kagemiya@ふたば - アブド・アッラフマーン1世
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基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アブド・アッラフマーン1世
【異名・別名・表記揺れ】クライシュの鷹
【性別】男性
【身長・体重】168cm・70kg
【肌色】褐色 【髪色】金 【瞳色】緑
【外見・容姿】フードを被っている金髪碧眼の青年、両手に包帯をつける
【地域】イベリア半島
【年代】8世紀
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力:B+ 耐久:A 敏捷:B 魔力:D 幸運:C 宝具:A

【クラス別スキル】

対魔力:C

魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
Cランクならば魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。

騎乗:B

騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【保有スキル】

変装:A

技術による見た目の偽装、体格を大きく変えることなどはできない。
このスキルは他人に対して使用し、その容姿を可能な範囲で変更することもできる。
中東からモロッコまで逃走したさいセイバーは、正体を完全に偽装していた。
時に覆面を被ることもある。

神性:E

神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。
神の使徒ムハンマドの一族としての神性。セイバーの持久力の源の1つ。

水術:A

水場での戦闘適正、特に水中での活動の巧みさを示す。
水術によって保障されるのは技術による水泳能力であり、肉体変化などによって適応する場合付与されない。
ユーフラテス川ジブラルタル海峡を泳覇したセイバーは、最高ランクの水泳技術を持つ。

体術:B+

肉体を使った戦闘術全般に関する適正。機敏な動き、攻撃の受け流し、拳を打ち込むに適切な距離の保持。
Bランクは技術として極まる寸前、セイバーは肉体破壊においてさらにプラス補正を得る。

【宝具】

『孤立無援の大逃走(ロンリー・アミール)』

ランク:C 種別:逃走宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
セイバーの行った長距離単独逃走の再現。
転移レベルの移動によって、戦線から離脱する。
この逃走はいかなる妨害を受けようとも確実に達成される。
以降数ターンにわたり気配遮断を獲得、他の参加者から完全に潜伏する。
ただしマスターの安全は保障されない。

『飛翔せよクライシュの鷹(サクァ・クライシュ)』

ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:10
ユーフラテス川、ジブラルタル海峡を独力で泳ぎ切った偉丈夫であるセイバーが放つ、相手の肉をフルアーマーごと抉る高速手刀。
アッバース朝から送られた7000人の刺客を、700人の部下とともにことごとく葬り去った魔技。
塩漬けにされ送り返された死骸を見たマンスールはその惨状に彼を悪魔と恐れ、同時にクライシュの鷹と褒めたたえた。
その名の由来は両腕により内から外へ放たれる手刀を受けた傷が、羽ばたく鷹を思わせることからである。
常勝を誇ったシャルルマーニュの軍を押しとどめたのは、この奥義の凄惨さに恐れをなしたからとも、肉体ひとつで渡り合う彼を称賛したからとも言われている。

【Weapon】

『手刀』

正体を偽装していたセイバーは、武器を身に付けることが出来なかったため近接格闘を旅の中で磨き上げた。

【解説】

後ウマイヤ朝の創始者。
アッバース朝のマンスールをして「クライシュの鷹」と称し、シャルルマーニュを迎え撃ったアミール(司令官を意味するイスラムの君主号)。
クライシュとはムハンマドに連なる一族のことである。
ウマイヤ朝がマンスールに滅ぼされ、カリフの血族として命を狙われた彼はわずかに残った家臣と共に逃亡するも、ユーフラテス川で弟とともに追い詰められる。
川幅200mをも超えるこの大河を彼は泳ぎ切ったものの、弟は途上で躊躇し引き返したため、彼の目の前で追手に殺されてしまう。
弟の死にもめげず逃走を続け北アフリカにたどり着き、そこで雌伏の時を過ごし、5年の歳月が過ぎ去る。
成長した彼は海を越えイベリア半島にわたり、旧ウマイヤ領地を手にすることで後ウマイヤ朝を設立する。
直後マンスールの策略により反乱が起きるも、これを鎮圧しその将の首をマンスールの下へ送る。
これに対してマンスールは「私と、あの恐ろしい悪魔を、海で隔てたもうた神に感謝する」と恐れおののいた。
さらにシャルルマーニュが襲いかかるのを正面から受け止める。これがローランの歌に脚色されるロンスヴォーの戦いである。
以降は国内の安定に努め、天寿を全うした。

【人物・性格】

褐色の金髪碧眼に整った顔、美形というに十分な容姿の持ち主。
しかし普段はフードをかぶり、変装によって容姿のランクを落としている。
生前の孤独な逃亡生活と、建国後の反乱もあって若干人間不信ではあるもののコミュニケーションが困難なほどではない。
変装は隠蔽に優れてはいるものの、戦闘に際しては正面から堂々と迎え撃つ。マンスールの様に宴会中の不意打ちはしない。
特別戦闘が好きなわけではないが、必要とあらば毅然としてその拳を振るうであろう。
戦闘開始時は手の包帯を外す。

特技:水泳
好きなもの:家族
嫌いなもの:逃亡生活、マンスール
天敵:マンスール
願い:シャルルマーニュとの決着

【一人称】私 【二人称】君、貴様 【三人称】彼、彼女

【因縁キャラ】

シャルルマーニュ
諸事情によって決着をつけることができなかった相手。彼との1対1の決戦を果たすことを目的としている。

マンスール:
自身の一族を皆殺しにし建国後も手を出してきた強敵。彼を畏れさせたものの贈られた称号は彼の器の大きさを示すものである。