宝鐘マリンと戌神ころねによるコラボ企画。PS2用ゲームソフト『超兄貴 聖なるプロテイン伝説』を各々で用意してそれぞれのチャンネルで配信枠を取り同時にゲームを始め、どちらが先にクリアできるかを競うという今までにない内容で話題を呼んだ。
猛威を振るう新型コロナウイルスの影響によりオフコラボができない中で何か面白いコラボ企画ができないかと考えたマリンが企画を練り、自らころねに持ちかけたとのこと。
ゴリゴリマッチョの2人の男が主人公・謎デザインの敵キャラクターなど、一見しただけでは『超兄貴 〜』はただの謎ゲーにも思えるが、その実は骨太な弾幕系STGであり、シリーズを通してファンも多い。ゲームを選んだ宝鐘マリン曰く、「弾幕STGが得意な自分と謎ゲーが得意なころね先輩。どちらにもシナジーがあると感じた」ということで、Twitter上でも発表当初から注目を集めていた。
満を持して行われた2020年5月4日の配信では双方のチャンネル合わせて最大で6万人近い同時接続数を集めるなど大いに盛り上がり、また普段は忌避される伝書鳩行為もこの日に関してはむしろ推奨され、互いの配信を行き来してリスナーが状況を伝達する・相手の言動を代弁するなど他ではあまり体験できないエンターテインメントに溢れた配信になった。
肝心のプレイの方はというと、予想以上の難易度に両者ともに大変な苦戦を強いられ、一向にクリアの気配がないままわためのうた・朝ココを横目にプレイは続き、ついにはYouTubeのアーカイブ化限界である12時間を前に何と両者クリアできずにこの日はお開き、決着は持ち越された。なお、本来は勝者が選んだゲームを敗者が配信でプレイするという罰ゲームが用意されていたが、両者ともにクリアできなかったということでマリン・ころね共に罰ゲームを受けることとなった。
ほどなく行われた5月9日の第2回配信では、前回の反省を活かした丁寧なプレイで序盤からマリンがリードし、リスナーの助言も受けながらついにラスボスを撃破、ゲームをクリアしたマリンが勝者となった。にも関わらず、「いやー、意外と呆気なかったですね。このままHard行っちゃおっかな?」とおもむろに難易度Hardで1面からゲームを再開(対決の際は両者ともにNormalだった)、ころねが配信を終了してからもプレイし続け、クリアこそならなかったものの本作を十分楽しんだようである。
なお、ゲームプレイ以外にもこの配信の見どころとして、プレイ中の雑談はもちろん同じゲームでのプレイスタイルの違いやお互いのリスナーを介しての煽り合い、さらにはてぇてぇ成分までが多分に含まれている。
未視聴であればぜひ2窓での同時視聴をオススメする。
第1回
【マリン視点】「超兄貴」同時プレイ!!先にクリアできるのはどっちか!?【罰ゲーム有り】
【戌神視点】「超兄貴」同時プレイ!!先にクリアできるのはどっちか!?【罰ゲーム有り】
第2回
【超兄貴】鬼畜STGリベンジ!どっちが先にクリアできるか!?【ホロライブ/宝鐘マリン・戌神ころね】
【戌神視点】超兄貴リベンジマッチョ!!どっちが先にクリアできるか!?【#超兄貴マリころ対決】