ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

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「うん」

「私は、剣が好きなんだ」


*基本情報
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】柳生石舟斎〔異聞帯〕
【異名・別名・表記揺れ】柳生宗厳
【性別】女性
【身長・体重】157cm・45kg
【肌色】色白 【髪色】銀 【瞳色】深い緑
【スリーサイズ】71/52/77
【外見・容姿】落ち着いた色彩の羽織りを纏う見麗しい人物
【地域】日本
【年代】近代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・
【ステータス】筋力:B 耐久:D 敏捷:A++ 魔力:D 幸運:C 宝具:C

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https://picrew.me/ja/image_maker/2243240

*【クラス別スキル】
**騎乗:C

**対魔力:D


*【保有スキル】
**新陰流:A+++
しんかげりゅう。始祖たる上泉信綱より免許皆伝を受け、後の柳生新陰流の基礎を作り上げた。
本スキルをAランク以上で有する石舟斎は、剣の技のみならず、精神攻撃への耐性をも有している。
奥義を極め、剣との一致を成した。参禅を必須とし、其の上で一つの粋を見出したが故に最高位へと至った。

**水月〔真〕:A
只、自然の在るが儘に心を正し、無心無欲にて在る事を擬えた剣の真髄。
思考でなく、戦術でもなく、本能でもなく。自然の赴くまま、生じた事象に対して刃を返す無心の境地。
相手の行動判定の前に自身の行動判定を挟み込む事が可能となり、極めて「先手」を取りやすくなる。

**殺人剣:B
活人剣と対極を成すもの。剣術の理想にして本懐。人を殺す、ただそれだけに研ぎ澄まされた刃。
泰平の世に在って、万人を生かすための武と語られた剣術だが、その深奥にあるものは命を奪う技である。
対人・対人型との戦闘に際し急所に命中しやすく、かつ効果的にダメージを与えやすくなる。

**無刀取り:-
剣聖・上泉信綱が考案し、石舟斎が解明した奥義。
例え刀を持たずとも、新陰流の達人は武装した相手に勝つという。
だが、剣を持たぬ武人に何の意味があろう────意図的にこのスキルを封印しており、使用されることはない。


*【宝具】
**『&ruby(けんじゅつむしん・けんじょういっとう){剣術無心・剣生一刀}』
''ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0-5 最大捕捉:1人''

「斬れぬものを斬る────それこそが、私の人生の全てだった」

抜き身の刃より放たれる一刀は、斬れぬはずのものを両断する。
それは若き日、天狗との対決にて見出した流転の剣。斬れぬからこそ、斬れたのだ。
自然の具現にして飛び交う天狗を一太刀にて叩き伏せ、或いは身の丈以上もある巨岩を一刀にて分断せしめた。
常人であれば有り得ぬ事。剣客・柳生石舟斎に纏わる逸話が宝具として昇華され、完成した。

対象の耐久値、敏捷値、幸運値を反転させた上で攻撃判定を行う。
つまり硬ければ硬いほど柔らかく。速ければ速いほど遅く。恵まれていればいるほど不運が見舞う。
ステータスのみならずスキルや宝具などにも発揮され、概念的な効果に対しても影響を及ぼしうる。
万物万象に対し、そのものが持つ性質を反転させて斬撃を与える……というのがこの宝具の性質となる。
絶対に斬れない、という逸話を持つのなら絶対に斬る。誰も追いつけない、というのなら必ず追い越せる。
「有り得ない」を「有り得る」ものとする。石舟斎……否、柳生宗厳という剣客が辿り着いた剣術の境地。
それは我を貫き通すこと。我が儘を芯とし、押し通すことこそが剣に生きる事なのだと。

────これが、死後与えられた異様の力であることは承知の上。
────だから何だというのだ?己の生涯では成し得ぬ外法であっても……勝てれば良いのだ。

だがそうした効果を持つ相手ならば有用だが、逆に「柔らかいもの」「遅いもの」には意味を成さない。
総じて「自身よりも強いもの」に対して特攻効果を発揮する宝具であり、場面によって有用性が大きく変化する。
また…………仮にだが。もし自分が「絶対に勝てる」相手にこの宝具を使用してしまったら────。


*【Weapon】
**『&ruby(おおでんたみつよ){大典太光世}』
天下五剣の一振りに数えられる名刀。平安時代後期に打たれたとされる一振り。
足利義輝や前田家の保有していたもので、石舟斎が保有していた時期は短期間であったと考えられる。
しかし所有していた事があるのなら……持ってきても良い。英霊とはそうした無法も通るのだろう?


