kagemiya@ふたば - アルトリア・ペンドラゴン
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】アルトリア・ペンドラゴン
【性別】女性
【身長・体重】154cm 48kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力:B 耐久:D 敏捷:B 魔力:A− 幸運:D 宝具:A+
【クラス別スキル】
狂化:−
 「狂戦士」のクラス特性。
 理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。
 固有スキル:竜の心臓によりランクが変動する。

【固有スキル】
竜の心臓:A−
 竜の因子。竜属性を得る。
 息をするだけで魔力を生み出す炉心、なのだが欠陥があり出力が安定していない。
 毎ターン幸運判定を行い、その結果により状態が変化する。
  状態:安定
   安定した状態。狂化:E。思考が単純化しているが意思疎通は可能。魔力が安定する。
   理性が残っているため、宝具を使用するためには令呪を使う必要がある。
    筋力B 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運D
  状態:不調
   極めて出力が低い状態。狂化:EX。意思疎通は可能だが不安定な魔力により正常な思考ができず、ステータスが弱体化、一部スキルが使用できない。
   半ば錯乱状態であり、正常な思考ができないため宝具の使用も躊躇わない。
    筋力C 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運E
  状態:好調
   出力が高く安定した状態。狂化:C。十分な魔力により本来の彼女に近い性能を発揮できるが、狂化も進んでしまい意思疎通は困難。
   非常に好戦的であり逃走には応じない。最後の理性で宝具の使用に抗う。
    筋力A 耐久D 敏捷A 魔力A+ 幸運D
  状態:暴走
   暴走状態。狂化:A。必要以上の魔力により制御不能になる。意思疎通は不可能で、場合によってはマスターに襲い掛かりかねない。
   意思疎通はできないが、完全に理性を失っているため令呪を複数使えば宝具の使用も可能。
    筋力A+ 耐久E 敏捷A+ 魔力A++ 幸運E
魔力放出:A
 武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
 状態:不調の時は使用できない。
直感:B
 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。また、視覚・聴覚への妨害を半減させる効果を持つ。
 状態:不調の時は使用できない。
コーンウォールの猪:EX
 魔術師マーリンによる予言。悪の白き竜を踏み潰し争いを治めるという。竜特攻を得る。

【宝具】
『約束された栄光の剣(マルミアドワーズ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 鍛冶の神ウルカヌス(ギリシャ神話での名前はヘパイストス)が造り、かの大英雄ヘラクレスが使った、という逸話を持つ大剣。

 巨人のリヨン王を制した時に手に入れたもので、その切れ味はエクスカリバーに勝るとまで言われた。
 しかしそれは単純な剣としての性能に限った話であり、当然の事ながら星の光を集める機能はないため宝具としては劣る。
 巨躯の持ち主であるヘラクレスのために造られ、さらに巨大なリヨン王が愛用できた程の大剣であるため、その刀身は扱う彼女自身よりも大きい。
 蛇王結界が解放されて初めてその姿を見せるが、蛇王結界が解放される事は彼女にとって敗北に他ならない。
 ――――――「ヘラクレス」という名前は「ヘラの栄光」という意味である。
       彼の数々の英雄譚。特に有名な十二の試練は、ヘラの呪いによって妻子を殺してしまった事への贖罪の旅であった。
       ギリシャ神話最悪のマッチポンプ。

『蛇王結界(インビジブル・ボア)』
ランク:C 種別:対城宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:10000人
 彼女の剣を覆う、水で出来た鞘。厳密には宝具というより魔術に該当する。
 かつてヘラクレスが使用していた際に刀身に塗られていたヒュドラの毒、の残滓を魔力により励起したもの。
 本来なら剣に残された記憶程度のものでしかないその毒性を魔力により励起、希釈したもので刀身を覆っており、これにより通常の斬撃に毒の追加効果を与える事ができる。
 しかしこの宝具の真骨頂は、普段は刀身に纏わりつけているこの毒を刀身から解放する事で擬似的なレルネーの沼を再現する事にある。
 この毒の沼はCランク相当の陣地として機能し、毒の沼に入らずとも沼から発する毒素で近付いたものを無差別に襲う。
 彼女自身はヒュドラの毒を所有していないため本来のものより効果は薄いものの、「触れただけで死に至る」とまで謳われた猛毒の再現であり、その毒性は非常に高い。
 魔力によるもの、そして蛇毒であるので対魔力や対毒のスキルがあれば毒に耐える事は容易だが、それはサーヴァントに限った話でありマスターにとっては非常に危険。
 また、毒の沼は魔力によって再現されたものであるためバーサーカーが消滅すれば沼も消えてなくなるが、毒で汚染された土地が回復するには多大な時間を要する。
 対城宝具ではあるが城を壊すためのものではなく、城を犯すための宝具。 
 風上、水源地、霊地など毒が流れるような場所で解放すれば都市一つ汚染する事も可能な危険な宝具であり、理性があるうちは決して解放する事はない。

『蛇王鉄槌(ストライク・ボア)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:10人
 刀身の毒を希釈、膨張させ大剣をさらに巨大に、あるいは鞭のようにして使う。蛇王結界を利用した技。
 通常彼女が戦闘に用いるのはこの宝具。
 竜の心臓による状態変化にある「宝具の使用」は「蛇王結界の解放」の事を指す。
 約束された栄光の剣には蛇の皮を使った防具を斬れなかったという逸話があり、ヒュドラの毒が蛇毒である事も合わせて蛇属性を持つ相手には著しく効果が減衰する。


【その他キャラクタープロフィール】
スリーサイズ:B88/W55/H81
好きな料理形式:質より量を是とする肉―――――――――つまり焼肉食べ放題
身の丈を超える大きさの、まるで血のように濁った赤い刀身の大剣を持った少女剣士
その実態はみんな大好きアルトリアちゃんにおっぱいと腹筋を足したもの

【解説】
現代にも名高いアーサー王伝説―――――――――しかし、それ故にあまりに多くの物語が存在する
古いものの中には私怨から敵を襲い、戦場で哄笑するといったものまである
そういった理想の王であり騎士であるはずのアーサー王に似つかわしくないの負の情報、それらを用い霊基を捻じ曲げ、狂戦士として現界させたものがこれである
マルミアドワーズを持っているのは狂戦士でも十全に効果を発揮する単純に強い武器が最適だったから
理性が残っているうちは騎士として相応の振る舞いをするものの、狂化が進めばそれもなくなってしまう
戦場で笑いながら敵を追い詰めるその姿は彼女本来の姿から程遠く、彼女をよく知る者にとっては見るに堪えない醜悪なものとして映るだろう
彼女が聖杯にかける願いはただ一つ
―――――――――自分という悪性情報の消去である
           理想の騎士王に約束された栄光の中に、自分のような情報は必要ないのだから―――――――――
【蛇足】
ボア科のヘビは大型である事が多く、有名なアナコンダがボア科である
しかし大型であるが故に毒を必要とせず、ボア科のヘビに毒ヘビはいない
なので毒の技にボアの名称をつけるのは間違っているのだけれどヒュドラは大型のヘビなのでギリセーフ