オリジンストーン／ストーン一族
最終更新：
nevadakagemiya 2019年08月01日(木) 22:57:48履歴
『始まりの大敵を御せ。さすれば人類 らへ魔術のその先を与えん』
概要 
この項目では以下の法則で文字色を変更しています
黒文字：基本的に詳しい魔術師ならば知っている歴史、公然の設定
青文字：その裏に隠された真実。知っている者は数少ない歴史や裏の設定
オリジンストーン家、並びにストーン分家とは魔術の家系の１つとその分家。
その歴史は千年にのぼるとも言われるほどに長く、歴史だけならば時計塔でも上位に立つ魔術の名家。
魔術師としては珍しく、根源などといった共通の目的を持たず、分家と本家がそれぞれの道を歩んでいる。
魔術師ザックライアス・オリジンストーンが第一次十字軍遠征の際に発足したと伝えられている。
第一回十字軍遠征に参加していた彼は、失われた旧ソロモン神殿跡にて神より神託を受ける。*1
それは人理の大敵、後にアークエネミーと呼ばれるエクストラクラスの反英霊の制御、もしくは討伐であった。
だが人１人の生涯でそれを成すことは不可能と悟ったザックライアスは、自身の源流刻印に細工。
そして十二の分家に刻印と血を分割し、『枝葉を増やせ、この世界中に』と伝える。
彼の子孫らはその勅命を守り続け、今もなお世界中に分家を広げ続けている……。
ザックライアスの過去についてはこちら
真実
その一族の真実は、フリーメイソンのトップであったジャック＝ド・モレー、
ひいてはその正体である堕天使ルシファーの掌の上で踊らされていた傀儡の一族である。
大敵の制御、という尊大なる使命にザックライアスは神を呪った。
その一瞬の隙をついたルシファーは、神の『アークエネミーを御せよ』という命題を
『アークエネミーを支配せよ』という形に書き換え、ザックライアスを自らの計画の手駒のための傀儡へと変えた。
結果としてザックライアスの魂と肉体は囚われ、オリジンストーンの一族はルシファーの支配下となったのだ。
しかし、ルシファーは英霊と人類の協力の元に討伐され、囚われていたザックライアスの魂は解放された。
時を同じくして、先代当主代理イズラエルの口からオリジンストーン一族終幕の報が告げられる……。
だが同時期、ストーン家が生み出した忌み子Dr.ノン・ボーンもまた動き始めていた。
支配から脱却したオリジンストーンがどうなるかは、まだ誰もわからない
[END]
ひいてはその正体である堕天使ルシファーの掌の上で踊らされていた傀儡の一族である。
大敵の制御、という尊大なる使命にザックライアスは神を呪った。
その一瞬の隙をついたルシファーは、神の『アークエネミーを御せよ』という命題を
『アークエネミーを支配せよ』という形に書き換え、ザックライアスを自らの計画の手駒のための傀儡へと変えた。
結果としてザックライアスの魂と肉体は囚われ、オリジンストーンの一族はルシファーの支配下となったのだ。
しかし、ルシファーは英霊と人類の協力の元に討伐され、囚われていたザックライアスの魂は解放された。
時を同じくして、先代当主代理イズラエルの口からオリジンストーン一族終幕の報が告げられる……。
だが同時期、ストーン家が生み出した忌み子Dr.ノン・ボーンもまた動き始めていた。
支配から脱却したオリジンストーンがどうなるかは、まだ誰もわからない
[END]
特徴
彼らの最大の特徴としては、枝葉の如く拡がっている数多くの分家、
そして、それらの分家の魔術や人格に大なり小なり現れる"二面性"である。
そして、それらの分家の魔術や人格に大なり小なり現れる"二面性"である。
類を見ない数の"分家"
オリジンストーン家は、魔術師に珍しく積極的に分家を作り出す。
しかしただ闇雲に分家を作り続けている、のではなく決まった周期で刻印を分割する。
刻印の分割継承は、魔術師の中では分家を作る際や、ペンテル兄弟やエーデルフェルトなどにもみられる。
が、分家の作成は頻度は少なく、エーデルフェルトなどは決められた人数に継承し続けるものであり、
恒常的に数を増やし続けるという事を行い続ける家は非常に珍しい。
魔術師の"一子相伝"という常識から外れたその継承方式に加え、
彼らは研究する魔術や基盤などを１つに縛らず、言葉を選ばずに言うのならば
"広く浅く"研究している節がある。その理由は後述とする。
総じてオリジンストーンは、魔術家系として歴史を持つが、
その在り方は非常に特異であり「最も魔術師らしい魔術師から外れた家系」
と言われることもある。
しかしただ闇雲に分家を作り続けている、のではなく決まった周期で刻印を分割する。
刻印の分割継承は、魔術師の中では分家を作る際や、ペンテル兄弟やエーデルフェルトなどにもみられる。
が、分家の作成は頻度は少なく、エーデルフェルトなどは決められた人数に継承し続けるものであり、
恒常的に数を増やし続けるという事を行い続ける家は非常に珍しい。
魔術師の"一子相伝"という常識から外れたその継承方式に加え、
彼らは研究する魔術や基盤などを１つに縛らず、言葉を選ばずに言うのならば
"広く浅く"研究している節がある。その理由は後述とする。
総じてオリジンストーンは、魔術家系として歴史を持つが、
その在り方は非常に特異であり「最も魔術師らしい魔術師から外れた家系」
と言われることもある。
二面性
オリジンストーンの血、もしくは魔術刻印を継ぐ者は二面性を宿し、
それは血が濃いほどに高い二面性を示す。そしてその二面性が強まると人格形成に異常をきたし、
最終的には"二重人格"という形で顕れるという特徴を持つ。ストーン家の最大の特徴である。
この理由は初代より脈々と受け継がれ、一族全てが例外なく持つ分割刻印の中に或る初代、ザックライアスの魂。
ザックライアスの魂の破片（の内部に溶け込んだルシファーの破片）が移植されたその時、この魔術式は発動する。
この"破片"はその移植された人物の元々の魂や使用する魔術に相反する形で成長する。その結果として、彼らは
二重の側面を持つように成長し、結果として二面性の性格や魔術を持ち、強く露出すると二重人格となる。
代々この秘密は不明であったが、ロード・エルメロイ２世の手により解析された。
何故二重なのか、に関しては東洋の陰陽思想や錬金術に近いものが関わっている。
陰と陽、男女、太陽と月などと言った相反するものが１つになった時、それは"完全"を意味する。
初代オリジンストーンたるザックライアス（に、憑依したルシファー）は完全を追い求め続け、
ひいては根源（ルシファー的には造物主）に手を届かせんとしていた。と考えられる。
そしてその"完全"をありとあらゆる分野で究め、そして極めた結果、即ち"終焉"……
