同期技法 | 説明 | 同期範囲 |
CPUごとの変数 | CPUごとに持つデータ | すべてのCPU |
アトミック操作 | カウンタに対するアトミックな「読み込み、更新、書き出し」命令 | すべてのCPU |
メモリバリア | 命令実行順序の変更を回避 | ローカルCPUまたはすべてのCPU |
スピンロック | ビジーウェイトによるロック | すべてのCPU |
セマフォ | プロセスの実行中断(休止)によるロック | すべてのCPU |
順次ロック | アクセスカウンタに基づいたロック | すべてのCPU |
ローカル割り込み禁止 | ローカルCPUで割り込みの禁止 | ローカルCPU |
ローカルソフト割り込み | ローカルCPUで遅延処理の禁止 | ローカルCPU |
RCU(Read-Copy-Update) | ポインタを利用した共有データへのロック不要アクセス | すべてのCPU |
データにアクセスする遅延処理の種類 | 保護方法 | |
ソフト割り込み | スピンロック | |
単一のタスクレット | 必要なし | 同じ種類のタスクレットは同時に実行できない |
複数のタスクレット | スピンロック |