コッショリやずん虐のまとめwikiです。イラスト、動画、SSなどを掲載しています。

たりないちゃん愛好家

「かわいいなぁ、たりないちゃんは」
男はそう言いながら、机の上にいる芋虫のような小さな生き物を指で撫でていた。
その生物は生まれつき手足も耳も尻尾もない妖精ずんだもんの突然変異種「たりないずんだもん」…通称・たりないちゃん。一見芋虫のような見た目ではあるが、その丸々とした瞳は純粋無垢で愛くるしく、 普通の妖精ずんだもんと違ってやかましい罵詈雑言を発することも嘘や人類への下克上といった悪巧みを行う知能も発達しないことから愛玩用として人気が高い。
彼もまた、たりないちゃんの虜になった"たりないちゃん愛好家"だ。今愛でている個体以外にも彼は何匹もたりないちゃんを飼育し、心から愛でていた。

「んも〜ほーんとかわいいなぁ〜!"食べちゃいたいくらい可愛い"ってのはこういうことを言うんかなぁ?」
「はうぅ…」
指先でつつかれ、撫でられたりでたりないちゃんは照れて嬉しそうに声をもらした。
「そうだ、せっかくだしオヤツあげとくか」
男は持ってきた容器からスプーンで緑色のペーストを掬い上げ、たりないちゃんに近づけた。
「ほーら、お前の大好きな"ずんだ"だぞ〜」
「わぁ…わぁ!」
たりないちゃんは手足のない体をなんとか這いずらせてスプーンのもとにやってくるとずんだにかぶりついた。
「はうっ、はう!」クチャクチャ
ずんだを一生懸命に食べる様子もまた可愛らしい……男はそう思いながら笑みを浮かべた。

「すぅ…すぅ……」
満腹になり、眠ってしまったたりないちゃんを飼育している水槽のなかにあるふかふかのベッドのうえにそっと置いた男はその無邪気な寝顔に癒されまた笑顔になった。そうしてたりないちゃんの水槽のフタを閉めた男は静かに部屋を後にし、別の部屋に向かった。
「さーて…アイツらはどうしてるかなぁ」



部屋の扉を開けると、やかましい鳴き声が聞こえてきた。
\ノダノダ!/\ノダ!/\オギャーオギャー!!/\ズンズン!/\ヤーヤー!!/\ヘコヘコ!/
その部屋にはおびただしい数の妖精ずんだもん達がいた。
何匹もの雌ずんだもんが手足を画鋲止めされ、それに交尾している雄ずんだもんも手を雌ずんの胴体に接着剤やガムテープ、縫い付けられたりで止められてしまいずっとヘコヘコの状態のままにされていた。
拘束された彼らはテーブルの上で尻を外向きに並べられており、その下に設置されたビニールプールの中に何枚も敷かれた雑巾の上には大量のずんち、小便、精液が散乱し、逃げ出そうとして手を無理矢理千切った雄ずんだもんの死骸が2、3匹ほど転がり、そして彼らが産み落とし続けた大量の耳なし子ずん達が蠢いていた。
大抵の子ずんは空腹や親恋しさで泣いてばかりだが、いくつかは雑巾の上を這い回りながらずんちや精液、果ては雄ずんだもんの死骸や他の子ずんを漁ってたりしており、ビニールプールの外には脱出を図って落下死した子ずんの死骸が何個か転がっていた。

「やれやれ……今回も派手に増えてくれたなぁ…。それにまた種虫が手を千切って死んでるし、アホすぎるだろコイツら」
そうぼやきながら男はビニールプール内の子ずん達を物色し始めた。寝転がったまま泣いてる子ずんと、動き回ったり何かを漁っている活発な子ずんを選別しているようだ。

「おいくしょにんげん!もうみっかもなにもたべてねーのだ!ずんだもちよこしやがれなのだ!」
テーブルの上で雌ずんとヘコヘコ状態で拘束されている雄ずんが文句を言ってきたが、
「なにアホみたいなこと言ってんだ。オメーらは「"種虫"として死ぬまでヘコヘコしてもらう」って言ったじゃねーか。文句垂れてる暇があったらもっとヘコヘコしやがれ虫けらが。」
と、冷たく返す。