その具現であるエクストラクラス"大敵"という結果にたどり着くことを、ザックライアス（ルシファー）は求めていた。
どのような事柄であろうとも、突き詰めれば必ず終わりがある。その結末、滅びを、ありとあらゆる形で作り出し、
やがては世界中の破滅を具現化させる。それこそがザックライアス（ルシファー）の目的だった。
だが単一の陰陽を極めただけでは完全とは言えない。
故にあらゆる魔術体系を極め、そして完全、終局を得て、大敵の力を我が物に。
という意思があったため、ザックライアス（ルシファー）は保険として１２の分家を作り出した。
（そしてそれに加えて更に、枝葉を広げれば大いなる魔術式、統合魔術が完成するように血に細工をルシファーは施す。）
結果として、魔術師に似合わない『分家と研究分野を広げ続ける魔術家系』が生まれる形となったのだ。
ちなみに、魔術師が分家を作成する際はミドルネームを与えるという形が多いがストーン分家はそういったことは行わない。
理由としては、名前とは非常にその方針を形づける魔術界隈にとっては重要なものであり、『枝を広げる』という方針に沿うべく、
苗字から別の魔術家系として新生させる。……のだが、"ストーン"部分だけは頑なに亡くならない。
（これは、ザックライアスがまだ石工だった時代に、始まりの石の下にいつか集うという意思による。
人間であるザックライアスの出来た、唯一の堕天使への叛逆となる）
それは血が濃いほどに高い二面性を示す。そしてその二面性が強まると人格形成に異常をきたし、
最終的には"二重人格"という形で顕れるという特徴を持つ。ストーン家の最大の特徴である。
この理由は初代より脈々と受け継がれ、一族全てが例外なく持つ分割刻印の中に或る初代、ザックライアスの魂。
ザックライアスの魂の破片（の内部に溶け込んだルシファーの破片）が移植されたその時、この魔術式は発動する。
この"破片"はその移植された人物の元々の魂や使用する魔術に相反する形で成長する。その結果として、彼らは
二重の側面を持つように成長し、結果として二面性の性格や魔術を持ち、強く露出すると二重人格となる。
代々この秘密は不明であったが、ロード・エルメロイ２世の手により解析された。
何故二重なのか、に関しては東洋の陰陽思想や錬金術に近いものが関わっている。
陰と陽、男女、太陽と月などと言った相反するものが１つになった時、それは"完全"を意味する。
初代オリジンストーンたるザックライアス（に、憑依したルシファー）は完全を追い求め続け、
ひいては根源（ルシファー的には造物主）に手を届かせんとしていた。と考えられる。
そしてその"完全"をありとあらゆる分野で究め、そして極めた結果、即ち"終焉"……
その具現であるエクストラクラス"大敵"という結果にたどり着くことを、ザックライアス（ルシファー）は求めていた。
どのような事柄であろうとも、突き詰めれば必ず終わりがある。その結末、滅びを、ありとあらゆる形で作り出し、
やがては世界中の破滅を具現化させる。それこそがザックライアス（ルシファー）の目的だった。
だが単一の陰陽を極めただけでは完全とは言えない。
故にあらゆる魔術体系を極め、そして完全、終局を得て、大敵の力を我が物に。
という意思があったため、ザックライアス（ルシファー）は保険として１２の分家を作り出した。
（そしてそれに加えて更に、枝葉を広げれば大いなる魔術式、統合魔術が完成するように血に細工をルシファーは施す。）
結果として、魔術師に似合わない『分家と研究分野を広げ続ける魔術家系』が生まれる形となったのだ。
ちなみに、魔術師が分家を作成する際はミドルネームを与えるという形が多いがストーン分家はそういったことは行わない。
理由としては、名前とは非常にその方針を形づける魔術界隈にとっては重要なものであり、『枝を広げる』という方針に沿うべく、
苗字から別の魔術家系として新生させる。……のだが、"ストーン"部分だけは頑なに亡くならない。
（これは、ザックライアスがまだ石工だった時代に、始まりの石の下にいつか集うという意思による。
人間であるザックライアスの出来た、唯一の堕天使への叛逆となる）
活動拠点、立場
本家オリジンストーンは時計塔のお膝元たるイギリスにて活動している。
イギリスから少し離れた山のふもとに本家屋敷があり、その裏山も含め全てがオリジンストーンの敷地となっている。
だがストーンの分家は世界中に広がっており、欧州近辺に限らず東洋、米国、中南米まで幅広く分布している。
時計塔においては貴族主義穏健派だが、枝分かれが激しいため、民主主義から貴族主義過激派まで多種多様。
主な所属は伝承科、降霊科に籍を置く。ただし分家が多すぎるため時計塔内はおろかアトラス院や紋章院など幅広く分布。
時計塔内部の権力争いには顔は出さないという特色を持ち、先述したオリジンストーンの魔術師らしからぬ特異性から、
ストーン分家、特にオリジンストーンにはいい顔をしない貴族主義も多くいる。
加えて、本家オリジンストーンは時計塔の管轄から離れ独自の研究をしているため時計塔からは煙たがられている。
その代わり、オリジンストーン内部で問題が起きた場合は法制科ではなくフリーメイソンが全ての決定権と判決権を得る。
これはフランス革命期に訪れたストーン分家の危機にメイソンが手を伸ばしたことに由来する。
（これはルシファーが良い隠れ蓑を失いたくないがために行った工作の１つ）
そのような状況であるが、オリジンストーンは並みの魔術家系以上の財政と立場を持つ。
理由としては、敷地内より発掘される非常に貴重な呪体、"漆黒の水晶"の発掘・加工・転売を担っているためである。
この漆黒の水晶は非常に高い神秘を秘めており、霊墓アルビオンの中層〜第二下層で発掘されるものに匹敵する上級触媒である。
だがそれ単体では魔術への使用には危険を伴うと判明しており、それを魔術の触媒とするにはある加工を行うことが必須となる。
その技術を持つものはオリジンストーン当主、並びに本家に非常に血が近い分家の幾ばくかのみとなっている。
それ故にオリジンストーンは時計塔に置いてアドバンテージを有しており、
一定の発言力と権力、そして自由に実験を行えるという暗黙の了解を契している。
（これもまた傀儡を失いたくないルシファーの暗躍。漆黒の水晶は彼がこの地上に顕現した際に発生したもの）
だが、昨今は先々代のオリジンストーン当主の失脚、
長きに渡り結果の出ないオリジンストーンへの不信感。
そしてマイルストーンの躍進などにより、本家の発言力は日々失われている。
だが、時計塔に所属していない彷徨海やアトラス院、
そして日本に在住しているストーン分家には何も関係がない。
