初めてのイド語 - 00-17

第17課


On を用いた受動態
話者が動作主について言及を避ける時、または動作主を知らない場合、英語では受動態が使われる。
The father is loved.
その父親は愛される。
イドでは不定代名詞が使われる。
On amas la patrulo.
これは以下のような受動態の形を避けることができる。
He was not told the whole truth,
On ne dicis ad il la tota verajo. 人々は彼に真実全てを告げなかった。
英語の場合、時によっては受動態ではなく代名詞が使われることがあり、代名詞 we は話者が 自分自身も供述の中に含めたい場合に使われる。
We are all mortal,
Ni omna esas mortiva. 我々は皆死ぬ運命にある。
しかし供述が全員に対し適応される時には、on が使われるべきである。
When we hear but one bell, we hear but one sound,
Kande on audas nur un klosho, on audas nur un sono. ただひとつの鐘の音を聞く時は、全員がた だひとつの音を聞く。
同じことが代名詞 theyyou、そして peoplesomebody といった表現にも言える。
They manage those things better in America,
On administras ta kozi plu bone en Amerika. アメリカでは人々はこれらの事をよりうまく処理す る。
You cannot eat your cake and have it,
On ne povas manjar sua kuko e konservar ol. ケーキを残しつつ食べることはできない。
People say it is their own fault,
On dicas, ke ol esas lia propra kulpo. 人々はそれを自身の間違いだという。
A man is not always lucky,
On ne sempre esas fortunoza. 人は常に幸運ではいられない。
不定詞の前の前置詞 不定詞は名詞と同等であるから不定詞の前にはどんな前置詞をも置くことができる。
Loko por studiar (=loko por studio). A place for studying (=a place for study).
勉強する場所
Sen dormar without sleeping.
眠ることのなく。
Sen dormo without sleep.
不眠。
Ante departar, before starting.
出発する前。
Ante departo, before departure.
出発前。
Sen parolir, without having spoken.
話すことなく。
前置詞は不定詞の一部である場合には訳されない。
I want to come,
Me volas venar. 私は来たい。
in order to(〜する為に)という意味の時は por を使う。
He wrote to come,
Il skribis por venar. 彼は来る為に書いた。
不定詞の代わりに–ing 形を使ってもほとんど同じ意味になる場合には por は必要としない。
To be or not to be (=being or not being),
Esar o ne esar. 生きるか死ぬか。
形容詞の後に来る to は「〜する為の」という意味や、不定詞としての役割を持たない。
Easy to learn,
Facile lernebla 簡単に学べる
Difficult to understand,
Desfacile komprenabla. 理解するのが困難な
They have only themselves to blame,
Li ipsa esas sola blaminda. 彼らが責めるべきは彼ら自身のみだ。
I want you to come」など不定詞節については第12課を参照すること。
非人称動詞
「雨が降る」、「雪が降る」、「あられが降る」といった動詞には真の主語がない。故に英語 で使われる代名詞 it は訳されない。
Pluvas. 雨が降る。 Nivis. 雪が降った。 Esas balde grelonta. あられが降りそうだ。
※第20課も参照すること。
代名詞 it が何も指していない時にも同じことが言える。
It is you.
Esas vu. 君だ。
"I AM COLD" このような文は sentar(〜と感じる)を用いて再帰表現で表される。
Me sentas me kolda. 私は寒い。
Vu sentos vu tro varma. あなたはとても暑く感じるだろう。
There is/there are(〜がある)をどう訳すか。
これらは単純に動詞 esar を用いて訳される。真の主語はそれに続く語である。
Esas kolino exter la urbo. 町の外に丘がある。
Esas dek-e-du hanini en la kajo. 鳥かごの中には12羽の雌鶏がいる。
しかし人や物など何かしら指すものがある場合は yen を使う。
There he is (= There he comes!)
Yen il venas! ほら彼が来た!
時間
1時間は horo だが時計で時間を指す場合は kloko または kloki で表される。
Qua kloko esas? 何時ですか?
Esas du kloki. 2時です。
Ye du kloki e duimo. 2時半です。
「15分」、「〜分」は常に前の時間からであり、後の時間からではないと見なす。
Sep kloki e tri quarimi または Sep kloki quaradek-e-kin minuti 7時45分
Non kloki quaradek 9時40分
大陸の時刻表などでは24時間表記がなされる。(真夜中=24時)
Dek-e-du kloki 正午
Dek-e-tri kloki 午後1時
算術
加減乗除はそれぞれ plusminuspersur と訳される。(それぞれ発音は ploos、min’-oos、 pair、soor)
2+3- 1 du plus tri minus un
4 x2=8 quar per du facas ok
9÷3= 3 non sur tri facas tri
曜日、月など
曜日の名前は以下の通り。(文頭にくる時などを除いて小文字で表される。)
sundio 日曜日 lundio 月曜日 mardio 火曜日 merkurdio 水曜日
jovdio 木曜日 venerdio 金曜日 saturdio 土曜日
月の名前は以下の通り。(用法は上に同じ。)
januaro 1月 februaro 2月 marto 3月 aprilo 4月 mayo 5月
junio 6月 julio 7月 agosto 8月 septembro 9月 oktobro 10月
novembro 11月 decembro 12月
季節の名前は以下の通り。
printemposomeroautunovintro
食事の各名称は以下の通り。
dejuneto 朝食 dejuno 昼食 dineo 夕食 supeo 夜食
これに対応する動詞は dinearsupear などである。
日付を表記する時には日から始め、年で終わる。
12-ma septembro 1914 1914年9月12日