ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

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''&size(20){「さあ! 悪の肉体に縛られし哀れな子たちを! 善なる魂の世界に返しましょう! 真のキリスト教の名のもとに!」}''


*基本情報
【元ネタ】史実・マニ教
【CLASS】キャスター
【マスター】[[メア・アンビット]]
【真名】マニ
【性別】女性
【身長・体重】158cm・38kg
【容姿】ウェーブがかった黄金の髪が後光のように見える、質素な服装の女性
【肌色】淡いピンク 【髪色】黄金 【瞳色】紫
【スリーサイズ】91/55/81
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:E 魔力:D 幸運:B 宝具:B
【スリーサイズ】91/55/81
ぴくるー
[[&ref(https://image02.seesaawiki.jp/k/a/kagemiya/dacb2cef14e5025b-s.png)>https://image02.seesaawiki.jp/k/a/kagemiya/dacb2cef14e5025b.png]]
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イメージイラスト
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*【クラス別スキル】
**陣地作成:-
スキル『エンチャント』を得たことで失われている。

**道具作成:B
魔力を帯びた器具を作成可能。
『大いなる福音』『生命の宝庫』『伝説の書』『奥義の書』『巨人の書』などの聖典をはじめ、数々の経典を自ら記し、絵心もあったマニは、悪属性に特攻を持つ道具を作成できる。

*【保有スキル】
**布教拡大:A
自身の教義を世界宗教とするべく各地に広め、死後も細々と形を変えながら今もマニ教が現存することから得たスキル。
自身が『布教』と認識した事柄を発声する時、その声を任意の相手の頭の中に直接届けることができる。
単純に頭の中に声を響かせることから相手の思考を若干妨害もできるが、
この時、相手がキリスト教、仏教、ゾロアスター教に属するまたは信ずる存在だった場合、
それらを止揚した『真のキリスト教』の預言者として"説法"し、強制的に心を揺さぶることができる。
……が、一定以上の信心を持つ相手、聖人などには通用しない。あくまで言いくるめの範疇である。

マニ教は滅びても滅びない。数々の宗教をごちゃまぜにした教義の内容はともかく、布教の手腕については特筆すべきものがある。

**エンチャント:C+
名文付与とも言い換えられる。他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を付与する。
現在は散逸してしまってるものばかりだが、マニは自らの手で数多の経典や詩文や宗教画を生み出しただけでなく、
経典を読みやすく美しくするための独自の文字、『マニ文字』までも造り上げた。

『マニ文字』を物品に記すことで微力の強化を施し、さらに悪属性特攻を付与する。
また、直接戦地に赴いて記したマニ文字を諳んじることで、更なる効能を発揮させる。

マニは、自宗教を広めるという観点から見た宗教家としては、文字の作成、文章の才能など、卓越した能力を持っていた。
……今のマニ教は元の教義すらも面影はないが。

**肉体という悪に憐れみを:C
マニ教の『肉体は悪であり、内なる魂のみが善である』という教義によるスキル。
肉体を持つ存在一体を指定し、その者に悪属性を付与する。
サーヴァントには効果がないが、ヒトの身で強力な戦闘力を持つものや、ヒトなどの実体を依り代として現れたサーヴァントには問題なく効果を発揮する。「生命体」であると認識したならば、その身体が有機物か無機物か炭水化物かタンパク質かなども関係ない(植物はセーフ)。マニ教の基準は彼女が作るものであり、彼女が悪と認定したなら悪である。

マニ教の実態は混沌としながらも、大本がグノーシス主義のような善悪二元論であったことだけは確かである。

**奇蹟:E
時に不可能を可能とする奇蹟。
また、キャスターはこのスキルによって根拠のない"啓示"の内容を他者に信じさせることができる。
マニも救世主としてありきたりな"治癒の奇蹟"の逸話をわずかに持っている。また、シャープール1世のもとで医者として仕えた逸話から、
本来はどうあれ治癒の力を持つ。
奇蹟は治癒限定のもので、与えられる"啓示"も実態は巧みな話術でその気にさせるというもの。