イギリスから少し離れた山のふもとに本家屋敷があり、その裏山も含め全てがオリジンストーンの敷地となっている。
だがストーンの分家は世界中に広がっており、欧州近辺に限らず東洋、米国、中南米まで幅広く分布している。
時計塔においては貴族主義穏健派だが、枝分かれが激しいため、民主主義から貴族主義過激派まで多種多様。
主な所属は伝承科、降霊科に籍を置く。ただし分家が多すぎるため時計塔内はおろかアトラス院や紋章院など幅広く分布。
時計塔内部の権力争いには顔は出さないという特色を持ち、先述したオリジンストーンの魔術師らしからぬ特異性から、
ストーン分家、特にオリジンストーンにはいい顔をしない貴族主義も多くいる。
加えて、本家オリジンストーンは時計塔の管轄から離れ独自の研究をしているため時計塔からは煙たがられている。
その代わり、オリジンストーン内部で問題が起きた場合は法制科ではなくフリーメイソンが全ての決定権と判決権を得る。
これはフランス革命期に訪れたストーン分家の危機にメイソンが手を伸ばしたことに由来する。
（これはルシファーが良い隠れ蓑を失いたくないがために行った工作の１つ）
そのような状況であるが、オリジンストーンは並みの魔術家系以上の財政と立場を持つ。
理由としては、敷地内より発掘される非常に貴重な呪体、"漆黒の水晶"の発掘・加工・転売を担っているためである。
この漆黒の水晶は非常に高い神秘を秘めており、霊墓アルビオンの中層〜第二下層で発掘されるものに匹敵する上級触媒である。
だがそれ単体では魔術への使用には危険を伴うと判明しており、それを魔術の触媒とするにはある加工を行うことが必須となる。
その技術を持つものはオリジンストーン当主、並びに本家に非常に血が近い分家の幾ばくかのみとなっている。
それ故にオリジンストーンは時計塔に置いてアドバンテージを有しており、
一定の発言力と権力、そして自由に実験を行えるという暗黙の了解を契している。
（これもまた傀儡を失いたくないルシファーの暗躍。漆黒の水晶は彼がこの地上に顕現した際に発生したもの）
だが、昨今は先々代のオリジンストーン当主の失脚、
長きに渡り結果の出ないオリジンストーンへの不信感。
そしてマイルストーンの躍進などにより、本家の発言力は日々失われている。
だが、時計塔に所属していない彷徨海やアトラス院、
そして日本に在住しているストーン分家には何も関係がない。
魔術
先ほども述べた通り、刻印の分割移植が特徴。
１０００年の歴史を誇るが、分割移植を続けているため質としてはロードの刻印どころか
下手な中級魔術師よりもはるかに劣る。だが積み重ねた知識量だけは豊富であり、それが彼らの武器となる。
（通常、刻印を分割し続ける、あるいは時間が経った場合並みの魔術刻印は腐敗を起こすという。
だが彼らオリジンストーンの源流刻印は、神秘そのものといえる堕天使の翼を用いているため、
１０００年の継承にも長年の分割を経ても成長を続けることが可能）
他に特記すべき点としては、成人の儀がある。
オリジンストーン家、およびストーン分家では１２歳で魔術師として成人として扱われる
その際に刻印を移植し、魔術回路を一気に開く。この際にオリジンストーンの血が濃ければ濃いほど人格が乖離する。
これは刻印の中にあるザックライアスの人格を肉体に馴染ませ、２面性を開花させるための儀式であり、
魔術師として新たに生まれ変わらせる儀式でもある。儀式はフリーメイソンも取り入れている
新しい自分へと生誕しなおすという魔術上高い意味を持つ。
加えて、ストーン分家特有の二面性もまた魔術に関わっている。
通常魔術というものは信仰に基づいて基盤を作り、それに対する信仰を以てして魔術を行使する。
しかしオリジンストーンには上述の通り二面性を持つことが可能であり、２つの魔術基盤を持つことが可能。
結果、例え矛盾する信仰に基づく魔術基盤・魔術系統同士でも２種類以上同時に扱うことができる者もいる。
例を挙げれば洗礼詠唱を放つゴーレムや、仙術とブードゥーの死霊魔術を同時に扱えるなど
基本的な魔術系統は分家によって異なるが、
オリジンストーン本家の者は独自のものであり、フリーメイソンより派生したものと考えられている。
強いて言えばキリスト教派生。魔術基盤は主に"災害への恐怖という名の信仰"に基づいた魔術を用いる。
（これはおそらく魔術刻印の元がルシファー、つまりアークエネミークラスであるからであろう）
１０００年の歴史を誇るが、分割移植を続けているため質としてはロードの刻印どころか
下手な中級魔術師よりもはるかに劣る。だが積み重ねた知識量だけは豊富であり、それが彼らの武器となる。
（通常、刻印を分割し続ける、あるいは時間が経った場合並みの魔術刻印は腐敗を起こすという。
だが彼らオリジンストーンの源流刻印は、神秘そのものといえる堕天使の翼を用いているため、
１０００年の継承にも長年の分割を経ても成長を続けることが可能）
他に特記すべき点としては、成人の儀がある。
オリジンストーン家、およびストーン分家では１２歳で魔術師として成人として扱われる
その際に刻印を移植し、魔術回路を一気に開く。この際にオリジンストーンの血が濃ければ濃いほど人格が乖離する。
これは刻印の中にあるザックライアスの人格を肉体に馴染ませ、２面性を開花させるための儀式であり、
魔術師として新たに生まれ変わらせる儀式でもある。儀式はフリーメイソンも取り入れている
新しい自分へと生誕しなおすという魔術上高い意味を持つ。
加えて、ストーン分家特有の二面性もまた魔術に関わっている。
通常魔術というものは信仰に基づいて基盤を作り、それに対する信仰を以てして魔術を行使する。
しかしオリジンストーンには上述の通り二面性を持つことが可能であり、２つの魔術基盤を持つことが可能。
結果、例え矛盾する信仰に基づく魔術基盤・魔術系統同士でも２種類以上同時に扱うことができる者もいる。
例を挙げれば洗礼詠唱を放つゴーレムや、仙術とブードゥーの死霊魔術を同時に扱えるなど
基本的な魔術系統は分家によって異なるが、
オリジンストーン本家の者は独自のものであり、フリーメイソンより派生したものと考えられている。
強いて言えばキリスト教派生。魔術基盤は主に"災害への恐怖という名の信仰"に基づいた魔術を用いる。
（これはおそらく魔術刻印の元がルシファー、つまりアークエネミークラスであるからであろう）
歴史
１０９６年
第1回十字軍遠征。当時石工であったザックライアス・オリジンストーン駆り出される。
その遠征の中で、ソロモン神殿において「始まりの大敵を御せ」と神託を複数人が受ける。
その始まりの大敵の制御の方法を得るべく、ザックライアス１人が全てを負う形となる。
