kagemiya@ふたば - エミヤ(オルタ)
『俺の人生は、実に幸福なものであったとも────』


基本情報

【元ネタ】Fate/Stay night
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】エミヤ[オルタ]
【異名・別名・表記揺れ】衛宮士郎
【性別】男性
【身長・体重】187cm・78kg
【肌色】浅黒 【髪色】白 【瞳色】黒
【外見・容姿】全身に無数の剣の突き刺さった錬鉄の男
【地域】世界中
【年代】21世紀
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:C 魔力:B 幸運:E 宝具:A

【クラス別スキル】

対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:A+
マスター不在でも行動できる程の魔力を持つ。
戦闘を行わなければ数ヶ月の間の現界さえ可能。
ただし宝具を数度使用した場合はマスターからの魔力補給が必要。

【保有スキル】

心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す"戦闘論理" 。
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

鷹の目:C+
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
本来は千里眼ともされているスキルだが、彼の召喚者の改竄により鷹の目となっている。

無辜の怪物:A
かつて抑止として殺してきた人々に捏造されたイメージによって、在り方を改竄された事を表すスキル。
能力、姿、そして人格までもが元の在り方と大きく変貌してしまう。これにより彼は、快楽殺人鬼として変貌している。
しかし、彼の摩耗された精神の中では、どこかで「こうあるべきであったのか」と考えていたのかも知れない。

投影魔術:A+

グラデーション・エア。 自己のイメージからそれに沿ったオリジナルの鏡像を魔力によって複製する魔術。
投影で生み出したものは自己のイメージどおりの強度をもち術者の知識が本物に近いほど現実においても完璧になる。
だがしかし、イメージやその精神に綻びができると存在強度を失い、霧散する。

―――彼の影を追うものも、この魔術を得ている。

【宝具】

『夢幻の殺戮者(アンリミデット・デッドワーカー)』

ランク:--(E〜A++) 種別:対人 レンジ:1〜100 最大捕捉:300人
彼が抑止の守護者として、殺してきた人々によって歪められた彼の在り方。
”恐怖の象徴”として記憶に刻まれてしまった彼の魔術が宝具になったモノ。
ありとあらゆる武具をその身の内に宿し、そしてそれを用いた殺戮を開始する。
この武器は彼の投影魔術により形作られているが、殺した相手の血と魂を魔力源としている為維持に魔力は必要としない。
それ等の武具は時折その肉体から漏れ出し表面へと露出する。そして殺戮を求めて蠢かんと暴れている。
故に彼の身体は、常に無数の武器が突き刺さっているかのような痛々しい見た目となっている。

―――それは奇しくも、かつて彼が理想を抱いて死んだ時と、似た出で立ちである。

『起源辿りし砕かれた理想(ブロークン・ファンタズマ)』

ランク:B+ 種別:対人 レンジ:3 最大捕捉:5人
自身の持つ固有結果『無限の剣製』を自身の投影した武具の中へと閉じ込め、相手へと投擲し壊すことで無限に等しき剣をその身の内で暴発させる宝具。
通常の彼は、その持つ大量の宝具(により生成された剣など)を矢へと変え、弓矢で放つ遠距離攻撃に多用していた。しかし此度の彼は、近距離戦でもさながら手榴弾か何かの如く簡単にこの宝具を用いる。
また、かつて彼の義父が用いた魔術礼装『起源弾』と似たような機能を付属させることにより、より強力な『宝具』へと昇華させた。
その様は、自分自身をこの宝具で傷付けたいと考えているかの様にも映るが真相は不明。

【Weapon】

『無限の剣』
彼が自身の固有結界、『無限の剣製』によって生み出した大量の”贋作”。
ただし、此度の召喚に置いての彼は多数の人間の恐怖心によって存在が歪められているため、
それ等の武器も外道の用いる魔術として在り方が変わってしまっている。

【解説】

エミヤ―――それは、かつて正義の味方を目指した男のなれの果て。
生前の彼は、どうあっても人を救えない壁にぶち当たり、そして世界と契約を果たした。
そして、抑止の守護者としての役割を担わされ、彼は正義の味方になれた―――はずだった。
そこに待っていたのは、ただ人類の滅亡を回避する為に、その起因となった人間全てを皆殺しにするという。
いうなれば、「掃除屋」に過ぎない役割が彼を待っていた―――。

