遁甲とは、戦闘有益状態【バフ】のひとつです。
効果は、攻撃を受けた際、受けたダメージを一定割合まで抑え、超過分を全て反射します。
擬似効果の
援護と違う点は、
受けるダメージが一定割合以上多くならない事、
反射機能が活性化するための条件と、
反射ダメージの威力が相手の火力に大きく依存する事の二点です。
援護では全ての被ダメージを軽減した後に反射しますが、
遁甲では一定割合以上のダメージを受けないと、効力を発揮できません。
しかし、一定割合以上のダメージを受ければ、割合分のダメージしか受けず、
割合以上のダメージはそのまま相手に反射できます。
利点:
残量MP攻撃や
防御無視等による高ダメージ単発攻撃を大きく軽減出来、
さらに超過分を反射するため、相手の被害は非常に大きくなる。
割合がHP依存ならば、HPが低いほど条件達成しやすくなり、必然的に反射率が増大する。
近年に追加された反射ダメージ耐性の影響を受けない。
欠点:
一定割合以下のダメージに対して何も出来ない。
攻撃毎の判定なので、威力の低い連続攻撃が非常に危険。
参考例1:被ダメ上限割合25%
付与者のHP3000万に対して攻撃者から2000万のダメージを受けた場合、
遁甲発動数値は3000万の25%分である「750万」となります。
そのため、受けるダメージは750万に固定され、反射ダメージは残りの1250万となります。
逆に、攻撃者から500万のダメージを受けた場合、
遁甲発動条件である「750万」に満たないため、500万のダメージをそのまま受けます。
加えて反射機能は条件を達成していないため、
相手に反射ダメージを与えることは出来ません。
参考例2:被ダメ上限割合50%
付与者のHP3000万に対して攻撃者から2000万のダメージを受けた場合、
遁甲発動数値は3000万の50%分である「1500万」となります。
そのため、受けるダメージは1500万に固定され、反射ダメージは残りの500万となります。
このように、倍率が上がれば上がる程、防御性能と反射性能が低下します。