無茶な実験室〜引っ越し先〜 - EBt for Windows 2 と EBt for Android 2 を連携させる方法
はじめに
EBt for Windows 2 / EBt for Android 2 から、旧来の同期方法では無く、Microsoft One Drive を経由した同期に切り替えています。
One Drive を用いた同期の利点と欠点
この方式の利点は次のようになります。
定期的な同期処理が不要。リアルタイムで更新が反映されます。但し、キャッシュの問題があるため、たとえば PC で修正したファイルを Android で見るためには一度 Android でキャッシュのクリア(EBt for Android 2 の再起動)を行う必要があります。
不要なファイルを同期しなくなるので、Android 側のストレージ容量が削減出来る。
但し、良いことばかりではありません。弱点もあります。
都度同期をするため、遅くなります。
通信頻度が高くなるため、スマートフォンの通信量が増えがちです。
ま、テキストだけなら大丈夫だと思いますが、気にして使って下さい。
One Drive を用いた同期の基本的な考え方
こんなイメージです。
基本的に、Windows の OneDrive は基本優秀なので、Windows はそちらを使って同期します。
一方、Android 版の OneDrive はかなりの機能限定版でとてもEBtでは使えないので、Android では EBt で同期機能を実装しています。
なので、こんな設定になります。
EBt for Windows 2 のデータフォルダの場所(例)
<OneDrive>\EBt2
EBt for Android 2 のデータフォルダの場所(例)
<OneDrive>\EBt2
なお、Android では、データフォルダを設定する際に、そこが本当にEBtのフォルダかどうかを確認する処理が入っています。
そのため、実際に同期させる場合は次の手順を踏んで下さい。
PC(Windows)でEBtの初期設定を行う。
同期終了後、Android 版でEBtの初期設定を行う。
なお、Android 版は、root.xml が指定フォルダ内に無いとエラーになります。参考にして下さい。
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