モーチェ・アグリア
最終更新：ID:q09uLsZhPQ 2011年04月07日(木) 15:13:51履歴
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Aglia Mouche / アグリアモーチェ
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Aglia Mouche / アグリアモーチェ 
no. 0
1)ルアー情報
アグリアのプレーン（簡素な）スピナーの極小型機種のフックに、飾り巻きを施したモデル。
ドレスフック（DRESSED TREBLES）の１パターンだが、メップスの米国総代理店『シェルドン社』があらゆるメップスにリスのしっぽ（スクイレル・テール）を使用したのに対して、こちらは伝統的なフライ形式を踏襲している。
その意味から、ドレスフックというより、スピナーとフライのコンビネーション・ルアーと考える方が適切かもしれない。
ちなみにシェルドン社のものは日本語読みで『ドレセード』と称し、北米におけるメップスの看板となった。開高氏が著述の中に『牛に食わせる程ある』と書いたのは、シェルドンパターンの大型スピナーのことである（シェルドンについては下記リンク参照のこと）。『ドレセード』という言葉は、７０年代初頭にルアーフィッシングをしていたシニアの方には、懐かしい言葉だと思われる。
モーチェはその繊細なイメージから、日本的なヤマメ・アマゴ釣りの兵器として多くの釣人が憧れたモデルであった。しかし当時としては破格の価格で、安易に購入できないモデルでもあった。画像の個体はJ.L.A.A.の引退された大先輩から筆者の手に来たもので、筆者がリアルタイムで使用したものではない。
３個体はいずれも７０年代初頭のもの。詳細を観察すると、金属部分はアグリア�癸亜▲侫奪�にはテールに赤のウール（単なる赤い毛糸をほぐしたもの）、ボディに黒のシェニール糸、ハックルはダークブラウン〜ブラックのインディアン・コックネックが使用されている。量産ならドレスのコストはたぶん単価数十円くらいのものである。後には他にもバリエーションがあったようである。
スピナーの銘品として、往年のシニアアングラーには懐かしいモデルのひとつであろう。
2)外部リンク
ドレスフックに関する管理人さんのブログ
ルースターテイル 1/4 oz お毛けへのアンビバレントな思い
リフレックス 2 g あれ？ 橙色の羽はないんですか？
『シェルドン社』ドレセードに関する記述
アグリア no. 3 アメリカでは特許をとれなかったのかなあ？
この件に関しては、その他にもどこかで引用文とかしていたかもしれません。
それと、厨年さんのカタログ画像、たぶん第二世代の豊富なモーチェがありました。参考になりますので、よろしければお貼りください。
ここまで Posted by めろす (Mar. 2011)
1)ルアー情報
アグリアのプレーン（簡素な）スピナーの極小型機種のフックに、飾り巻きを施したモデル。
ドレスフック（DRESSED TREBLES）の１パターンだが、メップスの米国総代理店『シェルドン社』があらゆるメップスにリスのしっぽ（スクイレル・テール）を使用したのに対して、こちらは伝統的なフライ形式を踏襲している。
その意味から、ドレスフックというより、スピナーとフライのコンビネーション・ルアーと考える方が適切かもしれない。
ちなみにシェルドン社のものは日本語読みで『ドレセード』と称し、北米におけるメップスの看板となった。開高氏が著述の中に『牛に食わせる程ある』と書いたのは、シェルドンパターンの大型スピナーのことである（シェルドンについては下記リンク参照のこと）。『ドレセード』という言葉は、７０年代初頭にルアーフィッシングをしていたシニアの方には、懐かしい言葉だと思われる。
モーチェはその繊細なイメージから、日本的なヤマメ・アマゴ釣りの兵器として多くの釣人が憧れたモデルであった。しかし当時としては破格の価格で、安易に購入できないモデルでもあった。画像の個体はJ.L.A.A.の引退された大先輩から筆者の手に来たもので、筆者がリアルタイムで使用したものではない。
３個体はいずれも７０年代初頭のもの。詳細を観察すると、金属部分はアグリア�癸亜▲侫奪�にはテールに赤のウール（単なる赤い毛糸をほぐしたもの）、ボディに黒のシェニール糸、ハックルはダークブラウン〜ブラックのインディアン・コックネックが使用されている。量産ならドレスのコストはたぶん単価数十円くらいのものである。後には他にもバリエーションがあったようである。
スピナーの銘品として、往年のシニアアングラーには懐かしいモデルのひとつであろう。
2)外部リンク
ドレスフックに関する管理人さんのブログ
ルースターテイル 1/4 oz お毛けへのアンビバレントな思い
リフレックス 2 g あれ？ 橙色の羽はないんですか？
『シェルドン社』ドレセードに関する記述
アグリア no. 3 アメリカでは特許をとれなかったのかなあ？
この件に関しては、その他にもどこかで引用文とかしていたかもしれません。
それと、厨年さんのカタログ画像、たぶん第二世代の豊富なモーチェがありました。参考になりますので、よろしければお貼りください。
ここまで Posted by めろす (Mar. 2011)
このページへのコメント
こんばんは。
ご質問の趣旨にお応えできているかどうかわかりませんが…
小生は基本、スキャン画像を横長に回転させて、
横1000ピクセル（タテは自動）でリサイズしております。
これだと１枚500KBくらいに収まるようです。
モーチェの場合はいらない余白が生じたので、横を切り抜いて、
少し小さめになっておりますが…
えーと、その辺は決めてないので好きにしていただいて結構です。
容量が足りないとかなってくればまた考えます。
私も適当に手元にあるファイルを使ってるんで、
最小10 KB弱から1 MB近くまでさまざまです。
蛇足ですが、
1 MBまでアップできるということになってますが
実際には800 KBくらいでも弾かれることがあります。
MAXはそのくらいと思っていたほうが良いかもです。
貴重な問題提起をありがとうございます。
せっかくなので、掲示板のほうに
こういう運営方法に関するスレをつくりますね。
お知恵を拝借させて下さい。
１枚当たり１MB以下の制限ですが、
画像の資料価値を考えると
どの位まで圧縮するのが妥当でしょうか。
現在１ページ当たりの平均は約1.1MBです。
http://ameblo.jp/chuunenn/
そうですね。７０年代ではあまり見かけませんでしたね。
だからこそ、モーチェはひときわ異彩を放っていたかも。
シャイスターボブは釣り方のイメージが湧きますが、スピナー＋ポッパーなんて、訳の解らないようなコンビネーションも、当時の私の見ていた教科書にはのっけられていたような気がします。
時代ははっきりしませんが、８０年代近くになって、ドロップフライやトビーフライなんて言う、フライを意識したネーミングのＡＢＵのメタルルアーも登場したと思いますが、やはり旧年のオレンジフェザー＋ギニアフォール（ホロホロ鳥）系で、モーチェとは一線を画したドレスフックで、これはこれでＡＢＵ独特の味がいいんですよね。
コンビネーション･ルアーという言葉自体がもう'70年代を感じさせますね。フライトのコンビネーションと考えると、モーチェとシャイスターボブは仲間ってことですね。すぐに思いつかないですが、他にもフライトのコンビネーション・ルアーはあったでしょうか。