kagemiya@ふたば - ウルスラグナ


「正直者が馬鹿を見るなんて、そんなのわたしが許さないんだからー!」


基本情報

【元ネタ】ゾロアスター教
【CLASS】セイバー
【真名】ウルスラグナ
【異名・別名・表記揺れ】ワルフラーン、アルタグン、ワフラーム、バフラーム
【性別】自在(現在は女性体)
【身長・体重】174cm・??kg
【肌色】健康的【髪色】金【瞳色】金
【スリーサイズ】88/61/87
【外見・容姿】黄金の装備と二つの角が目立つ美しく朗らかな女性
【地域】古代ペルシャ、インド等
【年代】神代
【属性】中立・善
【天地人属性】天
【その他属性】人型・獣・神性・性別特効無効
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:A+ 魔力:B 幸運:A 宝具:B++

【クラス別スキル】

対魔力:A

魔術に対する抵抗力。Aランク以下の魔術を無効化する。
事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:C

「乗り物」全般に対する騎乗能力。
霊格の割にはスキルランクが低いが、それはウルスラグナがミスラを先導する乗騎としての役割を果たす事が多く、「乗る」側への適性があまり高くないことに由来する。

【保有スキル】

魔力放出(雷):A

武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
いわば魔力によるジェット噴射。
インドラの添名と同義の名を持ち、また近似する神であるセイバーもまた雷の属性を帯びる。

変化:B+

ウルスラグナは伝承によれば、10種の姿へ「変身」する。
それは強い風や様々な獣、剣を持つ人間などのバリエーションを持ち、それぞれの姿で人間に加護を与え、また敵である「悪」を討ち滅ぼした。

本来はヴィシュヌの持つアヴァターラと同質の能力であり、宝具クラスの代物。
だがサーヴァント、それも英雄としての方向性に傾いたセイバーの状態では変化の対象が制限されるためにこのランクに落ち着く。
具体的には、大きく人の形を外れることがない、ということである。

呪詛返し:B

ウルスラグナが大鴉の姿となった時、その羽根に宿るとされる力。
呪いに分類される魔術や能力などを無効化し、術者へ跳ね返す。
他者に対し能力を行使することも可能だが、その場合は魔力のパスを一時的に繋ぐ必要があるためそこそこのスキンシップが必須。

ヤザタ:B

ゾロアスター教における中級神性。古い多神教の自然神に由来する善神であり、他宗教で云う天使などに相当する。
またゾロアスター教において善は悪に絶対的に打ち克つものであるため、スキルとしては同ランクの神性と「悪」に対する優位補正を得ている、という内訳である。

【宝具】

祈れ、善にして勝者たる者達よアワタール・バフラーム

ランク:B++ 種別:対悪宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:100
ウルスラグナの英雄神たる姿、すなわち四枚の翼を広げ勝利の加護を与える権能を示す宝具。
一時的に魔力による翼を展開し自己ステータスを向上すると同時に、範囲内の「悪」に対し因果的な敗北の可能性を与える(相手をあらゆる判定において不利にする(効果値-99%))。この「悪」には自己申告のアライメントのみならずセイバーの主観や状況的な「悪役」も含まれるため、汎用性は高い。

【Weapon】

『黄金の剣』

黄金の刃をもつシャムシール状の剣。
この武装も変化によるものなので、逐一戦いやすいように形状を変化させられる。
剣より長物振り回した方が楽だよねー、とは本人の談であり、このままの形で使われることはほぼない。

『肉体』

様々な獣に変じる名残が、身体の一部を覆う毛皮や角に見られる肉体。
人間態であっても、魔力放出により威力を増した肉体言語は英雄の武器に匹敵する威力を持つ。

【解説】

ゾロアスター教の英雄神。その名は「勝利」、「障害を撃ち破るもの」の意を持つ。
中級神性であるヤザタに属し、戦場における勝利を司る。
ヤザタの特性として人間による崇拝を求め、その分だけ加護を与えるという点があり(より上位の神性は直接の加護を伴わない、概念的、象徴的な存在であることが多い)、ウルスラグナもその例に漏れず、自身を崇めた者に勝利を与え、虚偽を用いる者に罰を与える。
また、変身する10の姿のうち、鋭い牙の猪の姿でより強力なヤザタであるミスラを戦場で先導する姿はモチーフとして好まれた。

後にギリシャ神話のヘラクレスと同一視されて熱烈な信仰を受け、更にはウルスラグナを起源として派生した神話の英雄も産まれた。
サーヴァントとしての現界には、それらの信仰に内包される「人」としての部分を利用している。
セイバー以外にも様々なクラスへの適性を持つものの、英雄「神」ではない「英雄」としての現界にはこのクラスが最も都合がよかったためセイバーで現界。
また、男性神格と伝わるにも関わらず外見・性格が女性なのは当人の趣味嗜好ではなく元々無性的な存在から祈りに応えやすい形に変貌する性質を持つためであり、自身の姿に対してはむしろ困惑が大きい様子。

【人物・性格】

明るく元気、無垢ながらも邪念と悪行に対しては敏感で勧善懲悪に忠実な性格。
善人と認めたマスターの召喚にしか応じず、マスターが悪行をなさない限りは基本的に従順。
ただし悪行を糺すことについては自制せず即刻実力行使か説教に入るため、仮に魔術師が彼女の召喚に成功したとして聖杯戦争で制御するのは難しいだろう。



イメージカラー:金
特技:勝利
好きなもの:善いこと
嫌いなもの:悪いこと
天敵:ミスラ
願い:善が報われる世界

【一人称】わたし
【二人称】あなた、君、呼び捨て
【三人称】さん付け、様付け、呼び捨て

【台詞例】

「セイバー、ウルスラグナだよ!わたしを呼んだいい子は君かな?」

「悪い子はお説教かお折檻だよ!ズルはしちゃダメなんだから!」

「わたしは勝利の神様なんだから!わたしがついてるんだから良い子は無敵なんだよ!」

「…善は勝つ。悪は負ける……もしわたしが負けたら、わたしは悪い子になっちゃうのかな…」

「良いこと、正しいこと、報われたいこと、勝ちたいこと!ぜんぶぜーんぶ叶えてあげる!『祈れ、善にして勝者たる者達よアワタール・バフラーム』!!」

【因縁キャラ】

クルサースパ?:知ってる英雄かと思ったら知らない人だった。
善い人っぽいので問題はないけどなんでその武器私の名前ついてるの?といった反応。

アンリマユ(原作):知ってる敵かと思ったら知らない人間だった。それでも根本的に同じモノであることは察する。
人間ではないが「善」であるセイバーにとっては紛れもなく滅ぼす対象なれど、その「願い」は悪でないとして躊躇を見せる。

【コメント】

手放しにいい子って言える子が練りたかった
ほぼミル貝練りなので識者がいたら矛盾等指摘していただけるとありがたい