アマゾンユーザレビューにて、「翻訳作文に難あり」と評された先生の新作、本Wikiでも取り上げないわけには行かないでしょう。
ヘボ直訳・冗長訳満載の予感...
はじめに
第１章 夢は大きく
第２章 笑顔を雇う
ヘボ直訳・冗長訳満載の予感...
はじめに 
9ページ
lose it ＝
× やられそう ＜ ＃らしい 超ヘボ訳
○ キレそう
21ページ
（つづき）
"Parents about to lose it with Sears customer service count 5...4...3...2..."
(p.9) シアーズ顧客サービスに両親がやられそうです。あと5...4...3...2...
lose it ＝
× やられそう ＜ ＃らしい 超ヘボ訳
○ キレそう
「やられる」って何だよ？ lose it ＝ 「lose (one's) cool, temper, composure」 だろ！ｗ
（ ... lose (one's) control (self-control)、 lose one's mind ）
（ ... lose (one's) control (self-control)、 lose one's mind ）
21ページ
I once met a college student, Lynda, whose former boyfriend was a changed man after only two months at the Apple Store. She told me that if he had exhibited the same traits when they were dating, the two would still be together.
アップルストアで２か月働いただけで元彼が別人のようになったと、私に話してくれた大学生がいた。自分とのデートで仕事のときのような言動をしてくれたら、今も恋人のままだっただろうというのだ。そう話してくれたリンダにたずねてみた。
☓「自分とのデートで仕事のときのような言動をしてくれたら」→○「自分との交際中に〜」
「仕事のとき/デートのとき」じゃなくて、付き合ってる期間のことを言ってるんだろ。
datingは日本語の「デート」とは違う
「仕事のとき/デートのとき」じゃなくて、付き合ってる期間のことを言ってるんだろ。
datingは日本語の「デート」とは違う
（つづき）
"What was different about him?" I asked Lynda. She said. "He was more confident. He could talk to people easier. He was less judgmental. He was a better listner. It sounds cliché, but he was the guy who I knew he was capable of becoming!"
「元彼は何がどう変わったのですか」 「自信がついたようです。知らない人ともさっと話ができるようになりました。独りよがりなところが減りました。話もよく聞いてくれるようになりました。ありふれたことばかりだと思われるでしょうね。でもこうなってくれたらいいなと思ってた人になったのです」
judgmentalは「独りよがり」か？(「上から目線」の方が近いと思う)
あと、it sounds cliché以下も意味が違うだろ。clichéは前に述べたことを指しているのではなく、その後に言うことを指している。
あと、it sounds cliché以下も意味が違うだろ。clichéは前に述べたことを指しているのではなく、その後に言うことを指している。
I'm not going to judge you, but...なんてセリフは映画やテレビで良く聞くが、先生には無縁なんだろうな
第１章 夢は大きく
p22
p24
p33
We attract a different type of person, someone who really want to get in a little over his head and make a dent in the universe. -- Steve Jobs
我々はさまざまなタイプの人を惹きつける。やむにやまれず、宇宙に衝撃を与えたいと思うような人々だ。--スティーブ・ジョブズ
「やむにやまれず」？
「dream bigger」の直後に書いてあるのだが、意味わかってる？
「dream bigger」の直後に書いてあるのだが、意味わかってる？
「宇宙に衝撃を与える」も既出のヘボ訳
p24
The Apple II became the most popular personal computer of its time, but it was still not ready to enter the homes of everyday people.
その結果生まれたアップルIIは、当時一番の人気を誇るパーソナルコンピュータになった。
but以下訳抜け。日経BPちゃんとチェックしたのか？
p33
"The vision provides the light and the gravitational force. The Vision is the compass of the enterprise -- its purpose for being. More practically and specifically, it is the experience that the organization is attempting to create for its customers, employees, and owners... the experience is then condensed into a headline that provides direction."
「ビジョンから光と引力が生まれる。会社にとってビジョンは方位磁石のようなもの、存在目的のようなものだ。もう少し現実的かつ具体的に表現すれば、『顧客や社員、オーナーに提供したいと組織が考える体験』となります...この体験をヘッドラインに凝縮すれば、それが組織の方向性となる」
体験をヘッドラインに凝縮？？日本語として成り立ってないだろ
第２章 笑顔を雇う
(アップルストアで求められる人材について)
p43
p51
p56
アップル 驚異のエクスペリエンス (2)へ続く
p43
"Like when someone creates their first video with iMovie. Surfs the Internet--the real Internet--on an iPhone. Or uses the built-in iSight camera to video chat with their grandchildren. Making it all happen can be hard work. And you could probably find an easier job someplace else. But that's not the point, is it?"
「iMovieで初めて動画を作ったときのように。iPhoneでインターネットを--本当のインターネットを--サーフィンしたときのように。内蔵のiSightカメラで孫とビデオチャットをしたときのように。こういう違いを生み出すのは大変かもしれません。楽な仕事ならほかにいくらでもあるでしょう。でも、それでは...、と思われるでしょう？」
「違いを生み出す」って何？原文にもmake a differenceとも書いてないし、謎
p51
Disney shares the conditions of employment right up front. If a job candidate applies online at http://www.disneycareers.com, Disney's vision, culture, and Disney's famous appearance guidelines are clearly outlined. For people who apply in person at one of Disney's casting calls (Disney doesn't hire for jobs; it "casts" for roles), they are shown a video that explains compensation, appearance, scheduling, and transportation.
ディズニーでは雇用条件が最初にはっきりと示される。www.disneycareers.comからオンラインで申し込みをすると、ディズニーのビジョンと文化、そして有名なディズニーの服務規定などが示される。面接会では、給与や身だしなみ、勤務時間、その他の待遇などを説明するビデオが上映される。
Disney's casting calls(Disney doesn't hire for jobs; it "casts" for roles)が訳抜け。後の文章で「キャスト」と唐突に出てくるが、説明を省略しちゃまずいだろ。
p56
We can teach you to cook, to make a drink, to be a server, but we can't teach you to be nice.
料理は教えられますし、ドリンクの作り方も、サーブの仕方も教えられます。でも魅力的になる方法は教えられません。
「サーブの仕方」ってテニスでもやるのか？
being nice(to people)が「魅力的」か？「やさしくする」「親切にする」とかが適切じゃない？
アップル 驚異のエクスペリエンス (2)へ続く
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