YJSS_6
最終更新：ID:gJJqZTj/uA 2011年08月16日(火) 19:06:17履歴
516 ：水先案名無い人[sage]：2011/07/10(日) 23:04:01.10 ID:Rjw2jVfe0
元ネタレイプ！真夏の夜の夢と化した淫夢
19世紀、下北沢の町。MURは親の反対を押しきり、KMRと駆け落ちした。
そこへ、MURの後輩である田所、田所に片思いをしている遠野がやってくる。
その様子を見た妖精王淫夢くんはMURの思いを成就させようと妖精”野獣”に恋の媚薬をとりに行かせる。
ところが、野獣は媚薬を間違えて使ってしまいKMRは田所を追いかけることになる。
KMRの裏切りを知り、落胆するMUR。淫夢くんは野獣に恋人たちのもめごとを始末するように言う。
四人は野獣の魔法で森に迷い、目覚めたときにはKMRと田所、遠野と田所が無事カップルになっていた。
妖精のはからいにより、全員が幸せになれたのだった。
119 ：水先案名無い人：2011/08/15(月) 22:00:32.71 ID:NDCzpqV70
部屋の帰ると、そのままフローリングの床に倒れこんだ。
何の薬を盛られたものか、まだ頭がじくじくと痛む。尻も痛い。しかし一番痛むのは心だった。
遠野は今日、汚された。水泳部の先輩、田所によって…
「下北のステロイドカッパ」の異名を持つ田所は下北高校水泳部のエースで、その名前は全国に知られていた。
そのあまりに迫真でストイックな練習に、部の誰も付いていけなかった。しかし遠野はその姿にあこがれた。
最初はとっつきにくかった先輩が自分を気にかけてくれたことが嬉しかった。それが罠とも知らずに。
屋上でねっとりとセクハラされ、薬まで飲まされて押し倒された。「暴れんなよ暴れんな。お前の事が好きだったんだよ」
「気持ちいいか？気持ちいいだろ？」と迫るゲス顔、酷い咆哮、なによりデカすぎる枕が怖かった。
ガクガク震えながら「うん…気持ちいい…」と声を絞り出すのが精一杯だった。
このまま警察か担任のもとに駆け込んですべてを暴露したい。が、出来ない。不祥事が明るみに出たら
今まで一緒に練習してきた部の仲間たちみんなが大会に出られなくなる。遠野は哭いた。
遠野は知らない。部の全員が田所の性癖を知っていたことを。部の絶対的エースをつなぎ置くために
生贄として供されたことを。ピラニアの餌として入れられた和金であることを。遠野は哭いた。
360 ：水先案名無い人：2011/08/16(火) 03:05:19.44 ID:YaRDQvyS0
「野獣先輩は人間のクズ」
プレビュー画面を表示させ、書き込みボタンを押す。
何回書き込んだかもう分からないこの言葉。最愛の人を侮辱する言葉に遠野の歪んだ愛情が表現されていたのだろうか。
それとも、侮辱を書き込み続けることでひょっこり先輩が帰ってきてくれるかも、などというもはや祈りに等しい願いがあったのかもしれない。
「ネットに悪口とか書き込むのやめてくれよな〜頼むよ〜」なんて言いながら。
ステロイドの副作用で大学在学中に逝った田所。二人の思い出としてホモビデオに出演した直後だった。
後に撮影にベストを尽くすため、田所が普段より多くステロイドを服用していたと知った遠野は
三日三晩満月に吼える獣のように泣いた。まるで死んだ野獣の意志を受け継ぐかのように。
―でも、もうそれも終わりにする時期なのかもしれないな。こんな時、先輩なら
「まぁ過去ばっかり振り返ってもしょうがないからね、前見て歩けるようにね。互いにね」
なんて言うんだろうな。
362 ：水先案名無い人：2011/08/16(火) 03:06:12.07 ID:YaRDQvyS0
ふと窓際に目をやる。撮影記念としてもらった田所とのキス写真（これを田所は「幸せなキス」と呼んでいた。）。
毎日これを眺めてから床に着くのが遠野の日課であった。
―先輩、ありがとうございました。そろそろ、お別れの時期なのかもしれません。
立てかけていた写真をそっと伏せ、遠野は眠りに就いた。
その夜、先輩が夢に出てきた。覚悟を決めた日に出てくるなんて、どれだけ空気の読めない人なんだろう。
そう悪態をつきながらも、田所に会えたことが何より嬉しかった。
