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696 名前：ターニオーカー２[] 投稿日：2011/11/25(金) 15:33:22.56 ID:6fnLEuKK0
10年前のタドコロとターニオーカーの死闘を知る者などいない1994年の下北沢。
ホモが未来に起こす核戦争の話を口にするトオノは妄想癖のある精神病患者として警察病院に収監されていた。
トオノとタドコロとの間に生まれた息子のTDNは、日本ハム二軍に引き取られていた。
そんなある日、時空を超えて再び2体のターニオーカーが送り込まれた。
1体は10年前と同じモデルであるT-893型、もう1体は変化自在の液体金属の亀頭を持つ最新型モデルT-DB型だった。
彼らはそれぞれ共通の目標であるトオノを探し始め、やがてトオノは2体に遭遇、
絶体絶命の彼を救ったのは、意外にもかつてタドコロを襲ったT-893型ターニオーカーだった。
T-DBの執拗な追撃を振り切った後、T-893は未来のTDNが自分自身を護るために彼を再プログラムしてこの時代に送り込んだことを告げる。
彼の出現により以前トオノが自分に語った話が妄想ではなく真実であったことを悟ったTDNは、T-DBの次の標的である母の救出に向かう。
辛くもトオノを保護してT-DBの追撃を逃れた一行は、安全な北海道方面への脱出を図る。
かつて犯されかけたターニオーカーと同型のT-893に疑念を払えないトオノだったが、
やがてこの忠実な殺人機械こそがTDNの絶対的な保護者たりうる存在であることを悟る。
その後、未来でのホモ増加を食い止める為にコート社に残るフィルムを爆破したTDN達であったが、
逃走する一行の背後に、3度T-DBの追撃が迫っていた。
逃亡の末、日本ペイントに辿り着いた一行は、そこでT-DBとの最終決戦を決意する。
TDNとトオノを逃がすためにT-DBに対して一騎打ちを挑んだT-893であったが、
戦闘能力では自分を大きく上回るT-DBの猛攻により拳銃で肛門を破壊される。
その後、T-DBがTDNを殺害しようとした絶体絶命かと思われたその瞬間、予備動力を使って再起動したT-893が登場。
T-893は一転攻勢、T-DBは、その衝撃によりバランスを崩しペンキに落下。悶えながらT-DBは溶融し、完全に消滅。事態は一件落着したように思えた。
しかしT-893は自らが過去に残る事でホモ戦争が起きる可能性をTDN達に語る。
自身をペンキに沈ませ消滅させることで自身を消滅させたターニオーカー。
不確定な未来の闇に対し、トオノはターニオーカーが人の命の価値を学べた事実に希望の光を見いだすのだった。