その遠征の中で、ソロモン神殿において「始まりの大敵を御せ」と神託を複数人が受ける。
その始まりの大敵の制御の方法を得るべく、ザックライアス１人が全てを負う形となる。
１０９９年
十字軍遠征終了。答えが見つからないままにザックライアスは自暴自棄になり神を否定。
その時を待っていたルシファーが"神の否定者"に憑依する宝具『神の寵愛よ、悉く地へ堕ちよ(サタナイル・フェイカー)』
の力によってザックライアスの肉体を掌握。「大敵を御する」役割を与えられた男を「大敵を支配する」という目標のための
コマとすることにルシファーは成功する。
だがザックライアスの妹にだけは秘密を知られた状態で逃げられてしまう。
この妹の子孫が後に、ウィルマース財団に逃げ込みフリーメイソン壊滅の引き金を引く。
その時を待っていたルシファーが"神の否定者"に憑依する宝具『神の寵愛よ、悉く地へ堕ちよ(サタナイル・フェイカー)』
の力によってザックライアスの肉体を掌握。「大敵を御する」役割を与えられた男を「大敵を支配する」という目標のための
コマとすることにルシファーは成功する。
だがザックライアスの妹にだけは秘密を知られた状態で逃げられてしまう。
この妹の子孫が後に、ウィルマース財団に逃げ込みフリーメイソン壊滅の引き金を引く。
１１００年〜
ザックライアス（ルシファー）、手始めの１２の分家を作り出す。
この分家は後の世代で様々な解釈がされている。レッドストーンやマイルストーンなどが該当。
死の間際に「枝を広げろ（要は様々な魔術体系に手を出し、そして分家増やせ）」と伝える。
その後ザックライアスは死亡。……するが、死亡時（正確には子供作った時点）に
自分の魔術刻印（ルシファーが自らの本体の翼の欠片を素材として新たに作成したもの）に
ザックライアスとルシファーの魂の破片を仕込む。これにより分割移植→分割された先で刻印が熟成・成長→分割…
と数を増やし、そして増えたストーン家は様々な魔術を研鑽→その後ルシファーとして再結合、と計画していた。
だが……
この分家は後の世代で様々な解釈がされている。レッドストーンやマイルストーンなどが該当。
死の間際に「枝を広げろ（要は様々な魔術体系に手を出し、そして分家増やせ）」と伝える。
その後ザックライアスは死亡。……するが、死亡時（正確には子供作った時点）に
自分の魔術刻印（ルシファーが自らの本体の翼の欠片を素材として新たに作成したもの）に
ザックライアスとルシファーの魂の破片を仕込む。これにより分割移植→分割された先で刻印が熟成・成長→分割…
と数を増やし、そして増えたストーン家は様々な魔術を研鑽→その後ルシファーとして再結合、と計画していた。
だが……
１２７１年頃
それぞれの別れた家系がどういった魔術を基本としようか決まったあたり。
この辺りでそれぞれの家系が所属する時計塔の科を決定する。だが基本は時計塔から離れて
資金提供などはするものの研究は基本外様で行う、という"所属だけしている状態"になっていた。
ちなみにこの辺りでルシファーの本体はジャック・ド＝モレーに宿り定住する。
この辺りでそれぞれの家系が所属する時計塔の科を決定する。だが基本は時計塔から離れて
資金提供などはするものの研究は基本外様で行う、という"所属だけしている状態"になっていた。
ちなみにこの辺りでルシファーの本体はジャック・ド＝モレーに宿り定住する。
１３００年頃
時計塔に所属しながら時計塔の権力争いに執着しないストーン家に一部から反発が相次ぐ。
いくつかの家系がアルビオンから採掘される呪体をストーン一族に流れないような工作もあった。
それに対しフリーメイソントップ（中身ルシファー）が、「大敵の制御にこのままでは届かない」として、
オリジンストーン本家屋敷を『かつてルシファーが初めて地獄から復活した場所』の付近に作らせる。
そしてその付近、現在では裏山となっている場所をルシファーの一部である漆黒の水晶（アーク・クリスタル）
の採掘場とする。これによりオリジンストーン並びにストーン一族はアドバンテージと利権を得て、
時計塔での立ち位置と発言権、そして地位を確保することに成功する。
いくつかの家系がアルビオンから採掘される呪体をストーン一族に流れないような工作もあった。
それに対しフリーメイソントップ（中身ルシファー）が、「大敵の制御にこのままでは届かない」として、
オリジンストーン本家屋敷を『かつてルシファーが初めて地獄から復活した場所』の付近に作らせる。
そしてその付近、現在では裏山となっている場所をルシファーの一部である漆黒の水晶（アーク・クリスタル）
の採掘場とする。これによりオリジンストーン並びにストーン一族はアドバンテージと利権を得て、
時計塔での立ち位置と発言権、そして地位を確保することに成功する。
オリジンストーン全盛期
それから順調にオリジンストーンは増え続ける。
だが、それと同時に堕天使の計画にもほころびが生まれ続ける。
１０００年に及ぶ計画と言う都合上、当然かけ違えや独断専行などといった形で綻びが生まれるからだ。
そういった始まりの意思に反する動きをする分家を殺し、
そして魔術刻印（の内部にあるルシファーとザックライアスの欠片）を回収する存在、
『掃除屋（スイーパー）』と言った存在が生まれる。
この『掃除屋』の存在はあらかじめルシファーの手によって仕組まれた事であり、
オリジンストーンの内部で、あるいはオリジンストーンに近い場所でルシファーの計画に邪魔となる
行動や因子が発生した際に消し去るという働きを期待していた。隙の無く、また臆病なほどに慎重なルシファーの性格が現れている。
これによりオリジンストーンの長き歴史の中で殺され断絶した分家は数多くに登った。
一部ではこの殺害を「オリジンストーンの悪魔」による連続殺人であると根も葉もない風聞が起きた。
彼らの財源である黒水晶は悪魔から与えられたもので、その代償として分家が次々死んでいるのだと、
その犠牲を逸らすために分家を増やし続けているのだと……。
実のところを言えば、当たらずとも遠からずという噂であった。
だが、それと同時に堕天使の計画にもほころびが生まれ続ける。
１０００年に及ぶ計画と言う都合上、当然かけ違えや独断専行などといった形で綻びが生まれるからだ。
そういった始まりの意思に反する動きをする分家を殺し、
そして魔術刻印（の内部にあるルシファーとザックライアスの欠片）を回収する存在、
『掃除屋（スイーパー）』と言った存在が生まれる。
この『掃除屋』の存在はあらかじめルシファーの手によって仕組まれた事であり、
オリジンストーンの内部で、あるいはオリジンストーンに近い場所でルシファーの計画に邪魔となる