*【解説】
柳生但馬守宗厳。柳生庄を領地とする一族の嫡子として生まれる。
柳生庄は隠れ里として知られ、伊賀のような忍びの里と隣接していたことから武芸の鍛錬、また諜報が日常にあった。
乱世にて多くの兵法が生まれ発達していく中で、そうした武術・流派を蒐集し独自に体得する事で勢力を構築していたという。
生まれながらにして武の中に生まれ、その中に在って「剣」に道を見出したのが、柳生宗厳であった。

一族の宝とまで謳われた剣の才能は、ある転機に伴い開花する。
柳生庄への侵攻に伴い同家は敗北。宗厳は人質となって攻め入った筒井氏に差し出されることとなる。
当時16歳であった宗厳は人質の身でありながらも鍛錬に励み、剣を磨き続けた。
己の身の上など関係無く、場所が何処であろうと構わず、ただひたすらに教えを請い、剣を振るった。
そうするうち、当時主流となっていた多くの流派を極めた事で「上方随一の兵法者」とまで謳われるようになる。

その中で畿内に三好氏の重臣、松永久秀が進出した事で彼の元へ就く。
──己の意志ではなく、柳生家を存続させる為の嘆願であった。宗厳は、剣が振るえるのならば構わないと軍門へ下る。
兵法者と名高い宗厳を取り入れた久秀は早速重宝し、多くの合戦にて宗厳を投入した。
斬った。ただただ斬った。多武峰では感状を与えられるほどの活躍を見せ、やがて城代を任される程の信頼を得たという。
軍事面のみならず外交面にも登用されるなど久秀からの信頼は厚く、かの織田信長の上洛の際に使者を務めたこともあった。
──不満はあった。自身が剣でなく、体外のための顔として扱われることが嫌だった。
──今、眼の前の男を斬り伏せたら如何になるだろう。その鯉口を結んだままでいられたのは、まだ人としての理性が残っていたからか。

やがて、順風満帆の生活を送る柳生宗厳の前に一人の男が現れる。
剣聖。ある者はそう言った。その言葉を聞いた途端、胸の奥で眠っていた心が昂るのを感じた。
──思えば、この瞬間こそが私の人生の分水嶺であったように思う。
──もしこの時に戦っていなければ。あの男に出会わなければ。私は。
その男との戦いで、宗厳は人生で初めての敗北を知る。
上泉信綱。そう名乗った男は、対峙した自身の刀を徒手にて奪い取って見せた。
無刀取り。未だ嘗て触れたことのない剣の真髄。その一端を垣間見て、宗厳は己の生きる道を再び見出す事となる。

上泉信綱の元で剣を学び、鍛錬に人生を費やした。
──最早、自身が武将であることなどどうでもよかった。誉れなどは要らなかった。
──ただ、強くなりたい。剣聖の元に生きる私に在ったのは、ただそれだけの思いだった。
そうした日々を過ごすうち、その剣は師にも重なるほどに極められた。
唯一、剣聖より免許皆伝の印可状を授かった宗厳は……何もかもを捨て、剣に生きることを決意した。

松永氏の滅亡にも構わず、柳生庄にて鍛錬を続ける最中にその男は現れた。
天下人として国を統べた男は隠し田を没収し、柳生一族を一家離散へと追いやったのであった。

──剣術以外の何もかもを失った。
──それでも構わない。この剣があるのならばそれで良い。
──けれど世はそれを許さなかった。時代は移り変わり、乱世が治められ泰平の世に移ろいゆく最中。
──この剣だけで、世を変えることは最早叶わぬのだろうか?

──この剣で、何処まで行けたのだろう。
──天下になど興味はなかった。ただ、私は。強くなりたかっただけなのに。
──強いだけではいけないのか?

