどっている!】
「ははっ…!なんだそりゃ。『かわいいおどり』か?」
「プンプン!これはダニーさんじきでんの『ふしぎなおどり』だよ!」
「ダニーさんって誰だよ?」
「しらないの?あのゆうめいな『ダニーズじむしょ』のしゃちょうさんだよ!」
「全然知らねぇ……」
「ダンスニードルのダニーさんがたちあげたげいのうぷろだくしょんだよ!」
「魔物の世界にも芸能界があるのか……」
「じつは…ボクはむかし『ダニーズジュニア』をやってたんだよ!」
「ほほぉ……(なんだそりゃ?)」
「ボク、もりでダニーさんからちょくせつスカウトされたんだよ!すごいでしょ!」
「そりゃすげぇや…(訳わかんねーんだけど……)」
「まあボクたびがしたくなっていちねんでやめちゃったんだけどね」
「お前にそんな過去があったとはな……」
「あと『さそうおどり』もできるよ。ちょっとヘタだけど……」
「………ところでお前それ、人間になっても踊れんのか?」
「ん〜わかんない。たぶんできるとおもうけど……」
「『おどりこのふく』買ってやるから今晩宿で俺に見せてくれ……!」
「いいけど…○○さんなんかちょっとかおがこわいよ…?」
※「YOU 来ちゃいなYO!」って誘われたらしいです。
《ノアニールの村》
「ヘイ!らっしゃい!おにーさんサンマ買ってかない?サンマ!
この時期脂のってて美味いよ〜!まけとくからさ!どう!?」
「はーい!防具の『元気屋』!恒例の深夜のタイムセールが始まるよ!
お、そこのホイミスライム!かわいいねぇ〜!『かいがらぼうし』どう!?」
「先ほど零時に焼きあがりましたメロンパンはいかがですか〜!?」
「はぁ…結構です………」
「なんか…よなかなのにこのむらのひとはみんなげんきだね…○○さん…」
「昼間もこんな調子だったぞ…。どうなってんだこの村。呪われてんのか?」
「……その通りじゃよ、旅のお人……」
「うぉっ…!いきなりなんだ爺さん!どっから湧いてきた!?」
「この村の人々は近くの森に住むエルフの女王の呪いにかかり、
昼夜関係なくやたらめったらハイテンションになってしまったのじゃよ……」
「イヤな呪いだな……」
「おじいさんはなんかげんきないね」
「実は20年前、わしの息子と近くの森のエルフの女王の娘が駆け落ちをしてな、
怒った女王がこの村に呪いをかけた。後から産まれてくる子供にももれなく効く
恐ろしい呪いなのじゃがわしだけそのまま……これはわしへの嫌がらせじゃ…」
「周りがこんななのに自分だけローテーションってキッツイな……」
「も〜たまらんわい…。静かに暮らしたいのじゃがわしがこの村を出たら、
村人全員永遠の眠りにつけてやると女王に脅かされておるのじゃよ……」
「おじいさんかわいそう……」
「何とかなんねーもんかな」
「それが1週間前、なんとこの村に勇者様のパーティがやってきてな。
村人総出で丸2日間ぶっ続けで歓迎の宴をひらいたわい。疲れたぞ…。
わしは勇者様に何とかわしを…いや、この村を救って下さるようにお願いをした。
勇者様ならエルフの女王も説得できるかもしれんからな」
(あいつらがなんとか出来るのかねぇ……)
「それでどうなったの?」
「それが…3日前に出かけられてまだ戻ってこないのじゃよ。
女王の住む隠れ里はここから歩いても3時間かからないのじゃが…」
「面倒くさくなってバックれたんじゃねーのか?」
「○○さん!ゆうしゃさまはそんなことしないよ!」
「そうじゃ、勇者様は困っている者を絶対に見捨てたりせんわい!