行動や因子が発生した際に消し去るという働きを期待していた。隙の無く、また臆病なほどに慎重なルシファーの性格が現れている。
これによりオリジンストーンの長き歴史の中で殺され断絶した分家は数多くに登った。
一部ではこの殺害を「オリジンストーンの悪魔」による連続殺人であると根も葉もない風聞が起きた。
彼らの財源である黒水晶は悪魔から与えられたもので、その代償として分家が次々死んでいるのだと、
その犠牲を逸らすために分家を増やし続けているのだと……。
実のところを言えば、当たらずとも遠からずという噂であった。
１７８０年頃
フランス革命発生により、フランス付近の貴族の多いストーン一族にも迫害が及びかける。
その迫害を防ぐべく、ストーン一族とフリーメイソンが契約を持ちかける。メイソンはストーン一族を庇護し、
オリジンストーンは代償としてメイソンに漆黒の水晶を呪体として提供する、という契約を締結した。
この契約の裏には、両者の発端が同じルシファーであることが関係していると思われる。
これ以降、オリジンストーン並びにストーン一族にて発生した問題は、
時計塔法制科ではなくメイソンが片付ける生業となった。
その迫害を防ぐべく、ストーン一族とフリーメイソンが契約を持ちかける。メイソンはストーン一族を庇護し、
オリジンストーンは代償としてメイソンに漆黒の水晶を呪体として提供する、という契約を締結した。
この契約の裏には、両者の発端が同じルシファーであることが関係していると思われる。
これ以降、オリジンストーン並びにストーン一族にて発生した問題は、
時計塔法制科ではなくメイソンが片付ける生業となった。
１８１０年頃
冬木にて第一回聖杯戦争が開催。
これによって境界記録帯(ｺﾞｰｽﾄﾗｲﾅｰ)を使い魔に出来る事を知ったマイルストーンの
当時の当主、マーキュリー・マイルストーンは自身の内に潜むもう一つの自分の魂を
依代として、人格を分離、ひいては英霊の降霊を成功させようと試みる。
この際に「デミ・サーヴァント」という言葉を初めて用いる。
実験は失敗しマーキュリー・マイルストーンは死亡するが、
その研究の中で見つけた「錬金術と召喚術の融合」という画期的な手法は脚光を浴びる。
結果としてマイルストーン中興の祖となる。
この功績を讃え、彼の名にちなみマイルストーンの家紋はマーキュリー（メルクリウス）の紋章となった。
これによって境界記録帯(ｺﾞｰｽﾄﾗｲﾅｰ)を使い魔に出来る事を知ったマイルストーンの
当時の当主、マーキュリー・マイルストーンは自身の内に潜むもう一つの自分の魂を
依代として、人格を分離、ひいては英霊の降霊を成功させようと試みる。
この際に「デミ・サーヴァント」という言葉を初めて用いる。
実験は失敗しマーキュリー・マイルストーンは死亡するが、
その研究の中で見つけた「錬金術と召喚術の融合」という画期的な手法は脚光を浴びる。
結果としてマイルストーン中興の祖となる。
この功績を讃え、彼の名にちなみマイルストーンの家紋はマーキュリー（メルクリウス）の紋章となった。
１９０９年
若き頃のオリジンストーンの先々代当主、ルクレィシャ・オリジンストーンが
２０世紀最大にして最悪の魔術師、アレイスター・クロウリーに弟子入り。
砂漠にて召喚された悪魔コロンゾンをその目で目撃し、そして召喚術の一端を授かる。
２０世紀最大にして最悪の魔術師、アレイスター・クロウリーに弟子入り。
砂漠にて召喚された悪魔コロンゾンをその目で目撃し、そして召喚術の一端を授かる。
１９５０年頃
ルクレィシャ・オリジンストーン、召喚魔術の途中にて事故により死亡。
非常に長い年月と触媒、費用をつぎ込んでの実験で失敗、かつ周囲に多大な被害を出したことで、
オリジンストーンは時計塔の中での地位を失脚、発言権などの大部分を責任問題として法制科に没収される。
これは実はアレイスターより教わったオリジンストーンの真実と、"外に繋がる技術"の２つを実践しようとした
事で、外とつながりかけたが為に神殺しの抑止力を行使された結果である。
以降オリジンストーンが落ちぶれたのも抑止力の影響と考えられる。
非常に長い年月と触媒、費用をつぎ込んでの実験で失敗、かつ周囲に多大な被害を出したことで、
オリジンストーンは時計塔の中での地位を失脚、発言権などの大部分を責任問題として法制科に没収される。
これは実はアレイスターより教わったオリジンストーンの真実と、"外に繋がる技術"の２つを実践しようとした
事で、外とつながりかけたが為に神殺しの抑止力を行使された結果である。
以降オリジンストーンが落ちぶれたのも抑止力の影響と考えられる。
１９６０年
『ブラッディストーンの狂気』勃発。
ストーン一族に連なる、あるいはその関連人物累計１８７人が惨殺される。
その死骸は継ぎ接ぎと縫われ時計塔に送付されるという悍ましい事件となった。
だが残された魔術の痕跡から現場を発見。屋敷に仕組まれた多くのギミックを躱し
犯人と思しき人物を追い詰めるも取り逃がし、以降６０年行方知れずとなる。
ストーン一族に連なる、あるいはその関連人物累計１８７人が惨殺される。
その死骸は継ぎ接ぎと縫われ時計塔に送付されるという悍ましい事件となった。
だが残された魔術の痕跡から現場を発見。屋敷に仕組まれた多くのギミックを躱し
犯人と思しき人物を追い詰めるも取り逃がし、以降６０年行方知れずとなる。
２００３年
２０００年代前半
２０００年代後半
オリジンストーン時期当主であったアビエル・オリジンストーンが逃避。
オリジンストーンの当時所有していた財産の一部を奪取の末放蕩の旅に出る。
それにより当時の当主であるルシアンナはヒステリックを起こし、アビエルの妹である
ディーティーム・オリジンストーンに対して苛烈な教育を行う。
オリジンストーンの当時所有していた財産の一部を奪取の末放蕩の旅に出る。
それにより当時の当主であるルシアンナはヒステリックを起こし、アビエルの妹である
ディーティーム・オリジンストーンに対して苛烈な教育を行う。
２０１６年
２０１７年
２０１６年に発生した人理焼却…を模倣したアレイスターによる特異点、
その影響によってとうとう堕天使ルシファーが本格的に動き出す。だが人類と人類の共同戦線の下に敗北。
それによって初代オリジンストーンであるザックライアスの魂が自由になる。自由になった魂は、彼の直接の子孫である
アビエル・オリジンストーンの精子から造られたホムンクルスの少女に宿る。
その影響によってとうとう堕天使ルシファーが本格的に動き出す。だが人類と人類の共同戦線の下に敗北。
それによって初代オリジンストーンであるザックライアスの魂が自由になる。自由になった魂は、彼の直接の子孫である
