kagemiya@ふたば

【氏名】戸破ツクモ（ひばり-つくも）
【性別】女性
【年齢】14歳
【出身】モザイク市「福岡」
【身長・体重】140cm・31kg
【肌色】色白　【髪色】やや薄めの栗色　【瞳色】深い赤
【スリーサイズ】73/55/78
【外見・容姿】乱雑な切り口で散髪されたボブカット、黒縁メガネ、乱れたシャツを身に着ける少女
【令呪の位置】右肩

【属性】中立・中庸
【魔術系統】
【魔術属性】
【魔術特性】
【魔術回路】質： 量： 編成：
【起源】

【所属】天神一家直系団体『Techno.』
【階位・称号・二つ名】リーダー

【契約サーヴァント】“絶唱”のシンガー

　特殊技能。それまでの経験により裏付けされた推測から、文章の一節を読むだけで全ての内容を把握する。
　驚異的な速読技術とも言い換えられ、書物だけでなくインターネット上のデジタルな文章、またプログラミング言語に対しても効果を発揮する。
　軽くソースを流し見、プログラミングの癖を見抜き一瞬で全容を把握することで、一般的なハッカーを上回る処理と『書き換え』を可能とする。
　あくまでも本人の経験を基盤とするため精度にはブレがあり、100％全てを読み解けるわけではない。

　デスクトップパソコン。並列処理に特化したハイスペックモデル。
　事務所（というより自宅）の一室にサーバールームを設けるほどのサイズで、市販品とは一線を画する性能を誇る。
　福岡市内全域の監視カメラにも接続可能で、複数存在するサブモニターには常に要所の映像が送信、表示されている。
　他のモザイク市にもアクセス自体は可能だが、完全にアウェーであるため長時間の接続は難しい。保って10分、悟られなければ1時間程度が限度だろう。

いかにもインドア派といったような風貌の少女。
乱雑に切られた髪にはいつも寝癖がついており、服装は全体的にゆるりと着られるタイプの服。

若くして極道組織の一角『Techno.』を率いるリーダー。
先代総長である戸破萬の一人娘で、天神一家の構成員からは亡き先代の忘れ形見として手厚い保護を受けている。

イメージカラー：淡い桃色
特技：速読、ヒアリング
好きなもの：ベッドの中、インスタントとんこつラーメン
苦手なもの：真夏の日差し、突然の運動

【一人称】わたし、うち　【二人称】きみ、○○さん　【三人称】あの人、あの子

天神一家初代総長、戸破萬よろずの一人娘。
ツクモの妊娠が発覚した数ヶ月後に戦争が勃発、世界は創り変えられその余波により萬は命を落とす。
水没しかけた福岡が一家によって復興し、モザイク市としての体制を整え始めた頃、母・戸破八重より産まれる。
同組織では唯一の「戦後」生まれた人間であり、生まれながらにしてサーヴァントを有する組織唯一の先天性マスターである。

物心が付き、既に一人前になったと母親に認められたことで半ば強制的に独立。
天神地区のマンションの一室を事務所として直参団体『Techno.』を設立、幾人かの構成員を雇い現在に至る。

口数は少なく物静か。寡黙なのは方言を気にしている為。
親の影響なのか勝ち気で押しの強い性格だが、一度スイッチが入るまでは穏健で慎重な性格である。
特殊技能の影響で他人と接するのが苦手……というより、一人で考えすぎて思考を回しすぎて、勝手に距離を置いてしまう。
故に直接他人と触れ合うこと自体を忌避していて、よほどの事がない限りはインターネットを通じた文章でのやり取りを主としている。

天神一家の構成員に対しても同様。
最も、関わりの深い組長同士や若頭、父と関わりの深い人物に対してはある程度素の表情を見せる。

基本的には他の組の指示によって情報収集や妨害工作を担当する。
自ら行動することは少ないが、外の組織から一家が攻撃されたと知れば率先してハッキングを仕掛けに行くなどの荒々しさも見せる。

良き友人であり、常に傍で見守る姉妹であり、共に立ち向かってゆける相棒。
ツクモがインターネットというものに興味を懐き、のめり込んでいったのも、彼女という英霊が居たからこそである。

物静かな方言女子いいよね！

“絶唱”のシンガー

自身のサーヴァント。

　極めて現代の英霊であり、サブカルチャー・インターネット史の具現とも呼べる電脳存在。
　現代より時が経ち、英霊という存在が身近となったこの時空でのみ成立する稀有なサーヴァント。
　マスターの『夢』を叶えるために振る舞うという性質を持ち、インターネットという文明に紐付く……言ってしまえば現代のナーサリー・ライムのような存在。

　コンプレックスにより他人と接することが出来なかったツクモにとっての話し相手。
　同時に彼女に自身を与え、自分以外の人と触れ合えるように自信を根付かせた事もあり、恩人とも呼べる存在。
　彼女がインターネットの文化……それも戦前の文化に造詣が深いのは、その文化の象徴というべき彼女の協力があってこそ。
　口語で飛び出すことは滅多に無いだろうが、ネット上で会話をしていると頻繁にスラングが飛び出す。恐らく、この時代では死後であろうスラングが。
　

熊丸喜一

因幡組若頭

　先代総長、つまり父・戸破萬の時代を知る若頭。
　幼い頃から面識があり、古株であるということもあって比較的抵抗なく話せる相手。
　荒々しく豪快な彼の振る舞いには『極道』のあるべき姿を感じており、密かな目標として定めている者の一人である。

　「熊さん、また派手に暴れまわっちょるみたいやね……一般市民が怖がっとるけん、街中ん喧嘩ば程々にしんしゃいね？」

椿斐奴

因幡組構成員

　武闘派として知られる因幡組でも随一の戦闘力を持つ構成員。
　見回りの任を担うこともあり、不審な人物や騒動を見かけた際には真っ先に連絡を入れる相手。
　（組の中では）比較的年が近い女性であるためか、頼れる姉として認識している様子。故に呼び方も「斐奴姉さん」。
　
　「親富孝通りあたりで何やら揉め事みたい……姉さん、申し訳なかばってんちょっと様子ば見てきてくれるかな？」

かーっ！