ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

「ふぁははは!!ケツの青いガキ共め!ワシの陣を崩せると思うたか!!」

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】シールダー
【マスター】
【真名】フィリップ・ペタン
【異名・別名・表記揺れ】アンリ・フィリップ・ベノニ・オメル・ジョゼフ・ペタン、ヴェルダンの英雄
【性別】男
【身長・体重】171cm・70kg
【髪色】白 【瞳色】灰
【外見・容姿】軍服姿だがかなり高齢の男
【地域】フランス
【年代】第一次世界大戦〜第二次世界大戦
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・軍人・指導者(王)・フランス
【ステータス】筋力:C 耐久:B+ 敏捷:E 魔力:E 幸運:B 宝具:C

【クラス別スキル】

対魔力:E

魔術に対する守り。無効化は出来ずダメージ数値を多少削減する。

騎乗:D

騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
ただ、もう歳なので新しい乗り物(戦車)は体がついてこれない。

自陣防御:C

味方、ないし味方の陣営を守護する際に発揮される力。
防御限界値以上のダメージを軽減するが、自分は対象に含まれない。
ランクが高いほど守護範囲は広がっていく。

【保有スキル】

塹壕作成:A

陣地作成の類似スキル。防衛戦に置いて有利となる陣地「塹壕」を作成可能。名前の通り地面に塹壕を穿つ。
魔術的な陣地ほど魔力防御には適しておらず、岩土を掘っただけの内部は総じて快適ではない。
しかし物理面は十分な耐久性を持ち、壊れてもさして魔力を使わず修復可能。ペタンは慣れ親しんだこの陣地を盾として多用する。

カリスマ:D-

軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。
陸軍元帥や国家主席を歴任したリーダーではあるが、彼がその舞台に立つときは既に敗色が満ち始めている。
そのため効果には若干のマイナス補正がかかる。

軍略:C

一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
シールダーとしてはやや異色だが、ペタンは敵の進行を防ぐのではなく、自陣に誘い込んでの挟撃を得意とする。

敗者の栄光:B

パリを無血開城し、ナチスドイツに与した売国奴。
あるいは名誉を捨て、フランスの文化を破壊から守った愛国者。
サーヴァントとして召喚されたペタンの場合、それは栄光と対極のリアリズム、避けられない敗北を受け入れる思考という形で表される。
財や文化、生命を奪わせないために、それ以外の名誉も誇りも一切を敵に売り飛ばす。
彼はいかなる手段をもってでも後世に残せるものを守り通すが、そのために彼と民が味わう屈辱もまた計り知れない。

【宝具】

国威の線フィエル・マジノ

ランク:C 種別:陣地宝具 レンジ:50〜99 最大捕捉:800人
対ドイツに備え、独仏国境に建造された超巨大複合要塞。実際はあっさり迂回されたことで有名な要塞線である。
あまりに重厚長大すぎるその異様……ないし威容は、展開後全く移動が取れず敵に迂回された場合に為すすべがない。
もっと言えばとにかく巨大すぎるため、根本的に暗闘かつ局地戦である聖杯戦争に適したものではない。
しかし、無用の長物故に長所の方は凄まじい。
対城宝具を弾き飛ばす鉄壁の防護、直上から見て城塞を跨ぐような移動を拒否する概念防御等が組み合わさり、地上対空問わず正面限定の防御力だけはダントツに高い。
加えて内部には当時最新式の砲台とセットで召喚される歩兵戦力がこれでもかと詰め込まれており、火力面も申し分ない。
とはいえ、この要塞のためだけに湯水のように予算と戦力を投じたという逸話に基づく魔力消費が、あらゆる運用を困難にしてしまう。
起動の度に恐ろしい勢いで魔力が底をつき、なんとか耐えても宝具の維持のために枯れ果てること請け合い。
悪いことは言わないので、使用の際は霊脈などありったけの魔力源を確保しよう。


【Weapon】

『火砲』

地面からせり出す隠蔽型砲塔。『国威の線』の一部を召喚する形で使用する。
これだけでも魔力を馬鹿食いする上に威力が若干落ちているが、それでも宝具を使うよりかは遥かに経済的。
魔力に恵まれない状況での唯一の攻撃手段として重宝される。

【解説】

フランス陸軍元帥、フランス第三共和政首相、ヴィシーフランス政権主席。
当初は軍の中では出世が遅く、第一次大戦勃発時には既に58歳ながら一介の佐官に過ぎなかった。
これは彼が軍内で主張していた戦術が当時の軍の主流(旧態依然の突撃戦術)に沿わなかったためと言われる。
しかし大戦中に時代に沿った彼の思考は評価を上げ、ヴェルダンの戦いを勝利に導いたことで「ヴェルダンの英雄」の名で華々しく迎えられた。
ちなみに、彼がいち連隊長だった頃から一際目立つアスパラガスが部下にいた。

元帥になったペタンは、緊張を増す対ドイツに備えた一大防衛構想の作成に取り掛かる。
後にマジノ線と呼ばれるそれは、しかしながら時代の変化に適合しない古い思想で構想され、後々フランス敗戦の一因となってしまった。
後に彼はこの失敗を「自分の軍人の精神は閉じてしまい、新しい戦術に何も関心を示せなかった」と振り返っている。

第二次大戦期にて、ドイツはマジノ線がカバーしていないアルデンヌの森を突破して容易にフランスに侵攻。
時代に逆行を続けるフランスの軍備に対して、ドイツの先鋭的な機甲戦術は快進撃を続けていた。
(当時部下のド・ゴールも各国の将兵と同じように機甲戦力運用の重大性を説いていたが、ドイツのグデーリアンを除くほぼ全員が上層部に跳ね除けられてしまっていた)
既に84歳となっていたペタンは政界に移り、主戦派の内閣が倒れると共に首相の座についた。
対独講和を望む彼はドイツと休戦し、パリは占拠されて政権はヴィシーに移った。

