いわゆる慰安婦(日本軍性奴隷)について知り、考えるためのFAQです。

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否定派の主張

現在から見れば過酷・悲惨に思われるが、当時は国家によって売春が公に認められていた(公娼制)。慰安婦とか性奴隷とか言うが、当時普通にいた、ただの売春婦に過ぎない。

反論

慰安婦は公娼以上に苛酷な状態に置かれていた

こうした主張はしばしばネットで見られます。1956年に売春防止法が施行されるまで、日本では売春は合法とされてきました。しかし、公娼制の元では (人権上・人道上、様々な問題をはらみながらも)廃業の自由や外出の自由が認められていたのに対し、慰安婦の女性のほとんどはそうした自由がありませんでした。また慰安婦は多い日には一日に2~30人の「客」を取らされました。一人30分、20人として10時間、30人とすれば15時間にもなります。そうして性器が傷ついたり、あるいは生理になったりしても休みが与えられないこともしばしばでした。

なおかつ、慰安婦が客として取らされたのは、戦場で精神を荒ませた兵士たちです。彼らの中には慰安婦に暴力を振るう者や心中を強要する者もいました。慰安婦たちは常に心身や生命を危険に曝された状態に置かれていたということにも留意しなければなりません。

そもそも、当時の公娼制に対してすら「事実上の奴隷制度」だとして廃止すべきという意見が広がりつつありました。それ以上に過酷だった慰安婦は「奴隷そのもの」と言っても過言ではないでしょう。

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