忍 | …ということで! |
忍 | アップルパイ、完成〜♪ |
アナスタシア&周子 | パチパチパチパチ〜♪ |
アナスタシア | ンー♪とってもいい香りですね! |
周子 | 美味しそうに出来たねー。お店に出しても売れそうじゃない? |
忍 | うん、なかなかの出来栄え♪みんなで頑張った甲斐あったね! |
周子 | まあ、しゅーこちゃんが本気を出せばこんなもんよ♪事務所で作れるのはちょっと意外だったけどねー。 |
アナスタシア | ふふっ…アップルパイは、フライパンひとつで作れますから。小さなキッチンでも、OKです♪ |
忍 | アーニャ、よく知ってたよね〜。けっこう料理上手だったりして? |
アナスタシア | ニェット…普通、ですよ。でもアップルパイは昔、グランマと一緒に作った思い出がありますね。 |
アナスタシア | 美味しく作れたのは…シノブの故郷のリンゴだから、です♪ |
周子 | 今度持ってくるねーって言ってたら、両手に抱えて持ってくるんだもん。ビックリしちゃったよー。 |
忍 | へへっ…お母さんがちょくちょく送ってくれるから、いつでもストックがあるんだ♪ |
アナスタシア | シノブママの、リュボーフィ…愛情たっぷりなリンゴなんですね。 |
周子 | 調理する前にいっこ食べたけど、甘くてジューシーだったよ〜。看板娘しゅーこちゃんのお墨付き♪ |
忍 | お〜、さすが和菓子屋の娘っ♪やっぱり実家でお手伝いとかやってたの? |
周子 | うん、週末はね。新作の味見と、お客さんの話し相手がほとんどだけどねー。 |
アナスタシア | ハラショー!シューコはスイーツのスペシャリスト、ですね♪ |
忍 | ふふっ、つまり…三人の今までが活かされたアップルパイ、ってことだね! |
アナスタシア | ダー♪懐かしいマギヤ、たっぷりです。 |
周子 | おお〜、二人ともいいこと言うねー。うちの親が聞いたら泣いちゃうよー。 |
アナスタシア | 泣いちゃう…?どうしてですか? |
周子 | んー、なんていうかさー。京都にいた頃はぼんやり暮らしてて、親に心配ばっかりかけてたからね。 |
周子 | アイドルは楽しいし、友だちもできたよーって言うと、やたら嬉しそうなんだよね〜。 |
忍 | あ〜。その感じ、わかる!お母さんたちも、アタシのことなら小さなことでも喜んでくれるし。 |
アナスタシア | 体が離れていても、心は繋がっている…そう感じますね。 |
忍 | うん。最近、思うんだ。自分の足で立ってるつもりでも、背中を支えてもらってるんだなって。 |
周子 | だから元気にやってる姿見せて、安心させなきゃ。とか、たまにはマジメに思ったりしてー。 |
アナスタシア | アーニャの出る番組、放送いつ?って聞かれると、嬉しくなります…♪ |
忍 | ふふっ、一緒だ♪まあ…正直、ちょっと心配性だなって思うこともあるんだけどね! |
周子 | うちなんか、青汁送ってくるよー。『アンタちゃんと栄養とってる?』って心配してさ。 |
アナスタシア&忍 | 青汁…!? |
周子 | それが意外と美味しいんだな〜。なんか抹茶の味がするんだよね。和菓子屋マジック? |
忍 | ははっ、なにそれ〜!そんな青汁あるの? |
アナスタシア | でもシューコが言うなら、間違いない…ですね♪ |
周子 | ……んー?そういえばさー。 |
アナスタシア&忍 | うん? |
周子 | あたしたち…アップルパイ食べるの、忘れてるね。 |
忍 | わわっ、ほんとだ!早く食べないと冷めちゃうよ〜。 |
アナスタシア | バルタヴニァー…おしゃべりに、すっかり夢中になってました。 |
周子 | よし、食べよう食べよう♪しゅーこちゃん、ハラペコだよ〜。 |
アナスタシア | ダー♪そして…食べ終わったら、みんなで屋上に行きませんか? |
忍 | 屋上に?あ…もしかして、星空を見に? |
アナスタシア | シノブ、正解です。故郷の話をしていたら、私、星が見たくなってきました。 |
アナスタシア | ここでみんなと見る星空も、故郷でみんなが見る星空も、繋がっていますから…♪ |
忍 | それ、いいね♪アーニャらしい、素敵な考え! |
周子 | あたしも賛成〜♪星空を見ながら、もっともっと語り合っちゃお! |
忍 | これまでのことも、これからのことも…ねっ♪ |
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