そこで彼は議会を開き、「フランス国」の新しい憲法を打ち立てると共に強大な権力を掌握。被占拠地域ではペタンへの個人崇拝が進み、彼を国家主席とするヴィシー政権が発足した。
ヴィシー政権は表面的には中立であったが、戦後の地位獲得のためにドイツへの積極的支援に手を染めていった。
一方で、イギリスへと亡命していたド・ゴールがヴィシー政権に対抗する亡命政府自由フランスを発足。
彼らと共に連合国軍が雪崩れ込み、避難したペタンが国家主席を辞任したことでヴィシー政権は崩壊した。

戦後ペタンは裁判にかけられ、一度は死刑を宣告されたが高齢を理由に減刑。無期禁固刑としてユー島に流され、そこで95年の生涯を終えた。

【人物・性格】

かなりの高齢ながら理知的かつ闘志に満ちた好々爺。立派なヒゲがトレードマーク。
保守的で頑固ながらも勇猛果敢に戦い抜く気高さと、負けを察すれば即座に敗戦処理に切り替えるリアリストの二面性を有する。
華々しい活躍から降伏まで大体の逸話が高齢になってからに集中しており、どうあがいても老人の姿で召喚される一切ジジイの宿業を背負っている。
宝具の魔力消費が洒落にならないほど重く、魔力が足りない場合はどうしても味方の戦力を必要とする。
同盟結成のためなら土下座外交も覚悟した方がいいだろう。


イメージカラー:灰色
特技:塹壕戦、降参
好きなもの:塹壕、城塞
嫌いなもの:機動戦
天敵:ド・ゴール
願い:30歳だけ若返りたい

【一人称】ワシ 【二人称】おぬし、ガキ 【三人称】
「どこぞのガキでなくワシを引いたあたり、おぬしの命運些か怪しいところはあるが……まぁ、なるようになるじゃろて」
「ワシらは陣を三重に構えて敵を待つ。一つ目二つ目と突破されながら兵力を左右に展開し、猪武者どもを横から刈り取る算段じゃ」
「魔力充填、完了!!今再び、我が国の威光を示すがよい!!これこそが永久不滅の絶対不可侵要塞、『国威の線』じゃああああああああ!!!」
「迂回する連中に火力を集中せよ!小細工なしにこの城塞が落ちることはない、なんとしても正面に貼り付けるのじゃあああ!!」

【因縁キャラ】

シャルル・ド・ゴール:部下であり、戦友であり、同じフランスを掲げた敵。終生問題児だった彼を早くから評価し、陸軍内で何かと融通を効かせていた。
また、ペタンが裁判で死刑判決が下された時、それを免れたのはド・ゴールの働きによるものだった。
「昔っからおぬしは何も変わっちゃおらん。自分のワガママを通さんと我慢ならん、身長も態度も無駄にデカいガキのままよ」
「まぁ、我が祖国は古来より、おぬしのような悪ガキ共が率いた国ゆえな。きっと、この先もフランスは騒がしく在り続けるだろうよ」

アドルフ・ヒトラー:ゴマすり相手。なんか性転換してたのでひとしきり爆笑した。
「ふぁははははははは!!日本ヤポンの呪いという奴だな!あるいはヤンキー共の陰謀か!」
「どっちにしろ愉快な姿だ!おぬしも恥の一つぐらい味わえば少しは骨のある政治家になれるだろうよ!」

泥モザイク市関連

九重渓:モザイク市におけるマスター。率直に言って、つまらぬ男。
昔から野心なし能力なしコネなしとないない尽くしな彼の素性は、良くも悪くも個性派ばかりだったペタンの周囲に対してあまりに埋没している。
その上こっちのことは一丁前にジジイと罵るため、何かと衝突が絶えない仲。
「はっ、ケツの青いガキが粋がりおって。ワシに意見したければ一つは戦功を立ててから言え!」
戦闘面では全くと言っていいほど役に立たない。
渓はあらゆる意味で魔力リソースを用意できず、ペタンのスキルは前時代的な戦争にしか活躍の場がない。
「戦争は変わった。訳の分からぬ光線が飛び交い、兵士は機関銃を物ともせず……おい!勝手にチャンネルを変えるな!」
それでも、渓はペタンに可能なあらゆる仕事に最善を要求し続けており、その遠慮のなさが老齢ながら頑固なペタンを焚きつける。
人手不足解消の兆しが見えない警察署の中で彼と忙しい日々を送っている。
「えぇい次から次に喋るでないわ!おぬしワシを何歳だと……何を!まだまだくたばりはせんわ愚か者が!」


八ヵ竈河原:渓の後輩。
やや蛮勇で妄信的、それが悪ということは決してないが、状況を冷静に見る力をつけてほしい。
「シャルルの部下にもこんな奴おったと聞いたのぉ……あやつらほどのアホとも思わんが」
「あぁそうじゃ、あやつ全く部屋を片付けんでな。ジジイ一人ではどうにもならんので手伝ってくれんか?」

マルフィーザ:後輩のサーヴァント。
フランスの英雄シャルルマーニュに関連する人物ということで縁がなくもない。苦手にされていることは自覚しているが、こちらとしては遠慮は無く接していく。とりあえず物は壊すな。
「しばし始末書と格闘して参れ。なぁに、ワシの軍であればこの程度の問題行動はまだ序の口よ」

【コメント】

泥臭いおじいちゃん

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http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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