アビエル・オリジンストーンの精子から造られたホムンクルスの少女に宿る。
２０１８年
レクイエム世界線において
レクイエム世界には聖杯戦争が発生し世界が変わる２００４年がオリジンストーンの分岐点となる。
その時点ではまだ堕天使ルシファーの作戦や準備が整っていない状態であり、そんな状況で天敵である
英霊が世界中を蔓延ってしまった事に驚き、その世界線から離脱。全てを右腕であるカール・エルンスト・クラフトに投げる。
結果として、オリジンストーンとその一族は自由の身となっている。
魔術刻印に宿った二重人格は消えることは無いであろうが、おそらく緩やかに消えていくであろう。
要は「とても平和」の一言に尽きる。
その時点ではまだ堕天使ルシファーの作戦や準備が整っていない状態であり、そんな状況で天敵である
英霊が世界中を蔓延ってしまった事に驚き、その世界線から離脱。全てを右腕であるカール・エルンスト・クラフトに投げる。
結果として、オリジンストーンとその一族は自由の身となっている。
魔術刻印に宿った二重人格は消えることは無いであろうが、おそらく緩やかに消えていくであろう。
要は「とても平和」の一言に尽きる。
各分家ごとの解説
オリジンストーン
本家。基本所属は伝承科に属している。
先も記述したザックライアスが受けた神託を最も忠実に守る一族。
多くの魔術師がアークエネミーを召喚する、もしくは制御する魔術を考えたが悉く失敗に終わった。
かつては栄華を誇っていたが、結果を残せない年月が長く続いたため現在は落ちぶれ気味であり時計塔内でも肩身が狭かった。
そして跡継ぎである兄妹の放蕩により、完全にオリジンストーンは立場を失った。
先も記述したザックライアスが受けた神託を最も忠実に守る一族。
多くの魔術師がアークエネミーを召喚する、もしくは制御する魔術を考えたが悉く失敗に終わった。
かつては栄華を誇っていたが、結果を残せない年月が長く続いたため現在は落ちぶれ気味であり時計塔内でも肩身が狭かった。
そして跡継ぎである兄妹の放蕩により、完全にオリジンストーンは立場を失った。
マイルストーン
オリジンストーン一族から最初に分化した始まりの１２の一族の１つ。
現在は時計塔の降霊科に所属しており、本家よりも研究成果を上げている。
大敵の制御を早々に諦め、召喚術と錬金術を取り入れた幅広い魔術を多数作り出した魔術一族。
現在ではオリジンストーン本家以上の発展を見せ、現当主代行のワイズ・マイルストーンは時計塔内で幅広い人脈を生かし、
デミ・サーヴァントのはじまりと発展について研究を続けている。現在ストーンと時計塔で言えば彼らを指すのが基本。
現在は時計塔の降霊科に所属しており、本家よりも研究成果を上げている。
大敵の制御を早々に諦め、召喚術と錬金術を取り入れた幅広い魔術を多数作り出した魔術一族。
現在ではオリジンストーン本家以上の発展を見せ、現当主代行のワイズ・マイルストーンは時計塔内で幅広い人脈を生かし、
デミ・サーヴァントのはじまりと発展について研究を続けている。現在ストーンと時計塔で言えば彼らを指すのが基本。
レッドストーン
オリジンストーン一族から最初に分化した始まりの１２の一族の１つ。
かつて一族全ての魔術師が皆殺しにあい魔術回路と魔術刻印が全て奪われた事件
『レッドストーンの悲劇』により、一人を残して全ての所属魔術師が死亡した家系。
彼らが死んで以降、断続的にストーン分家が断絶する事件が相次いで発生しており、
対処にフリーメイソン実働部隊が追われている。
かつて一族全ての魔術師が皆殺しにあい魔術回路と魔術刻印が全て奪われた事件
『レッドストーンの悲劇』により、一人を残して全ての所属魔術師が死亡した家系。
彼らが死んで以降、断続的にストーン分家が断絶する事件が相次いで発生しており、
対処にフリーメイソン実働部隊が追われている。
スクラップストーン
所属は時計塔天体科。人体を宇宙に、宇宙を人体に見立てる理論である
『マクロコスモスとミクロコスモス』とオリジンストーンの持つ多重人格を比較し、
人体の中に宇宙を再現し根源を目指している一族。それと同時にオリジンストーンの核心に迫ろうと試みている。
前当主であるブライアン・スクラップストーンが事故によって死んで以降、娘が当主代行を行っている。
その娘こそ、スクラップストーンの長年の研究の結晶であり７０億の人格を有する。
『マクロコスモスとミクロコスモス』とオリジンストーンの持つ多重人格を比較し、
人体の中に宇宙を再現し根源を目指している一族。それと同時にオリジンストーンの核心に迫ろうと試みている。
前当主であるブライアン・スクラップストーンが事故によって死んで以降、娘が当主代行を行っている。
その娘こそ、スクラップストーンの長年の研究の結晶であり７０億の人格を有する。
カルムストーン
オリジンストーン一族から最初に分化した始まりの１２の一族の１つ。
時計塔ではなく彷徨海に所属し、その一族の"主株"となる存在が現在も存在し続けている。
その"主株"、生と死の体現者たる肉柱から分離された人格が外で活動する、という形で一族を増やす。
ストーンの分家の中でも所属や形態が特異な一族
時計塔ではなく彷徨海に所属し、その一族の"主株"となる存在が現在も存在し続けている。
その"主株"、生と死の体現者たる肉柱から分離された人格が外で活動する、という形で一族を増やす。
ストーンの分家の中でも所属や形態が特異な一族
ボイドストーン
ユビキティストーン
オリジンストーン一族の約1000年の歴史の中で、禁忌を犯したり鬼籍に入れられた人物が名付けられる姓。
捨てられた、抹消された、もしくは死産となったなどその理由は多岐にわたる。500年ほど前にオリジンストーンの主導で制作された、
ある人造魔術師の姓が由来となっている。現在はその人造魔術師を含めて3人が該当している。
またこれとは他に、家の名前そのものが抹消されたストーン分家もいくつか存在する。
捨てられた、抹消された、もしくは死産となったなどその理由は多岐にわたる。500年ほど前にオリジンストーンの主導で制作された、
ある人造魔術師の姓が由来となっている。現在はその人造魔術師を含めて3人が該当している。
またこれとは他に、家の名前そのものが抹消されたストーン分家もいくつか存在する。
ブラッディストーン
オリジンストーン一族から最初に分化した始まりの１２の一族の１つ。
でありながら、最も最初にオリジンストーンから逃げ出し今もなお続いている分家。
本来魔術から逃げ出した分家は何らかの事故や他殺により家が断絶する呪いがある（後述）
だがこの一族のみ、魔術に背を向けたまま１０００年生き続けた。……それだけならばよかったが、