早期にその間口の広さで広まったものの、後世にはその穴の多さから駆逐されたマニ教。
その教祖が持っていた奇蹟の力というのも、残念ながら疑わしいものである。

*【宝具】
**『&ruby(タウム){御覧あれ! 我が神聖純粋にして崇高存在、我らが至高天に住まわる天の使いたる我が双子を!}』
''ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人''
キャスターに生前たびたび助言をもたらしたらしい『天の使いの双生児』聖霊タウムを召喚する。
その姿はキャスターと瓜二つ。宝具は持たないが、それ以外のスキル、ステータスも瓜二つ。性格や言動も瓜二つで、本人たち以外には見分けがつかない。
違うのは、キャスター本人と違って、タウムは消滅しても『天に還るだけ』。つまり再度宝具を発動すれば再び現れる。
聖杯戦争において基本的にキャスターは直接戦地に赴かず、タウムが代わりに参戦する。エンチャントを誦じることなどはタウムにも問題なく可能であり、戦闘能力には遜色ない。……そもそもの戦闘能力が低いとも言い換えられる。タウムとキャスター本体で挟み撃ちなどはほとんど勘定しないほうがいい。
タネが割れれば簡単だが、それまでは何度倒れても再度舞い降りるキャスターの謎に苦戦することになる。

**『&ruby(マーニー・ハイイェー){照覧あれ! 我こそが! 祆教の預言者を超え、神の子よりも優れし! 目覚めた者の偉大なる後継、真なる最後の預言者である!}』
''ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人''
マニの尊称、マーニー・ハイイェー。その名の通り自身を偉大な存在へと昇格させる宝具。
キャスターの奥の手。献身と殉教の御業であり、その『後』のことも生前から考えていたことによる宝具。
ステータスを下記のように書き換え、スキル『奇蹟』をAランクまで、スキル『エンチャント』をA+ランクまで引き上げる。
【変更後ステータス】筋力:E 耐久:A 敏捷:C 魔力:A+ 幸運:B
端的に言えば、キャスターの存在をその教義にふさわしいところまで引き上げる。……あくまでキャスターに、マニ教の信仰の最大レベルに可能な限り。
この宝具を使うことでキャスターはそれなり以上のサーヴァントとなるが、当然長くは続かない。
ものの10分ほどで霊基が限界を迎え、キャスターは消滅する。
ただし。マニは生前から自分が死去した後の教団のことを考えて死後の組織体系などを組み上げていた。
その逸話を再現し、『道具作成』および『エンチャント』によって作られたものや強化されたものは、この宝具でキャスターが消滅したあとも残る。

死んでもただでは終わらない。マニ教は今も確かに信仰が残る。彼女はまぎれもない教祖なのだ。

*【Weapon】
**『筆記用具』
マニは布教において説法よりも自作の経典や詩文、画を用いた。

*【解説】
マニ教の始祖、マニ。
ゾロアスター教、キリスト教を軸に様々な宗教を取り込み部分的な借用や独自解釈を繰り広げて造り出されたのがマニ教である。
たとえば、グノーシス主義における神によって遣わされたアフラマズダがアンリマユと戦い、その戦いでアフラマズダは敗れた。
それによって作り出されたのがこの悪しき世界であり、それを救うためにゾロアスター、キリスト、ブッダ、そしてマニがあらわれたのだ……というようないいとこどりの内容である。
その教義にオリジナル性はないが、しかしだからこその入りやすさがあったのだろうか。マニ教は広く受け入れられ、教祖自らが聖典を記したことでその範囲も幅広かった。弟子たちは聖典をそれぞれの言語で翻訳するだけでよかったから。マニのカリスマと布教能力は、教祖と呼ぶに相応しいものだったのだ。
マニ自身がゾロアスター教との権力闘争に負け、獄中死したあとも、信徒たちはそれを『殉教』あるいは『涅槃』と呼んで神聖視し、確かに信仰は続いていた。
しかし、後世になるにつれ、信仰母体だった国の王が厳格な他教信徒へと代替わりし。おまけに他の宗教も聖典を作り上げてしまい、マニ教のアドバンテージはなくなった。
後に残ったのは、あらゆるものを混ぜすぎて穴だらけの教義と、そうやって他の宗教から信仰を奪うマニ教徒への弾圧。マニ教は駆逐され、滅んだ……かに見えた。
中国の国家重要文化財、草庵摩尼教寺。そう、『&ruby(マニ){摩尼}』。ここではいまでもかろうじて、変形して、マニ教が残っている。
その姿は、他の偉大な宗教の開祖と比べると、俗なものに移るかもしれない。しかしマニは、確かに。この世に何かを残した偉人なのだ。