「オメーらみたいなずんぽおったててヘコヘコのことしか頭にないキモすぎるゴミ虫共には願ってもない機会だろうに、手をもいでまで逃げ出そうだなんて……おや?これはまさか…」
そういうと男は子ずんの中からある一匹を取り出した。「はう……はう……」とか細い声をあげる弱りきったそれは、手足も尻尾もない子ずん…たりないちゃんだった。
「ラッキー!!先天性のたりないちゃんゲットだぜ!!これで4匹目かな?育てるのが楽しみだ!」
大好きなたりないちゃんに心踊らせる男だったが、それの影響でただでさえ苛立たしい"虫共"の罵詈雑言がより忌々しく聴こえてきた。
「さて……新しいたりないちゃんのためにとっとと虫共の選別を済ませるか、だがその前に……」

男はさっき文句を言ってきた雄ずんを雌ずんから無理矢理引き剥がした。
「ギャアアアアアアアア」
引きちぎられた両手は雌ずんの胴体にくっついたまま、醜悪なずんぽを勃起させた状態で腕のあった場所から緑の体液を吹き出し悲鳴をあげる雄ずん。男はそれを掴んだまま他の拘束されたずんだもん達の顔の前に移動し、
「おい虫共!!もしテメーらがコイツみたいに俺に文句を言ったら……こうだぞ!!!」
と言いながら目の前で雄ずんのいきり立つずんぽを素手で引きちぎった。
「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!」
ずんぽをもぎ取られ悲鳴をあげる雄ずんを見せられたずんだもん達(特に雄ずん)は恐怖に震え失禁した。
その脅しのおかげか、それ以降ヘコずん共は静かになり、男は残りの子ずんの選別を再開した。
そして、子ずん達を仕分け終わった男は活発に動き回りながらずんちや死骸を漁っていた子ずん達と先ほど両手とずんぽをもぎ取られ虫の息の雄ずんをミキサーに入れ、ミンチになるまで粉砕した。
\ギャアアアア!!イチャイノダァアアアア!!!ダシテココカラダシテェエエ!!ヤァアアアアアア!!/
「……ゴミを食って身も心も汚く成長しやがった虫共の肉じゃあ、たりないちゃん達のご飯にはできない……
あの子達の"ずんだ"は生まれたて新鮮でキレイなヤツじゃないと!さて、これからも新鮮でキレイな材料をたくさん生んでもらうために"母体ども"にこの産業廃棄物を全部食ってもらわないと……
あ、もちろん"種虫"どもの分はねーよ。「死ぬまでヘコヘコ」して全身の体液全て出しきって死んでもらうからな。」

……男は"たりないちゃん愛好家"だ。
だが、男は普通の妖精ずんだもん、特にヘコずん(雄ずん)を心から忌み嫌っていた。
男にとって"可愛い妖精ずんだもん"は"たりないちゃんだけ"、それ以外は全て食えば美味しいけど迷惑不快極まりないキモすぎる"害虫"としか見なしていなかった。だから彼らを「たりないちゃんのエサ(たまにたりないちゃん)製造器」として生かし、ここまで残酷かつ劣悪に扱うことができるのだ。

母体共に"産業廃棄物"を全て食わせた男は新しいたりないちゃんとその「エサの材料」どもの入った箱を持って部屋を後にするのだった……。
「あとでプールの中の雑巾洗いに出さないとなぁ…でももう捨てたほうがいいかなぁ…?それとまた新しい"種虫"共を補充(捕獲)してこないと……あぁ〜忙しくてイライラする!
……ここはこのたりないちゃんをおもいっきし面倒見て癒されるしかない!!…ってわけで、これからお兄さんが大切に可愛がってあげるからよろしくね、可愛い可愛いたりないちゃん!」

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