日本の歴史年表 - 南方軍より大本営宛電報
一、
本職隷下の各軍、飛行集団等は一心協力克く本職の命を体し作戦準備に邁進し、殊に海軍との協同は緊密良好にして間然する所なし。
臨戦準備は正に予定の作戦遂行に支障なく、一令の下勇躍必勝の確信を以て進発することを得。

ニ、
船舶に依る集中は稍遅延しあるも先遣諸隊は本日中に集合し、三日迄には発航準備を完了し得べく各方面に亘り一層現場の指導を的確ならしめ、臨戦準備に寸毫の違算なからんことを期す。


参考文献

戦史叢書 マレー進攻作戦 142頁