それにこのイベントを消化しないと次のイベントのフラグが立たん!」
(そんなことねーと思うけど……)
「実は…1ヶ月前に家の大掃除した時、使ってない押入れの奥から
偶然女王の娘が書いた2通の手紙と『まひするルビー』を発見してな。
手紙の1通はわし宛。もう1通は女王へ宛てたものじゃった。
その手紙によると娘は里から逃げ出してくる前に女王への嫌がらせで
宝物庫からその『まひするルビー』を持ち出してきたらしくてな……」
「母娘揃って陰湿だな……」
「しばらくしたらルビーを女王の元へ返してきて欲しいと書いてあった。
母親への手紙と共にな。それをわしは勇者様に託した…。
なにせわしは嫌われておるし、第一この村を一歩も出れんからな」
「じょおうさまへのおてがみにはなんてかいてあったの?」
「わからん。厳重に封がしてあったからのう……。
盗み見なんぞしたりしてまた女王の怒りをかったらいかんし…」
「ゆうしゃさまはもうじょおうさまにルビーをかえせたのかなあ?」
「わからん…返したところで呪いを解いてくれるという保証は無いがな。
しかしもういいかげん帰ってきてもいい頃なんじゃが……。
ルビーを持ち逃げせんように人質として爺さんを一人預かっておるし」
「全然信用してねーじゃねーか……」
「旅のお人、ちょっとエルフの里に行って来て様子を見てきてくれんか?」
「『ちょっとそこの道具屋行ってきて』ぐらいの軽い感じで言うんじゃねーよ!
とばっちりでこっちまでそのヘンな呪いにかかったらどーすんだ!」
「○○さん…いってきてあげようよ…。おじいさんがかわいそうだよ。
それにゆうしゃさまをかげながらサポートするんじゃなかったの?」
「うっ…そういうばそうだったな。こんなとこで時間とらせる訳にはいかねぇ。
やつらにはさっさとラスボス倒してきてもらわないといけねーからな」
………こうしてエルフの里に向かった1人と1匹。
しかし村を出てすぐの洞窟の中で勇者のパーティを発見したのだった。
「この洞窟の奥に湧いてる水が美味いと聞いて立ち寄ってみたが…
なんでここで勇者様ご一行がブッ倒れてるんだ…?」
「ゴクゴク…ゴクゴク…!○○さぁん!○○さんものんでみなよ〜。
このおみずすっごくおいしいよ〜。はやくすいとうにつめようよ〜」
【ホイミスライムはゆうしゃよりみずのほうがだいじだった!】
「いや…水筒は後でいいからホイミン、こいつらにキアリクしてやってくれ…。
時間が経ってるみたいで気絶してらあ。こりゃ目が覚めるまでしばらくかかるぞ」
「なんでまひなんかしてるのかなあ…しびれくらげでもいたのかなあ……」
「しびれくらげは海の魔物だろーが。こんなとこに出てくるわけねーよ。
おそらくこのルビーのせいだな。邪な心を持つ人間がこいつを使うと
とたんに麻痺しちまうらしいってじいさんが言ってた。多分そのせいだ。
ルビーを抱えたままなんつーイヤラシイ顔で固まってんだこの出腹商人……」
「マヒはとけたけどがっちりつかんでるよ。てこでもはなしそうにないね……」
「きっとここでこっそり鑑定してどっかに売り飛ばすつもりだったんだろ…」
「でもまほうつかいのおじいさんをひとじちにされてるんじゃないの?」
(じじぃ…捨てられたな)
「○○さん、これからどうするの?」
「こんな呪いのアイテム、売れないとわかったらさっさと女王に返しにいくだろ。
俺も気持ちわりーからそれに触りたくないし…もうほっといて先に村に戻ろうぜ」
「おきるまでまってなくていいの?」
「俺達は絶対に勇者の前に顔を出してはいかん。それが男の美学ってもんだ」
「『びがく』ってなあに?よくわかんないけどカッコイイ!」
(もしホイミンに目をつけられて…不思議な力で仲間にでもされたらたまらん…)
村に戻ると老人に訳を話し勇者の帰りを待つことに。そして2日後……。
「大変じゃあ…!!旅のお人!旅のお人おおおぉぉぉぉぉっ……!!」
「お、落ち着けじいさん…どうした?ついに勇者が戻ってきたのか?」
「そ、そうなんじゃよ…!無事に女王から許しをもらえたそうじゃ……!!