―先輩、お久しぶりです。僕、１人で淋しかったんですよ。でもこれで
また屋上で日焼けできるんですね。先輩の特製アイスティー飲めるんですね。
距離にして１０メートル程だろうか。涅槃の境地に達したかのような安らかな顔で佇んでいる田所の元へ
遠野は全力で駆けた。しかし、走っても走っても田所との距離は縮まらない。
363 ：水先案名無い人：2011/08/16(火) 03:06:52.49 ID:YaRDQvyS0
―先輩？
駆ける。しかし、縮まらない。
―先輩？何してるんですか？やめてくださいよそういうの！
「追いかけてくるなよ、追いかけんな･･･お前はもう１人でやっていけるんだよ！」
瞬間。辺りが光に包まれ、涅槃と化した田所はその温かな光に吸い込まれるように、消えた。
―夢を見ていた？なんだかよく思い出せないけど、後味が悪い夢だったな。
窓際の写真立てが、真っ二つに割れていた。遠野はそれを見て、全てを悟った。
思い返せばあいつの誘いに乗ったのが間違いだった
合宿の間溜まっていた。そこにつけ込み悪魔が囁いた
「三浦さん木村レイプしませんか？」
木村は確かに女々しいところがある。だが俺はゲイじゃねえ
しかし連日のキツイ練習で俺の頭はどうかしちまった。
やつの計画は至ってシンプルだ。風呂上りに言いがかりをつけて木村を犯す
あいつ曰く木村はゲイで風呂で股間を凝視してるからそこに付け入れと
だが発案者はあいつじゃないのか？なんで俺が主導権を握っているんだ？
そもそもビールはどこだ？ラーメン屋の屋台にはいつ行くんだ？
これがあいつの罠だった。木村を犯した後奴の精神は崩壊した
あいつは上手く立ち回り俺の単独犯ということにでっち上げられた
何故だ。何故誰も俺の言うことに耳を貸さない
俺は強姦致傷の罪を被せられ服役中の身
大学は当然退学となり両親からも勘当された
未だに木村の「やめてくれよ・・」が頭から離れない
俺は何処で道を間違えたのか
元ネタレイプ！真夏の夜の夢と化した淫夢
19世紀、下北沢の町。MURは親の反対を押しきり、KMRと駆け落ちした。
そこへ、MURの後輩である田所、田所に片思いをしている遠野がやってくる。
その様子を見た妖精王淫夢くんはMURの思いを成就させようと妖精”野獣”に恋の媚薬をとりに行かせる。
ところが、野獣は媚薬を間違えて使ってしまいKMRは田所を追いかけることになる。
KMRの裏切りを知り、落胆するMUR。淫夢くんは野獣に恋人たちのもめごとを始末するように言う。
四人は野獣の魔法で森に迷い、目覚めたときにはKMRと田所、遠野と田所が無事カップルになっていた。
妖精のはからいにより、全員が幸せになれたのだった。
119 ：水先案名無い人：2011/08/15(月) 22:00:32.71 ID:NDCzpqV70
部屋の帰ると、そのままフローリングの床に倒れこんだ。
何の薬を盛られたものか、まだ頭がじくじくと痛む。尻も痛い。しかし一番痛むのは心だった。
遠野は今日、汚された。水泳部の先輩、田所によって…
「下北のステロイドカッパ」の異名を持つ田所は下北高校水泳部のエースで、その名前は全国に知られていた。
そのあまりに迫真でストイックな練習に、部の誰も付いていけなかった。しかし遠野はその姿にあこがれた。
最初はとっつきにくかった先輩が自分を気にかけてくれたことが嬉しかった。それが罠とも知らずに。
屋上でねっとりとセクハラされ、薬まで飲まされて押し倒された。「暴れんなよ暴れんな。お前の事が好きだったんだよ」
「気持ちいいか？気持ちいいだろ？」と迫るゲス顔、酷い咆哮、なによりデカすぎる枕が怖かった。
ガクガク震えながら「うん…気持ちいい…」と声を絞り出すのが精一杯だった。
このまま警察か担任のもとに駆け込んですべてを暴露したい。が、出来ない。不祥事が明るみに出たら
今まで一緒に練習してきた部の仲間たちみんなが大会に出られなくなる。遠野は哭いた。
遠野は知らない。部の全員が田所の性癖を知っていたことを。部の絶対的エースをつなぎ置くために
生贄として供されたことを。ピラニアの餌として入れられた和金であることを。遠野は哭いた。
