騙されないための日本近現代史Wiki - ソ連戦車に火炎瓶で対抗

関東軍の奇妙な結論「戦車部隊は規定計画で十分。対戦車砲と肉迫攻撃に絶対的自信」

1939年7月22日付で関東軍参謀長磯谷廉介から陸軍次官山脇正隆に提出された「ノモンハン事件より得たる地上部隊編成装備に関する意見提出の件通牒」では「関東軍に於ける戦車部隊は軍事充実規定計画以上に増加することは不必要なり…冷静に観察するに我が対戦車砲及肉迫攻撃に絶対的自信を有するに至りし」と述べている。*5
対戦車砲と肉迫攻撃(火炎瓶・地雷などを手に持ち敵戦車に突入する)があれば十分だと言うのである。