そして、彼はその役割の裏で多くの恐怖を抱かれた。
『何故自分が殺されねばならないのか』『私は何もしていない』と、怨嗟の声を浴びせられながら殺していった。
それが抑止の守護者と言うものだ。世界の為の体の良い掃除屋だ。と彼は心に言い聞かせながらも摩耗していった。
―――やがて、その人々の恐怖心と言う名の信仰は、彼に一つの性格を、在り方を決定づけた。
彼は、何の罪も謂れもない人間たちを大量殺戮する、快楽殺人者だと。

それは一種の無辜の怪物。それは一種の幻想、存在しない殺戮者。
しかし、彼はその在り方を受け入れ、このような英霊として顕現した。その理由は誰にも分からない。
彼が正義の味方としての在り方に疑問を抱いていたのか。それとも、最初から殺戮者といて快楽を貪れば良かったと考えたのか―――。
その答えは誰にも分からない。彼をかつて追い続けた、影でさえも―――。

【人物・性格】

抑止の守護者としての彼によって殺された人々の恐怖が形作った性格である彼は、
恐怖の具現であるが故にこの上なくそういった、殺戮を好む外道へとなり下がっている。
”殺された側”からすれば、何の謂れもない人間に大量殺戮をされたも同じの為、そのように映ったのだろう。
しかし、鋭い物が見ればその殺しには大きな迷いがあると分かる。殺すことを楽しむ事への迷いが。
彼は人々の恐怖により邪悪へと堕ちた。しかし、それが間違っていることだと彼自身も分かっているのだ。

【因縁キャラ】

カゲミヤ
過去の、いや―――正しき『エミヤ』を知る、唯一の英霊。
キャスターは彼を快く思っていない。何故なら、彼を見ると心の奥底にある感情が呼び起こされるからだ。
それは、自身に在ってはならない記憶。邪悪へと堕ちた自分の、思い出してはいけない記憶。
『―――だったら、俺が代わりに―――』

―――永劫ともいえる時の彼方、いや、あるいは久遠ともいえる時の過去、
その先にて彼らはついに対面する。互いの信念(せいぎ)をその胸に宿して。

エミヤ【オルタ】
もう一人の自分。しかし自分とはまた別の道を歩んだ自分。
自分と同じように…いや、自分以上に正義の味方に疲れ果てたその姿をみて、彼は何を思うのか・

【その他情報】

イメージカラー:黒ずんだ錆
特技:人殺し、一度決めた道を変えずに突き進むこと
好きなもの:血、戦争、恐怖に歪む人々の顔
嫌いなもの:笑顔、平和
天敵:カゲミヤ
願い:全ての人間を殺し尽くす事

【一人称】俺、私 【二人称】貴様、貴方 【三人称】○○(呼び捨て)

【コメント】

カゲミヤの対となる存在…というかエミヤが欲しくてつい。
もしカゲミヤを出す際は是非彼も。

【セリフ】

「ククク…ッ!愉しい…実に愉しいぞ!そうだもっと逃げまどえ!もっと悲鳴を上げろ!!」

「何故殺すか、だと?知れたことを。…楽しいからだよ。私は人を殺すのが何より楽しい。」

「貴様に俺の何が分かる?俺が人を殺す事を…よりにもよって恐れているだと?血迷い事を!」

「黙れ!黙れ黙れ黙れェ!!救済などと言う安い言葉を気安く吐くんじゃない!!」

「―――そうだ。俺は受け入れたのだ。正義の味方”ではない在り方”を。”正義”ではない”快楽”を!
所詮この世界は、何かを救うためには何かを死なせなくてはならない不条理に満ちた世界でしかない!
そして俺はその為に死なせ続けた。殺し続けた。そして、その無辜なる民の恐怖を一身に背負い続けた!」

「馬鹿…な…っ!?お前は…いや、お前の―――その宝具は!?」