────ああ。私は宛ら石の舟。水に浮かぶこともできぬ、用無しの者。

──剣に生き、武に魅かれた剣客は、乱世の終わりとともに生涯を終える。


*【人物・性格】
武人。武に生きること以外を知らない無骨者。
生涯を鍛錬に費やしたために世の事すらもままならず、浮世人といった雰囲気を与える。
人格、性格といったものすら希薄であり、興味の全ては「戦」にのみ注がれている。
戦い、勝つこと。それ以外全ての事柄が些事であり、些細なこと。極めて自己中心的な人間とも言えるかもしれない。
他人の感情や機微にも疎く、そもそも接触を好まない。あちらから来る分には構わないが、反応を返すことは少ない。

……本来の歴史からは外れた存在であり、辿った経歴も少し異なる。
史実の柳生宗厳は柳生家の離散後、徳川家との関わりを経て息子・宗矩を指南役として推薦し一族の存続を行った。
その後も己の生涯であった剣術を万象に転用し、兵法百首と呼ばれる和歌を認め活人剣の極意に至った。
柳生石舟斎と名乗ったのも、時代の流れに朽ちること無しという意思を込めてのものであったという。

但し、剣に魅入られた……或いは剣以外に生きる道が無かったこの石舟斎は、世との関わりを捨てた。
「剣の道に生きた」石舟斎と「剣の道に生きるしかなかった」石舟斎。僅かな歪は大きな歪みを伴って分断される。

[+]

性別は女性。
性別の違いで多くの事柄が区別された時代に於いて、彼女は「生まれる時を間違えた」と言えるだろう。

だが、幸いにも。
彼女には一つの才能があった。それは性別でも区別し得ない、技術の極地。
単純明快にして覆しようのない基準────強さ。剣に乗せる技にこそ、彼女は己の生涯を見出したのだ。

強ければ良い。
剣とともに在れば良い。
剣の無い己はただの女人に過ぎぬ。

故に剣の道を征く他に無かった。
例えその先に待つのが修羅の道であろうと。泰平の世であろうと。

真っ直ぐに研ぎ澄まされた剣には、最早逸れる道などありはしなかったのだ。

/

剣のみに生きることはできた。

けれど時代はそれを許さなかった。

斬ることは赦されぬ。剣で語ることは赦されぬ。
人文が満ちるにつれてそれは唾棄すべきものと廃されていった。

人の上に立つ為には何が必要か?
それは体であったはずだ。技であったはずだ。心であったはずだ。
何もかもを斬り伏せ、捻じ伏せることのできる“&ruby(我){剣}”であったはずだ。
乱世を経て。戦国を経て。この国の在り様は移り変わる。

それは良い。人がそう望むのであれば、仕方のない事だ。
取り残されるのは私だけ。元より世の在り様を変えようなどというだいそれた願いは無かった。

ただ、ただ。ただひたすらに。
惜しいなあ。
今際の際。床に臥せり吐き出した言葉は、唯一零すことのできた本音であったのかもしれない。

/

その願いを、叶えられるというのなら。

己の身一つで何もかもを成すことができる世を、叶えられるのなら。
それが悪鬼羅刹、修羅の行いと罵られようとも構わない。
それが嫌ならばねじ伏せれば良い。力で何もかもを叶えられるなど────ああ。なんと素晴らしい奇跡だろうか。





とある聖杯戦争を引き起こした張本人。
本来ならば起動することはなかった聖杯に何らかの瑕疵によって喚び出され、その願望機としての機能に魅入られた。
逸れのサーヴァントとして自然消滅する前にマスターを見つけ、契約を交わすことでサーヴァント側から聖杯戦争という儀式を成立させる。
これにより起動した聖杯は他6基のサーヴァントとマスターを選出し、聖杯戦争の噂を聞きつけた魔術師達が集うのを密かに心待ちにしていた。
マスターにも目的は告げず、ただ迫りくる敵を切り倒し、生前にも匹敵する猛者達との戦いに十二分に満たされながら聖杯戦争を勝ち残る。
その最後。マスターが聖杯を手にする直前、自身の目的……「戦いたい」という思いを伝え、己の願いを明らかにする。
それは「乱世」の再来。自分のような「戦いにしか生きられない者」が満足に生きられる、強さだけが全てに指針となる世界の到来を願う。
弱者側は踏み躙られるしか無い世界の到来を拒んだマスターは、セイバー・柳生石舟斎……否、石造りの舟から再び生まれ変わった“柳生宗厳”と対立する。
マスターも相当な武芸人であり、令呪による自己強化を許した事で対等に渡り合うことができるようになった。
最期の死闘に剣客としての絶頂を感じながら、宝具にて決着を付けようと一太刀を振るった瞬間、マスターは構えていた刀を捨てた。
これによりマスターは、対等な存在から瞬時に「絶対に勝つことができる相手」へと変じてしまった。
つまり────宝具の仕様によって「絶対に勝つ事ができない」という事象に捻じ曲げられたことで、整合性を成すために意図せず振るった刀で己自身を貫くこととなった。
皮肉にも無刀の相手に敗北することとなったセイバーは、しかして自身を上回る存在が居たという事実そのものに満足しながら、聖杯に願いを託すマスターの背を見届けながら消滅するのだった。

