アイドル戦国時代 - 佐賀乙女みゅー☆スター
佐賀乙女みゅースターは、地域活性化応援団をコンセプトに掲げる、2015年1月結成の佐賀県初のグループアイドル。運営は久我写真事務所・久我スタジオプロダクション。代表及び総合プロデューサーは久我秀樹(写真家・公益社団法人日本広告写真家協会正会員)、音楽プロデューサーは北村尚志(シンガーソングライター)、マネジメントプロデューサーは木場淳之(ムービークリエイター)。同年2月初ライブ。初期メンバーは、モデルサークル「PHOTOLINK Mu」のアイドル部として佐賀、福岡県一帯で行なったオーディションで選考。AKB48チーム8佐賀県予選のファイナリスト3名を含む7名で編成。小田貫夕杏(結成時13歳)、上田聖菜(結成時12歳)、愛澤詩織(結成時15歳)、春陽愛菜(結成時16歳)、七星まりん(結成時17歳)、水樹蓮(結成時18歳)、天羽くれあ(結成時18歳)。同年5月、追加メンバー小日向彩夏加入(加入時15歳)。2015年10月、リーダー水樹、天羽、小田貫、小日向の4名編成となり、佐賀県内を中心に地域イベントやCMなどで活躍。2016年3月、久我の写真展「絶景佐賀」と北村の音楽ライブと同時開催の地域活性化イベント「自慢したい佐賀展」は佐賀県内で話題となった。特に北村尚志作詞作曲のセカンドシングル「自慢したい佐賀」はチームコンセプトそのものであり、ローカルアイドルの方向性を示唆するものとして全国の業界も注目。佐賀県内の自治体や企業がCMに採用するなど人気が上昇。一時期は台湾進出の計画も浮上していたという。しかし、コンセプト重視かアイドルとして音楽や活動の自由度を求めるのか運営内部でも齟齬が発生。2016年8月、水樹と天羽の2名がチーム内部ユニット「LuCifeR」としての活動を開始。2017年3月第1期生4名での活動を終了。久我は当時8歳だったMOMOHA(愛純百葉・あすみももは)を次期みゅースター結成を視野にスカウトし、ソロシンガーとしての活動を開始させた。同時に2014年より佐賀KIDS図鑑のモデルとして撮影していたRINON(七海りのん・ななみりのん)に次期みゅースターへの参加を打診。2017年10月、MOMOHAとRINONの小学4年生デュオに生まれ変わって、第2期生チームが活動スタート。第1期生との違いは、佐賀を中心としながらも、ネットやSNSを活用した全国展開路線。特に東京公演と撮影モデル活動を開始してからは人気が全国に拡散。小学生アイドルブームをけん引する形で、その後LinQ KIDS、SPATIO KIDS、熊本flavor、マーブルエンジェル、KUWAGATA KIDSなどが九州各地で誕生。プロデューサーが写真家だったこともあり、多くのアマチュアカメラマンがキッズアイドルをモデルとして撮影する撮影会が賑わいをみせた。2期生チーム運営に関しては、当初よりメンバー保護者が運営に参画していた経緯もあり、2019年6月、運営権を保護者に譲渡し、久我スタジオプロダクションは運営から撤退した。楽曲や各種著作物の著作権、名称及び商標権は同プロダクションが所有している。運営方針変更により、2019年〜東京での公演を休止し、地元佐賀を中心とした活動に回帰した。地域活性化応援団のコンセプトに代わり「MOMORINO」というニックネームを用いて、キッズアイドル、自主製作映画出演などを中心とした活動に移行している。