360 ：水先案名無い人：2011/08/16(火) 03:05:19.44 ID:YaRDQvyS0
「野獣先輩は人間のクズ」
プレビュー画面を表示させ、書き込みボタンを押す。
何回書き込んだかもう分からないこの言葉。最愛の人を侮辱する言葉に遠野の歪んだ愛情が表現されていたのだろうか。
それとも、侮辱を書き込み続けることでひょっこり先輩が帰ってきてくれるかも、などというもはや祈りに等しい願いがあったのかもしれない。
「ネットに悪口とか書き込むのやめてくれよな〜頼むよ〜」なんて言いながら。
ステロイドの副作用で大学在学中に逝った田所。二人の思い出としてホモビデオに出演した直後だった。
後に撮影にベストを尽くすため、田所が普段より多くステロイドを服用していたと知った遠野は
三日三晩満月に吼える獣のように泣いた。まるで死んだ野獣の意志を受け継ぐかのように。
―でも、もうそれも終わりにする時期なのかもしれないな。こんな時、先輩なら
「まぁ過去ばっかり振り返ってもしょうがないからね、前見て歩けるようにね。互いにね」
なんて言うんだろうな。
362 ：水先案名無い人：2011/08/16(火) 03:06:12.07 ID:YaRDQvyS0
ふと窓際に目をやる。撮影記念としてもらった田所とのキス写真（これを田所は「幸せなキス」と呼んでいた。）。
毎日これを眺めてから床に着くのが遠野の日課であった。
―先輩、ありがとうございました。そろそろ、お別れの時期なのかもしれません。
立てかけていた写真をそっと伏せ、遠野は眠りに就いた。
その夜、先輩が夢に出てきた。覚悟を決めた日に出てくるなんて、どれだけ空気の読めない人なんだろう。
そう悪態をつきながらも、田所に会えたことが何より嬉しかった。
―先輩、お久しぶりです。僕、１人で淋しかったんですよ。でもこれで
また屋上で日焼けできるんですね。先輩の特製アイスティー飲めるんですね。
距離にして１０メートル程だろうか。涅槃の境地に達したかのような安らかな顔で佇んでいる田所の元へ
遠野は全力で駆けた。しかし、走っても走っても田所との距離は縮まらない。
363 ：水先案名無い人：2011/08/16(火) 03:06:52.49 ID:YaRDQvyS0
―先輩？
駆ける。しかし、縮まらない。
―先輩？何してるんですか？やめてくださいよそういうの！
「追いかけてくるなよ、追いかけんな･･･お前はもう１人でやっていけるんだよ！」
瞬間。辺りが光に包まれ、涅槃と化した田所はその温かな光に吸い込まれるように、消えた。
―夢を見ていた？なんだかよく思い出せないけど、後味が悪い夢だったな。
窓際の写真立てが、真っ二つに割れていた。遠野はそれを見て、全てを悟った。
思い返せばあいつの誘いに乗ったのが間違いだった
合宿の間溜まっていた。そこにつけ込み悪魔が囁いた
「三浦さん木村レイプしませんか？」
木村は確かに女々しいところがある。だが俺はゲイじゃねえ
しかし連日のキツイ練習で俺の頭はどうかしちまった。
やつの計画は至ってシンプルだ。風呂上りに言いがかりをつけて木村を犯す
あいつ曰く木村はゲイで風呂で股間を凝視してるからそこに付け入れと
だが発案者はあいつじゃないのか？なんで俺が主導権を握っているんだ？
そもそもビールはどこだ？ラーメン屋の屋台にはいつ行くんだ？
これがあいつの罠だった。木村を犯した後奴の精神は崩壊した
あいつは上手く立ち回り俺の単独犯ということにでっち上げられた
何故だ。何故誰も俺の言うことに耳を貸さない
俺は強姦致傷の罪を被せられ服役中の身
大学は当然退学となり両親からも勘当された
未だに木村の「やめてくれよ・・」が頭から離れない
俺は何処で道を間違えたのか
このページへのコメント
Es8vFk Im obliged for the blog post.Thanks Again. Will read on...
NcPcbu I cannot thank you enough for the blog article.Really thank you!
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