異聞帯の存在であるため、本来座には登録されていない。
聖杯に喚び出されたのもこのような不安定な存在であったがゆえで、はじめは幻霊、或いは亡霊に近しい存在だった。

[END]

イメージカラー:石
特技:剣
好きなもの:剣
嫌いなもの:剣以外
天敵:師匠
願い:剣

【一人称】私 【二人称】君、お前 【三人称】あいつ、あれ


**【聖杯戦争に於いて】
マスター:いいやつだった。
泰平の世ともなればこうも時代は変わるものか。
少なくとも戦や死とは無縁の時分に在って武芸を学ぼうとは数奇なやつだ。
だから磨いた。戦いの中で、その剣に死の恐怖と勝利の愉悦を与えた。私の知る、剣の真髄を与えた。
だが、あいつが最後に見たものは……なんだったのだろうな。敗けた私が知る由もない。唯一つ言えるのは……あいつは最後に剣を手放した。なら、剣士としては私の勝ちだ。

アーチャー:勇猛だった。
羅刹、というのだったか。やつの所以は知らぬものではない、だが実物を見ると驚くな。
馬……いや、あれは……巌にも似た獣に跨る神鎧の王。気に入った。やつの価値観は私とよく似通っている。そうか、お前の国では戦士と云うのか。
だから斬った。汎ゆる武器を防ぐ鎧。故に、斬れた。弓を持ちながら我が間合いまで現れた度量に感服致す。悪鬼羅刹、見事なものよ。
//アティカーヤ。ラーマーヤナに伝えられるラークシャサ。ブラフマーの加護を受けた鎧を持ち、神々やアスラ族にも匹敵する武勇を誇った猛将。

ランサー:猛者だった。
日ノ本一の名は伊達ではなかった。そも、槍と剣は向かい合うものではないからな。
故に、興奮する。この時代では異種格闘技というのだろう。無理だ、という物事に挑むことほど昂るものはない。
だから斬った。互いに死力を尽くした。其の上で、私が勝った。もしまた出逢えたなら、その時はお前の得意な酒呑みで勝敗を付けるとしよう。
//母里友信。黒田節にも謳われる大酒飲みの武将。天下三槍の一本として知られる日本号を持つ。

ライダー:狡猾だった。
騎馬戦に於いてあれほど巧みな戦術を使い分ける者も居ない。合理的でありながら、ある矜持も持ち合わせている男だった。
恐らく、このような一対一での戦いは本分ではないのだろう。あいつは私を見て、自ら馬を降り槍を取って“決闘”を持ちかけてきた。
だから斬った。遠く離れた地の英雄であることは伺えるが、武人として宿す矜持は何処も同じか……にしてもあの風貌。毛の無い猪の如き顔は、いやはや。
//ベルトラン・デュ・ゲクラン。百年戦争に於いて活躍した英雄。ゲリラ戦などの奇襲を得意とする一方、騎士道を重んじる二面性もあった。異名は鎧を着た豚。

