菲菲 | ンー…どうしようかナー… |
笑美 | や〜今日の収録もおもろかったわ〜。お客さんめっちゃ笑ってくれたし! |
鈴帆 | ウチも楽しかったばい!…あ、ふぇいふぇいしゃん!お疲れ様たい! |
笑美 | ひとりでどしたん?悩みあるなら相談のるよー? |
菲菲 | あのね、ふぇいふぇい…特別な料理を作りたいノ! |
鈴帆 | ふぇいふぇいしゃんの…特別な料理!? |
笑美 | や、今でも激ウマやん!これ以上おいしなってまうん…!? |
菲菲 | あのね、今度のお休みに、パパとママが日本に来るから…。手料理でオモテナシしたいノ。 |
鈴帆 | おおー!そりゃ張り切らんといけんね! |
菲菲 | とっても嬉しいヨー!一番得意な料理はチャーハンだカラ、それ作ろうと思っテ…。 |
菲菲 | でもパパもママも普通のチャーハンは知ってるから、変わったアレンジしたいんダヨー。 |
笑美 | なるほど、事情は飲めたわ。食い倒れの街、大阪出身…この難波笑美がひと肌脱ごか! |
鈴帆 | ウチも力を貸すとよ!うまかもんなら博多も負けとらん! |
菲菲 | いいノー!?二人ともありがとダヨー! |
笑美 | そういえば香港の人って、普段ご飯はどうしてるん? |
菲菲 | ンー…香港は忙しい人が多いから、外食が盛んネ。 |
菲菲 | 屋台もレストランもいっぱい!たくさん食べれて、安くて美味しいネ! |
笑美 | かー、お腹空いてくる話やね。ふぇいふぇいはんの両親も、きっとグルメなんやろなぁ…。 |
鈴帆 | ……ハッ、閃いたばい! |
笑美 | お、鈴帆っち早い!解答は! |
鈴帆 | 明太子チャーハン!こればい! |
菲菲 | メンタイコ!スズホの故郷の味だネ! |
鈴帆 | そうたい!そして、ウチにとっては思い出の詰まった家族の味ばい! |
笑美 | 家族の味…ああ、もしかしておばあちゃんが作ってくれたん? |
鈴帆 | えへへ…うん。ウチがこの世で一等、好いとるチャーハン…。 |
鈴帆 | それと…ふぇいふぇいしゃん。パパとママに福岡土産も渡すとよか。 |
鈴帆 | そしていつか三人で、おいでませ、福岡〜! |
笑美 | ただの地元推しやん! |
菲菲 | でも、すっごく美味しそうダヨー!エミも聞かせて聞かせて! |
笑美 | そやなぁ…。ウチはチャーハン言うたらカニカマとレタスやなぁ。 |
鈴帆 | ほほう!笑美しゃん、その心は? |
笑美 | 小さい頃の話や。大きいカニの看板見てな、家に走って帰ってん。 |
笑美 | そんでな、カニ食べるーカニ食べるーって泣いてダダこねたんや。 |
鈴帆 | 泣くほど!? |
笑美 | 子供の理屈やからなぁ。我ながら、しょーもないわ。 |
菲菲 | 小さいエミ、とってもカワイイネ! |
笑美 | かわいかないない!夕飯時に、いきなり喚かれたら、親はたまったもんやないでー。 |
笑美 | けど、オカンは大したもんや。涼しい顔でチャーハン作りよってな。 |
笑美 | 『カニレタスチャーハン一丁!』 |
笑美 | まぁ、カニやのうて、カニカマやったんやけどな。それがまた、えらく旨かったんや! |
鈴帆 | その気持ち、わかるたい!カニカマはうまか…! |
菲菲 | 二人とも、素敵な思い出の味があるんだネー。 |
笑美 | 思い出…せやなぁ。そのせいで、もしかしたら本物のカニより好いとるかもね。 |
菲菲 | 思い出が、美味しくしてくれル…?そっか、ふぇいふぇいわかったヨ! |
菲菲 | 日本に来てから作った、ふぇいふぇいの思い出…。それを、チャーハンに込めるヨ! |
鈴帆 | ああっ!そればい!そればい、ふぇいふぇいしゃん! |
笑美 | くぅっ、泣かせる味やね。ご両親にもきっと伝わるやろなぁ。 |
菲菲 | もちろん、メンタイコとカニカマもいれるヨー。試食お願いしてもいいカナ? |
笑美&鈴帆 | 任せとき! |
菲菲 | よーし!ふぇいふぇいチャーハン、作るヨー♪ |
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