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読み方:えきしょうプロジェクター
分野:液晶


液晶パネルを利用してスクリーンに画像を投影、表示するプロジェクタ。パソコンに接続してプレゼンテーションなどに使う製品と、ビデオやゲーム機などに接続してテレビの代わりに使用する製品の2系統がある。

光源から3つに分離した光は、赤・緑・青(RGB)の3枚の液晶パネルを透過したあと、再びプリズムによって1ヶ所にまとめられ、投射レンズによってスクリーンに投影される。コンピュータとの接続にはディスプレイと同じインターフェースが使われ、D-Sub15ピンのアナログ入力や、デジタル入力(DVI)、コンポーネント入力などが利用できる。画面の広さも、一般的なコンピュータが利用するVGA(640x480)からXGA(1024x768)程度の解像度に対応している。高級な製品にはより広い解像度に対応しているものもある。

従来の液晶プロジェクタでは、投影された画像の光度の低さや、スクリーンに斜めから投影したときの画像のひずみなどが課題だったが、最近ではレンズシフト機能の搭載などにより、こうした点も改善されてきている。





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