すぐに女王から預かってきた『ねむりのこな』を中に撒いてくださってな…
そ、そしたら急に村人が落ち着きを取り戻してな!村の呪いが解けたわい!」
「良かったなあ…これで静かに余生を送れるなじいさん!」
「おじいさんよかったね!」
「感謝するぞい!旅のお人!いゃあ!ありがとう…!ほんとうにありがとう…!」
「じやあ俺達はまた旅に出るとするか。元気でなじいさん」
「ちょ…ちょっとまちなされ!旅のお人!お礼にこれを受け取ってくれんかの!?」
「お、悪いなじいさん。ありがたく貰っておくぜ。ありがとよ」
「わーい!わーい!おれい、おれい!なんだろう?」
「例の大掃除の時、息子の部屋のタンスの奥から出てきた『エッチなしたぎ』じゃ。
おそらく女王の娘が忘れて行ったのじゃろう。タグがついておるから新品じゃよ!」
「……………」
「恋人の1人や2人おるのじゃろう?おぬし、男前じゃもんなあ〜!
こいつを装備させて……ヒッヒッヒ…!若いっていいのぅ〜!うらやましいわい!」
「『エッチなしたぎ』ってなあに?○○さん!ボクもそうびできる!?」
「……………」
「じゃあわしはここで!さようなら旅のお人!気をつけてな!旅の無事を祈ってるぞ!
そうだ!わしも少ししたら旅に出るぞ!なにせ呪いで村から出れなかったからのう…!
世界中のカジノめぐりをするぞい!どこかで会ったら酒でも飲もうぜ!ヒャッハー!」
「ねぇ○○さん…こんどはあのおじいさんがのろいにかかっちゃったのかなあ……?」
「………かもな」
【ノアニールのむらののろいがとけた!ホイミンは『エッチなしたぎ』をてにいれた!】
※エッチな下着の入手イベントは大変重要なので長くなりました。
ホイミンはお風呂が好きでいつも相棒と一緒にお風呂に入ります。
熱いお湯が苦手なので桶にぬるいお湯を張ってもらい浸かります。
《オラクルベリーの宿屋》
「なあホイミン…。今夜は人間の姿で風呂に入らねーか?」
「うん!ボク、にんげんのおふろのれんしゅうする!」
・
・
「○○さんと一緒の湯船に入れてうれしいなあ!キャッキャッ…!」
(ホイミン…肌がほんのりピンク色に染まってきて……たまらん!)
「○○さん!○○さん!ボク、体と髪を洗ってみたい!」
「そ、そーだな!あっ…今日は俺が洗ってやる!いや、洗わせろ!」
【ホイミンはからだじゅうをゴシゴシされている……!】
「キャハハ…くすぐったいよう○○さん!」
(スベッスベのつるっつるだな…こいつの肌……ゴクッ…)
「あわあわだねぇー…」
(ほんっといい体してるなあ、こいつ……)
「ぬるぬる…だねぇー…」
(ヤバイ…我慢出来なくなってきたぞ…。仕方ねぇ…1回目はここで…)
「ん…んんっ…○○さぁ…ん……なんか…カラダ……ヘン……」
【なんと!ホイミンがじょうきしたはだとうるんひとみでみつめきた!】
(なんつーエロい顔してたんだホイミン!いいのか!?いいんだな!?)
………バタッ!
【なんと!ホイミンはゆあたりをしてしまった!ショックでへんしんがとけた!】
「ちょっ…!ホイミン!大丈夫か!?おい!しっかりしろっ…!!」
「……うぅ〜ん。あたまが…クラクラ…して…めが…グルグル…するよう……」
(イキナリ普通の湯に長く浸かり過ぎたか…徐々に慣らしていくべきだった…)
【ホイミンはふろからでた!そしてそのままあさまでねむってしまった!
しかしあいぼうはしばらくねつけない!あいぼうはもんもんとしている!】
※この位のエロが精一杯です。お許しください。