ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

追加された行はこの色です。
削除された行はこの色です。

[フリー素材]

「...この霊基の私はね、可愛い息子を殺した仇とその関係者に対して普通に接する事が出来る程仙人が出来てないのよ。」
「だから疾く死ね。」

*基本情報
【元ネタ】西遊記、続西遊記
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】鉄扇公主
【異名・別名・表記揺れ】羅刹女、鉄扇仙
【性別】女性
【身長・体重】159cm・53kg
【肌色】橙 【髪色】翠混じりの黒 【瞳色】薄翠
【外見・容姿】二本の角を生やし、白い中華風ドレスの上から臙脂色の鎧を着た女性。
腰のベルトに二本の剣を刺し、両手に鉄扇を持っている。
【地域】中央アジア
【年代】古代
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・神霊・仙道・魔性
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:B+ 魔力:A+ 幸運:D 宝具: A

*【クラス別スキル】
**陣地作成:A
**道具作成(反転):D
元になる武具と材料があれば、性質を反転させた上で性能が若干劣化した贋作を作成できる。
**復讐者:D
仙人となる前、具体的には孫悟空との対立中の精神状態で召喚された為、息子である紅孩児を奪われた事への復讐心を未だに保ち続けている。
**忘却補正:D

*【保有スキル】
**羅刹仙:B
武に秀でた鬼種である羅刹が闘仙となった羅刹仙。
神仙としての神性に加え天性の魔・怪力・魔力放出(風雨&炎)等、武にまつわるスキルの混合スキル。
キャスターは肉弾戦においても優れており、二振りの宝剣を用いて(本気ではなかったとはいえ)孫悟空と互角にやり合っていた。
**妖術:B
妖怪・化生の類が操る術。
キャスターの場合、化け比べや騙し合いといった分野に長ける。
**仙術:D
神仙の類が操る術。
後西遊記によると、キャスターは孫悟空との対決の末に芭蕉扇を授けた後、修行し仙人となったという。
今回の現界においては魔性としての側面を強める事で霊核を下げ通常サーヴァントの枠に収まっているためランクが低下している。

*【宝具】
**『&ruby(バー・ジャオ・シェン){陰陽芭蕉扇}』
''ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:30 最大捕捉:50''
キャスターが所持する二枚一組の鉄扇。
右手に持つものは所持しているだけで『魔力放出(風)』及びそれに類するスキルのランクを2上昇させる。
当然炎に関する存在への強力な特効を持つ。

そして左手に持つものは嘗て孫悟空に渡した芭蕉扇の贋作、即ち陰の芭蕉扇。こちらは所持しているだけで『魔力放出(炎)』のランクを2上昇させ、炎に関する存在を大幅に強化する性質を持つ。

孫悟空に貸し出された逸話からキャスターが望めば任意の相手に使わせる事も出来る。当然キャスター本人が使うより消費魔力は何倍も増大するが。
**『&ruby(フー・イェン・シャン){八卦火焔炉}』
**『&ruby(フー・イェン・シェン){八卦火焔炉}』
''ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:100 最大捕捉:50''
キャスターと関わりの深い火焔山を模した固有結界。キャスターが作成した陣地を置換する形で発動する。
結界内は灼熱の業火に包まれた険しい山岳地帯に変化し、キャスターは火焔や大地を操作して攻撃出来るがこの宝具の本質は其処では無い。

そもそも火焔山が常に炎上している理由とは、孫悟空が天界で暴れた際に蹴落とした八卦炉が地上に墜落しそれが火焔山となったからである。
即ちこの宝具内に居る限りキャスターは八卦炉が生み出す魔力を利用する事で『自己回復(体力):B』『自己回復(魔力):EX』『単独行動:EX』を保持していると見なされる。
発動までに若干の手間と少なくない魔力こそかかるものの、完全に発動したこの宝具内でキャスターを打倒するのは極めて困難である。

なお、宝具内にはキャスターの住居だった翠雲山芭蕉洞を模した安全地帯を設ける事も可能。聖杯戦争においてマスターは此処で待機する事になるだろう。

*【Weapon】
**『&ruby(バー・ジャオ・シェン){陰陽芭蕉扇}』
**『&ruby(チン・フェン・ジェン){青峰剣}』
キャスターが所持する二振りの宝剣。
中〜遠距離では&ruby(バー・ジャオ・シェン){陰陽芭蕉扇}を使用するのに対し、近距離では小回りの利くこちらを使用する。

*【解説】
西遊記に登場する女羅刹。夫は牛魔王。
天竺への旅の途中、火焔山を覆う焔を鎮火するべく、孫悟空は鉄扇公主に対して芭蕉扇を貸してくれるよう頼み込んだのだが、
間の悪い事に夫である牛魔王の浮気に対して苛立っていた上、孫悟空は息子の紅孩児の仇である為当然激怒、一騎打ちの果てに芭蕉扇で孫悟空を吹き飛ばす。

翌日霊吉菩薩から貰った風鎮めの秘薬「定風丹」を飲んだ上で再び戻ってきた孫悟空との決闘を再開するも、不利と見るや芭蕉洞に閉じ篭もり籠城戦を決め込む。
侍女に持って来させたお茶と一緒に虫に化けた孫悟空を飲み込んでしまい、体内で暴れられた事に耐えかねて芭蕉扇を渡すがこの芭蕉扇は本物とは逆に炎の勢いを強める偽物だった。

その後は夫である牛魔王や哪吒太子達天将もこの騒動に介入し、牛魔王が捕らえられた事で鉄扇公主は抵抗を諦め孫悟空に本物の芭蕉扇を貸し出した。
火焔山の炎を鎮火した孫悟空から芭蕉扇を返された鉄扇公主は自らも正しい道に入るべく修行を積むために地上を去ったという。

なお、牛魔王が鉄扇公主を愛していた事は間違いないのだが、『後西遊記』では牛魔王は浮気相手の玉面公主と結婚し子供である黒孩児も作っている。
結局破局したようだ。

*【人物・性格】
邂逅当初は孫悟空を殺害ではなくあくまで追い返すつもりだったり、牛魔王が捉えられた際は除名の為に潔く降参し後に孫悟空と和解したり、真面目に仙道の修行を重ね仙人になったりした事から分かる通り。
牛魔王の浮気と紅孩児を失った事への悲しみで若干精神のバランスを崩していただけで本来は其処まで攻撃的な性格ではない。
本来の性格は家族を愛し家族以外ともそれなりに親しく関わる一般的な主婦である。

なお、他に適性のあるルーラークラスで召喚された場合は仙人としてのメンタルが強調され、落ち着いた口調になる。
即ち紅孩児を失った事への悲しみを乗り越え牛魔王を見限ってすっぱり離婚した時の精神状態である。

*【因縁キャラ】
三蔵法師(原作):
「弟子の不始末は師の不始末。だから死んであの子に詫びてこい。」
清姫、清姫(水着)、玉藻前、玉藻前(水着):
「分かるわー浮気は許せないけどどうしても愛する事を止められない男って要るよねー。」
ナイチンゲール(原作):
「徹洗公主?私を演じるならせめて妖術の一つぐらい使えるようになってからにしなさいよあんた。」
ランサー・アルトリア(オルタ):
「徹洗公主も大概だったけどこっちはそもそも女?しかも浮気癖まで共通(誤解)してるとか。ないわー。」
モードレット(原作):
「あの乳魔王子供への責任と愛情は本物だったのかもね。黒孩児を手元に置いとくとか私には絶対出来ないわ。」
*【コメント】
火焔山の由来が予想以上にヤバい代物だった。

どなたでも編集できます