６０年近く前に魔術界を震撼させる最悪の殺人を引き起こし、文字通り抹消される。
でありながら、最も最初にオリジンストーンから逃げ出し今もなお続いている分家。
本来魔術から逃げ出した分家は何らかの事故や他殺により家が断絶する呪いがある（後述）
だがこの一族のみ、魔術に背を向けたまま１０００年生き続けた。……それだけならばよかったが、
６０年近く前に魔術界を震撼させる最悪の殺人を引き起こし、文字通り抹消される。
オリジンストーン本家・本家関係者一覧
本家オリジンストーンのお兄さん。現在勘当されている。放蕩馬鹿息子。荒らし・嫌がらせ・混乱の元。
『最強』を求め続けている。最強の為なら何でもやる危険な奴。月にでも行くし人類悪も呼ぶ。
普通に見ればただのアホな人だが、気付く人はその内はドス黒く歪んでいると気付ける。
現在の主なルートでは、タイタスクロウにより正義に矯正された比較的安全な彼が主流。
一応妹を思う気持ちは本物のようで、第四次で彼女が参戦すると知った時は触媒を確保したり、
聖杯戦争で優勝した彼女が共に放蕩するといった時も、負い目からか黙ってついてこさせた。
多分根は良い人なのかもしれない。
『最強』を求め続けている。最強の為なら何でもやる危険な奴。月にでも行くし人類悪も呼ぶ。
普通に見ればただのアホな人だが、気付く人はその内はドス黒く歪んでいると気付ける。
現在の主なルートでは、タイタスクロウにより正義に矯正された比較的安全な彼が主流。
一応妹を思う気持ちは本物のようで、第四次で彼女が参戦すると知った時は触媒を確保したり、
聖杯戦争で優勝した彼女が共に放蕩するといった時も、負い目からか黙ってついてこさせた。
多分根は良い人なのかもしれない。
本家の一人（勘当済）。オカマと俺っ娘の二重人格。体格も人格の変化に合わせて男と女に変わる。
その性格からアビエルと同じく勘当された。上二人との関係は叔父（叔母）にあたる。
その性格からアビエルと同じく勘当された。上二人との関係は叔父（叔母）にあたる。
温和な先代当主代理の婿養子、イズラエル・オリジンストーンと、
苛烈なまでの教育至上主義者、ルシアンナ・オリジンストーンの二人の夫妻。
ルシアンナは没落していくオリジンストーンを案じ、息子と娘に非常に厳しい教育を課したが、
結果として貴重な跡継ぎ2人を同時に失う事となった。イズラエルの方はそんな二人の子を心配しており、
既にオリジンストーンは役目を終えていたんだと結論付け、オリジンストーン一族の終幕と解散を宣言した。
それに対するルシアンナの感情・思いは現在の所不明。
苛烈なまでの教育至上主義者、ルシアンナ・オリジンストーンの二人の夫妻。
ルシアンナは没落していくオリジンストーンを案じ、息子と娘に非常に厳しい教育を課したが、
結果として貴重な跡継ぎ2人を同時に失う事となった。イズラエルの方はそんな二人の子を心配しており、
既にオリジンストーンは役目を終えていたんだと結論付け、オリジンストーン一族の終幕と解散を宣言した。
それに対するルシアンナの感情・思いは現在の所不明。
全ての元凶。と言ってもただルシファーの傀儡とされてオリジンストーンを作っただけだから正直悪い奴ではない。
むしろいいやつ。初代というから厳かな性格だと思ったが意外とフランクな人だった。ルシファーが地獄へと堕ちたことで
囚われていた魂が解放され、その後何故かロリ巨乳ホムンクルス（♀）の身体に収まる形で現在に転生した。
現在、研究室から救ってくれた少女と共に、世界中に散らばった自分の魂を求めて奔走中。
むしろいいやつ。初代というから厳かな性格だと思ったが意外とフランクな人だった。ルシファーが地獄へと堕ちたことで
囚われていた魂が解放され、その後何故かロリ巨乳ホムンクルス（♀）の身体に収まる形で現在に転生した。
現在、研究室から救ってくれた少女と共に、世界中に散らばった自分の魂を求めて奔走中。
ストーン一族分家メンバー一覧
眼鏡おっぱいポンコツ委員長気質ガール。かーしま。最近とんと見なくなった。
分かれた時が浅い為魔術回路も薄い。その為馬鹿にされて育った。
しかし魔力の潜在量は非常に多い為才能は有る。成長に期待。
分かれた時が浅い為魔術回路も薄い。その為馬鹿にされて育った。
しかし魔力の潜在量は非常に多い為才能は有る。成長に期待。
笑顔のステキな車椅子に乗る男口調ガール。無理な改造のせいで全身がボロボロ。
ホムンクルスにされかけた女性で寿命が短い。皮肉めいた毒舌がステキ。
ホムンクルスにされかけた女性で寿命が短い。皮肉めいた毒舌がステキ。
フリーの傭兵系ミリタリーガール。戦場では男装の麗人、戦場を離れれば普通の女性。
一族の命、魔術回路、刻印全てが奪われた事件、レッドストーンの悲劇の真相を追い求めている。
一族の命、魔術回路、刻印全てが奪われた事件、レッドストーンの悲劇の真相を追い求めている。
ネコ系女子。ノリと悪戯に生きるメンドクサイ少女。頑張ってる所は人に見せない系努力家。
別人格を動物に憑依させて諜報活動を行える。平行世界では猫。いのちだいじに。
別人格を動物に憑依させて諜報活動を行える。平行世界では猫。いのちだいじに。
イケメン優等生（但し魔術師として…）。生真面目で良い人。。ディレイストーン現当主である叔父の代わりに
聖杯に選ばれたため、叔父の為に彼は戦う。だがあくまでマスターは叔父と言う。叔父は開位持ち。
聖杯に選ばれたため、叔父の為に彼は戦う。だがあくまでマスターは叔父と言う。叔父は開位持ち。
漫画家。巻き込まれ系マスター。しかしその正体は日本へ渡ったイーグルストーン家の末裔。
面白い漫画のネタの為なら何だってする。分かりやすく言うと岸○露伴のような漆黒の意志を持ったジュピ○。
面白い漫画のネタの為なら何だってする。分かりやすく言うと岸○露伴のような漆黒の意志を持ったジュピ○。
一切の描写がないが、ストーンと苗字に入っているならば何かあるハズ。
…………一応グラッドストーン家には、数世代前にストーン家の妾の子として産まれたが魔術回路を受け継がず、
結果として魔術を支える練金術の道に走りそのまま科学者へ……という設定がありました。今だ書く機会ないけど………。
…………一応グラッドストーン家には、数世代前にストーン家の妾の子として産まれたが魔術回路を受け継がず、
結果として魔術を支える練金術の道に走りそのまま科学者へ……という設定がありました。今だ書く機会ないけど………。
ザ・負け犬。小物。小物の前設定はいくら盛っても良い。ただアベレージ・ワンは盛りすぎた。
聖杯戦争の前座、場をかき乱したと思ったら死んでた犠牲者、最初の夜に見つかる死体、お好きにどうぞ。
