「スティーブ・ジョブズ」伝記 誤訳の研究 - Gadget本 『人間はガジェットではない』 (2010年)
   

 Gadget本 『人間はガジェットではない』 (2010年)


 (ジャロン・ラニアー 著、 (####) 訳、 早川書房)


(引用 Begin) d.hatena.ne.jp/miyakichi/20120503/p1

後述しますが日本語訳がおそろしく読みづらく(ときどき米Amazonの『なか見!検索』で原文をチェックして、ようやく意味がわかったぐらい)、通読するのがつらい本でした。
      【・・・】

 === 訳文の読みづらさについて ===

この本の訳文は「翻訳」というより、高校の授業でやらされた「英文和訳」に近いです。
文法的解釈の正しさはともかく、日本語としての可読性は低いと言わざるをえません。

以下、いくつか例をあげます。

(引用 End) d.hatena.ne.jp/miyakichi/20120503/p1

 以下は Jgoy の感想だが・・・


 Gadget本 『人間はガジェットではない』 (原著)は、 トンデモ変人が 大急ぎで口述筆記したような 書きなぐり の本なんで、 ヘボ訳文が それほど気にならない。

 Zittrain本  『インターネットが死ぬ日』(本の題名も ヘボ訳)も、 原著が もったいぶった学者(法学者?)の シツコイ悪文なんで、 ヘボ訳文が それほど気にならない。

問題は Jobs伝記だ。  Isaacson の文章は簡潔で力強く 面白い表現が多いが、 【 誤訳も多い ヘボ訳文 】 が 全てを台無しにしている。


 (゚Д゚#) ゴルァ! w 


#大先生、曰く:
  翻訳調に対する耐性と嗜好、たしかにありますね。私はおそらく、それらが極端に低いほうなんでしょう。

      ---- #先生は「翻訳調」の具体例を出してない。 #の考えてる「翻訳調」って、どんなんだ?  #訳文(直訳ヘボ訳だらけ)の不自然さ、ぎこちなさ、冗長さ、… とは別のもの?

参照: 有名な「冷たいサラダ」文:

   (上、p. 401) 「冷たいサラダのあとの温かな許し、度を過ごしたのは、閉ざされていた部分が開かれたことを意味します」  < また機械翻訳そのままか?

  『人間はガジェットではない』はですねぇ……アレは私にとって2冊目の黒歴史だったりしまして……(訳書は基本的にここで紹介しているのに、アレを紹介していないのはそういう背景があったりします)。 ・・・・ 2011/07/25 Buckeye

      ---- #先生の「1冊目の黒歴史」って、ドレですか?   最近でも #Blog でスルーした訳書あったよね?