キャスター:知らん。
戦ってない。あれは戦いと呼べるようなものではなかった。
異教の女。清廉なようでいて、その内に恩讐の火を滾らせる尼。結局、きゃすたー……という名ではないのだったか?詳しくは忘れた。
だから斬った。というより、そうせざるを得なかった。あれ以上暴れられると困るのでな。私の整えた舞台に、あのような&ruby(エクストラ){例外}は必要ない。
//キエフ大公妃オリガ。夫の仇である者に求婚され、仇に関わる多くの人間を埋め殺し、焼き殺し、斬り殺し、征服した。クラスはアヴェンジャー。

アサシン:猛将だった。
ライダーとも似ているが、やつは毛並みが違う。言うなれば猛将、覇気に溢れた長たるもの。
何故あのような男があさしん……闇に紛れるという役割の名を与えられているのか不可解だったが、相手に不足はなかった。
だから斬った。が、成る程。やつの本質はその死後に在ったということか。やつを慕う名も無き人々の軍勢。その多勢の復讐こそが核だったのか。しかし結局は、斬るのみ。
//ルジェ・ダ・フロー。東ローマ帝国にて名を馳せた軍人だったが、その武勇故に雇い主に暗殺される。死後、その行いに憤怒したカタルーニャ人が復讐としてトラキア、マケドニアを荒廃させた。

バーサーカー:狂敵だった。
隣国の将か。恐らく、我らのような剣を見たことがあったのだろうな。他の剣士であれば苦戦を強いられただろう。
狂気的なまでの対戦流。一度見せた技は二度通用しない、と言っても良いだろう。私の陰流も、一太刀見ただけで看破しているようだった。おそらくは同時期の英雄なのだろう。
だから斬った。奇妙な枝葉の付いた槍には惑わされたが、私の剣を知っているのなら僥倖。私の剣は……避けようとすれば避けられぬのだ。さて、次に遭った時は如何なる対策を施してくるかな?
//戚継光。倭寇やモンゴルに対して渡り合った明代の軍人。倭寇の戦術から多くの対策を実行し、剣術に関しても陰流に対抗する流派を作り出した。
*【因縁キャラ】
上泉信綱:師。
自分の人生は、恐らく彼がいなくとも「剣」に生きるほか無かったものだと考える。
が。僅かながらに在った「もしも」の可能性を消し去る程の光を与え、脳を焼いたのが他ならぬかの剣聖であったのだ。
彼に刀を奪い取られ、剣の真髄に触れた瞬間から柳生宗厳の在り方は定められた。生きる意味、源流、根源の光。
とても一言で言い表せるものではなく、彼女が生涯を通して唯一意識することのあった「他人」であった。

[[上泉信綱]]:別の世界の師。
自身が生きた世界とは異なる世界の師匠。
誰よりも彼を理解し、彼に届きたいと焦がれた宗厳だからこそ、この人物が別人であることは瞬時に理解出来た。
同時に……師匠ではない師匠として。憧れでもなく及ばぬ光でもない、ただ純粋に“強い”相手であるからこそ。別種の興味を見出すこととなる。
「…………剣と、剣。私たちの間に名など無要。出会ったならばやることは一つ……でしょう?」

柳生宗矩:別の世界の息子。
こっちは似てるな〜と思う。子息にはあまり興味がなかったので、別人か否かはあまり関係無い。
この宗厳は指南役として息子を推薦することもなかったため、徳川に迎合し成り上がった彼の手腕に「すごいな」と返す。
同時に、その剣術に欠けているものを理解しており、故に新陰流の冴えも一段違うのだろうなとも返す。
……いや、成る程。その欠けに気が付いた事もあったのか。そうだ、宗矩。お前もその剣に“■”を見い出せば、この位に達することが出来るだろうよ。


*【コメント】
セキシュウサイ はがね ♀ 
性格:いじっぱり 特性:すいげつ((自分の使う直接攻撃技の優先度が1だけ加算される)) 持ち物:みつよ((直接攻撃技のダメージが上がるが、自分の攻撃のタイプ相性が逆になる))
種族値:HP 80 こうげき 150 ぼうぎょ 50 とくこう 30 とくぼう 50 すばやさ 155
技:けんじょういっとう((相手のぼうぎょが高いほどダメージが上がり、まもる状態を無視して攻撃できる)) ねこだまし せいなるつるぎ みきり

正しい柳生石舟斎じゃないのとあらすじありきのサーヴァントなのでセイバー一覧表には載せてませんごめんね

どなたでも編集できます