ちなみにマニ教は子を成すことを罪とする。にもかかわらず女性をもらい受けた逸話があるのは、マニが女性でレズビアンだからセーフという理論によるものだと推測される。
史実では男と伝えられているが、そういうわけで女である。

*【人物・性格】
基本的には善である方に従う。もちろんこの善とはマニの独断によるもので、たとえ少数派に割り振られてもひるまない。だが強者に阿りはする。まずは生き残り優先。次に生き残り優先。緩やかに提言し、望むように他人を誘導する。詐欺師のそれに近いかもしれないが、性根は紛れもなく善性である。
サーヴァントという霊体になったことで悪しき肉体を捨てられたと考えており、テンションは常に高い。まるで往年の布教時代のように、とも言える。そのバイタリティこそ全盛期であると、聖杯に判断されたからこそでもある。
なおマニから見たキリスト教、仏教、ゾロアスター教徒は異教徒ではなく、同志であり、導くべきものたちである。なぜならマニ教はそれらを発展させた『真のキリスト教』を自負していたから。ゾロアスターとキリストとブッダに連なる存在として、彼らを蔑ろにはしない。むしろ異様にやさしく熱心に関わろうとする。
また、キリスト教の教義でも旧約聖書の内容はマニ教から排除されており、そこに出てくる人物、特に旧約聖書で預言者、とされるような人物は、マニ教では『悪の王』から遣わされた存在であるため、強い敵意を抱く。

という性格であるが、それ以上に布教活動を活かした強かな一面も持つ。自分と違う立場の人間を見ても、否定ではなく説得から入る。
また、文句を言っても無駄だな、というときには基本的に我慢でき、従う。いずれ真なる預言者の教えが広まると信じているから。まずは偉いほうに従って、後から変えさせればいい。
それまでは、虫を殺されても、肉を食べられても、我慢。
肉体を持つことを悪と考えているのは上述の通りだが、それは生まれ持った原罪であり、徳を積めば輪廻の輪に乗れていずれ救われるよ、と説法するにとどまる。
総じて、表面上では物分かりがいい。内面が最後まで我慢するとは限らないが、打算で自分と他人の心をコントロールできる人種である。
また教義を見ればわかるように影響されやすいタイプでもあるので、意見の衝突があっても、対抗する熱弁された場合結構すんなり納得して(あるいは感動して)意見を変えてしまうこともある。


【一人称】私 【二人称】貴方 【三人称】あの子

*喪失帯『[[永絶闘争螺旋 ファイロジュラシック]]』において
その性質が見事に合致してしまい、この喪失帯の人間を統べる"主"となっている。
一応全人類にマニ教は浸透し、マニ自身も崇められている。
……一日4回の礼拝だとかそういう面倒な教義はあまり守られていない。あのでかい竜が一番悪いとかそういうわかりやすいところは受け入れられている。
*台詞集
汎用
[+]
「キャスターのサーヴァント、マニ。召喚に応じ参上しました。さあ! マスター! 共に真のキリスト教を広めましょう!」

「えっ? そういうのはちょっと? まあいずれいずれでいいでしょうそれならば!」

「おっとーーーー!!!!!! サーヴァント!!!!!! 善なる光の魂だけが抽出された理想の存在ともいうべき素晴らしい素晴らしい存在ですね!!!!!! 」

「殺生はいけませんよマスター。野菜も生き物ですよ。それじゃ死ぬ? 食べたい? ならまあ、いずれ死んで魂に帰るべきとは思いますが。何もいいません」

「産むな。増えるな。死に絶えよ。基本はこれです。つまりレズはセーフなのです。いいですね?」

「善行こそが人間の本質であり、罪を孕むのは肉体に植え付けられた悪性である。……まあこれをすぐさま理解しろとは言いませんが、要は人とは善くあるのですよ。真なる預言者の銘にかけて保証しましょう」
[END]