聖杯戦争の前座、場をかき乱したと思ったら死んでた犠牲者、最初の夜に見つかる死体、お好きにどうぞ。
死の探求者。というとサイコキラーっぽいがしっかりと紳士でむやみに殺すようなことはしない。
むしろ死の美しさなどを見る人であるため死ぬべき者でない場合悪人でも見逃す。はな死かたが、死ょう死゛きめんどくさいデス。
むしろ死の美しさなどを見る人であるため死ぬべき者でない場合悪人でも見逃す。はな死かたが、死ょう死゛きめんどくさいデス。
死徒。人格の分割や新たな人格の作成などの実験を行ってたがその最中に妻を失い、その蘇生の為に死徒となった。
その長いときの中でもはや元の人格さえ失われ、精神に変調を来している。混合魔術を得意とする。
その長いときの中でもはや元の人格さえ失われ、精神に変調を来している。混合魔術を得意とする。
生意気で我が儘な双子。一切二人は相容れず口喧嘩ばかりしている。肉体派の少年と頭脳派の少女。
互いが互いの上になりたいと考えているコメディすっとんきょう悪役ポジ。
互いが互いの上になりたいと考えているコメディすっとんきょう悪役ポジ。
故人で奇人。オカルト雑誌を中心に研究している変わった魔術師。
『神話・壁画に見る中南米魔術大系の宇宙来訪説』等の論文が有名。
あるルートに置いてはウロボロスの召喚に成功し亜種特異点を作り上げてしまっている。
『神話・壁画に見る中南米魔術大系の宇宙来訪説』等の論文が有名。
あるルートに置いてはウロボロスの召喚に成功し亜種特異点を作り上げてしまっている。
空蝉瞳（ジュリアス・ボイドストーン）
テンションの高いイケイケなノリの良い女性。自身とカリスマ性に満ちている空蝉派のリーダー
正体はストーン家の中から抹消された一族の末裔。オリジンストーンと弦糸五十四家、その両方の力を掠め取らんと暗躍する。
正体はストーン家の中から抹消された一族の末裔。オリジンストーンと弦糸五十四家、その両方の力を掠め取らんと暗躍する。
物静かで感情表現の少ない少女。その正体はずっと閉じ込められていた世界を知らないデザインチャイルド。
ストーン家特有の二重人格は発現していないが、「慎重だが大胆」など性格における二面性が強い。
根源接続者の雛型であり、自身の完成を目指して行動している。世界を羨望し、そして人間に憧憬する。
ストーン家特有の二重人格は発現していないが、「慎重だが大胆」など性格における二面性が強い。
根源接続者の雛型であり、自身の完成を目指して行動している。世界を羨望し、そして人間に憧憬する。
「反発」、「分離」を追求した結果、二重人格にも影響が及んだストーン一族の青年。
互いの人格が互いの存在に反発している。『一人になる事』、すなわちもう一人の私(僕)を殺すことを願う。
互いの人格が互いの存在に反発している。『一人になる事』、すなわちもう一人の私(僕)を殺すことを願う。
二重人格でありながら完全に合一した意志を示す異端のストーン一族。多重人格ではあるが微妙に違う。
無属性という非常に希少な属性を内包している。
無属性という非常に希少な属性を内包している。
控え目で大人しく無口なユヅキと、活発で能天気で饒舌なヒナの二人組の二卵生の双子。
ボケとツッコミのように見えるボケとボケなマスコットに見えるが非常に互いを思う重いレズ。
ボケとツッコミのように見えるボケとボケなマスコットに見えるが非常に互いを思う重いレズ。
運命的出オチ一族。
当該ページのおまけ部分参照。
当該ページのおまけ部分参照。
ウィルマース財団所属の女性。一人泣いていたところを現所長に拾われた。
忘れっぽいが実は完全記憶能力魔術持ち。何かと重要な立ち位置に立たされる。
忘れっぽいが実は完全記憶能力魔術持ち。何かと重要な立ち位置に立たされる。
約70億に分割された、実質全人類レベルの多重人格を保持している女性。
オリジンストーン家の人格が分裂する直接原因を突き止め実験した結果のなれの果て。
オリジンストーン家の人格が分裂する直接原因を突き止め実験した結果のなれの果て。
オリジンストーン分家で本家を超える発展を見せるマイルストーンの次代当主。
自分の中にいる、制御できない自分を恐れ心を閉ざしている。
自分の中にいる、制御できない自分を恐れ心を閉ざしている。
マイルストーン家に作られたホムンクルスらしい。
(他ストーン家関係者や所属泥の記載漏れは今後追記します)
他ストーン家関係者
死徒。元々はオリジンストーンに色々アイテムを売る業者の娘だったが色々あり死徒に。基本ロリボディだが肉体年齢は自在。
英霊が大の苦手で（死徒の本能）、アビエルに眼を付けている。最近月に連れてかれてメイド服に。
英霊が大の苦手で（死徒の本能）、アビエルに眼を付けている。最近月に連れてかれてメイド服に。
かつてオリジンストーンに色々と吹き込んだ二〇世紀最悪の魔術師とその子孫。
色々と支援を受けているらしいがストーン家どころか自分以外の魔術師全員見下している。痛い目見るのまっしぐら。
色々と支援を受けているらしいがストーン家どころか自分以外の魔術師全員見下している。痛い目見るのまっしぐら。
ちょっと前、ちょうどアビエルとディーティームの２つ上の世代の連中がやらかしてお世話になった。
アザトースを呼び出そうとしたため、危険勢力として抑止力に記録されることに。実を言うと没落はこのせい。
アザトースを呼び出そうとしたため、危険勢力として抑止力に記録されることに。実を言うと没落はこのせい。
弦糸五十四家、分家の十三。桐壺派「明石家」元当主候補。起源覚醒で全てを捨てたらしい。
ベトコン系ゲリラガール。赤石のビジネスパートナー
ベトコン系ゲリラガール。赤石のビジネスパートナー
彼らオリジンストーンの命題を歪ませた全ての元凶。
詳しくはこの記事で記述。
詳しくはこの記事で記述。
ストーン家の関係するルート
��アビエル人類悪召喚ルート
��ディーティーム大敵吸収からのアルターエゴ特異点ルート
��↑に加えてアビエル帰宅おみやげに月面都市ルート
��ウロボロス召喚で泥新宿ルート
�ゥ▲襯侫�ン、エド＝α化でガンエデン＆聖杯大戦ルート
�Ε瀬屮襯▲�シが原因でオリジンストーンVS弦糸五十四家の抗争ルート
このページへのコメント
「わかりにくい」と言われたので分かりやすくするよう追記しようと思ったが
自分でも何処をどう追記すればいいのかいまいちわからない………！！
とりあえずストーン家一覧だけは最新版のものとしました
現在どうして今のようになったかを整理するべく年表をまとめています
他、現在あるストーン分家ごとの状況・特色・目的も追記予定です
他にわかりにくい部分、追記して欲しい部分がございましたらコメントしてくれたら幸いです