【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アレトゥーサ
【異名・別名・表記揺れ】アレトゥサ
【性別】女
【身長・体重】155cm・40kg?
【肌色】白人　【髪色】青　【瞳色】青
【スリーサイズ】可変(人の姿の時は基本的に83/54/84)
【外見・容姿】水も滴るいい女
【地域】ギリシャ、イタリア
【年代】
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・液体
【ステータス】筋力：E　耐久：E　敏捷：B　魔力：A　幸運：A+　宝具：A+

自分自身が陣地となる。

アルテミスの従者として、狩りの道具などの作成が可能。

下級女神たるニュムペー(精霊)のひとり。
神性スキルを含む複合スキル。
あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、
どれだけカロリー摂取しても体型が変化しない。

生まれながらの外見の美しさ。神さえも魅了する美貌を持つ。
筋力は上昇せず、あくまで美貌が保たれるだけ。
内容としては黄金律(体)とあまり変わらないスキルだが、
彼女の場合服を脱いで水を浴びると効果が、美貌による魅了効果が上昇する。
……本人としては不本意である。

アルテミスに仕えるニンフであり、彼女の加護を受けている。
アレトゥーサの場合は仕切り直しの効果も内包する。

文字通り変身する。
女神の力によって自由に水に転じたり元に戻ったりできる。

ランク：A+　種別：対人宝具　レンジ：0〜20　最大捕捉：1人
河の神アルペウスに襲われそうになった時アルテミスに助けを求めたところ、彼女の力で水に変じた逸話の具現。
自由に水に変身し、自らの体を広げて泉になることができる。
地下に染み込み、任意の地点から『湧き出る』ことも可能。

彼女の純潔を守り通す意志により、女神が地形さえも変えて彼女の移動を助ける。
最後まで純潔を貫き通した彼女は、『祈り』によって女神の助けを借り受けられる。
アレトゥーサがキャスター足りえる由縁である。

強いて言えば水に変じる肉体とアルテミス様への信仰と祈りが武器である。

アルテミスに仕えるニュムペー(ニンフ)。
彼女は誰からも讃えられる美しい容姿を持っていたが、
恋愛や結婚には一切関心がなかった。そういった意味では純潔の女神アルテミスの従者として模範的な性格だったといえよう。

そんな彼女はある日狩りの疲れを癒そうとアルペイオス河で水浴びをしていた。
すると水の底から彼女を呼ぶ声がした――河の神アルペイオスのものだ。アルペイオスは彼女の美貌に恋してしまったらしい。
驚いたアレトゥーサは向こう岸に上がったが、しかし服を対岸に置いたままだった。もう一度河に入って服を取りに行くわけにもいかないので、
彼女は着の身着のまま――否、服さえも持たない一糸纏わぬ姿で逃げ出した。
しかしそこはそれ、ギリシア神話の神である――アルペイオスも人の姿となり、逃げるアレトゥーサを追いかけた。
狩りで慣らしているアレトゥーサだが、神相手には分が悪く、走り疲れて追いつかれそうになってしまう。
そして捕まる寸前、絶体絶命の彼女は腹をくくって河の神を受け入れる……ことはなく。

「助けてアルテミス様！」

と、神頼みをした。そして当然それは聞き入れられた。
FGOでスイーツなイメージが強くなってはいるが、これでも彼女は純潔の女神なのだ。
女神はアレトゥーサの体を雲で覆い隠し、みるみるうちにアレトゥーサの体は溶けていった。
アルテミスが彼女を水に変えたのだ。こうしてアレトゥーサはアルペイオスの魔の手から逃れることができた。

……かに思われたが、相手は河の神である。元は河から聞こえる声だったそれが今は人の姿になっているわけで、
つまりその逆も可能なのだ。アレトゥーサが神頼みで出来るようになったことは、アルペイオスには当たり前のようにできることだった。
一瞬驚いたものの彼もまた水に戻り、同じく水になったアレトゥーサと混ざろうとした。交わろうとした。
しかしアレトゥーサの祈りはまだ有効であった――アルテミスは大地を割り、穴、すなわち逃げ道を作った。
アレトゥーサはその穴に飛び込み、染み込み、流れ込み。地中に流れ出た彼女は、そのまま地下水として海底よりも下の地中をくぐって海を渡った。

やがて彼女はシュラクーサイのオルテュギア島から泉として湧き出した。
こうして純潔を守り通した彼女は、このまま元の姿に戻ることなく、『アレトゥーサの泉』として今日も在り続けているそうな。

サーヴァントとして現界した彼女は自由に水に変じることができ、人の姿でも液体としての性質を併せ持つ。
その性質上物理攻撃は基本的に通じないが、反面水分を蒸発させるような攻撃は大の苦手。
小火程度なら消火できるが、太陽神の威光レベルの熱量ともなると肉体が蒸発してしまう。特攻どころか一撃必殺となってしまう。
また電気系や氷冷系の攻撃も苦手。水タイプに氷タイプがいまひとつなのはポケモンだけである。

色恋沙汰に興味がなく、河の神に付け狙われた経験から男性が苦手。(恐怖症ってほどではない)特にしつこいタイプの男神が苦手。
元々アルテミスに仕えるニュムペーだったが、
祈りによってアルテミス様に助けて頂いたので、その恩は大きく、信仰も強固なものとなっている。
――正直カルデアであのスイーツ女神を目撃した時は信仰が揺らいだが、水面どころか荒波のように波乱万丈となったが、
しかしそれでも私を助けてくださったことは変わらないわ、と水のように柔軟に思い直した。持ち直した。

同じくアルテミスと縁があり、液体に変じる力を持つメルトリリスとはお話がしてみたいようだ。

絶体絶命のピンチにも思考を、信仰を止めない敬虔な心の持ち主。
どうしようもない窮地にも折れない心を持つ長所とも、どうにもならない危機を自らの手で脱するのではなく神様に頼ってしまう短所ともとれるが、さて。

イメージカラー：水色
特技：浸入
好きなもの：アルテミス、狩り
嫌いなもの：アルペイオス
天敵：アルペイオス、魃など
願い：アルテミス様の従者として相応しい存在であり続けること。願いというか目標である。

【一人称】私　【二人称】あなた　【三人称】〜さん、様

オリオン(原作)：あ……アルテミス様！？
メルトリリス：アルテミス様の因子を感じるわ！

水物なので正確な体重や身長はわからない。