モザイク市的な世界
[+]
「人類総不老不死!!????!!!!?? それはつまり、人の身体は永遠に悪き肉体から救われない……? いや待てよ……むしろ魂のように永遠の輝きを取り戻したと考えれば……はい!!!! その有り様は良しとします!! とりあえず今は! だってそうしとかんといくらなんでも教義が広まらないし」

「無限にサーヴァントが存在する!!!!!!! 魂の輝きに満ち溢れている!!!!! 嗚呼!!!!! 感激としか言えません!!!!!!!」

「聖杯トーナメント! それは! 魂の輝きが発露する場所!!!! ええ、なんだかんだで死に絶えた方が魂だけになれて良いと思ってるのは変わりませんよ。それに! というかこの輝きを見せられて! 魅せられないでいろというのが不可能!!!! ……というか野暮でしょう、『そういうもの』に水を差すのは」

「サーヴァント同士の戦い。私はそこに善悪の戦いを重ねています。もちろん私の教義のように、勝ったら善負けたら悪という単純なものではない。だから! 見定めるのです!! その結末が生む行末まで!!!!」
[END]

喪失帯[[永絶闘争螺旋 ファイロジュラシック]]
[+]
「『最後の預言者』。それがこの私マニ。この喪失帯を統べる"主"です。王? それはあの悪しき存在を指していますね?」

「ええ、この喪失帯というのは素晴らしい。人間は完全に善であり、自然は完全に悪である。究極の善悪二元論。全ての悪を滅ぼさねば」

「……ふう。『タウム』がいなければ即死でした。私は人々を守るため、消滅するわけにはいきません」

「サーヴァント!!!! 貴方もサーヴァントなのですね!!!! ようこそこの素晴らしい闘いの世界へ!! 全ての善なる人々のために協力しましょう!!!!」

「まあ、そういうものです。私自身は素晴らしくはありませんが、人の善性は素晴らしい。故にそれを導く私は素晴らしいと、そう言う理屈です」
[END]
[[Fate/AlteR Karma]]
[+]
「ストリーマー。世界に言葉を届けたい、有名になってお金を稼ぎたい、と……。ふむ。ふむふむ」

「……それは、聖杯にかけるにふさわしい願いでしょう!!!! ええ!! もちろん!!!! つまるところ、布教の徒となりたいと!!!! キリストの後継たる最後の預言者として、聖杯は必ず貴女を祝福すると告げましょう!!!!!!」

「で。そのためには根回しと手段、いわば自己プロデュース能力が肝要です。話題性、独創性、それを混ぜ込んだ人を惹きつける経典、すなわちコンテンツの提供……。お任せください、マスター。これでも伝播の手腕については、それなり以上に自信がありますので。崇めていただいても構いませんが?」
[END]

*【因縁欄】
:[[メア・アンビット]]|
マスター。守るべき一般人。生に執着する哀れな目覚めなき子羊。とはいえマニ教において善なる魂を汚す自殺他殺は御法度であり、死に絶えるのは天寿の全うによってあるべきである。それになにより救いを求める人間を、救世主は見捨てない。強かかつ迅速に、己が陣営の目的、すなわち生存のために動くだろう。強者の善性に取り入るのは、無垢なる弱者の特権だ。
ストリーマー? へえ。バーチャル? なるほど。
なるほどなるほど。それ、聖杯戦争中だから止めるとかダメですからね?

*【コメント】
性格はたぶん史実にわりと近いと思われます(性別以外)、逸話が多かったから人物像は結構見えた
ゆるぎない信念と、確かな打算と、少しの純粋さ、あと影響されやすさ。
レズなのは創作

どなたでも編集できます